アレクサンドル・デュマ🏆Fate/strange Fake 第8話「三流喜劇の舞台裏」
アレクサンドル・デュマ
こんにちは
猫好き父さんです
もう
なにが
なんやら
このあたりで
呪術廻戦みたいに
総集編とか
あっても良いのかも(笑)
あらすじ
破損した宝具の修繕のため、キャスターの魔術工房へと数人の「二十八人の怪物」が遣わされていた。先の戦闘で右腕を失った警官ジョン・ウィンガードは、それでもなお聖杯戦争に挑む意気をキャスターより問われる。一方で、街を包む不穏な魔力を察知したフラットとバーサーカーは、警察署への侵入を試みていた。
魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。 かつて、日本で行われた第五次聖杯戦争の終結から幾年。新たな聖杯の予兆がアメリカ合衆国西部の都市・スノーフィールドにおいて観測される。そして集う、魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉達――
欠けたクラス。選ばれるはずのないサーヴァント。 暗躍する国家。戦争の為に造られた街。 ――数多のイレギュラーにより、「聖杯戦争」は混迷し、捻じれていく。 偽りの聖杯の壇上で踊る、人間と英霊〈サーヴァント〉達の饗宴が幕を開ける――。
声の出演
花澤香菜,小野友樹,諸星すみれ,関智一,小林ゆう,古賀葵,羽多野渉,森久保祥太郎,橘龍丸,Lynn,松岡禎丞,堀内賢雄,内田真礼,榎木淳弥,梶原岳人,小西克幸,浪川大輔,咲野俊介
【原作】成田良悟/TYPE-MOON 『Fate/strange Fake』(電撃文庫刊) 【キャラクター原案】森井しづき 【監督】榎戸駿,坂詰嵩仁 【シリーズ構成】大東大介 【キャラクターデザイン】山田有慶 【サブキャラクターデザイン】滝山真哲,相音光,浜友里恵,おかざきおか 【プロップデザイン】田中一真 【モンスターデザイン】楫野裕翔,和田慎平
【音響制作】INSPION エッジ 【音楽】澤野弘之 【制作】A-1 Pictures
【Opening Theme】『PROVANT』SawanoHiroyuki[nZk]:Jean-Ken Johnny & TAKUMA 【Ending Theme】『潜在的なアイ』13.3g
偽のキャスター(デュマ)
成田良悟氏による『Fate/strange Fake』。スノーフィールドという偽りの聖杯戦争を舞台に、この作品のキャスターは他の聖杯戦争のサーヴァントとは一線を画す、非常に異質な存在です。
その正体と、彼が使役する「二十八人の怪物(トゥエンティエイト・モンスターズ)」について、スマートに紐解いていきましょう。
1. キャスターの正体:アレクサンドル・デュマ
フランスが生んだ物語の巨人、**アレクサンドル・デュマ(父)**です。
代表作は『モンテ・クリスト伯』や『三銃士』。彼は「稀代のストーリーテラー」としての特性がサーヴァントとして具現化されています。
「書く」ことで世界を変える:
彼は自ら剣を取って戦うタイプではありません。吉沢亮さんが舞台上で空気を一変させるように、彼は「物語の力」を使って、既存の概念をトランスフォーメーション(変容)させることに特化したキャスターです。
「贋作」を「真作」へ:
凡庸な道具や人間を、自分の物語に組み込むことで「伝説のアイテム」や「英雄」へと格上げする能力を持っています。
2. 二十八人の怪物(トゥエンティエイト・モンスターズ)
これはデュマが持つ宝具**『絢爛なりし我が執筆(グラン・ディクショネール)』**によって生み出された、異形の軍団です。
誕生の背景:
デュマは生前、多くの「代筆者(ゴーストライター)」を雇って膨大な作品を世に送り出しました。この史実が魔術的に昇華され、彼に従う28人の影の暗殺者として現界しています。
特性と運用:
彼らは一人一人が高い隠密性能と戦闘能力を持つ「暗殺者の集団」です。マスターであるオーランド・リーヴが率いるスノーフィールドの警察隊に潜伏し、現代兵器と魔術を融合させて戦います。
成長する怪物:
デュマの執筆によって彼ら自身の「物語」が書き加えられることで、能力がさらにリチャージ(強化)されていくのが特徴です。
3. 一般的な視点:なぜ彼らは「驚異」なのか?
通常の聖杯戦争において、キャスターは「神殿」を築いて待ち構えるのが定石ですが、デュマと28人の怪物は**「現代社会のインフラ(警察組織)」**そのものを陣地としてリボルブオン(再起動)させています。
物量と質の暴力:
一人の英霊に対し、28人の「英霊に近い存在」が波状攻撃を仕掛ける絶望感。
創作への愛:
デュマ自身は「面白い物語」が書ければそれでいいというスタンスですが、その「面白さ」のために最強の武器や兵士を次々と「執筆」してしまう点が、他の陣営にとって最大の脅威となっています。
💡 結論
『strange Fake』のキャスター陣営は、「物語の創造主(デュマ)」と「その物語を現実に変える影(28人の怪物)」による、極めてスマートかつ邪悪な連携が魅力です。
驚異のギミック
『Fate/strange Fake』の物語をさらに加速させる、デュマの「執筆」による驚異のギミックについて深掘りします。
スノーフィールドの警察署長であるマスター、オーランド・リーヴの野望を叶えるために、デュマが何を作り出したのか。そのスマートで型破りな能力を解説します。
1. 警察官たちが手にした「贋作宝具」
デュマの真価は、28人の怪物を使役するだけでなく、**「凡人を英霊に等しい存在へ引き上げる」**ことにあります。
宝具の量産:
デュマは伝説上の武器(宝具)を「物語」として再解釈し、そのレプリカを作成します。オーランド配下の精鋭警察官たちに、それらの武器を与え、さらにデュマが「君たちは英雄だ」という設定を書き加えることで、本来宝具を持たないはずの現代人が、英霊と渡り合えるほどの力をリチャージされます。
オーランドの宝具:
マスターであるオーランド自身も、デュマが執筆した短剣**『デュランダル(の模造品)』**などを手にし、一端のサーヴァント並みの戦闘能力へとトランスフォーメーションしています。
2. 「真のキャスター」との対比
『strange Fake』には「偽りの聖杯戦争」ゆえに、キャスターが二人存在します。
真のキャスター:フランソワ・プレラーティ:
デュマが「人間賛歌」を書く作家なら、プレラーティは「狂気と幻影」を操る魔術師です。
対照的な二人:
吉沢亮さんが正統派の英雄を演じ、一方でミステリアスな役柄もこなすように、この二人のキャスターも「創造」と「幻惑」という対照的な力でスノーフィールドを混乱に陥れます。デュマが「実体のある強化」を行うのに対し、プレラーティは「認識を狂わせる」ことで戦場をリボルブオン(攪乱)させます。
3. 28人の怪物の「正体」に関する補足
彼らは単なる影ではなく、デュマの作品群に登場するキャラクターたちのエッセンスを煮詰めたような存在です。
ゴーストライターの写し身:
生前、デュマの影に隠れていた協力者たちの執念が、28人の暗殺者という形をとっています。彼らは主であるデュマを時に冷笑しながらも、その執筆能力を最大化するための「手足」として完璧に機能します。
現代兵器との融合:
彼らは魔術だけでなく、スナイパーライフルや最新の通信機器を使いこなします。この「ファンタジーと近代兵器のミスマッチ」こそが、成田良悟作品らしいスマートな魅力です。
4. 一般的な視点:なぜデュマは「最強の裏方」なのか
デュマ自身は戦いを好みませんが、彼がいるだけで「軍隊そのものが宝具化」してしまいます。
千葉雄大さんが周囲を明るくするオーラを持つように、デュマもまた、彼が触れるものすべてを「物語の主役」に変えてしまう。その圧倒的なプロデュース能力こそが、個人の武勇を競う聖杯戦争において、システムそのものをハックするような驚異となっているのです。
💡 結論
デュマと28人の怪物は、**「設定(物語)を書き換えることで、現実の戦力差をゼロにする」**という、メタ的な強さを持った陣営です。
彼らの戦いは、単なる魔術のぶつかり合いではなく、「物語が現実をどこまで侵食できるか」という壮大な実験のようでもあります。
「偽のキャスター(デュマ)」と「真のバーサーカー(ジャック)」
スノーフィールドという歪な舞台において、物語をさらに複雑化させる「偽のキャスター(デュマ)」と「真のバーサーカー(ジャック)」の奇妙な関係、そして街全体を巻き込んだ仕掛けについて深掘りしましょう。
1. 「正体不明」同士の共鳴:デュマとジャック
『Fate/strange Fake』において、最も予測不能な組み合わせの一つが、物語の書き手であるデュマと、正体なき殺人鬼ジャック・ザ・リッパー(バーサーカー)の交流です。
「設定」という共通点:
ジャックは「正体不明」という概念そのものがサーヴァント化した存在であり、他者の想像力によって姿を変えます。一方、デュマは「設定を書き加える」作家。この二人が出会うことは、ある意味で最高の相性を生んでしまいます。
奇妙な友情(?):
デュマはジャックを「最高の素材」として興味を持ち、ジャックもまた、自分というあやふやな存在を「定義」しようとするデュマに興味を示します。吉沢亮さんと千葉雄大さんが共演するように、異なるタイプの実力派が対話することで、戦場に異質な「体幹」が生まれるのです。
2. 警察庁舎そのものが「宝具の工房」
オーランド・リーヴの陣地である警察庁舎は、デュマの手によって**「英雄を量産する工場」**へとトランスフォーメーションしています。
現代兵器の魔改造:
本来、ただの鉄の塊であるはずの銃火器や特殊車両が、デュマの「物語」を付与されることで、サーヴァントに傷を負わせる「神秘」を帯びた武器へとリチャージされます。
集団での聖杯戦争ハック:
一騎打ち(デュエル)が基本の聖杯戦争において、デュマとオーランドは「28人の怪物」+「武装警察隊」という物量によるハックを仕掛けました。これは、個人の武勇に頼る他の英霊たちにとって、極めてスマートかつ厄介な現代的戦術です。
3. スノーフィールドという街の「仕掛け」
実は、この街そのものが「偽りの聖杯戦争」を完遂するために、あらかじめデザインされた巨大な装置です。
レイラインの意図的な配置:
スノーフィールドの地形は、魔術的なエネルギーを循環させるために人工的に作られており、どこにいても「偽の聖杯」の影響を受けるようになっています。
「観客」としての市民:
この街の住人たちは、無意識のうちに聖杯戦争のエネルギー源(魔力供給)の一部としてリボルブオン(再起動)されています。デュマはこの舞台装置を「最高の劇場」として利用し、自分の物語を書き進めるための広大なキャンバスにしています。
4. キャスターとしての「愛」
デュマがこれほどまでに協力的なのは、聖杯が欲しいからではなく、**「まだ誰も見たことがない、最高に面白い結末を書きたい」**という作家としてのエゴによるものです。
マスターをすら「素材」にする:
彼はオーランドの野望すらも、物語の「起承転結」の一部として楽しんでいます。その姿は、監督や脚本家の意図を超えて輝こうとする俳優のようでもあり、スノーフィールドという劇場の真の支配者(演出家)に最も近い存在と言えるかもしれません。
💡 結論
デュマとジャックの交流、そして警察組織という現代の力を背景にした戦いは、**「伝説という古い神秘が、物語という力によって現代のシステムと融合した姿」**です。
『strange Fake』の面白さは、こうした「既存のルールを書き換えていく(トランスフォーメーションさせる)」スリルにあります。
🏆
🏆




















