これは凄い、見ごたえ十分!🚄タモリステーション 新幹線の知られざる進化の秘密を徹底検証 “新幹線60年物語”
新幹線60年物語
こんにちは
猫好き父さんです
とても見ごたえのある
良い番組でした
冒頭、一瞬
ブラタモリ?と
勘違いしました(笑)
画像は公式からの引用です
内容
1964年の誕生から60年、人間でいえば還暦を迎えた“新幹線”。 世界初の高速鉄道として産声をあげた新幹線はいかにして生まれ、なぜ今なお世界から称賛され続けているのか!? JR東海全面協力のもと、タモリが新幹線の頭脳“総合指令所”などめったに見ることのできない非公開エリアを初取材! 『タモリステーション』ならではの視点で、新幹線の“進化の秘密”をひも解いていきます。
出演
<MC> タモリ <ゲスト> 木村佳乃(俳優) 金山洋一(富山大学 学術研究部 都市デザイン学系 特別研究教授) 綱島均(日本大学 生産工学部 機械工学科 特任教授) <アシスタント> 渡辺瑠海(テレビ朝日アナウンサー)
新幹線は2024年(令和6年)に開業60周年を迎えました。この60年の歴史を主だったトピックに分けて説明します。
-
「夢の超特急」の誕生(1964年)
- 1964年10月1日、東京オリンピック開催を目前に控え、東海道新幹線が開業しました。
- 最高速度210km/hは当時として世界最高速であり、「夢の超特急」と呼ばれ、戦後日本の復興と高度経済成長の象徴となりました。
- 世界初の本格的な高速鉄道として、その後の世界の鉄道に大きな影響を与えました。
-
全国へのネットワーク拡大
- 東海道新幹線の成功を受け、次々と新幹線網が整備されました。
- 山陽新幹線(新大阪~博多)、東北新幹線(東京~新青森)、上越新幹線(大宮~新潟)、北陸新幹線(高崎~敦賀)、北海道新幹線(新青森~新函館北斗)、九州新幹線(博多~鹿児島中央)、西九州新幹線(武雄温泉~長崎)など、日本の主要都市間を結ぶ大動脈へと発展しました。
- これにより、地域間の移動時間が大幅に短縮され、国土の一体化や地域経済の活性化に貢献しました。
-
絶え間ない技術革新と車両進化
- 開業時の0系電車から始まり、100系、300系、500系、700系、N700系、E5系、H5系など、時代とともに様々な形式の車両が登場しました。
- 最高速度は開業時の210km/hから、現在では320km/hにまで向上しています。
- 乗り心地の向上、環境性能の追求(低騒音化、省エネルギー化)、そして何よりも安全性の確保に向けた技術開発が続けられています。早期地震検知システムやATC(自動列車制御装置)などはその代表例です。
-
国鉄民営化とJR各社の展開
- 1987年の国鉄分割民営化により、新幹線はJR東海、JR西日本、JR東日本、JR北海道、JR九州といったJR各社に引き継がれました。
- JR各社はそれぞれ独自の車両開発やサービス競争を展開し、新幹線のさらなる進化を促進しました。
-
ミニ新幹線の登場と地域密着
- 在来線の線路幅を広げ、新幹線車両が乗り入れる「ミニ新幹線」(山形新幹線、秋田新幹線)が登場しました。
- これにより、フル規格の新幹線建設が難しい地域への新幹線ネットワークの展開が可能となり、地域との結びつきが強化されました。
-
安全性と定時運行への信頼
- 開業以来、乗客に起因しない死亡事故「ゼロ」という驚異的な安全記録を継続しています。
- 世界トップクラスの正確な定時運行も新幹線の大きな特徴であり、国内外から高い信頼を得ています。
-
未来への挑戦(リニア中央新幹線、海外展開)
- 現在、東京・名古屋間などでリニア中央新幹線の建設が進められており、さらなる超高速移動の実現に向けた挑戦が行われています。
- 日本の新幹線技術は、海外の高速鉄道計画にも影響を与えており、台湾新幹線のように技術輸出も行われています。
新幹線は、この60年間、日本の大動脈として経済発展、社会生活、文化交流に不可欠な役割を果たし、技術、安全、サービスの面で常に世界の高速鉄道をリードしてきました。そしてこれからも、未来に向けて進化を続けていくことでしょう。
今夜🌠8時
— テレビ朝日宣伝部 (@tv_asahi_PR) April 25, 2025
『#タモリステーション 新幹線の知られざる進化の秘密を徹底検証 “新幹線60年物語”』🚅
世界初の高速鉄道、新幹線はいかにして生まれ、
なぜ今なお世界から称賛され続けているのか⁉️#タモリ が新幹線の頭脳“総合指令所”などめったに見ることのできない非公開エリアを初取材📹! pic.twitter.com/sa7McO4hNV
日本の新幹線は60年の歴史の中で様々な型式が登場し、それぞれが時代のニーズや技術の進歩を反映した特徴を持っています。主要な型式についてその特徴を説明します。
国鉄時代に登場した型式:
-
0系: (1964年登場)
- 東海道新幹線開業時に登場した、世界初の高速鉄道車両です。
- 丸みを帯びた団子鼻のような先頭形状が特徴で、「夢の超特急」として親しまれました。
- 超高速度・大量輸送に特化した設計がなされ、その後の新幹線車両の基礎となりました。
- 座席配置は2列+2列(グリーン車)と2列+3列(普通車)で、ビュッフェ車や食堂車も連結されていました。
-
100系: (1985年登場)
- 0系の改良型として、特にサービス向上に力が入れられました。
- 新幹線初の2階建て車両を連結した編成が登場し、特に2階建ての食堂車やグリーン車、個室などが話題となりました。
- 先頭形状は0系よりもシャープになり、スピード感が増しました。
- 車内サービス設備も充実しました。
-
200系: (1982年登場)
- 東北・上越新幹線開業に合わせて登場した、寒冷地・積雪地帯向けの車両です。
- 0系や100系とは異なり、車体が緑色の帯を巻いているのが特徴でした。
- 耐雪・耐寒構造が強化されています。
JR化後に登場した型式(代表例):
-
300系: (1992年登場)
- 東海道・山陽新幹線「のぞみ」としてデビューし、最高速度270km/h運転を実現した車両です。
- アルミ合金車体の採用による軽量化や、空気抵抗を低減したシャープな先頭形状が特徴です。
- VVVFインバータ制御や電力回生ブレーキなど、新しい技術が多数導入され、高速化・省エネルギー化が進みました。
-
500系: (1997年登場)
- 航空機との競争を意識し、営業最高速度300km/hを実現した超高速車両です(登場当時、東海道新幹線区間では270km/h)。
- 戦闘機のような非常に長く尖った先頭形状と、円筒形の車体が特徴的なデザインです。
- 静粛性向上のための技術(フクロウの羽根を参考に開発されたパンタグラフなど)も導入されました。
- 現在は山陽新幹線の「こだま」として活躍しています。
-
700系: (1999年登場)
- 東海道・山陽新幹線の主力車両として、コストパフォーマンスと快適性のバランスが重視されました。
- 「カモノハシ」と称される特徴的な先頭形状で、トンネル微気圧波対策と居住性の向上を図っています。
- 乗り心地や静粛性が向上しました。
-
N700系 / N700A / N700S: (N700系 2007年登場)
- JR東海とJR西日本が共同開発した、東海道・山陽新幹線の主力車両です。
- 曲線区間での車体傾斜システム(振子式ではなく空気バネによる自然振り子式)を初めて本格採用し、カーブ通過速度の向上により所要時間を短縮しました。
- さらに進んだ省エネルギー性能、快適性、安全性(地震ブレーキなど)を備えています。
- N700AはN700系の改良型、N700Sは「最高の」を意味する"Supreme"を冠した次世代標準車両として登場しました。
-
E2系: (1997年登場)
- JR東日本の東北・上越新幹線で活躍した車両です。
- アルミ合金車体で軽量化され、高速性能と快適性が両立されています。
- 「はやて」などで最高速度275km/h運転を行いました。
-
E3系: (1997年登場)
- 山形新幹線・秋田新幹線といった「ミニ新幹線」用に開発された車両です。
- 在来線区間も走行するため、車体が一回り小さく、ステップを備えています。
- 新幹線区間では他の車両(E2系やE5系)と併結して走行します。
-
E4系: (1997年登場)
- JR東日本が製造したオール2階建ての新幹線「Max」の2代目です。
- 「Max」の名前の通り、定員が非常に多く、通勤・通学輸送などで活躍しました。
- 現在は運用を終了しています。
-
E5系 / H5系: (E5系 2011年登場)
- 東北新幹線、北海道新幹線の主力車両です。
- 「グランクラス」と呼ばれる最高グレードの座席を備えています。
- 「アッパーイースト」と呼ばれる特徴的なロングノーズの先頭形状を持ち、最高速度320km/h運転を行っています。
- H5系はE5系をベースにしたJR北海道の車両で、帯の色などに違いがあります。
-
E6系: (2013年登場)
- 秋田新幹線用の「ミニ新幹線」車両です。
- E5系と併結して東北新幹線区間を最高速度320km/hで走行し、秋田新幹線区間では在来線として走行します。
- 日本の伝統色である茜色を基調としたカラーリングが特徴です。
-
E7系 / W7系: (2014年登場)
- 北陸新幹線の主力車両です。
- 「和」のテイストを取り入れたデザインが特徴で、ゆとりある座席空間や充実した設備を備えています。
- E7系がJR東日本、W7系がJR西日本の車両です。
-
L0系: (試験車両)
- リニア中央新幹線で開発が進められている超電導リニアモーターカーの試験車両です。
- 浮上して走行し、営業最高速度500km/hを目指しています。
- 既存の新幹線とは全く異なる技術で走行します。
これらの型式は、それぞれの時代の最新技術を取り入れ、安全性、高速性、快適性、環境性能、そして利便性を向上させることで、日本の大動脈としての新幹線を支え続けています。