一家7人食べていくのにいくら必要なのか?💰【連続テレビ小説】あんぱん 第2週「フシアワセさん今日は」(7)
腹が減っては戦はできぬ
こんにちは
猫好き父さんです
いくら我慢しようとしても
子供は正直だねえ
ところでお父さんは
そこそこの会社に勤めていたようだけど
生命保険とか
入ってなかったのかなあ?
昭和2年(1927年)頃の一家7人の生活費について、正確な統計データを見つけるのは困難です。当時の物価や生活水準は現代と大きく異なり、地域や家族構成、生活様式によっても大きく変動するため、一概に「いくら」と断言することはできません。
しかし、当時の物価水準や賃金などから、大まかな目安を推測することは可能です。
当時の物価水準の目安(全国平均)
- 米: 1升あたり 7~8銭
- うどん・そば: 1杯 15銭~20銭
- 豆腐: 1丁 5銭
- 銭湯入浴料: 2銭
- 小学校教諭初任給: 50円程度
- 大工の日当: 2円~3円程度(東京ではさらに高い)
一家7人の生活費を推測する上での考慮点
- 食費: 7人分の食費は、当時の家計の中で大きな割合を占めていたと考えられます。米などの主食に加え、野菜、魚、調味料などの費用がかかります。
- 住居費: 家賃を払っていたのか、持ち家だったのかで大きく異なります。都市部では家賃が高かったと考えられます。
- 光熱費: 電気はまだ普及しておらず、主にランプ用の油などが使われていた可能性があります。薪や炭などの燃料費も必要です。
- 被服費: 7人分の衣服を揃える費用がかかります。
- 教育費: 子供の年齢や就学状況によって異なります。
- 雑費: 日用品、医療費、交通費など、様々な費用がかかります。
大まかな推測
当時の平均的な収入から考えると、一家7人が質素な生活を送るとしても、月に10円~20円程度は必要だった可能性があります。これはあくまで非常に大まかな推測であり、生活水準や地域によって大きく変動します。
当時の資料では、都市部の勤労者世帯の1ヶ月の平均収入が86円程度であったという情報もありますが、これはあくまで平均であり、多くの家庭はこれよりも低い収入で生活していました。
結論
昭和2年頃に一家7人が暮らすのに必要だった金額を正確に特定することは困難です。しかし、当時の物価水準や賃金などを考慮すると、質素な生活でも月に10円~20円程度、ある程度の生活水準を維持しようとすればさらに多くの費用が必要だったと考えられます。
より詳細な情報を得るためには、当時の家計簿や生活に関する記録などを調査する必要がありますが、現時点では一般的な情報からの推測に留まります。
日本の生命保険の歴史
日本で最初の近代的な生命保険会社は、1881年(明治14年)に設立された富国生命保険(旧:富国徴兵保険会社)です。その後、明治生命(現:明治安田生命)、帝国生命(現:朝日生命)、そして**1889年(明治22年)には日本生命保険(現:日本生命保険相互会社)**などが創業し、日本の生命保険事業が始まりました。
昭和2年頃の状況
昭和2年(1927年)は、これらの生命保険会社が既に事業を展開していた時期です。
- 生命保険会社の存在: 日本生命保険をはじめ、複数の生命保険会社が営業を行っていました。
- 保険商品の販売: 当時、終身保険や養老保険などが主な商品として販売されていました。
- 加入者の存在: 生命保険は、一部の層を中心に徐々に加入者が増えていたと考えられます。ただし、現代と比べると加入率はまだ低かったでしょう。初期の加入者は、銀行会社員、商人、官吏(公務員)といった層が多かったようです。
- 金融恐慌の影響: 昭和2年には金融恐慌が発生しており、生命保険業界もその影響を受けましたが、各社は保険金の支払いに努めるなど、契約者の保護に動いていたようです。
簡易生命保険(かんぽ生命の前身)
また、郵便局による簡易生命保険事業(かんぽ生命の前身)も、1916年(大正5年)に開始されていますので、昭和2年頃には既に存在していました。
結論
昭和2年頃には、日本には複数の生命保険会社が存在し、保険商品も販売されていました。ただし、加入率は現代ほど高くはなかったと考えられます。
あらすじ
釜次(吉田鋼太郎)が腕を怪我して、石屋の仕事は思うように回らない。さらに、羽多子(江口のりこ)の内職の仕事もなくなり、米びつをのぞく羽多子とくら(浅田美代子)は不安顔。のぶ(永瀬ゆずな)はそんな朝田家をなんとかしたいと、ある考えのもと草吉(阿部サダヲ)を家に連れていく。しかし、釜次は猛反対し、草吉も願い下げとばかりに去ってしまう。あきらめきれないのぶは、もう一度草吉を説得すべく勢いよく走り出す。
出演
【出演】江口のりこ,細田佳央太,小倉蒼蛙,樫尾篤紀,瞳水ひまり,永瀬ゆずな,木村優来,浅田美代子,吉田鋼太郎,吉川さくら,永谷咲笑,中村羽叶,笹本旭,中野翠咲,竹野内豊,阿部サダヲ
【作】中園ミホ
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