余命3か月を宣告されたのぶを救ったのは丸山ワクチン?🥖【連続テレビ小説】あんぱん 第26週「愛と勇気だけが友達さ」(130)
愛と勇気だけが友達さ
こんにちは
猫好き父さんです
のぶの病気がなんで
どのようにして
よくなったのかは
明確にされませんでしたが
モデルとなった
小松暢(こまつ のぶ)さんは
乳がんで判明したときは
かなり危ない状況だったみたいです
今田美桜さんの顔のシミは
加齢を表現してのものだと
思っていたのですが
実際には
がん治療と関係がありそうです
さてさて
収録1年、放送半年
お疲れさまでした
あらすじ
のぶ(今田美桜)の病室のドアを開けた嵩(北村匠海)は、にっこり笑うのぶの姿に胸がいっぱいになる。その後退院したのぶは、嵩に自分がいなくても大丈夫かと尋ね、今年の桜は見られないかもしれないとつぶやく。そんなことないと打ち消すように話す嵩は、たまらずのぶを抱き寄せる。やがて日本中の子どもたちのヒーローになったアンパンマン。のぶは最高の笑顔で嵩に言う。「嵩は、うちのアンパンマンや」と――。
出演
【出演】今田美桜,北村匠海
【作】中園ミホ
のぶは乳がんだった
やなせたかしさんの奥様、小松暢(こまつ のぶ)さんが患われたがんは、乳がんです。
病気が判明したときにはすでに全身に転移しており、厳しい状況でした。
闘病生活と経過
病名と診断: 小松暢さんは、1988年(昭和63年)12月に体調を崩し、検査の結果、乳がんであることが発覚しました。
深刻な病状: すでにがんが肝臓など全身に転移しており、医師からは余命3か月という非常に厳しい宣告を受けました。これは、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の放送が始まった直後のことでした。
闘病生活と「丸山ワクチン」: 余命宣告を受けた後、暢さんは手術を受けましたが、絶望的な状況の中で、やなせさんは知人から勧められた丸山ワクチンの投与を医師に懇願し、抗がん剤治療と並行して投与を開始しました(当時は未承認薬)。
何が功を奏したのかは不明ですが、その後、暢さんの容態は一時的に劇的に改善し、山歩きができるほどに回復しました。
闘病期間: 医師から余命3か月と宣告されながらも、その後約5年間にわたって闘病生活を続け、夫であるやなせさんを支え続けました。
最期: 1993年(平成5年)11月22日、75歳で亡くなりました。この日は奇しくも「いい夫婦の日」でした。やなせさんは、闘病中の5年間が「結婚してから夫婦でいちばん充実した時間だった」と後に語っています。
小松暢さんは、病に侵されながらも気丈に振る舞い、大ヒットした『アンパンマン』の快進撃と、夫やなせさんの活躍を間近で見届けました。彼女は、やなせさんにとって、公私にわたるかけがえのない「戦友」のような存在でした。
丸山ワクチンは、日本で長く研究・使用されているがん治療に関する薬剤であり、多くの患者さんから支持を集めている一方で、未だに厚生労働省の正式な製造販売承認(抗がん剤としての)を得ていないという、特殊な位置づけにある医薬品です。
「あんぱん」の作者である、やなせたかしさんの妻・小松暢さんの闘病生活でも使用されたことで知られています。
丸山ワクチンとは
1. 開発と成分
開発者: 日本医科大学の丸山千里博士によって開発されました。
起源: 1944年に皮膚結核の治療薬として研究が始まりました。結核菌の成分が免疫機能を刺激することに着目し、人型結核菌の一部の熱水抽出物を精製して作られています。
別名: SSM(Specific Substance Maruyama)とも呼ばれます。
2. がんへの作用機序(期待される働き)
丸山ワクチンは、がん細胞を直接攻撃する抗がん剤ではなく、「免疫療法剤(非特異的免疫療法)」に分類されます。
免疫の活性化: リンパ球やマクロファージ、ナチュラルキラー(NK)細胞といった免疫細胞の働きを活性化させ、がん細胞の増殖や転移を間接的に抑える作用が期待されています。
コラーゲン増殖による「封じ込め」: もう一つの特徴的な作用として、体内のコラーゲン(結合組織)の増殖を促進させることが挙げられます。このコラーゲンががん細胞の周囲を取り囲み、がんの増殖や浸潤、栄養補給路を遮断してがんを封じ込める(瘢痕化させる)効果が期待されています。
自覚症状の改善・QOL向上: がんによる痛みや貧血などのつらい自覚症状の緩和や、生活の質(QOL)の改善が見られる患者さんもいるとされています。
3. 承認状況と位置づけ
丸山ワクチンが非常に特殊なのは、その法的な位置づけにあります。
未承認の抗悪性腫瘍剤: 1970年代に抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)として国に承認申請されましたが、有効性の確認が不十分として、厚生労働省(旧厚生省)から正式な製造販売承認は得られていません。
「有償治験薬」としての使用: しかし、効果を訴える患者さんや医師の強い要望を受け、国は例外的な措置として1981年から**「有償治験薬」**という形で、患者さんが実費を負担して使用できる制度を続けています。
放射線療法による白血球減少抑制剤としての承認: なお、丸山ワクチンの成分と同じものが、「アンサー20注」という医薬品名で、がんの放射線療法による白血球減少症の治療薬としては承認・販売されていますが、これは「抗がん剤」として承認されたものではありません。
丸山ワクチンは、長期間の使用が可能で副作用がほとんどないという利点から、標準治療が難しくなった患者さんなどによって現在も使用され続けていますが、医学界ではその有効性について引き続き議論が続いています。
がん治療と顔のシミについて
乳がん自体が直接顔のシミ(色素沈着)の原因になるわけではありませんが、**乳がんの治療(特に薬物療法や放射線療法)**が、顔やその他の皮膚にシミや黒ずみを引き起こす強い関連性があります。
シミや色素沈着は、治療の副作用として比較的よく見られる皮膚の変化の一つです。
乳がん治療による顔のシミの主な原因
乳がんの治療には、主に以下の2つの要因が顔のシミ(色素沈着)に関わってきます。
1. 抗がん剤(化学療法)による色素沈着
多くの場合、顔のシミや黒ずみの原因は**抗がん剤(化学療法)**の影響です。
メラノサイトへの刺激: 抗がん剤が皮膚の表皮にある基底細胞に影響を与えることで、メラニンを生成する細胞であるメラノサイトが刺激を受け、メラニン色素が過剰に作られたり、排出されにくくなったりします。
症状: 顔だけでなく、手のひら、足の裏、爪、口の中の粘膜など、全身に黒っぽい色素沈着として現れることがあります。
経過: 抗がん剤の投与が終われば、色素沈着は自然に薄くなったり消えたりすることが多いですが、時間がかかる場合もあります。
2. ホルモン療法による肝斑(かんぱん)
乳がんの治療でよく用いられるホルモン療法は、シミの一種である肝斑と関連する場合があります。
女性ホルモンの影響: 肝斑は、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンのバランス変動が関与して発症・悪化することが知られています。
治療薬の影響: ホルモン療法薬の中には、体内のホルモン状態を変化させることでメラノサイトを活性化させ、肝斑の出現や悪化を招く可能性があると考えられています。
シミ・色素沈着への対処法とケア
治療中や治療後にシミや色素沈着が出た場合は、以下の点に注意してケアすることが推奨されます。
徹底した紫外線対策(UVケア)
治療中の皮膚はバリア機能が低下し、非常にデリケートです。紫外線や摩擦によって色素沈着は増悪しやすくなるため、顔には日焼け止め、帽子、日傘などを使い、徹底的に紫外線を避けることが最も重要です。
摩擦を避けるスキンケア
洗顔やメイク落としの際、肌を強くこすらないように注意し、やさしく行うことで、刺激による色素沈着の悪化を防ぎます。
保湿ケア
抗がん剤の影響で皮膚が乾燥しやすくなるため、保湿剤を使って肌のバリア機能を保つことが大切です。
美白剤や内服薬の相談
皮膚の状態に応じて、医師と相談の上、ビタミンCやトラネキサム酸などの内服薬、またはハイドロキノンなどの美白外用薬を検討することもあります。ただし、治療中の薬物との相互作用や効果については、必ず主治医や皮膚科医に確認が必要です。
顔のシミは外見上の変化として大きなストレスになることがありますので、気になる場合は我慢せず、担当の医師や看護師、アピアランスケアを専門とするスタッフに相談してください。
🏃♀️#あんぱんオフショット🖌
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) September 26, 2025
半年間にわたる放送のご声援、ありがとうございました!
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そして!29日(月)よる11時から、4夜連続で"「あんぱん」特別編"が放送されます✨
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