東京湾シリーズはとても面白い!😎ブラタモリ「横浜・川崎~横浜・川崎は東京湾をどう進化させた?~」📺5/21 (土) 19:30 ~ 20:15
こんにちは、猫好き父さんです。
ブラタモリの東京湾シリーズは実に面白いです。
画像は公式からの引用です。
初回放送日:2022年5月21日
海の上から横浜・川崎を見ると東京湾の数奇な運命が見えてくる!?その謎をタモリさんが船でめぐって解き明かす!▽京浜工業地帯・誕生の秘密!浅野総一郎の壮大な計画とは
「ブラタモリ#203」で訪れたのは東京湾の西側・神奈川県の横浜市と川崎市。旅のお題「横浜・川崎は東京湾をどう進化させた?」を探る▽拡大を続ける横浜港の埋め立て現場を目撃!▽小さな漁村だった横浜が大きな港町になった理由▽横浜の街なかで発見!石垣の秘密とは!?▽京浜工業地帯を生んだ実業家・浅野総一郎の計画を探る!▽大正時代に浅野が残したドックへ!▽新しい人気スポット・海から見たきれいな工場夜景の秘密
京浜工業地帯
京浜工業地帯は、日本の三大工業地帯の一つであり、東京湾沿岸部に広がる広大な工業集積地です。その名前は、**「東京」の「京」と「横浜」の「浜」**から取られています。
範囲と地理的特徴
中心都市: 東京都、神奈川県川崎市、横浜市が中核をなしています。
広がり: 広義には、東京湾西岸から千葉県(京葉工業地域に隣接)、さらに内陸部の埼玉県まで含む、一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部)に及ぶ南関東地域を指すこともあります。
臨海部の立地: 東京湾に面した埋め立て地を中心に工場が集中しており、これは原材料の輸入や製品の輸出に便利な港湾施設が整備されているためです。東京港、横浜港、川崎港という3つの巨大な積み出し港を有しています。
交通網の整備: 東京を中心に、鉄道や道路などの国内向け輸送路が発達しており、製品の流通に優れています。
歴史と発展
京浜工業地帯の発展は、明治時代以降の日本の近代化とともに進みました。
明治時代~大正初期:
明治維新後、神奈川県東部で人口が増加し、工業化が進み始めました。
1913年(大正2年)頃から、浅野総一郎などの実業家が京浜臨海部の埋め立て事業に着手し、工場誘致が進められました。
第一次世界大戦による軍需景気も後押しとなり、東京に集中していた工場が横浜・川崎へと進出し始めました。
関東大震災後:
1923年(大正12年)の関東大震災を契機に、東京から多くの工場が横浜・川崎へ移転したことで、工業地帯はさらに横浜まで広がり、一体化が進みました。
戦後の高度経済成長期:
戦後、製鉄所や発電所、石油化学プラントなどの重化学工業の集積が急速に進みました。特に川崎臨海部は、国内最大級のコンビナートを形成し、日本の高度経済成長を牽引する重要な役割を担いました。
埋め立て事業も活発に行われ、京浜島、昭和島、城南島(東京都)、扇島、東扇島(川崎市)、大黒埠頭、本牧埠頭、根岸湾岸(横浜市)などが造成され、工場用地が拡大しました。
主な産業と特徴
京浜工業地帯は多岐にわたる産業が集積する総合工業地帯ですが、特に以下の分野に強みを持っています。
重化学工業: 鉄鋼(JFEスチールなど)、石油精製、石油化学(ENEOS、東燃化学など)、化学工業(味の素、昭和電工など)などが臨海部に集積しています。
機械工業: 輸送用機械(自動車:日産自動車、日野自動車、カワサキなど)、電気機械、精密機械、一般機械など、多様な機械関連産業が発達しています。
印刷・出版業: 首都東京を擁するため、情報産業の中心地として印刷業や出版業の比率が高いことが特徴です。
新しい産業分野: 近年では、従来の工業に加え、環境・ライフサイエンスなどの研究機関や企業が集積する動きも見られます。
中小企業の集積: 大工場だけでなく、多数の中小工場が存在し、特定の部品製造や加工など、多様な機能を担っています。
近年の変化
近年では、東京都や横浜市での人口増加に伴う工場用地の不足、環境規制の強化、産業構造の変化などにより、一部の工場が北関東などの内陸部へ移転する動きも見られます。また、製造品出荷額では中京工業地帯や阪神工業地帯に次ぐ規模となっていますが、日本の経済を支える重要な工業地帯であることに変わりはありません。
浅野総一郎
浅野総一郎(あさの そういちろう、1848年 - 1930年)は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本の大実業家で、一代で浅野財閥を築き上げ、「セメント王」「京浜工業地帯の父」など数々の異名を持つ人物です。彼の生涯は、まさに「九転十起(きゅうてんじゅうき)」という座右の銘を体現したものでした。
波乱万丈の生い立ちと初期の事業
富山県氷見市生まれ: 医者の長男として生まれましたが、学問よりも商売に興味を持ちます。
度重なる失敗: 10代で家業を継ぎ事業を始めますが、物価高騰や天災、不作などで度重なる失敗を経験し、多額の借金を抱え、故郷を追われるように上京します。
「水売り」からの再起: 東京に出てからも様々な商売に手を出しますが、大きな成功には繋がりませんでした。しかし、お茶の水で砂糖を入れた冷水を売る「冷やっこい屋」で小さな儲けを得たことが転機となります。
廃品利用の天才: その後、農家で捨てられていた竹の皮や、横浜ガス局で処分に困っていたコークスやコールタールといった「廃品」に目をつけ、これを販売することで大きな利益を得るようになります。この頃から「廃品利用の天才」とも呼ばれるようになりました。
財閥形成の礎と主な功績
浅野総一郎の事業家としての転機は、渋沢栄一との出会いでした。渋沢は浅野の卓越した行動力と先見の明を見抜き、彼を支援するようになります。また、同郷の安田財閥創始者である安田善次郎も、浅野の事業に財政的な支援を行いました。
彼の主な功績は以下の通りです。
セメント王としての成功:
明治16年(1883年)、赤字で休業中だった官営深川セメント工場(現在の東京都江東区)を払い下げて経営を立て直し、「浅野セメント」(現・太平洋セメント)として大成功を収めました。これは日本のセメント産業の基礎を築いた画期的な出来事であり、彼が「セメント王」と呼ばれる所以です。宮内省にセメントを納め、皇居建設の基礎にもなりました。
京浜工業地帯の父:
明治41年(1908年)、安田善次郎や渋沢栄一らと共に「鶴見埋立組合」(現・東亜建設工業)を設立し、神奈川県の鶴見・川崎地先の広大な海面埋立事業に着手しました。この埋立事業は15年にも及び、完成した土地には多くの工場が誘致され、京浜工業地帯の形成に決定的な役割を果たしました。この功績から「京浜工業地帯の父」と称されます。
多角的な事業展開:
セメント事業を核に、海運(東洋汽船)、造船(浅野造船所)、鉄鋼(日本鋼管)、石炭(磐城炭礦)、電力(庄川水力電気など)、ガス、石油など、多岐にわたる事業を次々と興し、浅野財閥を築き上げました。関わった企業の数は100に迫るとも言われます。
特に東洋汽船では、横浜~サンフランシスコ間の航路を開設し、豪華客船を投入するなど、国際的な海運事業を展開しました。
社会インフラ整備への貢献:
京浜工業地帯への物流と労働者の通勤のため、**鶴見臨港鉄道(現JR鶴見線)**を設立。また、南武線や青梅線の敷設にも貢献しました。
横浜市に日本で初めて公衆便所を63箇所設置し、その糞尿を肥料として販売して利益を上げるなど、「日本に於ける共同便所の開祖」とも自称しました。
教育事業にも力を入れ、**浅野綜合中学校(現・浅野中学校・高等学校)**を設立し、人材育成にも貢献しました。
人物像
浅野総一郎は、**「稼ぐにおいつく貧乏なし」**を座右の銘とし、まさに事業の鬼として生涯を駆け抜けました。
不撓不屈の精神: 何度失敗しても諦めない「九転十起」の精神で、常に新たな事業に挑戦し続けました。
現場主義: 自身が「俺は職工だ」と語り、しょっちゅう現場に足を運び、ヨレヨレの洋服に半ズボン、長靴下といった姿で職工たちと交流したといいます。
先見の明: 時代の変化を読み解き、将来性のある産業にいち早く目をつけました。
豪放磊落な人柄: 大胆な事業展開の一方で、人間味あふれるエピソードも多く残されています。
浅野総一郎は、渋沢栄一や岩崎弥太郎といった有名財閥の創始者と比較すると知名度は低いかもしれませんが、日本の近代化、特に重工業の発展と社会インフラの整備に果たした役割は計り知れません。その不屈の精神は、現代にも通じる起業家精神の象徴として語り継がれています。
【ブラタモリ、次回は横浜港】
— 横浜開港資料館 (@yoko_archives) May 15, 2022
5月21日(土)19時30分~放送の #ブラタモリ は「横浜・川崎~横浜・川崎は東京湾をどう進化させた?~」と題して、海から横浜港・川崎港をめぐります😎
詳細な予告が下記リンクに出ました。当館調査研究員が案内役です。https://t.co/qGDbiPhvsg
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