境遇が似てると思ったんですかねえ💛【連続テレビ小説】風、薫る(80)第16週「新風吹くころ」
境遇が似てると思ったんですかねえ
こんにちは
猫好き父さんです
帰って
それで終わり
という感じでもないですね
あらすじ
ある日、女学校の寮に久(近藤華)の母、サワ(磯山さやか)がやってくる。家を飛び出してきたというサワの事情を聞いた、りん(見上愛)は…。一方の直美(上坂樹里)は、体調がなかなか良くならない文(内田慈)の看護を続けていた。
出演者
【出演】見上愛,上坂樹里,内田慈,近藤華,磯山さやか,関智一,水野美紀,坂東彌十郎
原作・脚本
【脚本】吉澤智子,【原案】田中ひかる
音楽
【音楽】野見祐二「お母さま!」
— 朝ドラ「風、薫る」公式 (@asadora_nhk) July 16, 2026
「お母さま……?」
あめ屋で出会った女性は高越女学校の寮生・長見久の母でした。
👇寮を訪れた理由は……?https://t.co/hNSFYYhYq3[見逃し配信中]#朝ドラ #風薫る
見上愛 磯山さやか 近藤華 pic.twitter.com/mKCEPmNKji
明治時代は、日本の「郵便」というシステムがゼロから生まれ、爆発的なスピードで近代化を遂げた激動の時代です。
それまでの江戸時代の「飛脚(ひきゃく)」に代わり、現代に続く「安く、早く、全国一律で届く」近代郵便の基礎が作られました。この奇跡的な仕組みを築き上げたのが、「日本近代郵便の父」と呼ばれる前島密(まえじまひそか)です。
明治時代の郵便がどのように誕生し、発展していったのか、その面白い歴史と仕組みをご紹介します。
1. 郵便制度の誕生(明治4年〜)
それまでの飛脚は、料金が高く、届く日数も不安定で、一般の庶民が気軽に使えるものではありませんでした。これを国家が管理する新しいインフラとして整備するため、明治4年(1871年)に新しい郵便制度がスタートします。
前島密のアイデア
前島密はイギリスの郵便制度を参考に、「安価(低料金)」「確実」「全国一律」という原則を掲げました。
東京〜大阪間からスタート
当初は東京・京都・大阪を結ぶ路線から始まり、翌明治5年にはほぼ全国へと網の目が広がっていきました。
「切手」と「郵便ポスト」の誕生
料金を前払いした証として「切手(当時は 郵便切手紙)」が作られ、街中には手紙を投函するための「書状集め箱(現在の郵便ポスト)」が設置されました。最初のポストは木製でしたが、のちに黒塗りの木箱になり、明治末期には現在おなじみの「赤い丸型ポスト(鋳鉄製)」が登場します。
2. 明治の郵便を支えた「画期的なアイデア」
まだ鉄道も車もない明治初期に、前島密は驚くべき方法で全国に郵便網を広げました。
地方の「名主(庄屋)」を味方につけた
国には全国に郵便局を建てる資金がありませんでした。そこで前島は、地方の資産家や名主(地主など)に「自宅の一部を郵便局として提供してくれたら、郵便取扱役(局長)に任命し、帯刀や華やかな制服の着用を許可する」という条件を提示しました。
ステータスや名誉を重んじる地方の名士たちはこぞってこれに応じ、国は一銭もかけずに、あっという間に全国に「郵便局網」を完成させたのです。これが現在の「特定郵便局」のルーツです。
「郵便はがき」の登場(明治6年)
手紙よりもさらに安く、簡単に近況を報告し合える手段として「郵便はがき」が導入されました。これが大ヒットし、人々のコミュニケーション量を爆発的に増やしました。
3. 郵便のスピードと配達員の奮闘
明治初期の配達は、主に「郵便脚夫(きゃっぷ:配達員)」と呼ばれる人々が、走って手紙を届けていました。
驚異のスピード
東京〜大阪間(約570km)を、昼夜兼行でリレーのようにつなぎ、約70時間強(約3日)で届けていました。これは当時の旅人が徒歩で2週間近くかかっていたことを考えると、驚異的なスピードです。
命がけの配達
配達員は、天候が悪くても、険しい峠道でも走り続けなければなりませんでした。時には山賊に襲われる危険もあったため、当時の配達員にはピストルの携帯が許可されていました(郵便保護銃)。
明治中期以降になると、鉄道の開業(新橋〜横浜間など)に伴い、移動する列車の中で郵便物の仕分けを行う「鉄道郵便車」が登場し、郵便のスピードと取扱量はさらに飛躍していきました。
4. 郵便がもたらした社会の変化
郵便制度の普及は、日本の近代化(文明開化)の大きな原動力となりました。
情報の民主化
それまで一部の特権階級のものだった「遠方との連絡」が、庶民の日常のものになりました。新聞の個別配達も郵便制度が支えました。
「郵便貯金」の開始(明治8年)
「少額のお金でも国に預ければ利息がつき、それが国の近代化の資金になる」というシステムを前島密が導入。これが日本人の貯蓄習慣の土台となりました。
一目でわかる明治の郵便年表
1871年(明治4年): 郵便制度発足(東京・京都・大阪間)
1872年(明治5年): 全国郵便網の完成
1873年(明治6年): 全国一律料金制の導入、郵便はがきの発行
1875年(明治8年): 外国郵便の開始、「郵便貯金」の開始
1877年(明治10年): 万国郵便連合(UPU)に加盟(国際標準の仲間入り)
1円切手の肖像画として今も残る前島密が描いたビジョンは、驚くほど正確に、そして迅速に日本のインフラをアップデートしたのでした。


















