小泉今日子さん、中井貴一さんW主💛続・続・最後から二番目の恋
続・続・最後から二番目の恋
『続・続・最後から二番目の恋』
基本データ
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放送期間:2025年4月14日(月)〜6月23日(月)
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放送枠:フジテレビ系 月曜21:00〜21:54(月9)
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初回・最終回は15分拡大放送あり。(みらいinfo.blog)
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話数:全11話構成(まったりエンタメ探検隊!, ウィキペディア)
出演者(登場人物)
主なキャスト
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吉野千明(小泉今日子)…59歳、テレビ局ドラマ制作部のゼネラルプロデューサー(TVガイドWeb)
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長倉和平(中井貴一)…63歳、鎌倉市役所に再雇用中の元公務員(TVガイドWeb)
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長倉真平(坂口憲二)…48歳、長倉家次男で「カフェナガクラ」の店長(TVガイドWeb)
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万理子(内田有紀)…48歳、繊細な性格の脚本家、千明に憧れ慕う存在(TVガイドWeb)
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水谷典子(飯島直子)…58歳、長女としてマイペースな専業主婦(TVガイドWeb)
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早田律子(石田ひかり)…52歳、鎌倉に帰国し通訳として働く未亡人。和平と関わることで人生が動き出す(シネマトゥデイ, みらいinfo.blog)
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水野祥子(渡辺真起子)、荒木啓子(森口博子)、三井さん(久保田磨希)、森口博子ほか…シリーズを彩る個性派役者陣が再集結(シネマトゥデイ, FOD, X (formerly Twitter))
制作スタッフ・主題歌
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主題歌:浜崎あゆみ(“大人の青春”を彩る楽曲)(まったりエンタメ探検隊!)
シリーズ展開と世界観
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シリーズ第3期:11年ぶりに放送された復活作。過去シリーズと同様に、鎌倉を舞台にした「ロマンチック&ホームコメディ」の世界観続投(ウィキペディア, FOD, みらいinfo.blog)
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再集結キャスト多数:前作からのレギュラー陣が再集結し、懐かしさと温かさが共存(フジテレビ, X (formerly Twitter))
テーマと魅力
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“大人の恋”と“人生の再構築”:「歳を重ねても、未来に恋をしていたい」というメッセージが根底にあり、共感力が高い内容(FOD, 東洋経済オンライン)
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時代の変化の描写:11年の間に消えた喫煙や“爆買い”がなくなり、かわりに“艶笑”の残る今の空気感が描かれる(東洋経済オンライン)
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リアルな関係性の積み重ね:千明と和平は恋人でも夫婦でもないが、毎朝顔を合わせる“家族のような存在”へ。自然な信頼が日常化している距離感が描かれる(note(ノート))
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和平の出馬、千明の還暦祝いプロポーズ:最終回では和平が市長選に出馬し、千明の還暦祝いで「11年越しの想いの決着」がつく感動的な結末が描かれました(Navicon)
“続・続”の時を重ねた二人の物語は、恋でも家族でもなく、「これからも続いていく人生のパートナー」へと進化した結末を迎えました。
各話あらすじ(第1話~第4話)
第1話:人生あがきながら、けっこう楽しんでいる(4月14日放送)
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あらすじ
定年を目前にした千明(小泉今日子)と和平(中井貴一)。互いに過去と対峙し、疎遠だったが、偶然の再会をきっかけに再び距離が縮まる。互いの“変わらなさ”と“変わってしまった価値観”を実感する始まりの一話。(Navicon, 韓ドラおばさん) -
心理変化
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千明:仕事人間としてのプライドを持ちながらも、定年と向き合い「私って古いのかな…?」という揺らぎ。
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和平:再任用という働き方に戸惑いながらも、「役割がまだある自分」に小さな安心感を覚える。
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第2話:若さより輝く時だってあるんだぜ(4月21日放送)
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あらすじ
世代ギャップや新しい価値観に戸惑いながらも、それぞれが自分らしく輝ける道を模索する回。(ウィキペディア) -
心理変化
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千明:若手プロデューサーとの距離を感じつつ、自分の経験と存在意義を再確認。
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和平:地域メンバーとの価値観の違いに直面しつつも、「やれることがまだある」と実感。
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第3話:正しい生き方なんかどこにもない(4月28日放送)
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あらすじ
元彼・涼太(加瀬亮)が再度登場し、千明と長倉家に微妙な感情の波紋を広げる。一方、典子(飯島直子)は夫婦関係に揺れを抱え、それぞれの揺らぎが描かれる。(WEBザテレビジョン, フジテレビ) -
心理変化
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千明:過去の恋と今の関係を比べ、今の自分を肯定する迷いの中にいる。
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和平:元妻の面影や家族との距離感に揺れながらも、家族を守る使命を再認識。
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第4話:人生に恋するためにここにいる(5月5日放送)
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あらすじ
千明はかかりつけ医・成瀬(三浦友和)と再会、亡妻の面影を重ねて心が動く。一方、和平は律子(石田ひかり)との出会いを通じて人生の新たな可能性に気づく。(Navicon, note(ノート)) -
心理変化
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千明:心ときめく瞬間に久しぶりに出会い、かつての自分を思い起こす。
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和平:律子とのやり取りに“人生まだ変われるかもしれない”という希望が芽生える。
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その後の展開&最終話(第11話)の結末
第5〜第10話では、親子関係、友情、家族、老い、再出発など、大人の日常と心の機微が丁寧に描かれます:
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第5話:「親子愛」に触れる温かな場面 (めざましmedia)
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第7話:万理子のクリエイターとしての飛躍 (めざましmedia)
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第8話:千明と和平が“次の人生の一歩”を踏み出す転機 (めざましmedia)
最終話(第11話:6月23日放送)
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結末:和平が鎌倉市長選に挑むも落選するも、副市長として働き続け、千明は還暦を迎え自身の小さな制作会社を立ち上げ準備中。家族・友人に囲まれ、未来への希望と共に物語は幕を閉じる。(note(ノート))
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心理変化まとめ
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千明:還暦という節目を前にして“新しい人生の始まり”を受け入れる覚悟。
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和平:落選はあったが「誰かのために働き続ける」という信念を示す強さと柔らかさ。
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その他キャラ:万理子の自立、真平の家族愛、典子の成熟など、大人たちのそれぞれの人生が前進。(note(ノート))
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まとめ
話数 | 主なテーマ | 心理変化の要点 |
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第1話 | 再会と価値観の揺らぎ | 千明:不安/和平:安定と葛藤 |
第2話 | 世代間ギャップとの向き合い | お互いに変化を受容し始める |
第3話 | 過去と家族の微妙なバランス | 恋と家族の優先順位の揺れ |
第4話 | 新たな出会いがもたらす可能性 | 心の再起動を感じる瞬間 |
最終話 | 再スタートと人生のパートナー関係 | 新しい人生の歩みを選ぶ大人たち |
『続・続・最後から二番目の恋』は、恋や再出発だけでなく、老いと老後も含めた“人生の選び直し”という豊かなテーマを描いた作品として、とても愛されるシリーズになっています。







ここまでご紹介した 『続・続・最後から二番目の恋』 を含め、全シリーズを「『最後から二番目の恋』シリーズ」として整理・統合した資料をまとめますね。
『最後から二番目の恋』シリーズ 全体像
基本データ
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放送局:フジテレビ
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主演:小泉今日子(吉野千明 役)、中井貴一(長倉和平 役)
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舞台:鎌倉・古民家とその町並み
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テーマ:
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中年期からの恋愛・人生の再出発
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家族との距離感、友人との絆
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「大人って、面倒くさいけど面白い」
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各シリーズ概要
① 『最後から二番目の恋』(2012年1月~3月)
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内容
45歳・独身の千明と、同年代で鎌倉市役所に勤める和平が出会い、衝突を繰り返しながらも惹かれ合う姿を描く。 -
キーワード:独身の孤独、家族に振り回される男、意地と本音のぶつかり合い。
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キャラクター変化
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千明:一人でも生きていけると強がるが、和平との交流で「寄り添う人生」を模索。
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和平:家族に囲まれながら孤独を抱え、千明に刺激を受けて心を開いていく。
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② 『続・最後から二番目の恋』(2014年4月~6月)
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内容
前作から2年後。千明と和平は相変わらずの距離感。家族、元恋人、友人が交錯し、大人の恋愛模様と人生の機微がより深く描かれる。 -
キーワード:恋愛の続き、友情と家族の絆、変わらないようで変わる日常。
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キャラクター変化
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千明:恋愛だけでなく、仕事や人生のバランスを考えるようになる。
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和平:千明を「家族以上の存在」と認めつつも、結婚や再婚に慎重。
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周囲のキャラ:真平(坂口憲二)の病気や典子(飯島直子)の夫婦関係なども描かれ、人生の重みが増す。
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③ 『続・続・最後から二番目の恋』(2025年4月~6月)
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内容
定年を控えた千明と和平。再会から始まり、還暦前の人生設計、新たな出会い、家族との関係性を経て「再出発」へ向かう大人の物語。 -
キーワード:定年、再スタート、還暦からの人生。
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キャラクター変化
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千明:還暦を迎え、制作会社を立ち上げる決意。「まだまだ私の人生は面白い」。
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和平:市長選に挑むが落選、それでも副市長として働き続け「人の役に立つ」自分を再発見。
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家族・友人:万理子の自立、典子の成熟、真平の家族愛など、それぞれの人生が進む。
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シリーズ全体のテーマ変遷
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『最後から二番目の恋』(2012)
→ 出会いと衝突、孤独と恋の再発見。 -
『続・最後から二番目の恋』(2014)
→ 家族・友人・元恋人も含めた大人の関係性の深化。 -
『続・続・最後から二番目の恋』(2025)
→ 老い・定年・再スタート。「人生をどう締めくくるか」ではなく「どう楽しむか」へ。
キャラクターの成長まとめ
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吉野千明(小泉今日子)
2012:独身を貫く強がり →
2014:恋愛と仕事の間で揺れる →
2025:還暦を迎えて再出発、自らの会社を立ち上げ人生を楽しむ覚悟。 -
長倉和平(中井貴一)
2012:家族に振り回される堅物 →
2014:千明への思いを認めつつ、結婚に踏み切れない不器用さ →
2025:政治に挑戦し失敗も受け入れ、「支える立場」に幸せを見いだす。 -
周囲のキャラ(典子・真平・万理子など)
各々の悩みや成長を経て、大人としての自立や家族の絆を再確認。
総評
『最後から二番目の恋』シリーズは、「大人の恋と人生」をリアルに、ユーモアと温かさをもって描いた稀有な作品です。
年代ごとに直面するテーマ(独身の孤独 → 家族の問題 → 定年・再出発)が描かれ、視聴者の「自分もこうなるかも」という共感を呼び続けています。
『最後から二番目の恋』シリーズ キャラクター相関図
吉野 千明(小泉今日子)
┣━(友人・時に恋人未満)━ 長倉 和平(中井貴一)
┃ ┣━ 兄妹関係 ┳ 長倉 典子(飯島直子) … 主婦、千明の友人
┃ ┃ ┣ 長倉 真平(坂口憲二) … カフェ経営、自由人
┃ ┃ ┣ 長倉 万理子(内田有紀) … 小説家、千明の友人
┃ ┃ ┗ 長倉(妹)とその子どもたち
┃ ┗━(部下・市役所関係)━ 政治家・同僚たち
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┣━(友人)━ 水谷 典子(和平の妹/飯島直子)
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┣━(仕事仲間)━ テレビ・制作会社関係のスタッフ
┃
┗━(旧恋人・元同僚など) … シーズンごとに再登場
各キャラクターと関係性のポイント
🌸 吉野 千明(小泉今日子)
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主人公。鎌倉に移り住み、和平の一家と交流。
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和平との関係:当初は「犬猿の仲」だが、次第に心を通わせる。
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典子・万理子との関係:恋愛・仕事・人生相談をする親友的存在。
🌿 長倉 和平(中井貴一)
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鎌倉市役所職員 → のち副市長、市長選に挑戦。
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千明との関係:互いに意識しながらも、なかなか一歩踏み出せない。
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兄妹との関係:兄弟姉妹を取りまとめる“家長”ポジション。
🍷 長倉 典子(飯島直子)
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和平の妹で専業主婦。
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千明の良き相談相手、家族のことでも千明に助言する。
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夫婦関係に悩みつつ、人生を模索。
☕ 長倉 真平(坂口憲二)
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和平の弟。カフェ経営。自由奔放で女性にモテる。
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千明との関係:恋愛未満の友人関係。時に甘えたり助け合ったり。
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**病気(2014)**を経て、人生を真剣に考えるように。
📖 長倉 万理子(内田有紀)
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和平の妹。小説家。
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千明の親友的存在。時にシニカルだが真実を突く。
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シリーズを通して **「自立した女性像」**を体現。
🏠 その他の人物
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千明の職場関係者(テレビ局・制作会社)
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和平の職場仲間(市役所・政治家たち)
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家族の夫や子どもたち(典子の夫・真平のパートナーなど)
シリーズごとの相関図の変化
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2012(第1作):千明と和平の「衝突と関心」が中心。
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2014(続):家族や恋人、職場の関係が複雑に絡む。
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2025(続・続):
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千明=自立と再スタート(制作会社立ち上げ)
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和平=政治挑戦の挫折と再生
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周囲の兄妹たちも「自立」と「人生の折り返し」を迎える。
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