【審議入りは誤り】ガンダム「水星の魔女」突然の残虐シーンがBPOで議題に😡
こんにちは
猫好き父さんです
まあね
確かに
驚いたけど
戦争だし
あの場で
火器を使う訳には
いかないし
ガンダム「水星の魔女」突然の残虐シーンがBPOで議題に ネットは「今更」/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/77oQjOwbww #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) February 11, 2023
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の最終回(第12話)で描かれた残虐シーンが、BPO(放送倫理・番組向上機構)で**「議論」の対象となった**ことは事実です。ただし、一部で「BPOで審議入りした」と報じられましたが、BPOの広報は「審議入りは誤り」と否定しており、正式な「審議」には至っていません。
議題になったシーンの概要
問題となったのは、2023年1月8日に放送された第1クール最終話(第12話)のラストシーンです。
- 主人公のスレッタ・マーキュリーが搭乗するモビルスーツ「ガンダム・エアリアル」の巨大な手で、敵の人間を押しつぶす描写がありました。
- その際、鮮血が広がり、つぶされた人間から分離した腕がヒロインのミオリネ・レンブランに当たるという、非常に衝撃的な表現が含まれていました。
- このシーンを見たミオリネは、返り血を浴びた顔に恐怖の表情を浮かべ、「なんで笑ってるの。人殺し」とつぶやき、第1クールが終了するというものでした。
BPO「放送と青少年に関する委員会」での議論
BPOの「放送と青少年に関する委員会」では、視聴者から寄せられた意見を受けて、このシーンが議題の一つとして取り上げられました。
-
視聴者からの意見:
- 「日曜午後5時という時間帯の放送としては、非常に不適切な映像表現だと考える」
- 「小学生の子どもと見ていたが、あまりにショッキングなシーンに言葉を失った」
- 「主人公の乗った戦闘ロボットの巨大な手で敵の人間を押しつぶす描写があり、常軌を逸した不適切な描写と考える」 などの意見が寄せられました。
-
委員会委員の意見:
- 「分離した腕が宙を舞うところでは鮮血の色を暗い色に変えているが、日曜の5時に家族で見るシーンではないだろう」という懸念の声があった一方、
- 「小さい子どもは怖いかもしれない。ただ、つぶされた人間自体は描かず、飛び散る血を暗い色にしているなど、一定程度配慮された表現になっている」という意見もありました。
「審議」と「議論」の違い、結論
BPOの青少年委員会では、「視聴者から指摘された番組について毎月の委員会で**『議論』し、問題のある可能性がある番組は『討論』に進み、さらにその一部が『審議』**入りとなる」という段階があります。
『水星の魔女』の件は、「議論」の段階で「討論」に進むことなく終了しました。つまり、BPOとしての正式な「審議」の対象にはならなかったということです。BPOの広報も、この件に関する「審議入り」を否定しています。
世間の反応
この件はネット上で大きな反響を呼びました。
- 「ガンダムは元々戦争を描くもので、残酷な描写はつきものだ」「今更感が凄い」といった、ガンダムシリーズの文脈からすれば当然だとする意見。
- 「日曜夕方5時という時間帯を考えると配慮が必要だったのでは」という意見。
- 『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』など、より過激な描写があるアニメが放送されていることとの比較論。
- 「子どもに見せない方がいいのは、残酷な飛び散る鮮血ではなく、争いで人が死んでいるのに血も苦しみも描かない描写だろう。子どもの学びの場を奪ってはいけない」といった、表現規制への問題提起。
など、様々な意見が交わされ、アニメの表現と放送時間帯、そしてBPOの役割について改めて議論が巻き起こる形となりました。