明治の世の中で女性が自立できた職業💰【連続テレビ小説】風、薫る(67)第14週「ウソと誠」
明治の世の中で女性が自立できた職業
こんにちは
猫好き父さんです
看護婦が夢というより
かなり現実的に考えての
志望だったようですね
まあ、やめても
どうにかなる身分であるからこそ
こういう選択もできるのかなと
あらすじ
看護科の学生ヒデ(池田朱那)が辞めて落ち込むりん(見上愛)。直美(上坂樹里)も気にする中、仕事で病院にやってきた虎太郎(小林虎之介)にりんは悩みを打ち明ける。そんな中、院長の多田(筒井道隆)から呼び出され…出演者
【出演】見上愛,上坂樹里,生田絵梨花,小林虎之介,池田朱那,猫背椿,筒井道隆,水野美紀
原作・脚本
【脚本】吉澤智子,【原案】田中ひかる
音楽
【音楽】野見祐二
ツヤの一件で看護が何かが分からなくなった土居ヒデ。
— 朝ドラ「風、薫る」公式 (@asadora_nhk) June 29, 2026
正式に看護科をやめることになり、落ち込むりん……。
👇そして、りんはヒデの代わりに山本の担当となりました。https://t.co/g4kEd0qEQE
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見上愛 池田朱那 本田大輔 pic.twitter.com/OQGsuqkqDL
明治時代、大日本帝国憲法や明治民法のもとで女性の法的・社会的権利が大きく制限されていた(家長や夫の許可なしに自由な活動が難しかった)ことは、先ほどの朝ドラの考察でも触れた通りです。
しかし、そんな激動の「文明開化」の時代にあって、女性が実力で稼ぎ、経済的・社会的に「自立」を果たすことができた職業がいくつか存在しました。国家の近代化や産業の発展に伴い、女性の力がどうしても必要とされた分野です。
明治時代に女性の自立を支えた、代表的な4つの職業をご紹介します。
1. 看護婦(かんごふ)
明治時代に「女性の専門職」として最も社会的地位を高め、自立への道を切り開いたのが看護婦です。
時代背景: 西洋医学の導入や、日清・日露戦争における負傷兵の治療のため、国家規模で専門知識を持つ看護婦の育成が急務となりました。日本赤十字社などが養成所を作り、厳しい教育を行ったのです。
自立できた理由: 命を救う神聖な仕事として高い社会的ステータスが与えられ、給与も当時の一般職に比べて非常に高水準でした。また、結婚後も「資格を持つ専門職」として働き続けることができたため、夫に経済的に依存しない真の自立が可能でした。
2. 訓導(くんどう / 小学校の女性教師)
国家が「国民皆学(みんな学校へ行こう)」を掲げ、小学校を全国に作ったことで生まれた職業です。
時代背景: 特に女子児童を教育するために、女性教師の需要が爆発的に高まりました。政府は「東京女子師範学校(現在の通称・お茶の水女子大)」などを設立し、優秀な女性を育成しました。
自立できた理由: 当時、女性が「先生」と呼ばれる知識人になれる唯一無二のルートでした。官吏(公務員)としての安定した給与が保障されていたため、実家や婚家に縛られず、自分の知性と言動で生きていく自立女性の象徴となりました。
3. 電話交換手(でんわこうかんしゅ)
明治20年代に電話事業がスタートしたことで生まれた、「明治の最先端・花形オフィスワーク」です。
時代背景: 当時は電話をかける際、一度「交換局」に繋ぎ、オペレーター(交換手)が手作業で相手の回線にコードを差し込む必要がありました。この正確さと丁寧な応対が求められる業務に、女性が抜擢されたのです。
自立できた理由: 「タイピスト」などと並び、当時の良家の子女(エリート層の娘)たちがこぞって憧れるモダンな職業でした。最先端技術を支える誇りがあり、都市部で一人暮らしをして自活できるだけの十分な収入を得ることができました。
4. 絹織物・製糸工場の「工女(こうじょ)」
日本の近代化を、文字通り「外貨を稼ぐトップバッター」として支えた女性たちです。
時代背景: 明治政府の最重要政策は、生糸を海外に輸出して軍資金を稼ぐこと(富国強兵)でした。その象徴が、官営の「富岡製糸場」です。
自立できた理由: のちの大正・昭和期には過酷な労働環境(いわゆる『ああ野麦峠』の世界)が問題化しますが、明治初期〜中期の官営工場などでは、工女は「国家を支える技術職」として手厚く扱われていました。
地方の没落士族の娘などがこぞって最新技術を学びに行き、仕送りだけでなく、自分で独立した生計を立てるケースも多く存在しました。
朝ドラヒロインたちの足跡
朝ドラでも、これらの職業は女性の自立を描くテーマとして何度も登場しています。
**『梅ちゃん先生』『エール』**などでは、激動期に自分の腕一本で生きていく女性たちの姿が描かれました。
**『あさが来た』**の終盤でも、女性の高等教育(女子大学の設立)に全力を注ぐあさの姿が描かれましたが、まさにこうした「職業婦人」として自立を目指す女性たちへの学びの場を作るためでした。
法律の壁を、自らの「専門技術」と「知性」でこじ開けていった明治の女性たちの奮闘が、現代の女性の自立の基盤を作ったと言えます。
前回までの風、薫る

















