楽しそうな動画やメッセージにだまされないで!👹NHKスペシャル オンラインカジノ “人間操作”の正体
楽しそうな動画やメッセージにだまされないで!
こんにちは
猫好き父さんです
触れないことが
一番の防御策のような気がする
内容
「“人間操作”ですよ。あの恐ろしいモノを開発したのはこの私です―」。インターネット上の違法ギャンブル「オンラインカジノ」。関係者のひとりが内実を明かした。取材班は3年にわたり、その謎に包まれた運営組織を追跡。浮かび上がってきたのは、日本人を狙い、利用者のスマホから様々な個人情報を収集、自分の意志ではやめられなくなる状態へと追い込む仕組みだった。オンラインカジノの真の恐ろしさに、調査報道で迫る。
【語り】糸井羊司
オンラインカジノ
オンラインカジノは、インターネットを通じて、スロット、ルーレット、ブラックジャック、ポーカーなどのカジノゲームを、現金や電子マネーなどを賭けて遊ぶことができるサービスです。
日本におけるオンラインカジノの現状
日本国内では、競馬や競輪などの公営ギャンブルを除き、賭博行為は法律で禁止されています。海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは違法とみなされ、「賭博罪」や「常習賭博罪」に該当する可能性があります。実際に、オンラインカジノの利用者が逮捕・検挙される事例も多数報告されています。
オンラインカジノの種類
オンラインカジノで遊べるゲームは多岐にわたります。
- スロット: リールを回転させて絵柄が揃うと配当が得られる、手軽に楽しめるゲームです。
- ルーレット: 回転する円盤にボールを投げ入れ、どこに落ちるかを予測して賭けるゲームです。
- ブラックジャック: ディーラーと対戦し、手札の合計を21に近づけるゲームです。
- バカラ: プレイヤーとバンカーのどちらが勝つかを予測して賭けるゲームです。
- ポーカー: オンラインで他のプレイヤーと対戦する形式や、カジノ против ( против ) の形式があります。
- ライブカジノ: 実際のディーラーとリアルタイムでゲームをプレイできる臨場感のある形式です。
オンラインカジノの問題点・リスク
オンラインカジノは手軽に楽しめますが、以下のような問題点やリスクがあります。
- 違法性: 日本国内での利用は犯罪であり、逮捕や処罰の対象となる可能性があります。
- 依存症のリスク: 手軽にアクセスできるため、ギャンブル依存症になりやすいと指摘されています。
- 金銭感覚の麻痺: 現金を使わないため、実際のお金の価値を認識しにくくなることがあります。
- 悪質サイトの存在: 詐欺サイトやイカサマを行うサイトも存在し、金銭トラブルに巻き込まれる可能性があります。
- 運営者の信頼性: 海外のサイトが多いため、トラブル発生時に法的保護を受けにくい場合があります。
日本国内からオンラインカジノを利用することは違法行為です。絶対に利用しないようにしましょう。
ギャンブル依存症
ギャンブル依存症は、ギャンブルをする衝動を抑えられなくなる精神疾患の一つです。本人の意思や努力だけでは克服が難しく、適切な治療や支援が必要となります。
ギャンブル依存症の特徴的な症状
- コントロールの喪失: ギャンブルの回数や金額、時間を自分でコントロールできなくなる。
- のめり込み: ギャンブルのことばかり考えるようになり、日常生活に支障が出る。
- イライラ感: ギャンブルができないと落ち着かなくなり、イライラする。
- 依存性の亢進: より強い興奮を求めて、賭け金がエスカレートしていく。
- 否認: ギャンブルの問題を認めず、嘘をついたり隠したりする。
- 経済的な問題: 借金が増えたり、生活費をギャンブルに使ってしまう。
- 人間関係の悪化: 家族や友人との関係が悪くなる。
- 精神的な問題: 憂うつ感や不安、罪悪感などを抱える。
- 負けを取り返そうとする: 負けたお金をギャンブルで取り返そうとする(深追い)。
ギャンブル依存症の進行
ギャンブル依存症は徐々に進行していくことが多く、初期には「まさか自分が…」と思っている人も、次第に深刻な状態に陥ることがあります。
ギャンブル依存症の治療
ギャンブル依存症は、本人の意思だけではなかなか克服できないため、専門的な治療や支援が必要です。
- 専門医療機関への相談: 精神科や依存症専門の医療機関を受診し、医師の診断と適切な治療を受けることが重要です。
- カウンセリング: 個別または集団でのカウンセリングを通して、ギャンブルへの衝動をコントロールする方法や、問題解決能力、ストレス対処法などを学びます。
- 薬物療法: 併存する精神疾患(うつ病や不安障害など)がある場合、薬物療法が行われることがあります。
- 自助グループ: ギャンブラーズ・アノニマス(GA)などの自助グループに参加し、同じ問題を抱える仲間と経験を共有したり、支え合ったりすることも有効です。
- 家族の支援: 家族もギャンブル依存症について理解し、適切なサポート体制を築くことが大切です。家族会に参加することも有効です。
相談窓口
- ギャンブル依存症予防回復支援センター: 電話相談(無料・24時間対応)0120-683-705
- 各都道府県・指定都市の精神保健福祉センター
- 保健所
もし、ご自身やご家族、身近な人でギャンブルの問題でお困りの場合は、一人で悩まずに専門機関に相談することが大切です。
オンラインカジノに関する警察庁の実態調査の概要について
2025年3月12日に警察庁が初めて公表したオンラインカジノの利用実態調査の概要は以下の通りです。
調査目的:
- 日本国内におけるオンラインカジノの利用状況の実態を把握する。
- オンラインカジノ問題への対策を検討するための基礎資料とする。
調査対象:
- 日本国内に住む15歳から79歳までの男女2万7145人
- 日本語で利用できるオンラインカジノサイト40件
調査期間:
- 2024年7月から10月
主な調査結果:
- オンラインカジノ利用経験者: 推計約337万人(全体の3.45%)
- 現在も利用している者: 推計約197万人(全体の2.02%)
- 年間賭け金総額: 推計約1兆2423億円
- 1人当たりの年間平均賭け金: 推計約63万円
- 利用者の年代別割合: 20代が30.0%、30代が28.8%と若年層の利用が多い。
- 利用者の男女比: 男性が67.6%、女性が32.4%
- 違法性の認識: オンラインカジノ利用経験者の約4割が、日本国内での利用が違法であることを認識していなかった。
- 依存問題: 利用経験者の約6割が、オンラインカジノの利用によって何らかの支障(経済的困窮、借金、人間関係の悪化など)を自覚していた。
- 借金経験: 利用経験者の46%が、オンラインカジノがきっかけで借金をしたことがあると回答。
- 日本語対応サイト: 調査対象の40サイト全てが日本国内からの利用が可能であり、35%がスマートフォン専用アプリを提供している。日本からの利用禁止を明記しているサイトは2つのみ。
警察庁の見解と今後の対策:
- 警察庁は、今回の調査結果から、日本国内でオンラインカジノの利用が蔓延していると認識している。
- 今後、オンラインカジノの取り締まりを強化する方針。
- 違法であることの周知啓発活動を強化する。
- オンラインカジノへの誘導広告や投稿の規制に向けた法整備を検討する。
この調査結果は、日本におけるオンラインカジノの深刻な現状を示すものであり、今後の対策強化につながることが期待されます。
#オンラインカジノ は違法です!
— NHKスペシャル(日)夜9時 (@nhk_n_sp) April 21, 2025
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「依存症になるまでが早い。
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