😎ブラタモリ「東京スカイツリー～なぜここにスカイツリーは立っている？～」📺10/8 (土) 19:30 ～ 20:15

10/08/2022

😎ブラタモリ「東京スカイツリー～なぜここにスカイツリーは立っている？～」📺10/8 (土) 19:30 ～ 20:15

こんにちは、猫好き父さんです。

スカイツリーかあ、遂に来たなあ！

面白そう、絶対リアタイ視聴だね💛

画像は公式からの引用です。

初回放送日：2022年10月8日
今回の舞台は東京スカイツリー。６３４ｍ、世界一高い電波塔の“立地”に隠された驚きの秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす▽すべての道はスカイツリーに通ず！？「ブラタモリ＃２１７」で訪れたのは東京都墨田区にある東京スカイツリー。旅のお題「なぜここにスカイツリーは立っている？」を探る▽隅田川の堤防に謎のクランク？スカイツリーの南を流れる運河には謎のカーブ？すべての謎が立地の奇跡につながる！▽地下にもギリギリセーフの地盤の秘密！▽最後の決め手は東武鉄道の変遷！▽展望台は円形なのに足元は…？▽揺れを抑える“心柱”がスゴい！▽６３４ｍの秘密が展望台で明らかに！

立地の秘密

東京スカイツリーが現在の場所、東京都墨田区押上に建設されたのには、主に電波の安定供給、広大な土地の確保、観光の拠点、そして地域の協力といった複数の理由が重なっています。

主な選定理由

1. 安定した電波の送信

東京中心部に200mを超える高層ビルが増えたことで、東京タワーからの電波が届きにくい地域が発生する懸念が生じていました。そこで、より高い場所から安定して広範囲に電波を送信できる、高さ600m級の新しい電波塔が必要となりました。

2. 広大な土地の確保

タワー本体だけでなく、商業施設「東京ソラマチ」などを併設する大規模な開発計画だったため、広大な敷地が必要でした。建設地はもともと東武鉄道の貨物ヤード跡地で、都心にありながらこの条件を満たすことができる貴重な場所でした。

3. 交通の便と観光のポテンシャル

建設地である押上エリアは、以下の路線が乗り入れる交通の要所であり、国内外からの観光客がアクセスしやすい立地です。

東武スカイツリーライン
東京メトロ半蔵門線
都営地下鉄浅草線
京成押上線

また、昔ながらの観光地である浅草に近く、新たな観光拠点として相乗効果を生み出し、多くの集客が見込めると判断されました。

4. 地域の熱意と協力

地元である墨田区や地域住民が、地域の活性化を期待して積極的に誘致活動を行いました。建設が決定した後も、周辺の道路整備など、官民一体となった協力体制が整っていたことも大きな要因です。

最終候補地との比較

最終的に、埼玉県さいたま市の「さいたま新都心」と墨田区押上が候補地として残りました。その中で、墨田区が選ばれた理由の一つに、電波の混信対策にかかる費用がさいたま市よりも抑えられるという技術的なメリットがありました。

これらの理由から、東京スカイツリーは単なる電波塔としてだけでなく、商業、観光、そして地域振興の拠点となるべく、現在の場所に建設されることになりました。

心柱（しんばしら）

東京スカイツリーの「心柱（しんばしら）」は、伝統的な日本の五重塔の構造にヒントを得て開発された、タワーの耐震・制振において極めて重要な役割を果たす構造物です。

以下に、東京スカイツリーの心柱の概要と機能について説明します。

心柱とは何か

心柱は、東京スカイツリーの中心部にある、鉄筋コンクリート製の円筒形の構造物です。五重塔の心柱が仏塔の中央に建てられる柱を指すように、東京スカイツリーにおいても中心に位置しています。

構造: 直径約8メートル、高さは約375メートルに達する筒状のコンクリート構造物です。
内部: 心柱の内部は、避難用の階段室として利用されています。

心柱制振システム（制振の仕組み）

東京スカイツリーの心柱は、単なる構造体ではなく、地震や強風時の揺れを抑えるための「心柱制振システム」として機能します。これは、現代の最新技術と五重塔の伝統的な構造が融合したものです。

五重塔との類似点と違い:

五重塔は、地震による倒壊の記録がないほど高い耐震性を持つことで知られています。その理由の一つが心柱にあると考えられています。東京スカイツリーは、この五重塔の構造を現代の技術で応用しました。

東京スカイツリーの心柱は、タワー本体（鉄骨塔体）とは構造的に分離されています。これにより、タワー本体と心柱が異なる周期で揺れるように設計されており、互いの揺れを打ち消し合う「付加質量機構」として機能します。

揺れの低減効果:

地震時: 地震発生時、タワーの揺れを最大で約50%低減する効果があるとされています。
強風時: 強風による揺れも最大で約30%低減します。

構造的な特徴と機能

心柱制振システムを成立させるための具体的な構造的特徴は以下の通りです。

独立した構造: 心柱はタワー本体とは独立しており、タワーの鉄骨に直接固定されていません。
オイルダンパーの設置: 心柱とタワー本体は、地上125メートルから375メートルの間の「可動域」でオイルダンパーによって接続されています。このオイルダンパーが、地震時にクッションのような役割を果たし、心柱とタワー本体がぶつかるのを防ぎつつ、揺れのエネルギーを吸収します。
質量付加機構: 心柱がタワー本体の重りのような役割を果たし、建物全体の揺れを抑える効果があります。

東京スカイツリーの心柱は、五重塔の知恵と現代の制振技術を組み合わせた、日本の地震対策技術の象徴的な存在です。

猫好き父さんも東京スカイツリーに行ったけれど

こういうのはすっかり忘れていたよ（笑）

【オープンして10年】

関東地方で地上波テレビ放送をご覧の皆様は、ここからの映像と音声を受信されていると思いますが…なぜ立っているか？それはほら、ねぇ…。

ブラタモリ「東京スカイツリー～なぜここにスカイツリーは立っている？～」
8（土）夜7:30［総合］https://t.co/rLSgIEtPCO pic.twitter.com/3jFeld85OC
— NHK広報局 (@NHK_PR) October 7, 2022