私が救いたいのは命だけじゃない🥼Dr.アシュラ【対立する信念!天才形成外科医VSスーパー救命医】 #05
私が救いたいのは命だけじゃない
こんにちは
猫好き父さんです
私が救いたいのは命だけじゃない
似たようなことを言っていたおじさんたちもいましたね
あらすじ
帝釈総合病院・救急外来の休憩室では救急科科長の大黒修二(田辺誠一)がスマホでネットニュースを見ていた。元・院長の不動勝治(佐野史郎)が逮捕されたのだ。この日は杏野朱羅(松本若菜)が学会で不在。九曜沙苗(結城モエ)と三宝加代子(阿南敦子)は朱羅がいない救急科を心配するが、大黒は梵天太郎(荒川良々)が仲間に加わったから大丈夫だと余裕の表情を見せる。 すると大黒のPHSに初療室から連絡が入る。
大黒たちが向かうと、梵天が患者を前にうろたえていた。患者は自転車で転倒し、耳は完全に取れてしまっていた。再接着には形成外科医の力が必要だが、あいにくオペ中で夜まで対応できないという。再接着のタイムリミットが迫り「杏野がいてくれたら…」と大黒たちがなげいていると、「お困りのようね」とアメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミ(小雪)が現れて…。出演
松本若菜 佐野晶哉(Aぇ! group) 田辺誠一 小雪 荒川良々 猪塚健太 結城モエ 荒井玲良 阿南敦子 / 佐野史郎 / 鈴木浩介 ・ 片平なぎさ ・ 渡部篤郎【原作】 『Dr.アシュラ』こしのりょう(日本文芸社)
【脚本】 市東さやか(『瑠璃も玻璃も照らせば光る』(第34回ヤングシナリオ大賞受賞作)、『真夏のシンデレラ』他) 【プロデュース】 狩野雄太(『嘘解きレトリック』、『366日』、『知ってるワイフ』他) 【制作プロデュース】 岡田健人(ファインエンターテイメント)、石塚清和(ファインエンターテイメント)
形成外科
形成外科は、体の表面、特に顔や手足、体幹などにおける、様々な原因によって生じた見た目(形態)や機能の異常を、主に外科的な手法を用いて修正・再建し、改善することを目的とする診療科です。単に「見た目を美しくする」という美容整形の一分野を含むこともありますが、それだけではなく、より広範な分野を扱います。
形成外科の主な目的は以下の通りです。
- 形態の再建・修復: 病気、怪我、火傷、先天性の異常、あるいは他の手術によって失われた組織や変形した部分を、元に近い形に修復します。
- 機能の回復: 変形や欠損によって損なわれた体の機能を回復させます。例えば、神経や血管を繋ぎ合わせるマイクロサージャリーなどの技術も用います。
- QOL(生活の質)の向上: 見た目の改善や機能の回復を通じて、患者さんが自信を取り戻し、社会生活を円滑に送れるようにするなど、生活全体の質を高めることを目指します。
形成外科が扱う主な疾患や状態:
- 外傷:
- 顔の骨折(顔面骨骨折)
- 熱傷(やけど)とその後の瘢痕(きずあと)や拘縮(ひきつれ)
- 切り傷、擦り傷、挫創などの創傷の縫合や処置、その後のきずあとの修正
- 先天性疾患:
- 口唇口蓋裂(唇や口の中の生まれつきの割れ目)
- 多指症、合指症(指が多い、くっついているなどの手足の異常)
- 耳の形成異常(埋没耳、小耳症など)
- 血管腫、リンパ管腫などのあざ
- 腫瘍切除後の再建:
- 乳がん切除後の乳房再建
- 皮膚がんや軟部腫瘍などを切除した後の、組織欠損部の修復(皮弁移植や皮膚移植などを用いて)
- 瘢痕・ケロイド: 怪我や手術のあとに残った目立つきずあとや、盛り上がって広がるケロイドの治療
- 顔面外科:
- 眼瞼下垂(まぶたが垂れ下がる状態)
- 顔面神経麻痺による変形や機能障害の再建
- 美容外科:
- 二重まぶたの形成、鼻の形を整えるなどの顔の整形
- 脂肪吸引、豊胸術、わきが手術
- しわ、たるみの治療(フェイスリフト、ボトックス、ヒアルロン酸など)
- その他:
- リンパ浮腫の外科的治療
- 性別適合手術の一部
形成外科医は、体の表面の解剖を熟知しており、マイクロサージャリー(顕微鏡下で行う微細な血管や神経の縫合手術)などの高度な技術を用いて、繊細な手術を行います。また、患者さんの体の他の部位から組織を採取して移植するなど、様々な方法を組み合わせて最適な治療法を選択します。
多くの場合、形成外科は他の診療科(外科、整形外科、皮膚科、耳鼻咽喉科など)と連携して治療を進めることもあります。
このように、形成外科は単なる美容目的だけでなく、病気や怪我によって損なわれた形態や機能を回復させ、患者さんの生活の質を向上させるための重要な役割を担っています。
トロポニン検査
トロポニン検査は、主に心臓の筋肉(心筋)に障害が起きていないかを調べるために行われる血液検査です。特に、急性心筋梗塞の診断において非常に重要なマーカーとされています。
トロポニンとは?
トロポニンは、心筋細胞の中に存在するタンパク質の一種で、心筋の収縮に関わる重要な働きをしています。トロポニンにはいくつかの種類(トロポニンT、トロポニンI、トロポニンC)がありますが、臨床検査で測定されるのは主にトロポニンTとトロポニンIです。これらは心筋に特異的に存在するため、血液中に検出されると心筋が障害を受けている可能性が高いことを示します。
なぜトロポニンを測るのか?(検査の目的)
心筋梗変などの心筋障害が起こると、ダメージを受けて壊死した心筋細胞から、細胞内にあったトロポニンが血液中に漏れ出します。この血液中のトロポニンの濃度を測定することで、以下のことが分かります。
- 心筋障害の有無: トロポニンが検出されたり、基準値より高い値を示す場合、心筋に何らかの障害が起きている可能性が考えられます。
- 心筋障害の程度: 血液中のトロポニン濃度が高いほど、心筋のダメージが大きい可能性が高いと判断されます。
トロポニン高値で考えられる病気:
トロポニンが高値を示す場合、最も強く疑われるのが急性心筋梗塞です。これは、心臓の血管(冠動脈)が詰まり、心筋への血流が途絶えて心筋が壊死してしまう非常に危険な病気です。
急性心筋梗塞以外にも、トロポニンが上昇することがある病気や状態としては、以下のようなものがあります。
- 不安定狭心症: 心筋梗塞の一歩手前の状態ですが、わずかに心筋が障害されると上昇することがあります。
- 心筋炎: 心臓の筋肉に炎症が起きる病気。
- 重症心不全: 心臓に強い負担がかかり、心筋にダメージが生じる場合。
- 重症肺塞栓症: 肺の血管が詰まり、心臓に急激な負担がかかる場合。
- 慢性腎不全: 腎臓の機能が低下すると、トロポニンが体外に排出されにくくなり、高値を示すことがあります(必ずしも心筋障害が直接の原因ではない場合もあります)。
- その他: 高血圧緊急症、たこつぼ心筋症、心臓手術後など。
検査のタイミングと値の変化:
心筋障害(特に心筋梗塞)が起きた後、血液中のトロポニン濃度はすぐに上昇するわけではありません。一般的に、症状が出始めてから**数時間(通常3〜6時間)**ほど経ってから血液中で検出され始め、その後ゆっくりと濃度が上昇し、12時間〜48時間でピークに達することが多いです。一度高くなったトロポニン値は、比較的長く続き、数日〜1週間、あるいはそれ以上高値が続くことがあります(特にトロポニンT)。
このため、急性心筋梗塞が疑われる場合には、初回の採血で正常値でも、時間をおいて(例えば数時間後や半日後などに)再度トロポニン値を測定し、値の上昇を確認することが診断のために重要になります。
検査結果の解釈:
トロポニン検査は、急性心筋梗塞の診断において非常に有用ですが、トロポニン値が高いことだけで診断が確定するわけではありません。患者さんの症状(胸痛、息切れなど)、心電図の変化、その他の血液検査(CK-MBなど)、心臓超音波検査などの結果と合わせて、医師が総合的に判断します。
トロポニン検査は、心筋障害を迅速かつ正確に評価するための、現代医療において不可欠な検査の一つとなっています。
僧帽弁形成術
まず、僧帽弁について簡単に説明します。
僧帽弁は、心臓の左心房と左心室の間にある扉のようなものです。心臓が収縮・拡張する際に、弁が開閉することで、血液が左心房から左心室へ、そして全身へと一方向にスムーズに流れるようにする役割を担っています。
僧帽弁の病気としては、主に以下の二つがあります。
- 僧帽弁閉鎖不全症(逆流症): 弁の閉じ方が悪くなり、左心室から左心房へ血液が逆流してしまう状態です。心臓に余分な負担がかかります。
- 僧帽弁狭窄症: 弁が硬くなったり狭くなったりして、左心房から左心室への血液の流れが妨げられる状態です。
僧帽弁形成術とは:
僧帽弁形成術は、病気になった僧帽弁を、人工弁に置き換えるのではなく、自身の弁を外科的に修復して、本来の機能を回復させることを目指す手術です。主に僧帽弁閉鎖不全症に対して行われることが多いですが、一部の狭窄症でも適応となる場合があります。
形成術の目的とメリット:
形成術の最大の目的は、弁の逆流や狭窄をなくすか、最小限に抑えることで、心臓にかかる負担を軽減し、心臓の機能を温存することです。
人工弁に置き換える弁置換術と比較した場合の形成術の主なメリットは以下の通りです。
- 自己弁が温存できる: 患者さん自身の弁を使うため、生体弁や機械弁といった人工物を体内に留置する必要がありません。
- 血栓症のリスクが低い: 人工弁(特に機械弁)と比べて、弁に血の塊(血栓)ができにくいとされています。
- 抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)が不要または短期間で済む: 機械弁の場合、生涯にわたって抗凝固薬を服用する必要がありますが、形成術の場合は不要となるか、服用が必要な期間が短くなることが多いです。(ただし、患者さんの状態によっては服用が必要な場合もあります)
- 弁周囲の感染(弁膜炎)リスクが低い: 人工物がないため、細菌などが付着して炎症を起こすリスクが低いとされています。
- 心臓の機能がより温存されやすい: 自己弁であるため、心臓の収縮・拡張における弁の動きがより自然で、心臓のポンプ機能を保ちやすいと考えられています。
形成術の具体的な方法:
僧帽弁形成術には、患者さんの弁の状態に応じて様々な手法が用いられます。代表的なものには以下のようなものがあります。
- 弁輪縫縮術(ベンリンホウシュクジュツ): 弁の付け根(弁輪)が拡大している場合、その部分を縫い縮めたり、人工のリングで補強したりして、弁の閉じを良くします。
- 腱索移植・移行術(ケンサクイショク・イコウジュツ): 弁を支えている糸のような組織(腱索)が切れたり伸びたりしている場合、他の健康な腱索を移植したり、移動させたりして修復します。
- 弁尖切除・縫縮術(ベンセンセツジョ・ホウシュクジュツ): 弁の一部が厚くなったり余分だったりする場合、その部分を切除したり縫い縮めたりして、弁の形を整えます。
- 人工腱索移植術(ジンコウケンサクイショクジュツ): 人工の糸を用いて、切れたり伸びたりした腱索の代わりとして弁を支えるようにします。
これらの方法を単独または組み合わせて、弁の状態に合わせて最適な修復が行われます。
手術の方法:
伝統的には、胸部を大きく開けて行う「開胸手術」が一般的ですが、最近では傷口を小さくする「低侵襲心臓手術(MICS: Minimally Invasive Cardiac Surgery)」や、カテーテルを用いて行う「経カテーテル僧帽弁形成術(カテーテルによるクリップ留置など)」といった方法も行われるようになってきています。(ただし、カテーテル治療は弁形成術とは厳密には区別されることもあります)
形成術の限界とリスク:
全ての僧帽弁の病気が形成術で治療できるわけではありません。弁の損傷が非常にひどい場合や、石灰化が強い場合などは、形成術が難しく、弁置換術が選択されることもあります。
また、形成術にも一般的な心臓手術に伴うリスク(出血、感染、不整脈、脳梗塞など)や、稀ではありますが修復した弁が再び機能不全を起こし、再手術が必要になる可能性もゼロではありません。
手術の対象となる方:
主に、僧帽弁閉鎖不全症が重度であり、心臓に負担がかかっている方、あるいは症状が出ている方などが手術の対象となります。手術の適応や、形成術が可能かどうかは、心臓の状態や弁の詳しい検査結果に基づいて医師が判断します。
術後:
手術後は、集中治療室での管理を経て、一般病棟へ移り、リハビリテーションを行います。回復には個人差がありますが、多くの場合、数週間から数ヶ月かけて徐々に日常生活に戻れるようになります。術後も定期的な経過観察が重要です。
僧帽弁形成術は、患者さん自身の弁を温存し、多くのメリットが得られる治療法として、近年積極的に行われています。ただし、弁の状態や全身の状態によって最適な治療法は異なるため、循環器内科医や心臓外科医とよく相談することが重要です。
MICS(ミックス)
MICSは Minimally Invasive Cardiac Surgery の頭文字をとった略称で、日本語では「低侵襲心臓手術」と呼ばれています。
これは、従来行われてきた胸骨を縦に大きく切開する方法とは異なり、より小さな傷口で心臓手術を行う手法の総称です。患者さんの体への負担(侵襲)を可能な限り少なくすることを目指しています。
従来法(開胸手術)との違い:
- 従来法: 胸の真ん中にある胸骨を縦に約20~30cm大きく切開し、心臓に到達します。
- MICS: 肋骨の間を数センチ(例えば5cm~10cm程度)切開したり、胸骨の一部のみを切開したりして、心臓に到達します。特殊な長い手術器具や、内視鏡(カメラ)を用いて、限られた視野で手術を行います。
MICSの主な目的とメリット:
MICSを行う最大の目的は、患者さんの体への負担を軽減し、術後の回復を早めることです。具体的なメリットとしては以下のような点が挙げられます。
- 傷口が小さい:
- 見た目が良い(整容性に優れる)。
- 術後の痛みが少ない傾向がある。
- 早期回復が期待できる:
- 入院期間が短縮される傾向がある。
- 社会生活への早期復帰が期待できる。
- 出血量が少ない傾向がある。
- 傷口に関連する感染リスクが低い傾向がある。
- 胸骨を温存できる: 胸骨を大きく切らないため、術後の胸骨の安定性が保たれやすく、回復期間中の安静度が緩和される場合があります。
MICSの適応と限界、リスク:
MICSは全ての心臓疾患や患者さんに適用できるわけではありません。手術の方法や傷口の場所は、対象となる疾患(どの弁を治すか、バイパスが必要かなど)や、患者さんの全身状態、過去の手術歴などによって異なります。
また、MICSには以下のような点も考慮する必要があります。
- 高度な技術と特殊な設備が必要: 小さな傷口で精密な手術を行うため、外科医には高度な技術と経験が求められ、専用の器具や設備が必要です。
- 手術の難易度: 術野が限られるため、従来法に比べて手術の難易度が高くなる場合があります。
- 適応の限界: 疾患の重症度や心臓・血管の状態によっては、MICSが適さず、従来通りの開胸手術が必要となる場合もあります。
- 従来法と同様のリスク: 低侵襲とはいえ心臓手術であるため、一般的な心臓手術に伴うリスク(出血、感染、不整脈、脳梗塞など)はゼロではありません。ただし、MICSに特有のリスク(例えば、特殊な器具の使用に伴うものなど)も考慮されます。
MICSの対象となる主な手術:
僧帽弁形成術や僧帽弁置換術、大動脈弁置換術、三尖弁形成術、心房中隔欠損症閉鎖術、一部の冠動脈バイパス術などが、MICSで行われることのある手術です。
カテーテル治療との違い:
MICSは「手術」であり、小さな傷口とはいえ胸を開けて心臓に直接アプローチするのに対し、カテーテル治療は足の付け根などの血管から細い管(カテーテル)を入れて心臓まで到達させ、弁の修復や留置などを行う治療法です。MICSよりもさらに体への負担が少ない「超低侵襲」な治療法と言えますが、全ての症例に適用できるわけではありません。
まとめ:
MICSは、患者さんの体への負担を減らし、早期回復を目指すための心臓手術の一つの選択肢です。傷口が小さく、多くのメリットがありますが、全ての患者さんや疾患に適応できるわけではなく、高度な技術が必要です。ご自身の心臓の状態や、どのような治療法が可能かについては、担当の医師とよく相談することが重要です。
🚨FODで第5話の先行配信スタート‼️🚨
— 『Dr.アシュラ』🚑フジテレビ水10ドラマ【公式】 (@dr_asura_drama) May 7, 2025
✦━━ 🩺 Dr.アシュラ 🩺━━✦
救急科にアメリカ帰りの天才形成外科医
ナオミがやってきた…!
正反対のスタンスの
朱羅とナオミの衝突は不可避⚡️
揺れ動く救急科に、
ある急患が運ばれてきてーー
究極の救命治療が今、はじまる🔥… pic.twitter.com/QJajZ71SGS
前回までのDr.アシュラ
命の選別するようなやつは出て行け🚑Dr.アシュラ【師匠との決別…腐った幹部を救命せよ!】 #04
この修羅場私が引き受ける🚑 Dr.アシュラ【成功率99%驚異のゴッドハンドVSスーパー救命医】 #03
修羅場で迷いは命取りになる🚑Dr.アシュラ【迫る謀略…命の修羅場で絶体絶命の大ピンチ!】 #02