観劇の喜びと運命の悲しさ二つの涙🍆べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~(11)富本、仁義の馬面
喜びと悲しみ
こんにちは
猫好き父さんです
浄瑠璃よくわかりませんでした
大門の外で
浄瑠璃を観た
女郎たちが涙した背景に
初めて芝居を観た喜びと
運命の悲しさに
複雑な気持ちになりました
画像は公式からの引用です
浄瑠璃(じょうるり)
浄瑠璃(じょうるり)は、三味線音楽と語り物による日本の伝統芸能です。人形劇の「人形浄瑠璃」と、歌舞伎舞踊の伴奏音楽である「素浄瑠璃」の2種類に大きく分けられます。
浄瑠璃の歴史
浄瑠璃は、室町時代末期から江戸時代初期にかけて成立しました。その起源は、牛若丸(源義経)と浄瑠璃姫の恋物語を語る「浄瑠璃物語」に由来するとされています。当初は琵琶伴奏でしたが、三味線の普及とともに三味線音楽へと変化しました。
江戸時代に入ると、井原西鶴などの作家が登場し、人形浄瑠璃の脚本が洗練されました。特に、近松門左衛門は多くの名作を生み出し、人形浄瑠璃を大成させました。
浄瑠璃の種類
- 人形浄瑠璃
- 太夫(たゆう)と呼ばれる語り手、三味線奏者、人形遣いの3者によって演じられます。
- 太夫は物語の登場人物全員の台詞と情景描写を語り、三味線が伴奏と効果音を担当します。
- 人形遣いは、3人がかりで一体の人形を操り、感情豊かな表現を行います。
- 人形浄瑠璃は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「文楽(ぶんらく)」が代表的です。
- 素浄瑠璃
- 人形を使わず、太夫と三味線のみで演奏される浄瑠璃です。
- 歌舞伎舞踊の伴奏音楽として発展し、歌舞伎の演目の一部として演奏されることが多いです。
- 素浄瑠璃には、義太夫節、常磐津節、清元節など、様々な流派があります。
浄瑠璃の魅力
- 豊かな物語性:
- 浄瑠璃は、歴史や伝説、恋愛、人間ドラマなど、様々なテーマの物語を扱います。
- 太夫の語りと三味線の音楽が一体となり、聴く人の心を揺さぶります。
- 人形の表現力:
- 人形浄瑠璃の人形は、人間の感情や動きを細やかに表現することができます。
- 人形遣いの熟練した技術によって、人形が生きているかのような錯覚を覚えます。
- 音楽の多彩さ:
- 三味線は、物語の場面や登場人物の感情に合わせて、多彩な音色を奏でます。
- 太夫の語りと三味線の音楽が織りなすハーモニーは、聴く人を魅了します。
浄瑠璃は、日本の伝統芸能の中でも特に奥深く、豊かな表現力を持つ芸術です。
富本豊志太夫(とみもと とよしたゆう)
富本豊志太夫(とみもと とよしたゆう)は、富本節の太夫の名跡です。
富本節とは
- 三味線音楽による語り物音楽である浄瑠璃の一種です。
- 初代・富本豊志太夫(富本豊前掾)によって創始されました。
- 江戸時代中期に生まれ、歌舞伎舞踊の伴奏音楽として発展しました。
富本豊志太夫について
- 富本豊前太夫は、富本節の太夫の名跡であり、代々家元が名乗ります。
- 初代に関しては「豊前太夫」を名乗っていませんが、息子が2代目豊前太夫と名乗ったため、豊前掾を初代として数えています。
- 2代目富本豊志太夫(富本午之助)は、美声で人気を博し、富本節の全盛時代を築いた立役者として知られています。
その他
- 2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃記~」では、富本豊志太夫(午之助)が重要な登場人物の一人として描かれています。
日光社参(にっこうしゃさん)
日光社参(にっこうしゃさん)とは、江戸時代の徳川将軍家が徳川家康を祀る日光東照宮へ参拝した行事を指します。以下に、日光社参についての詳細をまとめました。
目的
- 徳川将軍家が、徳川家康を祀る日光東照宮に参拝し、徳川家の権威を示すこと
- 幕府の安泰、天下泰平を祈願すること
歴史
- 1617年(元和3年):2代将軍徳川秀忠が最初の日光社参を行う
- その後、徳川将軍家は代々日光社参を行い、江戸幕府の重要な行事の一つとなる
- 19回実施されていますが、そのうち3回は将軍の就任前と引退後だったので、現役の将軍の社参は16回でした。
特徴
- 将軍が大勢の大名・旗本を引き連れた行列を組んで大々的に実施
- 莫大な費用と時間を要する大規模な行事
- 将軍の権威を示すための重要な政治的意味合いを持つ
主な内容
- 江戸城から日光東照宮までの往復の行程
- 日光東照宮での参拝、儀式
- 将軍、大名、旗本による行列
日光社参のルート
- 五街道の一つである日光街道を使用
- 途中の宿場町で宿泊、休憩
- 宇都宮城などを経由
日光社参の影響
- 徳川家の権威を全国に示す
- 街道沿いの宿場町や地域の経済を活性化
- 日光東照宮の維持、発展に貢献
日光社参は、江戸時代の政治、経済、文化に大きな影響を与えた重要な行事でした。
あらすじ
『青楼美人合姿鏡』が高値で売れず頭を抱える蔦重(横浜流星)は、親父たちから俄祭りの目玉に浄瑠璃の人気太夫・富本豊志太夫/午之助(寛一郎)を招きたいと依頼される。りつ(安達祐実)たちと芝居小屋を訪れ、午之助に祭りの参加を求める。しかし過去吉原への出入り禁止を言い渡された午之助は、蔦重を門前払いする。そんな中、鳥山検校(市原隼人)が浄瑠璃の元締めだと知った蔦重は瀬以(小芝風花)のいる検校の屋敷を訪ねる
出演
【出演】横浜流星,安田顕,小芝風花,岡山天音,寛一郎,市原隼人,片岡愛之助,高橋克実,里見浩太朗,渡辺謙,井之脇海,小野花梨,寺田心,中村蒼,本宮泰風,正名僕蔵,伊藤淳史,【語り】綾瀬はるかほか
【作】森下佳子
【音楽】ジョン・グラム
「太夫の歌は難しく、付け焼き刃でできることではないですが、精いっぱいやらせてもらいました」と豊志太夫役の #寛一郎さん。門之助役の #濱尾ノリタカ さんは
— 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日曜夜8時 (@berabou_nhk) March 16, 2025
稽古を経て踊りをマスターし撮影に臨みました。
インスタには別カットも😉
ドラマを見返す👇https://t.co/87ltRng29Q#大河べらぼう pic.twitter.com/9nHnr0Wqch
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