第三の使徒🍷神の雫 #12「遥かなる道を往け」
第三の使徒
こんにちは
猫好き父さんです
このクラスのワインって
どんな味がするんでしょうねえ
飲んだら
お花畑が脳内に広がりますかねえ?
あらすじ
再び訪れた“第三の使徒”を巡る対決の日。雫と一青、2人が同時にテイスティングに臨むと、勝敗は思わぬ結末を迎える。多忙な日常に戻った一青は「失敗は決して許されない」会食の予定を控えていた。
出演者
【神咲雫】亀梨和也 【遠峰一青】佐藤拓也 【紫野原みやび】内田真礼 【霧生涼子】甲斐田裕子 【藤枝史郎】藤真秀 【西園寺マキ】渡辺美佐 【美島壮一郎】内田夕夜 【土肥ロベール】浦山迅 【神咲豊多香】銀河万丈
ご無礼をお許しください
— アニメ『神の雫』公式 (@dropsofgodAnime) June 28, 2026
🍷TVアニメ『#神の雫』
第12話「遥かなる道を往け」 pic.twitter.com/9zLVMTn4zF
『シャトー・ルシア(Château Lucia)2001年』は、フランス・ボルドー地方のサン・テミリオン(サン=テミリオン・グラン・クリュ)で作られた赤ワインです。
ワイン愛好家やコレクターの間では非常に特別な意味を持つ、知る人ぞ知る名作ボトルです。その特徴と魅力をご紹介します。
1. 2001年ヴィンテージの特別な意味
この「2001年」は、シャトー・ルシアにとって記念すべき「ファースト・ヴィンテージ(最初の生産年)」です。
それまでは「シャトー・ルーシー」という名前で売られていましたが、オーナーのミシェル・ボルトルッシ氏が名前を「ルシア」に変更し、劇的な品質改革を行って世に送り出した最初の1本が、この2001年でした。
2. 天才醸造家が手掛けた「ガレージ・ワイン」
このワインのポテンシャルを爆発させたのが、当時ボルドーの右岸で飛ぶ鳥を落とす勢いだった天才醸造コンサルタント、ステファヌ・ドルノンクール氏です。
彼は、生産量を極限まで抑え、小さな設備で極上のクオリティを目指す「ガレージ・ワイン」のスタイルを導入しました。手摘みでの徹底した選果(ぶどうの選別)や、重力を利用して果汁を傷つけずに移動させる手法など、果実の旨味を限界まで引き出す造りが行われました。
3. 味わいの特徴とロバート・パーカーの評価
ぶどうのブレンド比率は、メルロ90%、カベルネ・フラン10%。
世界的なワイン評論家ロバート・パーカーJr.氏は、自身の著書『ボルドー第4版』の中で、この2001年ヴィンテージに「90点」をつけ、以下のように絶賛しています。
“深みのあるルビー/紫色をしており、甘いくらくらしそうなノーズ(香り)には、ジャムにしたような黒系果実、ローストしたコーヒー、新樽が感じられる。印象的なほど素質のある、肉付きのよい、豪勢で、セクシーなサン=テミリオンだ。”
フルボディで、カシスや溶けたチョコレート、エスプレッソ、トーストのようなゴージャスで濃厚なアロマがあり、アルコール感も強く非常にグラマラスなスタイルに仕上げられています。
4. 樹齢100年を超える「奇跡の古木」
シャトー・ルシアの畑は4.3ヘクタールほどと非常に小さく、粘土石灰質の土壌です。特筆すべきは、1901年に植えられた(当時で樹齢100年!)という、ボルドーでも最古級の非常に古いぶどうの木が含まれている点です。この古木(古樹)から採れる凝縮されたぶどうが、ワインに圧倒的な深みと複雑な余韻を与えています。
現在の状態(飲み頃)
パーカー氏による当時の予想では「最盛期は2006〜2014年頃」とされていましたが、近年の国内外のテイスティングレポートでも「オリ(澱)をしっかり沈めて丁寧に抜栓すれば、カブレネ・フランの素晴らしい芳香が際立ち、今でも化け物級のポテンシャルを楽しめる」と、その驚異的な生命力が称賛されています。
⋱TVアニメ『#神の雫』第12話で登場🍷⋰
— アニメ『神の雫』公式 (@dropsofgodAnime) July 2, 2026
ドメーヌ・デュ・ペゴー『シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ダ・カポ』2000年
雫と一青が二度目に選んだ『第三の使徒』候補
🍾見放題配信中ˎˊ˗https://t.co/mP3eDWpRlS pic.twitter.com/UA6aW3waoN
ドメーヌ・デュ・ペゴーが手掛ける『シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ダ・カポ』2000年は、南ローヌの最高峰であり、世界のワイン史にその名を刻む伝説的な一本です。
ワイン好きの間では、人気漫画『神の雫』の「第三の使徒」として登場したことでも広く知られています。その圧倒的なスペックと魅力について、いくつかのポイントに分けて解説します。
1. 「完璧な年」にしか造られない幻のトップキュヴェ
ペゴーはシャトーヌフ・デュ・パプ(CDP)を代表する伝統派の名門ドメーヌです。この「キュヴェ・ダ・カポ」は彼らの最高峰に位置する特別なワインで、ブドウの出来が完璧だった最良のヴィンテージにしか生産されません。
1998年の初リリース以来、これまでに片手で数えるほど(2026年現在までに8回程度)しか造られておらず、2000年ボトルはその記念すべきセカンド・リリースにあたります。
2. 怪物級の濃縮感と「16%」のアルコール度数
名門「ラ・クロー」などの区画に植えられた、樹齢100年を超える古樹(ヴィエイユ・ヴィーニュ)のブドウが使われています。
品種: グルナッシュが90〜95%以上を占め、残りはCDPの伝統的な混植(フィールド・ブレンド)のブドウ。
驚異の天然アルコール度数: 2000年ボトルは、発酵が非常にゆっくり進んだ結果、天然の糖分だけでアルコール度数が「16%」に達しました(補糖なし)。
世界的なワイン評論家ロバート・パーカー氏はこの2000年に対し、「グルナッシュの記念碑であり、伝説の始まり」と称賛し、見事100点満点(パーカーポイント)を付与しました。
3. 2000年ヴィンテージの味わいと現在の状態
圧倒的なボリュームがありながら、単に「濃くて渋い」ワインとは一線を画しています。
香り: カシスやキルシュ(さくらんぼのリキュール)のジャムのような果実味に、なめし革、ジビエ(獣香)、プロヴァンスのハーブ(ガルリッグ)、黒胡椒、リコリスなどが複雑に絡み合います。
味わい: 口に含むと信じられないほどの厚みとオイリーさ(凝縮感)がありますが、非常に贅沢な果実味に包まれているため、豊富なタンニンがトゲにならずシルクのように滑らかに感じられます。
2026年現在の飲み頃は?
リリースから4半世紀(26年)が経過した現在、このワインはまさに「大円熟期」の極みを迎えています。
若かりし頃の爆発的なアルコール感や強烈なパワーが落ち着き、酸と果実の甘みが美しくエレガントに調和し、熟成による土やレザーの二次的な深みが最高潮に達している段階です。
『神の雫』における「第三の使徒」のイメージ
作中では、このワインを**「果てしない大平原で、一人の少年が真っ赤な夕日を浴びながら、力強く生きる命の温もりを体感する」**といった情景で表現されました。まさに、大地と太陽の生命力をそのままボトルに閉じ込めたような壮大なスケール感を持っています。
現在は市場で見かけることすら奇跡に近く、価格も数十万円規模に高騰している、まさに「一生に一度は味わってみたい」と称される幻の銘酒です。
⋱TVアニメ『#神の雫』第12話で登場🍷⋰
— アニメ『神の雫』公式 (@dropsofgodAnime) July 1, 2026
モンジャール・ミュニュレ『リシュブール グラン・クリュ』1997年
一青がディナーで提供したワイン
🍾本日24時30分~見放題配信スタート🍷ˎˊ˗https://t.co/mP3eDWpRlS pic.twitter.com/NfS4xHpQvu
ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村が誇る最高峰の特級畑「リシュブール」―― その中でも、伝統ある名門ドメーヌ モンジャール・ミュニュレ(Mongeard-Mugneret)が手掛けた1997年ヴィンテージは、リシュブールらしい「百花の王」たる華やかさと、優良な熟成がもたらす極上のエレガンスが調和した素晴らしい一本です。
ワインのキャラクターや1997年という年の特徴について、紐解いていきましょう。
1. ヴォーヌ・ロマネの名門「モンジャール・ミュニュレ」
ドメーヌの歴史は1620年まで遡り、ヴォーヌ・ロマネの村長も務めた一族です。彼らが持つリシュブールの区画はわずか「0.31ヘクタール」ほど。これは年間で1,500本程度しか生産されない、非常に希少なワインです。
モンジャール・ミュニュレのスタイルは、「果実味のピュアな凝縮感」と「程よい新樽のロースト香」の美しい調和にあります。若いうちはやや堅牢(骨格がしっかりしている)ですが、熟成によって驚くほど化けるのが特徴です。
2. 1997年ヴィンテージの特徴
ブルゴーニュの1997年は、一言でいうと「豊満で外交的、若いうちから美味しく飲めたが、上質な特級畑は素晴らしい熟成を遂げる年」です。
春の訪れが早く、夏も乾燥して暑かったため、ブドウは非常によく熟しました。酸はやや穏やかで、タンニンが非常にシルキー(なめらか)に仕上がった年です。そのため、当時の評論家からは「早飲み向き」と言われることもありましたが、リシュブールのような一級品のポテンシャルを持つワインは、豊かな果実味の芯がブレず、四半世紀を超えて化けていきます。
3. 味わいと2026年現在の状態
「リシュブール(Richebourg)」の語源がフランス語の「Riche(豊かな)」である通り、その名に恥じないゴージャスな世界観を持っています。
香り: 熟したブラックチェリーやラズベリーのニュアンスに、モンジャール・ミュニュレ特有のバニラやスパイスのヒント。そこに29年(2026年現在)の熟成を経て、枯れ葉、トリュフ、麝香(ムスク)、ジビエ、紅茶のような艶っぽい官能的な熟成香が完全に開花しています。
味わい: 酸味が穏やかな1997年だからこそ、口当たりはどこまでもベルベットのように滑らかです。リシュブール特有の「重厚な骨格」を、熟成によって丸くなった甘美な果実味が包み込んでおり、余韻は数十秒にわたって長く続きます。
2026年現在の飲み頃は?
まさに「完全なる成熟期(ピーク)」の真っ只中です。
これ以上寝かせると果実味が落ちていく可能性があるため、今まさに抜栓して、グラスの中で刻一刻と変化する香りのドラマを楽しむのが最高のタイミングと言えます。
飲む際の一言アドバイス
1997年は酸が控えめなヴィンテージですので、温度が上がりすぎると少しボヤけた印象になりがちです。いつもよりほんの少し低めの温度(16℃〜17℃程度)からスタートし、大ぶりのブルゴーニュグラスでゆっくりと時間をかけて香りを引き出しながら味わうのがおすすめです。
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