燃え尽きたほうが良かったのか？🌠【ドラマ１０】宙わたる教室（８）メテオライトの憂鬱

11/27/2024

燃え尽きたほうが良かったのか？🌠【ドラマ１０】宙わたる教室（８）メテオライトの憂鬱

こんにちは

猫好き父さんです

メテオライトとネット情報によると

メテオライト（隕石）は宇宙から飛来し、大気圏を通っても燃え尽きなかった石や岩石のことです。大きく分けて石質隕石（コンドライト）、鉄隕石（エコンドライト）、鉄石隕石（パラサイト）の３つがあり、地球に落下するのは石質隕石が多くを占めます。

とありました

隕石のことだったんですね

隕石からいろんなことが

わかるようですが

燃え尽きなかったからこそ

得るものがあるということなのかな

初回放送日：2024年11月26日

惑星探査“しののめプロジェクト”の予算決定に大きな影響力を持つ石神教授（高島礼子）。ＪＡＸＡでは彼女が設定した非情とも言える目標を達成するために、相澤（中村蒼）が開発を急いでいた。一方、定時制科学部では学会発表のエントリー締め切りが迫り、部員に焦りが見え始める。顧問の藤竹（窪田正孝）が見守る中、実験に没頭する岳人（小林虎之介）は、徐々に周りが見えなくなっていく。そんな時、事件が発生する。

画像は公式からの引用です

メテオライト（Meteorite）

メテオライト（Meteorite）は、日本語で隕石（いんせき）のことです。これは、宇宙空間にある小さな天体である流星物質（メテオロイド）が地球の大気に突入し、燃え尽きずに地上に落下した破片を指します。

隕石は、地球に届く宇宙物質のサンプルであり、太陽系の起源や惑星の形成過程を探るための貴重な手がかりとなります。

🚀 隕石（メテオライト）が地上に届くまで

隕石が地上に到達するまでには、いくつかの段階があります。

流星物質 (Meteoroid): 宇宙空間を漂っている、岩石や金属の小さな塊です。彗星や小惑星の破片、あるいは他の惑星から飛び出した物質などが起源です。
流星 (Meteor): 流星物質が地球の大気圏に突入し、空気との激しい摩擦によって高温になり、光を放ちながら燃えている状態を指します。一般に「流れ星」と呼ばれる現象です。
火球 (Bolide/Fireball): 特に明るく輝く流星を指します。通常、マイナス4等級（金星よりも明るい）以上の明るさで、大気中で爆発音を伴うこともあります。
隕石 (Meteorite): 流星物質が大気圏を通過し、燃え尽きずに地面に落下・到達した残骸のことです。

🔍 隕石の主な種類

隕石は、その主要な構成物質によって大きく3つに分類されます。

1. 石質隕石 (Stony Meteorites)

最も多く（落下数の約95%）見られるタイプで、岩石質のケイ酸塩鉱物が主成分です。

コンドライト (Chondrites): 原始的な太陽系物質を起源とし、小さな球状の粒である「コンドリュール」を含んでいます。太陽系が形成された約46億年前の物質をそのまま保持しており、太陽系の歴史を知る上で最も重要な隕石です。
エコンドライト (Achondrites): コンドリュールを含まず、一度溶融・再結晶化するなど、小惑星や惑星内部で分化を経験した物質です。火星や月を起源とするものも含まれます。

2. 鉄隕石 (Iron Meteorites)

鉄とニッケル合金が主成分で、非常に密度が高いのが特徴です。

これは、大きな小惑星や原始惑星の**核（コア）**を構成していた物質が、天体の破壊によって宇宙に飛び出し、地球に落下したものと考えられています。
表面を磨いて酸でエッチングすると、特徴的な幾何学模様（ウィドマンシュテッテン構造）が現れることがあります。

3. 石鉄隕石 (Stony-Iron Meteorites)

鉄ニッケル合金の基質の中に、**ケイ酸塩鉱物（多くはカンラン石）**が混在している、稀なタイプです。

これは、原始惑星の核とマントル（岩石質の層）の境界付近で形成されたと考えられています。
パラサイトという種類が有名で、美しいカンラン石の結晶が含まれるものは宝飾品としても扱われます。

🧪 隕石研究の意義

隕石は、**「宇宙からのタイムカプセル」**とも呼ばれ、以下の点で極めて重要な役割を果たしています。

太陽系初期の環境: コンドライトは、地球が誕生する以前の太陽系が形成された直後のガスと塵の組成を教えてくれます。
生命の起源: 一部の隕石には、アミノ酸などの有機物が含まれており、地球上の生命の原材料が宇宙からもたらされた可能性（パンスペルミア説）を示唆しています。
地球の組成: 鉄隕石の組成は、地球の深部にある核（コア）の組成を推定するための重要な手がかりとなります。