まさかVIVANTがエジプトから始まるとかないですよね▲NHKスペシャル 堺雅人が巡る古代エジプト!ピラミッド透視とツタンカーメンの謎
まさかVIVANTがエジプトから始まるとかないですよね
こんにちは
猫好き父さんです
まさかとは
思いますけど
念のため(笑)
古代エジプトの壮大な謎
歴史ミステリーを愛する俳優・堺雅人さんと共に古代エジプトの壮大な謎に迫る二夜連続シリーズ。なぜ3千年もの長きにわたって文明は栄えたのか?前編は、ピラミッドとツタンカーメンの新たな真実に迫る。ピラミッド内部を透視する調査からは、世界初公開の大発見も!さらに、ツタンカーメン王墓が元は別人の墓だったという驚きの説を紹介。黄金のマスクなど王墓の秘宝のAI解析の結果は?最新科学が古代エジプトの常識を覆す!
出演
【キャスター】堺雅人,鈴木奈穂子,【語り】瀬戸麻沙美
ピラミッド
ピラミッドは、主に古代エジプトやメキシコなどの地域に見られる、四角錐や階段状の巨大な建造物です。その壮大な規模と、建設方法の謎から、古代文明の象徴として世界中で知られています。
1. エジプトのピラミッド
ピラミッドと聞いて多くの人が思い浮かべるのが、エジプトのものです。これらは、王(ファラオ)の墓として建設されました。
目的: ファラオは死後、太陽神ラーと共に永遠の命を得ると信じられていました。ピラミッドは、ファラオの遺体を安置し、冥界へと旅立つための聖なる場所として、またその権力を象徴するために建てられました。内部には、遺体をミイラにした上で安置する玄室が設けられています。
ギザの三大ピラミッド: 最も有名なのが、首都カイロ近郊のギザにある3つのピラミッドです。
クフ王のピラミッド: 紀元前2560年頃に建てられた最大のピラミッドで、**「ギザの大ピラミッド」**とも呼ばれます。高さは約138メートル(建設当時は約147メートル)です。
カフラ王のピラミッド: ギザで2番目に大きいピラミッドで、隣接するスフィンクスはカフラ王の像であるとされています。
メンカウラー王のピラミッド: 最も小さなピラミッドです。
2. 建設方法の謎
古代エジプトのピラミッドは、現代の重機がない時代に、どのようにして数百万個もの巨石を積み上げたのか、長年の謎とされてきました。
現在の有力説:
労働力: 奴隷が強制的に働かされたという説は否定され、現在は高い技術を持つ専門の職人や、農閑期に働いた農民が、組織的に建設に従事したという説が主流です。
運搬: ナイル川を利用して採石場から石材を運び、ピラミッドの周囲に建設された傾斜路(スロープ)を使い、人力で石を積み上げていったと考えられています。
3. エジプト以外のピラミッド
ピラミッド型の建造物は、エジプト以外にも世界各地に存在します。
メキシコ(アステカ、マヤ文明など):
目的: エジプトとは異なり、メキシコのピラミッドは神殿や祭祀の場として使われました。頂上には神を祀るための神殿が建てられ、宗教的な儀式が行われました。
形状: エジプトの滑らかな側面を持つピラミッドとは異なり、多くの場合は階段状の段々になっています。
代表例: テオティワカンの「太陽のピラミッド」や、チチェン・イッツァの「ククルカン神殿(通称:エル・カスティージョ)」などがあります。
その他の地域:
スーダン(ヌビア): エジプトのナイル川上流にあるヌビアには、エジプトよりも多く、急勾配の小型のピラミッドが集中して存在します。
メソポタミア: 古代メソポタミアのジッグラトも、階段状のピラミッドに似た構造を持つ宗教施設です。
ピラミッドは、単なる建築物ではなく、その地域の文明が持つ権力、信仰、そして高度な技術を象徴する、人類の偉大な遺産です。
古代エジプトにピラミッドが多い理由
古代エジプトにピラミッドが多い理由は、当時の宗教観、政治体制、そして地理的条件が密接に結びついていたからです。
1. 宗教的な理由:来世と太陽信仰
古代エジプトのピラミッドは、単なる墓ではなく、ファラオが死後に永遠の命を得るための装置であり、神聖な建造物でした。
太陽神ラーとの結びつき: 古代エジプトでは、太陽神ラーが最も重要な神とされていました。ピラミッドの四角錐の形は、太陽の光が地上に降り注ぐ様子を象徴していると考えられています。ファラオは、このピラミッドを通って天に昇り、太陽神ラーと共に来世を旅すると信じられていました。
宇宙観の具現化: また、この形は、創造神話における最初の丘「ベンベン」を模しているとも言われています。ピラミッドは、ファラオの魂が地上から天空へ向かうための階段であり、神聖な宇宙観を地上に具現化したものでした。
2. 政治的な理由:絶対的な王権
ピラミッドの建設には、膨大な人的・物的資源が必要でした。これを可能にしたのが、ファラオによる絶対的な権力と、高度に組織化された国家体制です。
王の権威: ファラオは神の化身と見なされており、その命令は絶対でした。ピラミッドは、ファラオの無限の権力と、エジプト国家の統一性を象徴する壮大なモニュメントでした。
国家プロジェクト: ピラミッド建設は、農閑期の農民を動員する大規模な公共事業でもありました。これにより、社会の安定を保ち、国民に共通の目標を与え、王への忠誠心を高める効果もあったと考えられています。
3. 地理的な理由:ナイル川の存在
輸送手段: ナイル川は、ピラミッドの建設に必要な石材を採石場から建設地まで運搬するための、最も効率的な手段でした。多くのピラミッドがナイル川の西岸に建設されたのは、この輸送路が利用できたためです。
安定した基盤: ギザの台地のような安定した岩盤は、巨大な建造物の基礎として適していました。
このように、古代エジプトのピラミッドは、単一の理由で生まれたのではなく、宗教、政治、そして地理という複数の要素が完璧に組み合わさった結果として、数多く建設されたのです。
ツタンカーメン
ツタンカーメンは、古代エジプト新王国時代、第18王朝のファラオ(王)です。歴史的にはあまり大きな功績を残していませんが、20世紀にほぼ完全な形で発見された王墓とその豪華な副葬品により、世界で最も有名なファラオとなりました。
少年王としての生涯
ツタンカーメンは、紀元前1333年頃、9歳という若さで即位しました。在位期間はわずか10年ほどで、19歳前後という若さで亡くなったことから、「少年王」として知られています。彼は、父であるアクエンアテン王が推進したアテン神信仰を廃止し、伝統的なアメン神信仰を復活させ、都をテーベに戻しました。しかし、幼い王であったため、実際の政治は宰相アイや将軍ホルエムヘブが主導していたと考えられています。
黄金の王墓の発見
ツタンカーメンがこれほど有名になった最大の理由は、その墓が近代まで盗掘されずに残されていた奇跡的な発見にあります。
発見者: イギリスの考古学者ハワード・カーター。
発見年: 1922年。
場所: エジプトの**「王家の谷」**。
カーターは、支援者であるカーナヴォン卿の資金援助を受け、長年にわたる発掘調査の末にツタンカーメンの墓を発見しました。墓からは、黄金のマスクをはじめとする5,000点以上もの財宝がほぼ無傷の状態で発掘され、その壮大な光景は世界中の人々を驚かせました。
死因と家族
ツタンカーメンの死因については長年謎とされてきましたが、ミイラの科学的調査によって、いくつかの可能性が指摘されています。
死因: CTスキャンやDNA鑑定の結果、彼は生涯にわたって様々な病気を抱えていたことが示唆されています。有力な説として、遺伝性の病気や足の骨の疾患があったこと、そしてマラリアに感染したことが重なり、若くして命を落としたと考えられています。
家族: 彼の両親は近親婚の関係にあり、父親はアクエンアテン王であると特定されています。また、王妃は異母姉のアンケセナーメンでした。墓からは早産で亡くなった2人の娘のミイラも発見されています。
彼の墓から発見された数々の財宝は、現在、エジプトのカイロ博物館や大エジプト博物館に収蔵されており、当時の王室の生活や文化を今に伝えています。
このビデオは、ツタンカーメン王の墓のミステリーと、そこに隠された真実について深く掘り下げています。
【期間限定フル公開】ナショナル ジオグラフィック『ツタンカーメン ~財宝に隠された真の素顔』「新たな発見の数々」(声:関 智一)
古代エジプト文明が約3000年という驚異的な期間にわたって続いた理由
古代エジプト文明が約3000年という驚異的な期間にわたって続いた理由は、主にナイル川の存在、中央集権的な統治、そして独自の宗教観という三つの要素が互いに作用し合ったからです。
1. ナイル川の恵み 🌊
古代エジプト文明の存続は、ナイル川なしには語れません。ナイル川が毎年定期的に氾濫し、肥沃な黒い土(シルト)を運んでくることで、人々は安定した農業生産を営むことができました。これにより、飢饉が少なく、人口が増え、巨大な国家を維持するための食料と労働力が確保されました。また、ナイル川は物資を運ぶ大動脈としても機能し、国土の統一に大きく貢献しました。
2. 強固な政治体制 👑
強力なファラオ(王)を頂点とする中央集権体制が、文明を維持する上で決定的な役割を果たしました。
絶対的権力: ファラオは神の化身と見なされ、その権威は絶大でした。この絶対的な権力により、統一された国家を維持し、国内の紛争を抑制することができました。
巨大な国家事業: ファラオはピラミッドや神殿といった大規模な公共事業を指揮し、これにより国家の団結力を高め、経済活動を活発にしました。
3. 独自の宗教観と文化 📜
エジプト独自の死生観や宗教観は、社会の安定と秩序に深く関わっていました。
来世信仰: 死後の世界を非常に重視する信仰は、ピラミッドや神殿といった巨大な建造物を生み出す原動力となりました。これらの建造物は、国民に共通の目標を与え、社会全体の一体感を高める役割を果たしました。
ヒエログリフ: 象形文字であるヒエログリフやパピルス紙は、知識の記録と伝承を可能にし、行政や宗教儀式を円滑に進めるための基盤となりました。
これらの要素が複合的に作用し、ナイル川の流域という地理的な安定性も相まって、古代エジプト文明は外部からの侵略や内部の崩壊に耐え、長きにわたる繁栄を享受することができました。
堺雅人(さかい まさと)さん
堺雅人(さかい まさと)さんは、日本の俳優です。硬派な役からコミカルな役まで幅広くこなす演技力と、独特の存在感で人気を集めています。
プロフィール
生年月日: 1973年10月14日
出身地: 宮崎県
所属事務所: 以前は田辺エージェンシーに所属していましたが、2022年末に退社し、現在はフリーランスで活動しています。
家族: 女優の菅野美穂さんと2013年に結婚。2児の父親です。
経歴 俳優への道
早稲田大学在学中に演劇研究会に所属し、劇団「東京オレンジ」を旗揚げ。劇団の看板俳優として活躍し、「早稲田のプリンス」と呼ばれました。その後、大学を中退し、本格的に俳優の道へ進みます。
当初は舞台を中心に活動していましたが、2004年のNHK大河ドラマ**『新選組!』**で、知的で悲劇的な運命をたどる山南敬助役を演じて注目を集めました。この作品で一般にも広く知られるようになります。
代表的な出演作品
堺雅人さんのキャリアは、多くのヒット作に恵まれており、様々な顔を見せています。
『リーガル・ハイ』シリーズ(2012年~): 偏屈で毒舌な天才弁護士・古美門研介を演じ、コミカルかつ早口なセリフ回しで新境地を開拓しました。
『半沢直樹』シリーズ(2013年、2020年): 「倍返しだ!」の決め台詞が社会現象となる大ヒットドラマで、銀行内の不正に立ち向かう熱血銀行員・半沢直樹を熱演しました。
大河ドラマ『真田丸』(2016年): 主人公・真田信繁(幸村)を演じ、戦国の世を生き抜く知将の生涯を魅力的に描き、視聴者からの絶大な支持を得ました。
『VIVANT』(2023年): 謎に包まれた二重人格の主人公、乃木憂助とFという二つの人格を演じ分け、その卓越した演技力で大きな話題となりました。
主な映画:
『アフタースクール』(2008年)
『鍵泥棒のメソッド』(2012年)
『DESTINY 鎌倉ものがたり』(2017年)
演技スタイルと評価
堺雅人さんの演技は、穏やかで柔らかな表情から一転、鋭い眼差しや狂気に満ちた表情を見せるギャップが大きな特徴です。特に、早口で膨大なセリフを淀みなく話すことができる「特殊技能」は、監督や共演者からも高く評価されています。
役者としての仕事に対する姿勢は非常に真摯であり、作品に95%の力を注ぎ込むと評されるほど、ストイックに役と向き合うことで知られています。
【堺 雅人 × 古代エジプト】
— NHK PR (@NHK_PR) August 18, 2025
「エジプトは大きな劇場なんです。まるで大きなドラマを見ているようです」。
19(火) 新発見!ピラミッドと王家の秘密
20(水) 追跡!謎の王ブラックファラオ
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