イライザさん可哀そう、化けて出てやれ!👻【連続テレビ小説】ばけばけ(65)第13週「サンポ、シマショウカ。」
イライザさん可哀そう、化けて出てやれ!
こんにちは
猫好き父さんです
ヘブン先生が
アメリカから呼んだのに
なに
この仕打ち
銀二朗はいいよ
自分で勝ってに出ていって
勝手に帰ってきてたんだし
東京だし
でもイライザさんは
アメリカでしょ
あらすじ
月照寺での帰り、トキ(髙石あかり)は銀二郎(寛一郎)から、やりなおしたいと告げられる。松野家みんなを養うと宣言する銀二郎にトキは・・・。一方、ヘブン(トミー・バストウ)はイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)を自宅に招く。トキに怪談を語ってもらう様子をイライザに再現して見せるヘブン。そんなヘブンにイライザは、日本を離れ2人で一緒に海外で滞在記を書かないかと誘う。
出演
【出演】髙石あかり,トミー・バストウ,小日向文世,池脇千鶴,池谷のぶえ,岡部たかし,寛一郎,シャーロット・ケイト・フォックス,野内まる
【作】ふじきみつ彦
【音楽】牛尾憲輔
明治時代(特に小泉八雲が来日した明治23年=1890年前後)に、アメリカから島根県(松江)へ一般の人が旅をするのは、現代からは想像もつかないほど壮大で過酷な「大冒険」でした。
当時の標準的な道程をステップごとに解説します。
🚢 1. アメリカから日本へ(太平洋横断)
まず、アメリカ大陸を鉄道で横断して西海岸へ向かい、そこから船に乗ります。
出発地: サンフランシスコが一般的でした。
交通手段: 外洋定期船(蒸気船)。太平洋郵船(パシフィック・メイル)などの大型船が横浜までの航路を運営していました。
期間: 約2週間〜20日ほど。
到着地: 横浜港。当時の国際的な玄関口でした。
⚓ 2. 横浜から関西へ(沿岸航路)
横浜から島根(山陰)へ直接行く陸路(鉄道)はまだ全通していなかったため、まずは西日本を目指します。
交通手段: 横浜から神戸までは、再び沿岸航路の蒸気船を利用するのが一般的で、最も楽な方法でした。
期間: 1日〜2日程度。
🛶 3. 関西から島根へ(日本海航路または陸路)
ここが最大の難所です。明治前半〜中盤、山陰地方は「陸の孤島」と呼ばれていました。
ルートA(海路): 神戸や大阪から、下関を経由して日本海を北上し、**境港(鳥取県)**を目指します。境港からは小舟や馬車に乗り換えて松江に入ります。
ルートB(陸路): 姫路あたりまで鉄道や馬車で行き、そこから険しい中国山地を越えます。籠(かご)や人力車、あるいは徒歩で山を越える過酷な旅でした。
小泉八雲の例: 1890年に松江へ向かった八雲は、兵庫県の明石から人力車を乗り継ぎ、数日かけて中国山地を越えて松江に到着しました。
⏳ 合計の旅程と期間
アメリカの東海岸(ニューヨークなど)を出発してから島根の松江に到着するまで、スムーズにいっても1ヶ月以上、天候や接続が悪ければそれ以上の時間がかかりました。
💰 当時の旅のリアリティ
言葉の壁: 島根に入ると英語が通じる人はほぼ皆無でした。通訳を雇うか、身振り手振りでの旅となります。
宿泊: 街道沿いの宿場町にある「旅籠(はたご)」に泊まります。畳に布団、和食という環境は、当時のアメリカ人には非常に新鮮(かつ刺激的)な体験でした。
パスポート: 当時は「内地旅行免状」という、外国人が指定された場所以外に行くための特別な許可証が必要な時代もありました。
💡 ひとこと
現代なら羽田から米子・出雲空港まで1時間強、あるいは新幹線と特急「やくも」で数時間の距離ですが、明治時代はまさに**「地球の裏側へ行く」**ほどの決意が必要な旅でした。
ヘブンさんと共に人生を歩むことを望んでいたイライザさん。
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) December 26, 2025
人と深く関わることを避けてきた、臆病なヘブンさんの心の中に、確かにトキという存在があることを悟るイライザさんでした。#トミー・バストウ #シャーロット・ケイト・フォックス#ばけばけ pic.twitter.com/RyzTORjfti


















