し、知らなかった。すみっコぐらし
今、ニュースを見て愕然としています。
すみっコぐらし、6年も前から存在していたなんて
アナと雪の女王2についで2位に入るほどの
人気キャラだったなんて、そのファンに
おっさんたちが多いなんて
驚きの連続で、改行も滅茶苦茶です。あはは、はあ~。
すみっコぐらしについて:「ここがおちつくんです」
「すみっコぐらし」は、2012年にサンエックスから発表されたキャラクターシリーズです。作者は元サンエックスのデザイナーで、現在フリーイラストレーターのよこみぞゆりさんです。
「ここがおちつくんです」というサブタイトルが示すように、電車に乗るとすみっこの席から埋まる、カフェに行ってもできるだけすみっこの席を確保したい…など、日本人が共感しやすい「すみっこにいると、なぜか落ち着く」という気持ちをテーマにしています。
コンセプトと魅力
すみっコぐらしのキャラクターたちは、ちょっぴりネガティブで、コンプレックスを抱えている子が多いのが特徴です。しかし、そのシュールさや、時に見せるポジティブな面が、子どもから大人まで幅広い世代に支持される大きな理由となっています。
「すみっこ」への共感:
多くの日本人が抱く「すみっこが落ち着く」という感覚をキャラクターたちが体現しており、そこに親近感や共感が生まれます。
個性豊かなキャラクター設定:
メインキャラクターたちはそれぞれに「ちょっぴりネガティブ」な設定を持っていますが、それがかえって愛らしく、物語に深みを与えています。単にかわいいだけでなく、背景にストーリーがあることで、感情移入しやすいのが魅力です。
「ひっかかり」のあるデザイン:
作者のよこみぞゆりさんによると、キャラクター作りにおいて重要なのは「ひっかかり」だそうです。動物だけでなく、「とんかつ」や「えびふらいのしっぽ」といった食べ残しをモチーフにしたユニークなキャラクターも登場し、その意外性が人気を集めています。
「癒やし」の世界観:
すみっコたちがすみっこに集まって、ひっそりと暮らしている姿は、見ている人に穏やかな癒やしを与えます。彼らが寄り添い合って過ごす様子は、現代社会で感じるさみしさや不安をそっと包み込んでくれるかのようです。
主なキャラクター
「すみっコぐらし」には多くのキャラクターが登場しますが、特に中心となるメインキャラクターたちをご紹介します。
しろくま:
北から逃げてきた寒がりで人見知りのくま。あったかいお茶をすみっこで飲んでいる時がいちばん落ち着きます。
ぺんぎん?:
自分はぺんぎん?と自信がない。昔は頭にお皿があったような…?(実は、本当は河童)
とんかつ:
とんかつのはじっこ。お肉1%、脂肪99%。あぶらっぽいから残されちゃった。
ねこ:
はずかしがり屋で気が弱く、よくすみっこをゆずってしまう。体型を気にしています。
とかげ:
じつは、恐竜の生き残り。捕まっちゃうのでとかげのふりをしています。みんなにはひみつです。
その他にも、ほこり、ざっそう、にせつむり(実はナメクジ)、たぴおか、ふろしき、すずめ、やま、えびふらいのしっぽ、あじふらいのしっぽ、ふくろうなど、様々な個性的で愛らしい仲間たちが登場します。
展開と人気
「すみっコぐらし」は、文具、ぬいぐるみ、衣料品、雑貨、ゲームなど、多岐にわたる商品展開がされています。年間約200億円(2019年時点)もの売り上げを記録するなど、その人気は非常に高く、子ども向けの雑誌や絵本、アミューズメント施設、カフェなど、様々な場所でコラボレーションが行われています。
また、2019年と2021年には劇場アニメ映画が公開され、累計観客動員数は224万人を超える大ヒットとなりました。2023年にも第3作目が公開され、さらなる人気を博しています。
ちょっぴりネガティブで、すみっこが好きな彼らは、私たち現代人の心をそっと癒やし、寄り添ってくれる存在として、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。