薬膳を意識して毎日を生きられるか?🌽【ドラマ10】しあわせは食べて寝て待て(2)
膠原病(こうげんびょう)
こんにちは
猫好き父さんです
とうもろこしにあんな
薬膳的効果があるとは
しかし
なんの自然のものはなにも効果がない
ということはないだろうから
タイミングよく
症状とか季節に合わせて
食べることが重要なんでしょうね
しかし
薬膳を常に意識してというのは
難しいような
旬の食材を選ぶという
ことが
一番シンプルでいいかも
でも、食べ物で言えば
旬がいつなのか
わからなくなってきましたね
ピーマンなんて
通年でありますからね
画像は公式からの引用です
あらすじ
司(宮沢氷魚)に薬膳を取り入れた食生活のアドバイスを断られて落ち込むさとこ(桜井ユキ)。それを見ていた大家の鈴(加賀まりこ)がやってきて、司の過去の出来事を語る。そして鈴の「果報は寝て待て」という言葉にさとこは癒される。その日から、前のめり気味に薬膳を取り入れるさとこだが、相変らず家計は苦しく時折落ち込む。そんなさとこをお隣のでこぼこ親子(鈴と司)がすき焼きに誘う。そして驚きの事実が明かされる。
出演
【出演】桜井ユキ,宮沢氷魚,加賀まりこ,福士誠治,田畑智子,中山雄斗,奥山葵
【原作】水凪トリ,【脚本】桑原亮子
膠原病(こうげんびょう)は、全身の複数の臓器に炎症が起こり、臓器の機能障害をもたらす一連の疾患群の総称です。一つの特定の病気を指すのではなく、共通する性質を持つ病気のグループをまとめた言葉です。
以前は難病というイメージがありましたが、近年は医療の進歩により、良い状態を保ちながら通常の生活を送ることも可能になっています。
膠原病の主な特徴
- 自己免疫疾患: 本来、体を守るはずの免疫システムが、誤って自分の体の組織や細胞を異物と認識して攻撃してしまう「自己免疫反応」が主な原因と考えられています。
- 結合組織の異常: 細胞と細胞の間にある結合組織(主にコラーゲンなどの線維性タンパク質)に炎症や変性が起こります。結合組織は全身に存在するため、様々な臓器や組織に症状が現れる可能性があります。
- 多様な症状: 関節の腫れやこわばり、痛み、発熱、疲労感、体重減少、皮膚症状(発疹や紅斑など)、レイノー現象(寒さなどで指先が白くなる)などが現れることがあります。ただし、症状は個々の病気の種類や患者さんによって大きく異なります。
- 女性に多い: 全体的に、男性よりも女性に発症しやすい傾向があります。特に30~50代の女性に多く見られます。
- 原因不明: 明確な原因はまだ解明されていませんが、遺伝的な要因、ウイルス感染、ストレス、女性ホルモンなどが複雑に関与して発症すると考えられています。
主な膠原病の種類
膠原病には多くの種類があり、代表的なものとしては以下のような疾患が挙げられます。
- 関節リウマチ: 手足の関節を中心に炎症が起こり、腫れや痛み、こわばりを生じ、進行すると関節の変形を招きます。
- 全身性エリテマトーデス(SLE): 皮膚、関節、腎臓、神経、心臓、肺、血管など全身の様々な臓器に炎症が起こる病気で、顔に蝶のような形の赤い発疹(蝶形紅斑)が出ることがあります。
- 全身性強皮症: 皮膚や血管、内臓などが硬くなる病気です。
- 多発性筋炎・皮膚筋炎: 筋肉に炎症が起こり、筋力低下や筋肉痛が生じます。皮膚症状を伴う場合は皮膚筋炎と呼ばれます。
- シェーグレン症候群: 涙腺や唾液腺などの外分泌腺に炎症が起こり、目の乾燥(ドライアイ)や口の乾燥(ドライマウス)などが主な症状です。
- 混合性結合組織病(MCTD): 全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎の症状が混在して現れる病気です。
- 血管炎症候群: 全身の血管に炎症が起こる病気のグループで、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、高安動脈炎などがあります。
- ベーチェット病: 口内炎、皮膚症状、眼症状、外陰部潰瘍などを主な症状とする病気です。
膠原病の症状
症状は、どの種類の膠原病であるか、また病気の進行度合いや個人によって大きく異なります。一般的な症状としては以下のようなものがあります。
- 全身症状: 発熱、倦怠感、疲労感、食欲不振、体重減少など
- 関節症状: 関節の痛み、腫れ、こわばり(特に朝に強い)、関節の変形
- 皮膚症状: 発疹、紅斑(赤い斑点)、紫斑、皮膚の硬化、脱毛、日光過敏症
- レイノー現象: 寒さやストレスで指先や足先が白、紫、赤に変色する
- その他: 口内炎、目の乾燥、口の乾燥、筋肉痛、筋力低下、息切れなど
膠原病の原因
膠原病の根本的な原因はまだ明らかになっていませんが、免疫システムの異常が関与していると考えられています。遺伝的な要因を持つ人に、ウイルス感染、細菌感染、紫外線、特定の薬剤、ストレスなどの環境要因が加わることで、免疫システムのバランスが崩れ、自己免疫反応が引き起こされると考えられています。
膠原病の治療
膠原病の治療は、病気の種類や症状の程度によって異なりますが、主な目的は以下の通りです。
- 炎症を抑える: ステロイド薬や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などが用いられます。
- 免疫システムの異常な働きを抑える: 免疫抑制薬や生物学的製剤などが用いられます。
- 症状を和らげる: 痛み止め、血行改善薬などが用いられます。
- 臓器障害の進行を抑える: 病気の種類によっては、特定の臓器障害に対する治療が行われます。
- リハビリテーション: 関節の可動域を維持したり、日常生活の動作を改善したりするために行われます。
膠原病は慢性的な病気であり、根治が難しい場合もありますが、適切な治療により症状をコントロールし、生活の質(QOL)を維持することが可能です。
もし、気になる症状がある場合は、早めにリウマチ科や膠原病内科を受診し、専門医に相談することが大切です。
とうもろこしの薬膳的性質
薬膳では、食材には「性・味・帰経」という性質があるとされます。とうもろこしの場合は以下のようになります。
- 性(せい): 平性(へいせい)または涼性(りょうせい)
- 平性は体を温めも冷やしもしない性質、涼性は少し体を冷やす性質を持ちます。そのため、比較的どんな体質の方にも取り入れやすい食材と言えます。
- 味(み): 甘味(かんみ)
- 甘味は、滋養強壮、疲労回復、痛みを和らげるなどの効果があるとされます。
- 帰経(きけい): 脾(ひ)・胃(い)・腎(じん)
- 帰経は、その食材が主にどの臓腑に作用するかを示します。とうもろこしは、消化器系(脾・胃)と泌尿生殖器系(腎)に働きかけると考えられています。
とうもろこしの薬膳的効果
これらの性質から、とうもろこしには以下のような薬膳的効果が期待できます。
-
健脾益胃(けんぴえきい):消化機能の促進、胃腸を丈夫にする
- 甘味と平性の性質から、消化機能を助け、食欲不振や胃もたれなどを改善する効果が期待できます。
- 胃腸が弱い方や、食欲がない時などにおすすめです。
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利水滲湿(りすいしんしつ):利尿作用、体内の余分な水分を排出する
- 腎に働きかけることで、体内の余分な水分を排出し、むくみの改善に役立つと考えられています。
- 梅雨時期や、水分を摂りすぎた時などにも良いでしょう。
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補中益気(ほちゅうえっき):気を補い、元気を出す
- 甘味はエネルギー源となり、平性の性質と合わせて、穏やかに気を補い、疲労回復を助ける効果が期待できます。
- 体がだるい時や、元気がない時などにもおすすめです。
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寛腸通便(かんちょうつうべん):腸を潤し、便通を促す(食物繊維による効果が大きい)
- とうもろこしには豊富な食物繊維が含まれており、腸の蠕動運動を活発にし、便秘の改善に役立ちます。
調理のポイント
- ひげ(めしべ): とうもろこしのひげは、「玉米鬚(ぎょくべいしゅ)」という生薬としても用いられ、利尿作用やむくみ改善の効果があるとされています。茹でる際や、お茶として利用するのも良いでしょう。
- 芯: 茹でた後の芯も、出汁として利用できます。ほんのりとした甘みがあり、スープなどに加えると風味が増します。
- 組み合わせ:
- 脾胃虚弱: 山芋や鶏肉など、消化を助ける食材と組み合わせるのがおすすめです。
- むくみ: 冬瓜やハトムギなど、利尿作用のある食材と組み合わせると良いでしょう。
- 便秘: ごぼうやきのこ類など、食物繊維が豊富な食材と組み合わせるのがおすすめです。
注意点
- 食べ過ぎ: 甘味があるため、食べ過ぎると血糖値の上昇につながる可能性があります。糖尿病の方や血糖値が気になる方は、適量を守るようにしましょう。
- 消化不良: 食物繊維が豊富なので、消化機能が弱い方は少量から試すようにしましょう。
とうもろこしは、美味しく手軽に食べられるだけでなく、私たちの体の調子を整えてくれる嬉しい効果が期待できる食材です。ぜひ、日々の食卓に取り入れてみてください。
ジャスミン茶は、その芳醇な香りでリラックス効果が高いだけでなく、薬膳の観点からも様々な効能が期待できるお茶です。
ジャスミン茶の薬膳的性質
薬膳では、お茶も食材と同様に「性・味・帰経」という性質を持ちます。ジャスミン茶の場合、一般的には以下のように考えられています。
- 性(せい): 温性(おんせい)または平性(へいせい)
- 温性は体を温める性質、平性は体を温めも冷やしもしない性質を持ちます。体質や季節によってどちらに傾くかという解釈があります。一般的には、花茶であるため、穏やかに体を温める温性寄りと考えられています。
- 味(み): 甘味(かんみ)、苦味(くみ)
- 甘味は、滋養強壮、疲労回復、痛みを和らげるなどの効果があるとされます。
- 苦味は、熱を冷ます、解毒、乾燥させるなどの効果があるとされますが、ジャスミン茶の苦味は穏やかです。
- 帰経(きけい): 肝(かん)、脾(ひ)、胃(い)
- 帰経は、そのお茶が主にどの臓腑に作用するかを示します。ジャスミン茶は、精神活動や自律神経に関わる肝、消化器系の脾・胃に働きかけると考えられています。
ジャスミン茶の薬膳的効能
これらの性質から、ジャスミン茶には以下のような薬膳的効能が期待できます。
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疏肝理気(そかんりき):肝の気を巡らせ、気の滞りを解消する
- 肝は精神活動や自律神経と深く関わっており、ストレスや感情の抑圧などによって気の流れが滞りやすくなります。ジャスミン茶の芳香成分は、この気の流れをスムーズにし、精神的な緊張やイライラ、憂鬱な気分を和らげる効果が期待できます。
- ストレスを感じやすい方、気分が落ち込みやすい方におすすめです。
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行気止痛(こうきしつう):気を巡らせて痛みを止める
- 気の滞りは、様々な痛みの原因となることがあります。ジャスミン茶が気の巡りを良くすることで、頭痛や生理痛などの痛みを和らげる効果が期待できます。
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健脾和胃(けんぴいわい):脾と胃を健やかにし、消化機能を整える
- 甘味と温性の性質は、脾胃を温め、消化機能を助けると考えられています。食欲不振や胃もたれなどの不調を改善する効果が期待できます。
- 食欲がない時や、胃腸の調子が優れない時にもおすすめです。
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清熱解毒(せいねつげどく):熱を冷まし、解毒する(穏やかな作用)
- わずかな苦味と涼性の性質により、体内の余分な熱を穏やかに冷まし、解毒作用を助けると考えられています。ニキビや吹き出物など、軽い炎症性の症状の緩和に役立つ可能性があります。
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美容効果:
- 抗酸化作用があるポリフェノールが含まれており、肌の老化を防ぐ効果が期待できます。
- 利尿作用により、体内の老廃物の排出を促し、肌の調子を整える効果も期待できます。
飲む際のポイント
- 温かくして飲む: 温かいお茶は、体を温め、リラックス効果を高めます。
- 食事中や食後: 消化を助ける効果があるため、食事中や食後に飲むのも良いでしょう。
- リラックスしたい時: 芳醇な香りを楽しみながら、ゆっくりと飲むのがおすすめです。
- 体質に合わせて: 体が冷えやすい方は温かいジャスミン茶を、ほてりやすい方は少し冷まして飲むなど、体調に合わせて調整すると良いでしょう。
注意点
- カフェイン: ジャスミン茶にはカフェインが含まれていますので、妊娠中の方やカフェインに敏感な方は、飲みすぎに注意が必要です。
- 飲みすぎ: どんなものでも摂りすぎは良くありません。適量を守って楽しみましょう。
ジャスミン茶は、香りによるリラックス効果だけでなく、体全体の気の巡りを良くし、消化機能を助けるなど、様々な薬膳的効能が期待できる素晴らしいお茶です。日々の生活にぜひ取り入れてみてください。
ドラマ10【#しあわせは食べて寝て待て】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) April 8, 2025
しあわせレシピ NO.3
麦巻さんが抱える膠原(こうげん)病。
ドラマでは巴沢さんもよく知らなくて戸惑っていましたが、どんな病気なのでしょうか。
医事考証をお願いしている住田先生にお聞きしました👇https://t.co/XQb8tshbQK#食べて寝て待て
一生付き合う病気と診断された時😢【ドラマ10】しあわせは食べて寝て待て [新](1)