あなたのお気に入りは?💛【“朝ドラ”ヒロインと“大河”女優】
こんにちは、猫好き父さんです。
猫好き父さんは、間違いなく
広瀬すずさんと清原果耶さんです!( ー`дー´)キリッ
画像は番組公式さんからの引用です。
大河ドラマのヒロイン
大河ドラマのヒロイン(近年では「主人公」と呼ばれることが多い)となる女優さんの選定は、非常に重要なプロセスであり、NHK内部で慎重に進められます。明確な基準が全て公開されているわけではありませんが、過去の傾向や関係者の発言から、いくつかのポイントが見えてきます。
1. 主人公(ヒロイン)選定の主なポイント
大河ドラマの主人公(ヒロイン)が決定するまでには、まず「誰を主人公にするか」という企画段階があり、その上でキャストが選ばれます。主人公の選定基準として、福井県の資料などから以下のような点が挙げられています。
テーマ性・メッセージ性: 主人公の生涯に、現代を生きる我々が共感できるテーマ性やメッセージ性があること。時代を超えて視聴者に訴えかける力があるかどうかが重視されます。
年間放送に耐えうる史実・エピソード: 約50回という長期間の放送に耐えうるだけの、豊富な史実やエピソードがある人物であること。
全国的な知名度: 主人公が全国的な知名度を有していること。多くの視聴者に受け入れられるかが重要です。
活動が国内複数箇所に及ぶこと: 物語に広がりを持たせるため、主人公の活動範囲が国内の複数箇所に及ぶことも考慮されます。
2. 女優選定のポイント
上記の大前提に加え、主人公を演じる女優の選定には、以下のような要素が絡んできます。
演技力と存在感: 長期間にわたる物語を牽引するだけの高い演技力と、画面を通して視聴者を惹きつける存在感が不可欠です。人生の様々な局面を演じ分ける表現力も求められます。
知名度と人気: 大河ドラマはNHKの看板番組であり、高い視聴率を期待されます。そのため、すでに全国的な知名度があり、幅広い層からの人気がある女優が選ばれる傾向が強いです。朝の連続テレビ小説(朝ドラ)のヒロインを務めた女優が、その後大河ドラマの主演に抜擢されるケースも少なくありません。
役柄との相性: 脚本家や演出陣が描く主人公の人物像に、女優の持つイメージや雰囲気が合致しているかどうかも重要な要素です。
長期間のスケジュール確保: 大河ドラマは撮影期間が非常に長く(通常1年以上)、他の仕事との兼ね合いが難しいため、長期間の拘束に耐えられるスケジュール調整が可能であるかどうかも考慮されます。
年齢層: 主人公の生涯を演じきるため、若年から晩年までを違和感なく演じられる、あるいは特殊メイクなどで対応できる年齢層の女優が選ばれることが多いです。
NHKとの関係性: NHKは局として特定の俳優と良好な関係を築いており、過去の出演実績なども考慮される可能性があります。
3. 決定プロセスと発表時期
企画・脚本会議: まず、制作側(NHKのプロデューサーや演出家、脚本家など)が、どのような時代や人物をテーマにするかの企画を練ります。
主演キャストの検討・オファー: 企画が固まると、その役柄に合う女優がリストアップされ、内部での検討を経て、正式に所属事務所にオファーが出されます。この段階で、監督やプロデューサーの指名、あるいはオーディションなども行われることがあります。
発表時期: 大河ドラマの主演(ヒロイン)の発表は、通常、放送開始の約1年半前~2年前に行われることが多いです。例えば、2024年放送の『光る君へ』の主演・吉高由里子さんの発表は2022年5月でした。これは、脚本執筆や他のキャスト選定、撮影準備などを円滑に進めるためです。
大河ドラマのヒロイン選定は、番組の成功を左右する最重要事項の一つであり、多角的な視点から慎重に検討された上で決定されています。
大河ドラマ出演後に朝ドラヒロインを務めた女優さんたち
大河ドラマへの出演経験を経て、国民的な注目が集まるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)のヒロインに抜擢される女優が近年増えています。確かな演技力と存在感で大役を掴んだ女優たちを、出演作品とともにご紹介します。
近年の主な該当女優
女優名 | 大河ドラマ出演作 | 朝ドラヒロイン作 |
伊藤 沙莉 | 『鎌倉殿の13人』(2022年) | 『虎に翼』(2024年度前期) |
黒島 結菜 | 『花燃ゆ』(2015年) | 『ちむどんどん』(2022年度前期) |
川栄 李奈 | 『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年) | 『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期) |
これから放送予定の女優
2025年度前期の朝ドラ『あんぱん』でヒロインを務める今田美桜さんも、2025年放送予定の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』への出演が決定しており、今後の活躍が期待されます。
経歴の多様化
かつては、朝ドラのヒロインを経験した後に大河ドラマの主要キャスト、特に主演を務めるというキャリアパスが王道とされていました。松嶋菜々子さん(朝ドラ『ひまわり』→大河『利家とまつ』主演)や、宮﨑あおいさん(朝ドラ『純情きらり』→大河『篤姫』主演)、井上真央さん(朝ドラ『おひさま』→大河『花燃ゆ』主演)、吉高由里子さん(朝ドラ『花子とアン』→大河『光る君へ』主演)などがその代表例です。
しかし近年では、大河ドラマで重要な役柄を演じ、その演技力が高く評価された女優が朝ドラのヒロインに抜擢されるケースが増えています。これは、女優のキャリアパスが多様化していることを示していると言えるでしょう。大河ドラマという大きな舞台で実力を証明した彼女たちが、朝ドラでどのような新しい顔を見せてくれるのか、多くの視聴者から期待が寄せられています。
朝ドラのヒロインを先に務め、その後に大河ドラマへ出演した女優
朝ドラのヒロインを先に務め、その後に大河ドラマへ出演した女優さんを改めてまとめます。
かつてはこちらのキャリアパスが王道とされ、多くの実力派女優が名を連ねています。
朝ドラヒロインから大河ドラマへ出演した主な女優
女優名 | 朝ドラヒロイン作 | 主な大河ドラマ出演作 |
松嶋 菜々子 | 『ひまわり』(1996年度前期) | 『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002年) |
宮﨑 あおい | 『純情きらり』(2006年度前期) | 『篤姫』(2008年) |
井上 真央 | 『おひさま』(2011年度前期) | 『花燃ゆ』(2015年) |
吉高 由里子 | 『花子とアン』(2014年度前期) | 『光る君へ』(2024年) |
このように、朝ドラで国民的な人気を得た女優が、その実力と人気を背景に大河ドラマの主演という大役を掴むケースが多く見られます。
【“朝ドラ”ヒロインと“大河”女優】
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) June 27, 2021
朝ドラで注目を集め、後に大河ドラマの主役や、主役の妻を演じてきた俳優は意外と多い。またその逆に、大河ドラマ出演から朝ドラヒロインになった俳優もたくさんいる。その主な顔ぶれを見てみよう。詳細⇒ https://t.co/KqerPdw9lL#朝ドラ #大河ドラマ pic.twitter.com/7DgFEWw6QG
朝ドラ(連続テレビ小説)の舞台年表、もしかしてヒロインたちは出会っていた?