東京に行ったら絶対行きたい!三菱一号館美術館🏛️ソロ活女子のススメ5 第5話 ソロレトロ美術館
ソロレトロ美術館
こんにちは
猫好き父さんです
あ~、なんということでしょう
とか
等
比較的丸の内に近いホテルに宿泊して
朝散歩をしてるのになぜだか
三菱一号館美術館には
行っていません
東京フォーラムはよく行っていたし
もう、すぐ近くだったのに~
今回も復習を兼ねていろいろ調べてみました。
画像は公式からの引用です
朝散歩で外観だけは写真に撮っていました!
ソロ活
「ダイジェスト出版」編集部の契約社員として働く五月女恵(江口のりこ)は、好きな時に好きな場所へ赴き、ひとりの時間を楽しむ「ソロ活」に邁進中。今回恵が訪れるのは、メルボルン以来の本格的な美術館。
鹿鳴館を手掛けた「日本近代建築の父」ジョサイア・コンドルによって130年ほど前に建てられ、一度は解体されたものの15年前に当時のまま忠実に復元された「三菱一号館美術館」で、アートの世界へ新たな一歩を踏み出す!すると、純喫茶以来のあの名物妖精(小手伸也)がレンガを見ながらブツブツと何かを唱えており…。
出演
五月女恵…江口のりこ 黒田彩子…小林きな子 石岡洋平…渋谷謙人 青木遥…佐々木春香 ナレーター…大塚明夫 男性客…小手伸也 女性客…藤本かえで
【オープニングテーマ】 れん「淡色の幸せ」(TOY’S FACTORY) 【エンディングテーマ】 Wez Atlas「HOOMAN」
**三菱一号館美術館**
東京都千代田区丸の内にある、主に19世紀末の西洋美術を専門とする美術館です。
特徴:
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歴史的建造物の復元:
- 建物自体が大きな特徴です。1894年(明治27年)に日本の近代建築の父と呼ばれるジョサイア・コンドルによって設計され、丸の内初のオフィスビルとして建てられた「三菱一号館」を、一度解体された後に忠実に復元した赤レンガの建物です。
- 歴史的な外観は、丸の内の街並みにおいて独特の雰囲気を作り出しています。
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コレクションと展示:
- 19世紀末のイギリスやフランスの美術、特に印象派やポスト印象派の作家、あるいは建物が建てられた当時の時代背景に関連する作品を中心に収集しています。アンリ・トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン、フェリックス・ヴァロットンなどの作品が有名です。
- 常設展示は少なく、企画展を中心に開催しています。これらの企画展では、国内外の美術館から作品を借りてきたり、自身のコレクションを活用したりして、テーマに沿った展示を行っています。
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魅力的な空間:
- 美しい中庭や、趣のある美術館ショップ、カフェ・レストランなども併設されており、美術鑑賞だけでなく、ゆったりとした時間を過ごせる空間としても人気があります。
**ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)**
ジョサイア・コンドルは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、日本の近代化に大きく貢献したイギリス人建築家です。彼は「日本近代建築の父」とも称される非常に重要な人物です。
概要:
- 生没年: 1852年 - 1920年
- 来日: 1877年(明治10年)に日本政府のお雇い外国人として招かれて来日しました。
- 貢献: 日本に本格的な西洋建築、建築教育、都市計画などの技術と知識を導入しました。
主な活動と功績:
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建築教育:
- 工部大学校(現在の東京大学工学部の前身の一つ)の造家学科(建築学科)で教鞭を執り、日本人建築家の第一世代(辰野金吾、曽禰達蔵など)を育成しました。彼の教え子たちは、後の日本の近代建築をリードしていく存在となりました。
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政府関連施設の設計:
- 日本政府の要請に応じ、多くの官庁や公共施設の設計を手がけました。
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民間建築の設計:
- 官約期間終了後も日本に留まり、建築事務所を開いて活動を続けました。三菱グループなどの財閥や、岩崎家、三井家といった実業家の邸宅など、多くの民間建築も設計しました。
代表的な作品(一部):
- 鹿鳴館(ろくめいかん): (現存せず)日本の西洋化を象徴する建物として、最も歴史的に有名です。
- ニコライ堂(日本ハリストス正教会復活大聖堂): (現存)東京都千代田区にある、ビザンチン様式の美しい大聖堂です。
- 上野博物館本館 / 東京国立博物館表慶館: (上野博物館本館は現存せず、表慶館は現存)表慶館は、東京国立博物館の敷地内にあるドーム屋根の美しい建物で、重要文化財に指定されています。
- 旧岩崎邸庭園(きゅういわさきていていえん): (現存)東京都台東区にある、洋館と和館、庭園からなる邸宅です。様々な様式が見られます。
- 三菱一号館(初代): (現存せず、現在の三菱一号館美術館は復元)丸の内に最初に建てられた近代的なオフィスビルです。
日本美術への造詣:
コンドルは建築だけでなく、日本の美術や文化、特に日本画や庭園にも深い関心を持っていました。日本画家の河鍋暁斎に日本画を学んだことでも知られています。
ジョサイア・コンドルは、日本の近代建築の黎明期において、教育者としても設計者としても絶大な影響を与え、日本の建築史にその名を刻む重要な人物です。
**オーブリー・ビアズリー(Aubrey Beardsley)**
オーブリー・ビアズリーは、19世紀末のイギリスで活躍した、非常に個性的で影響力のあるイラストレーター、作家です。
概要:
- 生没年: 1872年 - 1898年(わずか25歳で病により死去)
- 活躍した時代: 19世紀末(世紀末芸術、フィン・デ・シエクル)
- 国籍: イギリス
芸術スタイルと特徴:
- 白黒の線画: 彼の作品の最大の特徴は、ペンとインクで描かれた大胆かつ繊細な白黒の線画です。光と影、黒と白の強いコントラストを際立たせたスタイルです。
- 装飾性: 退廃的で優雅な、あるいはグロテスクなモチーフと、アール・ヌーヴォーやジャポニスムの影響を受けた緻密で装飾的なパターンを組み合わせた独特のスタイルを持っています。
- テーマ: 神話、文学、オスカー・ワイルドなどの当時の退廃的な文学、そしてエロティシズムやグロテスクな主題などを好んで描きました。その挑発的な表現は、当時しばしば物議を醸しました。
- 耽美主義・アール・ヌーヴォーとの関連: 世紀末の退廃的で耽美的な芸術運動や、曲線的で装飾的なアール・ヌーヴォー様式と深く関連しています。
代表的な仕事:
- オスカー・ワイルド作『サロメ』の挿絵: 最も有名で、彼の名を広く知らしめた作品の一つです。物語の妖艶で退廃的な世界観を見事に表現しました。
- 『イエロー・ブック(The Yellow Book)』の挿絵・アートディレクター: 1894年に創刊された文芸雑誌の初代アートエディターを務め、多くの挿絵を提供しました。当時のアール・ヌーヴォーや世紀末芸術の拠点となりました。
- 『サヴォイ(The Savoy)』誌への貢献: 『イエロー・ブック』を離れた後に参加した雑誌でも、多くの挿絵を発表しました。
- マロリー作『アーサー王の死』の挿絵: 若き頃に手掛けた作品で、彼独特の様式がまだ発展途上ながらも見られます。
影響:
わずか数年という短い活動期間でしたが、その革新的で強烈なスタイルは、後世のイラストレーション、デザイン、アール・ヌーヴォー運動に大きな影響を与えました。彼の作品は、今なお多くのアーティストやデザイナーにインスピレーションを与えています。
肺病(結核)により非常に短い生涯を終えましたが、オーブリー・ビアズリーは19世紀末の最も独創的で重要なイラストレーターの一人として歴史に名を残しています。
**cafe 1894(カフェ イチハチキュウヨン)**
cafe 1894は、先ほどご質問いただいた三菱一号館美術館の中に併設されているミュージアムカフェです。
特徴:
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歴史的な空間:
- このカフェの最大の特徴は、美術館の建物(三菱一号館)が1894年に建てられた当初、銀行の営業室として使われていた場所を忠実に復元して利用している点です。
- 高い天井、重厚な列柱、当時の内装を生かしたクラシックな雰囲気は、まるでタイムスリップしたかのような独特の空間を創り出しています。
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名前の由来:
- カフェの名前である「1894」は、建物の建設年である1894年に由来しています。
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メニュー:
- ランチやディナー、デザート、ドリンクなど、様々なメニューを提供しています。
- 美術館で開催されている企画展と連動した、特別メニューが登場することもあり、展覧会の世界観を食でも楽しめます。
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雰囲気と利用:
- 美術鑑賞の休憩に利用されるのはもちろん、カフェ単体として利用することも可能です(ただし、混雑時は美術館利用者優先になる場合もあります)。
- その歴史的で美しい空間は人気が高く、週末や時間帯によっては並ぶこともあります。
丸の内とその周辺(東京駅周辺エリア)の美術館
丸の内とその周辺(東京駅周辺エリア)には、ビジネス街でありながらも、いくつか有名な美術館があります。以下に代表的なものをいくつかご紹介します。
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三菱一号館美術館(みつびしいちごうかんびじゅつかん)
- 特徴: 1894年に建てられた丸の内初の洋風オフィスビル「三菱一号館」を復元した赤レンガの建物自体が魅力的です。19世紀末の西洋美術(特に印象派、ポスト印象派、ビアズリーなど)や、当時の関連作品を中心に展示しています。企画展が中心です
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東京ステーションギャラリー
- 特徴: 東京駅丸の内駅舎内にあります。創建当時のレンガ壁をそのまま活かした展示空間がユニークです。近代美術、現代美術、建築、鉄道美術など、幅広いジャンルの企画展を開催しています。駅直結という抜群のアクセスも魅力です。
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出光美術館(いでみつびじゅつかん)
- 特徴: 皇居のお堀端、帝劇ビルの9階にあります。出光コレクションを基にした、日本の古美術(絵画、書、陶磁器など)、東洋の書画、浮世絵などを展示しています。窓からの皇居やお堀の眺めも素晴らしいです。
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アーティゾン美術館(Artizon Museum)
- 特徴: 東京駅からも近い京橋・八重洲エリアにありますが、丸の内エリアの美術館としてまとめて語られることも多いです。ブリヂストン美術館が前身で、近現代美術を中心に、印象派から現代アートまで幅広いコレクションを所蔵しています。最新の展示設備を持つ、近代的な美術館です。
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インターメディアテク(INTERMEDIATHEQUE)
- 特徴: 東京駅丸の内駅舎の目の前にあるJPタワー「KITTE」内にあります。東京大学が学術標本や研究資料を展示しており、学術と文化を結びつけるユニークな博物館・美術館のような施設です。入場無料なのも特徴です。
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東京国立近代美術館(とうきょうこくりつきんだいびじゅつかん)
- 特徴: 皇居東御苑のそばに位置し、丸の内からも徒歩圏内です。日本の近代美術を中心に、絵画、彫刻、写真、建築、デザインなど、多岐にわたる作品を収蔵・展示する国内有数の美術館です。
これらの美術館は、それぞれ異なる特色を持ち、丸の内エリアで多様な芸術文化に触れる機会を提供しています。
#ソロ活女子のススメ 5
— ソロ活女子のススメ5【テレビ東京公式】 (@tx_solokatsu) May 1, 2025
第5話「ソロレトロ美術館」に登場した
三菱一号館美術館 (@ichigokan_PR)https://t.co/TBjEzCFeXM
美術の展示だけではなく、
130年前の当時のままに復元したレトロ建築🏛️
皆さんも、19世紀末のアートを
体感してみてはいかがでしょうか🖼️
カフェもありますよ☕ pic.twitter.com/UqPbjExBhA