患者がいる限り私は逃げない🥼Dr.アシュラ【私はあなたに生きていてほしい】 #07
患者がいる限り私は逃げない
こんにちは
猫好き父さんです
しかし、まあ
救急救命医は大変ですねえ
毎度
最後の搬送者は
関係者なんですね
偶然とはいえ怖い
画像は公式からの引用です
あらすじ
救命医・杏野朱羅(松本若菜)に休むという概念はない。休むのは救急外来の休憩室で仮眠をとるときぐらいだ。その様子を見て看護師長の三宝加代子(阿南敦子)は、梵天太郎(荒川良々)や六道ナオミ(小雪)ら、救急科の医師の数も増えたので休むように促すも朱羅は聞く耳を持たない。そんな朱羅に救急科科長・大黒修二(田辺誠一)は「休んでくれ!」と懇願。昨年から医者にも働き方改革が施行されたため、
院長・多聞真(渡部篤郎)から休ませるよう指示されたのだ。だが、朱羅は「興味ない」と休憩室から出て行ってしまう。 一方、初療室では薬師寺保(佐野晶哉)と梵天が患者の治療を始めていた。あたふたする2人を見て看護師の九曜沙苗(結城モエ)は「やっぱアシュラ先生いないと調子出ないね」とつい口をつく。するとそこに朱羅がやってくる。朱羅は保たちに的確な指示を出して患者の治療に当たろうとするが、多聞に遮られ
「帰って休め」と言われてしまう。多聞は今回の患者は保でも治療できることを確認し、朱羅を初療室から追い出す。 その日の夜、働ける喜びで機嫌良く現場に戻ってくる朱羅。すると、朱羅の「…来る」という予知に続いてホットラインが鳴る。運び込まれたのはマンションの3階から転落した60代男性。妻の話によると、ベランダで足を滑らせたかもしれないとのことだが、少し様子が変で…。
出演
松本若菜 佐野晶哉(Aぇ! group) 田辺誠一 小雪 荒川良々 猪塚健太 結城モエ 荒井玲良 阿南敦子 / 佐野史郎 / 鈴木浩介 ・ 片平なぎさ ・ 渡部篤郎
【原作】 『Dr.アシュラ』こしのりょう(日本文芸社)
医師の働き方改革
「医師の働き方改革」は、日本の医療提供体制の持続可能性を確保し、医師の健康を守ることを目的として、2024年4月1日から本格的に施行された重要な制度です。
目的と背景
日本の医師は、これまで長時間労働が常態化しており、過重な負担がかかっていました。これは、医療現場の特殊性(24時間365日の対応が必要、緊急性の高い業務、教育・研究の必要性など)と、医師不足が相まって生じていました。
しかし、このような長時間労働は、医師自身の健康を損なうだけでなく、医療ミスのリスクを高め、医療の質や安全性の低下にも繋がりかねません。また、医師を目指す若者が減少したり、キャリアを継続できなくなったりする原因ともなり、将来の医療提供体制の維持が危ぶまれる状況でした。
そこで、医師の労働環境を改善し、医師の健康確保と医療の質の維持・向上、そして医療提供体制の持続可能性を確保するために「医師の働き方改革」が推進されることになりました。
主な変更点と規制
2024年4月1日からの主な変更点は以下の通りです。
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時間外労働の上限規制の適用:
一般の労働者には2019年4月から時間外労働の上限規制が適用されていましたが、医師には5年間の猶予期間が設けられ、2024年4月から適用されました。
- 原則: 年間960時間、月100時間未満。
- 特例水準(A水準、B水準、C-1水準、C-2水準): 医療の特殊性を考慮し、一部の医療機関ではより長い時間外労働が認められる特例が設けられています。
- A水準: 年間960時間(原則)
- B水準: 地域医療確保のため、または、医師の集中的な技能向上を図るため、特別に年1,860時間まで認められる水準(地域医療提供体制確保暫定特例水準)。2035年度末までの期限付き。
- C-1水準: 特定の医療機関において、集中的に高度技能を習得する必要がある研修医等に年1,860時間まで認められる水準。
- C-2水準: 医師の技能向上を目的として、複数の医療機関で研修を行う医師(連携型臨床研修医等)に年1,860時間まで認められる水準。
- 複数勤務先での労働時間合算: 医師が複数の医療機関で勤務する場合、全ての勤務先の労働時間が合算されて上限規制が適用されます。
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追加的健康確保措置の義務化:
長時間労働となる医師の健康を守るための措置が義務化されました。
- 面接指導: 時間外・休日労働が月100時間を超える見込みの医師に対し、面接指導の実施が義務付けられます。
- 勤務間インターバル: 勤務終了後から次の勤務開始までの間に、一定の休息時間を確保するよう努力義務が課されます(原則9時間以上、一部特例あり)。
- 代償休息: 上限時間を超えて緊急で勤務した場合に、代わりに十分な休息時間を確保すること。
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医療機関勤務環境評価センターの設置:
医師の労働時間管理が適切に行われているか、医療機関が労働時間短縮のための取り組みを行っているかなどを評価・認証する機関が設置されました。
医療機関への影響と課題
- 医師の労働時間管理の徹底: 各医療機関は、医師の労働時間を正確に把握し、上限規制を超えないように勤務体制を見直す必要があります。勤怠管理システムの導入なども進められています。
- タスク・シフト/シェアの推進: 医師の業務負担を軽減するため、医師が行っていた業務の一部を他の医療従事者(看護師、薬剤師、臨床検査技師、医療事務作業補助者など)に移管(タスク・シフト)したり、共同で行ったり(タスク・シェア)することが重要になります。これには、他職種の専門性向上や、医療機関内の連携強化が不可欠です。
- 医師の確保・再配置: 労働時間の上限規制により、これまで少数の医師が長時間労働で支えていた医療機関では、医師の不足が顕在化する可能性があります。新たな医師の確保や、地域内での医師の再配置、連携が求められます。
- 経営への影響: 労働時間短縮に伴い、人員増強や業務効率化のための設備投資が必要となり、医療機関の費用負担が増加する可能性があります。
- 地域医療への影響: 医師が不足している地域や、救急医療を提供する病院などでは、医療提供体制の維持が困難になるリスクも指摘されています。
- 医師のキャリア形成: 労働時間制限により、研修機会が減少し、若手医師のスキル習得や専門性の向上に影響が出る可能性も懸念されています。
メリットとデメリット
メリット
- 医師の健康確保: 長時間労働による過労や心身の不調が改善され、医師の健康が守られます。
- 医療の質・安全性の向上: 医師が十分な休息を取ることで、集中力が高まり、医療ミスを減らす効果が期待されます。
- 医師のワークライフバランスの改善: プライベートの時間が確保され、医師の生活の質が向上し、離職防止や新規参入の促進に繋がる可能性があります。
- 医療提供体制の持続可能性: 医師が働きやすい環境が整備されることで、将来にわたって質の高い医療が安定的に提供される基盤が強化されます。
デメリット(懸念事項)
- 医師不足の顕在化: 労働時間短縮により、これまで長時間労働でカバーしていた部分の医師が不足し、特に地方や専門科での人手不足が深刻化する可能性があります。
- 医療提供体制の縮小: 時間外・休日診療の縮小や、一部診療科での受入制限など、医療サービスが低下する可能性が指摘されています。
- 医療機関の負担増: 医師の増員やタスク・シフトのための人員確保、業務効率化のための投資など、医療機関の経営負担が増大します。
- 地域医療への影響: 特に救急医療やへき地医療など、24時間体制が必要な医療現場への影響が懸念されています。
- 医師の収入減: 外勤(アルバイト)の制限などにより、一部の医師の収入が減少する可能性があります。
医師の働き方改革は、日本の医療が直面する大きな転換期であり、医療従事者、医療機関、そして患者、社会全体が協力して取り組んでいくべき課題です。
救急救命医
救急救命医は、生命の危機に瀕している患者に対し、初期診療から集中治療まで、幅広い専門知識と技術をもって対応する医師です。その役割は多岐にわたり、「命の最後の砦」とも称されます。
救急救命医の主な役割と仕事内容
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初期診療(初療):
- 病態の迅速な把握と判断: 救急車で運ばれてくる患者や、自ら来院する急患は、その症状や原因が多岐にわたります(外傷、脳卒中、心筋梗塞、呼吸不全、中毒、重症感染症など)。救急救命医は、限られた情報と時間の中で、患者の全身状態を迅速に把握し、緊急度と重症度を判断します(トリアージ)。
- 「First Doctor」としての役割: どの診療科の疾患であっても、まず最初に患者を診察し、必要な応急処置や検査を行い、生命維持に最優先で取り組みます。
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救命救急処置・集中治療:
- 重症患者への対応: 心肺停止、重症外傷、急性中毒など、命に関わる重篤な状態の患者に対し、気管内挿管、人工呼吸器管理、輸液、輸血、緊急手術の判断、薬剤投与など、高度な救命処置と集中治療を行います。
- 多臓器にわたる管理: 救急患者は複数の臓器に問題が生じていることが多いため、全身の状態を総合的に管理し、病態の変化に迅速に対応します。
- 入院後の継続治療: 重症患者は救命救急センターの集中治療室(ICU)などで入院し、安定するまで救急救命医が主治医として治療にあたることも多くあります。その後、状態が安定すれば、専門の診療科(外科、内科など)に引き継がれることもあります。
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病院前救護(プレホスピタルケア)と災害医療:
- ドクターヘリ・ドクターカー: 病院内で待機するだけでなく、ドクターヘリやドクターカーに乗って事故現場や災害現場に直接出動し、救急隊と連携して、病院に搬送される前の段階から救命処置を開始します。これにより、治療開始までの時間を短縮し、救命率向上に大きく貢献します。
- メディカルコントロール(MC): 救急救命士が行う医療行為(特定行為)に対し、医学的な指示や指導、助言を行う役割を担います。地域の救急医療体制において、救急救命士の質を担保し、連携を強化する上で中心的な役割を果たします。
- 災害医療: 地震や大事故などの大規模災害発生時には、被災地に赴き、限られた医療資源の中で多数の傷病者に対応する災害医療(DMAT活動など)のリーダーシップを取ります。
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他科連携とチーム医療:
- 救急患者は多岐にわたる疾患を抱えているため、必要に応じて外科、内科、脳神経外科、整形外科など、様々な専門医と連携し、協力しながら治療を進めます。
- 医師だけでなく、看護師、薬剤師、臨床工学技士、理学療法士など、多職種の医療チームを率いて患者の治療にあたります。
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教育・研究:
- 若手医師(研修医)や医学生に対する救急医療の教育指導を行います。
- 救急医療に関する研究を行い、治療法の改善や新たな知見の発見に貢献します。
救急救命医と救急救命士の違い
よく混同されがちですが、「救急救命医」と「救急救命士」は明確に異なる役割を持ちます。
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救急救命医:
- 医師免許を持つ医療従事者。
- 病院内で診断・治療を行うほか、ドクターヘリなどで現場に出動し、高度な医療行為(診断、手術、投薬など)を行うことができる。
- 救急救命士に対して、医学的な指示や指導を行う立場にある。
- 専門医制度において「救急科専門医」の資格を持つ医師を指す。
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救急救命士:
- 国家資格(救急救命士免許)を持つ医療従事者。
- 主に消防署に所属し、救急車に乗って現場に駆けつけ、病院到着までの間に救急救命処置(気道確保、人工呼吸、除細動、一部の薬剤投与など)を行う。
- 医師の指示(メディカルコントロール)のもとで、限られた範囲の医療行為しかできない。診断や手術は行えない。
救急救命医は、あらゆる急病や外傷に対応する「よろず屋」的な側面と、重症患者の命を救うための「専門家」としての側面を併せ持つ、非常に高度なスキルと判断力、そして精神的な強さが求められる職種です。
『Dr.アシュラ』不審な転落事故…松本若菜“朱羅”を襲う最大の危機【第7話あらすじ】(写真 全5枚)https://t.co/zi4v5s3QzC
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) May 27, 2025
#松本若菜 #ドクターアシュラ @wakana_ma @dr_asura_drama
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