いきなり勝っちゃうのか🐎日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」2話【逃げ馬】
いきなり勝っちゃうのか
こんにちは
猫好き父さんです
う~ん
早々に勝ってしまいましたね
強運ですね
あらすじ
競馬事業部専任秘書となった栗須(妻夫木聡)だったが、着任早々「年内に中央競馬で一勝」できなければ事業撤廃という難題を突きつけられる。躍起になる耕造(佐藤浩市)の頑固な考えと対立しながらも、栗須はロイヤルファイトとイザーニャを託す調教師を探して奮闘する。難航する調教師探しのさなか元恋人・加奈子(松本若菜)のアドバイスで、とある調教師(安藤政信)に賭けることに…。 果たして競馬事業部存続の行方は…!?
出演
妻夫木聡 目黒蓮 松本若菜 ・ 安藤政信 高杉真宙 津田健次郎 吉沢悠 / 小泉孝太郎 黒木瞳 沢村一樹 / 佐藤浩市 ほか
脚本:喜安浩平 プロデュース:加藤章一 演出:塚原あゆ子
玉置浩二:「ファンファーレ」
競走馬の一生
競走馬の一生は、「生産・育成」、「競走馬生活(現役)」、そして**「引退後の余生(セカンドキャリア)」**の3つの大きな段階に分けられます。寿命は約25〜30年ですが、現役生活はわずか数年で終わることがほとんどです。
🐎 1. 生産・育成の時代(誕生~約2歳)
競走馬としてデビューするまでの土台作りを行う重要な期間です。
誕生と初期育成
種付け・妊娠: 優秀な**種牡馬(しゅぼば)と繁殖牝馬(はんしょくひんば)**の交配により、約11ヶ月の妊娠期間を経て仔馬が誕生します。
初期育成(0歳): 誕生後、仔馬はすぐに自力で立ち上がり、母乳を飲みます。この時期は母馬と共に過ごし、広い牧場での昼夜放牧などで基礎体力を養います。生後半年ほどで母馬から離される離乳が行われます。
本格的な訓練(馴致・後期育成)
騎乗馴致(きじょうじゅんち): 1歳を過ぎると、人が乗るための訓練が始まります。ハミや鞍に慣れさせ、人を背中に乗せる練習(乗り慣らし)から、徐々に常歩(なみあし)・速歩(はやあし)・駆歩(かけあし)といった騎乗運動を教え込みます。
入厩(にゅうきゅう): 2歳になる頃、トレセン(トレーニング・センター)にある厩舎に入り、調教師の管理のもと、レースに向けた本格的な調教(坂路調教、ゲート練習など)を積みます。
🏆 2. 競走馬生活(現役)(2歳~約5歳)
サラブレッドは一般的に2歳の6月頃から**新馬戦(メイクデビュー)**でデビューします。
レースキャリア: 優秀な馬はオープンクラス、さらに重賞(GIII GII GI)へとステップアップを目指します。
競走生活は肉体的負担が大きいため、キャリアのピークは3歳~5歳頃が一般的です。
クラス分け: レースに勝てなかった馬は未勝利戦を走り続け、勝てた馬は1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスと勝ち上がるごとに上のクラスへと進みます。
引退: 競争成績や怪我、年齢などを理由に、多くの馬は5歳前後で現役を引退します。長期間活躍する馬は「古馬」として7歳頃まで現役を続けることもあります。
🌿 3. 引退後の余生(セカンドキャリア)
現役を退いた競走馬がたどる道は様々ですが、その多くは**「第二の人生(セカンドキャリア)」**に進みます。
優秀な馬の道
繁殖馬:
牡馬(オス): 優秀な成績を残した馬は種牡馬となり、生産牧場で交配に専念します。
牝馬(メス): 現役時代の成績に関わらず、繁殖に適した馬は繁殖牝馬となり、仔馬を産む役割を担います。
その他の馬の道
乗馬:
多くの引退馬は、乗馬クラブなどで乗用馬となるための**リトレーニング(再調教)**を受けます。競走馬としてのスピードではなく、人の指示に従い穏やかに走ることを学びます。
功労馬・養老馬:
GⅠ馬などの名馬は、生まれ故郷の牧場や功労馬を繋養する施設などで、観光馬や養老馬として穏やかな余生を過ごします。
引退馬支援の課題: 毎年多くの馬が引退しますが、繁殖や乗馬になれるのは一部であり、すべての馬が幸せな余生を送れるわけではないという現実的な課題があります。そのため、引退馬の余生を支援するための様々な活動や団体が取り組んでいます。
逃げ馬(にげうま)
「逃げ馬(にげうま)」**とは、レースのスタート直後から先頭(ハナ)に立ち、そのままゴールまで先頭を走り切ることを得意とする脚質(レース運びの戦法)の馬を指します。
この戦法を成功させることは「逃げ切る」と呼ばれ、非常にスリリングで競馬ファンにも人気の高い戦法の一つです。