神武天皇東征伝説始まりの地🍡鶴瓶の家族に乾杯 俳優・山本耕史が宮崎県日向市の趣ある町並みをゆく
神武天皇東征伝説始まりの地
こんにちは
猫好き父さんです
山本耕史さん
この地を選んだんじゃない(笑)
なんとこのコンサート
文化庁支援事業なんです、驚き
文化庁「令和7年度 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」
小学1年生〜18歳以下(平成19年4月2日以降生まれ)のお子様を
無料(同伴者半額)でご招待いたします。
というか
山本耕史さんがコンサートやってたなんて
しらなかった!
ぶっつけ本番旅
ゲストは俳優の山本耕史。舞台は宮崎県日向市。旅の始まりは江戸末期から明治にかけての趣ある家並みが美しい美々津地区。「お船出だんご」という地元だけに作り方が伝わる和菓子をいただく。自分が親になってから、子どもが大好きになったという山本は保育園を訪ね、園児たちのかわいらしい姿に思わず笑みがこぼれる。一方の鶴瓶は、地元の資料館を紹介される。訪ねてみると見学に来ていた老人ホームの方々から熱烈歓迎を受ける。
出演
【司会】笑福亭鶴瓶,【出演】山本耕史,【アナウンサー】小野文惠,【語り】常盤貴子,三宅民夫
お船出だんご
宮崎県日向市に伝わる「お船出だんご」は、地元の美々津(みみつ)地区の神武天皇東征伝説に深く根差した、素朴な郷土菓子です。
由来と伝説
お船出だんごの起源は、初代天皇とされる神武天皇が美々津の港から大和(現在の奈良県)へ出発した「お船出(おふなで)」の故事にあります。
伝説によると、神武天皇の一行は当初、旧暦8月1日の昼頃に出航する予定でした。しかし、急な風向きの変化により、予定よりも早く、明け方すぐに出航することに急遽変更になりました。
この突然の変更に、村人たちは大慌て。神武天皇の無事を祈り、お祝いのためにだんごを用意しようとしていたのですが、時間がなく、通常はだんご本体と餡子を別々に作る工程を省き、もち米の粉に煮た小豆と塩を混ぜ、そのまま蒸してついたのが「お船出だんご」の始まりとされています。まさに「急ごしらえ」の、里人たちの真心がこもっただんごなのです。
美々津では、この故事にちなんで、現在も旧暦8月1日に「おきよ祭り」が行われます。これは、早朝に出航する神武天皇を見送るため、村人が「おきよ、おきよ」(起きよ、起きよ)と声をかけながら家々の戸を叩いて回ったことに由来すると言われています。
特徴
素朴な味わい: 砂糖をほとんど使わず、米粉に煮た小豆と塩を混ぜて蒸し上げたのが特徴です。そのため、一般的な甘いあんこのだんごとは異なり、小豆本来の風味とほのかな塩味が感じられる、非常に素朴で優しい味わいです。
独特の見た目と食感: 形は様々ですが、やや平たく、小豆が練り込まれているため全体的に小豆色をしています。もっちりとした中に小豆の粒感があり、昔ながらの「つきいれ餅」と呼ばれることもあります。
きな粉を添えて: そのままでは甘みが控えめなため、購入すると砂糖入りのきな粉が別添えで付いてくることが多いです。これをかけて食べると、甘みが加わり、より風味豊かになります。
購入場所: 主に美々津地区にある「美々津まちなみセンター(お休み処)」などで購入できます。道の駅日向などで販売されていることもあります。
温めて食べるのがおすすめ: 温めると、より柔らかく、ふにゃふにゃとした独特の食感になり、小豆の香りが引き立つと言われています。
お船出だんごは、単なるお菓子ではなく、日向市美々津の地に根付く神話と歴史、そして人々の温かい心が詰まった、地域の大切な文化財と言えるでしょう。
神武天皇東征伝説
神武天皇東征伝説(じんむてんのうとうせい伝説)は、初代天皇とされる神武天皇が、現在の宮崎県にあたる日向(ひゅうが)の地から東へ向かい、各地を平定しながら最終的に大和(現在の奈良県)に建国したという、日本神話における重要な物語です。
これは日本の建国神話の核となる部分であり、『古事記』や『日本書紀』といった日本の最も古い歴史書に記されています。
伝説の概要
日向からの出発:
高天原(たかまがはら)から天下ったニニギノミコトの曾孫にあたる**カムヤマトイワレビコノミコト(後の神武天皇)**は、日向(現在の宮崎県南部)にいました。しかし、「この地は狭く、天下を治めるには不十分である」と考え、より良い地を求めて東へ向かうことを決意します。
美々津からの船出:
一行は、現在の宮崎県日向市美々津の港から船出し、瀬戸内海を東に進みます。
困難な道のり:
難所:熊野(くまの): 瀬戸内海を順調に進んだものの、紀伊半島南部の熊野(現在の三重県・和歌山県)に上陸すると、山中で道に迷い、悪神や敵の攻撃に遭うなど、多くの困難に直面します。
八咫烏(やたがらす)の導き: この苦境を救ったのが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の命を受けた八咫烏でした。八咫烏は、道に迷った神武天皇一行を先導し、難所を突破する手助けをします。
高倉下(たかくらじ)の助太刀: また、高倉下という人物が、神武天皇に邪気を払う霊剣「布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)」を献上し、これによって敵を退けることができたとされます。
大和の平定と建国:
熊野を越え、吉野を経て大和に入ると、土着の勢力(長髄彦<ながすねひこ>など)との激しい戦いを経て、これを平定します。
橿原(かしはら)での即位:
大和を平定した後、**橿原(現在の奈良県橿原市)**に宮殿を建て、紀元前660年2月11日に初代天皇として即位したと伝えられています。これが日本の建国記念日である「建国記念の日」の由来となっています。
伝説の意義
天皇家の正統性の確立: 神武天皇東征伝説は、天照大御神の子孫である天皇が、自ら日本の統一と建国を行ったという、天皇家の正統性と日本の統一を神話的に説明する役割を果たしています。
国土の統一: 九州から東へ進み、最終的に大和に国家を築くという物語は、日本の統一国家形成の過程を象徴的に描いています。
各地の地名・伝承: 東征の途中で立ち寄ったとされる各地(美々津、熊野、吉野など)には、神武天皇ゆかりの地名や伝承が今も数多く残されており、地域の歴史や文化に深く根付いています。
歴史と神話の融合: 厳密な歴史的事実としては、この伝説がそのまま証明されているわけではありませんが、古代日本の国家形成の過程や、特定の氏族がヤマト王権を確立していく過程を、神話的な語りとして表現したものと考えられています。
神武天皇東征伝説は、日本の歴史や文化、精神性を理解する上で非常に重要な物語とされています。
美々津まちなみセンター(お休み処)
美々津まちなみセンター(お休み処)は、宮崎県日向市美々津にある施設で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている美々津の歴史的な町並みの中にあります。
このセンターは、明治・大正・昭和初期に栄えた港町の面影を残す歴史的景観を維持しており、来館者にとっての休憩所として利用されています。
主な特徴と提供サービス:
休憩所: 美々津の町並み散策の途中で、ひと息つけるお休み処として利用できます。
郷土菓子の販売: 神武天皇のお船出伝説にちなんだ美々津名物の「お船出だんご」をはじめ、地元のお菓子や特産品が販売されています。
観光情報の提供: 美々津地区の観光情報や資料が置かれており、散策前に情報を得ることもできます。
歴史的建造物の活用: 明治時代の呉服店を修理・復元して利用されており、建物自体も歴史を感じさせる趣があります。
基本情報:
住所: 宮崎県日向市美々津町3331
電話番号: 0982-58-0661
営業時間: 9:00~16:30
定休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)
入館料: 無料
アクセス:
JR美々津駅から徒歩約30分、または車で約5分。
JR日向市駅から車で約20~25分。
東九州自動車道 日向ICから車で約13~15分。
駐車場: あり(無料の公共岸壁駐車場を利用)
美々津を訪れる際には、歴史的な雰囲気を味わいながら、ここでしか味わえない「お船出だんご」を試してみるのも良いでしょう。
ベンガラ漆喰(しっくい)
ベンガラ漆喰(しっくい)とは、漆喰に「ベンガラ(弁柄・紅柄)」という顔料を混ぜて着色した壁材のことです。日本の伝統的な建築や色合いと深く結びついており、独特の風合いと特性を持っています。
ベンガラとは?
主成分: 酸化鉄を主成分とする赤色無機顔料です。いわゆる「赤さび」と同じもので、自然界に存在する鉱物から作られます。
名前の由来: インドのベンガル地方から輸入されたことに由来すると言われています。
歴史: 江戸時代頃から日本で広く使われてきました。漆器、化粧品、家屋の柱や格子、神社仏閣の彩りなど、多岐にわたって利用されています。特に京都の「紅殻格子(べにがらがうし)」などが身近な使用例です。
安全性: 無機顔料であるため、毒性がなく、人体に優しい安全な素材とされています。
ベンガラ漆喰の特徴
独特の色合い:
一般的な合成顔料のような「真っ赤」ではなく、少し朱色に近い、くすんだような、渋みのある赤色が特徴です。これは「ジャパンレッド」とも称される、日本伝統の赤の色合いです。
自然素材ならではのやさしい色合いと風合いがあり、経年変化も楽しめます。
赤色だけでなく、黄土色や黒っぽいベンガラもあり、これらを混ぜることで様々な色合いを表現できます。
自然素材の風合い:
漆喰本来の持つ質感に、ベンガラの自然な色が加わることで、独特の温かみと重厚感が生まれます。
無添加住宅など、自然素材にこだわった建築で採用されることが多いです。
安全性と機能性:
ベンガラ自体に毒性がなく、漆喰も天然素材であるため、健康に配慮した住宅に適しています。刺激臭もありません。
漆喰が持つ本来の機能性(調湿効果、消臭効果、耐火性、抗菌性など)はそのまま活かされます。
耐久性と耐候性:
無機顔料であるベンガラは、紫外線に強く、耐候性・耐久性に優れています。そのため、経年劣化しにくく、色あせしにくいという特長があります。
使い方・施工について
混ぜ方: 粉末状のベンガラを漆喰の材料に混ぜて使用します。ベンガラは水に溶けにくいため、焼酎(アルコール分)や豆乳のタンパク質などで溶いてから漆喰に混ぜる方法が用いられることがあります。
色調整: ベンガラの量や種類によって、色の濃さや色合いを調整できます。
塗りたては濃く見えても、乾くと色が薄くなることがあります。
施工: 通常の漆喰と同様に、コテを使って壁に塗ります。専門的な技術が必要となるため、DIYの場合は注意が必要です。
メリット・デメリット(漆喰自体の特性も含む)
メリット:
美しい和風の色彩、自然な風合い。
健康に優しい自然素材。
漆喰本来の優れた調湿性、消臭性、耐火性。
耐久性・耐候性に優れ、経年劣化しにくい。
デメリット:
施工には手間と時間がかかるため、ビニールクロスなどに比べて初期費用は高くなる傾向があります。
ひび割れの可能性(漆喰自体の特性)。
補修の際に全く同じ色を再現するのが難しい場合があります(自然素材ゆえの色ムラや経年変化)。
ベンガラ漆喰は、日本の伝統的な美意識と自然素材の良さを兼ね備えた、魅力的な壁材と言えるでしょう。
宮崎県日向市美々津(ひゅうがし みみつ)
宮崎県日向市美々津(ひゅうがし みみつ)は、日向市南部に位置する港町で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている歴史的な町並みが特徴です。日本の歴史と文化、そして美しい海辺の風景が融合した魅力的な場所です。
美々津の歴史と特徴
神武天皇東征伝説の地:
美々津は、初代天皇である神武天皇が東征(大和への出発)の際に停泊し、ここから船出したとされる伝説の地として知られています。
これにちなんで、旧暦8月1日には、天皇一行の早朝出発を見送る「おきよ祭り」という伝統行事が今も行われています。この伝説は、地域の信仰や文化の根幹をなしています。
歴史的な港町として栄える:
江戸時代には、北前船(にしびきぶね)の寄港地として栄え、物資の集散地として重要な役割を果たしました。
港町特有の賑わいを見せ、商家や回船問屋などが軒を連ね、独特の文化が花開きました。
重要伝統的建造物群保存地区:
江戸時代から明治・大正期にかけての建築物が良好な状態で保存されており、平成2年(1990年)には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
白壁や格子戸、出格子のある家々、石畳の路地など、当時の面影を色濃く残す美しい町並みを散策することができます。
美々津の見どころ
伝統的建造物群:
旧廻船問屋: 実際に使われていた廻船問屋の建物が残されており、当時の商家の暮らしぶりを垣間見ることができます。
商家造りの町家: 白壁と格子戸が特徴的な美しい町家が並び、散策するだけでも歴史を感じられます。
お舟出の小径: 神武天皇が船出したとされる場所に続く小径で、静かで趣があります。
美々津まちなみセンター(お休み処):
観光案内やお土産(特に「お船出だんご」)の販売、休憩所として利用できます。旧呉服店を復元した建物です。
立磐神社(たていわじんじゃ):
神武天皇が船出の際に腰掛けたという「立磐」がある神社です。
神武天皇お船出の地碑: 神社の近くに建立されており、歴史的背景を感じられます。
美々津港:
静かな港で、漁船が停泊する風景は、のどかで美しいです。
美々津瓦:
美々津では独特の赤っぽい瓦が使われており、町並みの特徴の一つとなっています。
アクセス
電車: JR日豊本線 美々津駅から徒歩で約30分(車で約5分)。
車:
東九州自動車道 日向ICから約15分。
延岡市から南へ、宮崎市から北へ車でアクセス可能です。
美々津は、日本の歴史と神話、そして古き良き日本の港町の風景が息づく、静かで心落ち着く魅力的な観光地です。
#山本耕史 さんとの#宮崎県日向市 の旅・前編
— 鶴瓶の家族に乾杯 (@nhk_kanpai) July 7, 2025
いかがでしたか?
見逃した方は #NHKプラス で📱⚡️https://t.co/PRyEoZTsJ7
後編は
【筋肉】に乾杯する旅💪⁉️
📺7/14(月)夜7:57~
来週もお楽しみに!#笑福亭鶴瓶#鶴瓶の家族に乾杯 pic.twitter.com/e28CAcZ1RF