フライトエンジニアとメンタルヘルスケア🛫PJ ~航空救難団~ #812年前の真実…教官と学生を繋ぐ魂の救助!!
12年前の真実…教官と学生を繋ぐ魂の救助!!
こんにちは
猫好き父さんです
過去のミス?
常に向き合っていかなければならないのは
相当につらいですね。
あらすじ
救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を目指す学生・沢井仁(神尾楓珠)は、12年前に雪山で遭難した自分を救ってくれた救難員が教官の宇佐美誠司(内野聖陽)だったと知り、がく然…。宇佐美に、当時の詳しい状況を教えてほしいと頼む。すると宇佐美が静かに、沢井を救難ヘリコプター・UH-60Jに収容した後、倒れていた父・上杉幸三(和田正人)を発見した時のことを語り始める。
父は自分の身勝手な行動で命を落としたと後悔し続ける沢井、そしてなぜ上杉を救えなかったのか、自分の判断は正しかったのかと自問自答を繰り返してきた宇佐美――。教官と救難員を目指す学生となった今、ようやくあの日のことを話し合えた2人だが…!?
出演
宇佐美誠司…内野聖陽 沢井仁…神尾楓珠 藤木さやか…石井杏奈 白河智樹…前田拳太郎 長谷部達也…渡辺碧斗 西谷ランディー…草間リチャード敬太(Aぇ! group) 東海林勇気…犬飼貴丈 近藤守…前田旺志郎 乃木勇菜…吉川愛 仁科芽衣…黒川智花 大山順一…眞島秀和 滝岡賢…長谷川朝晴 中林誠…高岸宏行(ティモンディ) 森野明里…野村麻純 堀越正一…宍戸開 仁科蓮…濱田岳 乃木真子…鈴木京香
音楽
Vaundy『僕にはどうしてわかるんだろう』(SDR/Sony Music Labels Inc.)
航空救難団のフライトエンジニア(Flight Engineer)
航空自衛隊の航空救難団における「FE」とは、「フライトエンジニア(Flight Engineer)」、日本語では「機上整備員」を指します。彼らは救難ヘリコプター(主にUH-60J)に搭乗し、その名の通り飛行中の航空機の「整備」と「救難」の両面において極めて重要な役割を担います。
FE(フライトエンジニア/機上整備員)の主な役割
FEの任務は大きく「コックピット業務」と「キャビン業務」に分けられ、非常に広範囲かつ高度な知識と技術が求められます。
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コックピット業務(飛行中の航空機システム管理):
- 飛行に必要な各種性能データの算出: 離陸重量、燃料消費量、重心位置などを正確に計算し、パイロットに提供します。
- 飛行中のシステム監視: エンジン、燃料、油圧、電気系統など、航空機が安全に飛行するために必要な各種システムの状態を常に監視し、異常がないかを確認します。
- 不具合発生時の助言: 飛行中にシステムに不具合が発生した場合、パイロットに対して適切な対処法や操作について専門的な助言を行います。まさに「空飛ぶ整備士」として、トラブルシューティングの要となります。
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キャビン業務(救難活動のサポート):
- 遭難者の捜索: 飛行中に、遭難者の位置を特定するための捜索活動をサポートします。
- ホイスト操作: 遭難者を吊り上げるためのホイスト(ウインチ)の操作を正確に行います。これはヘリコプターの真下で安全かつ迅速に要救助者を引き上げるための非常に繊細な操作であり、ヘリコプターのホバリング位置の微調整も行うことがあります。
- 救出後の救難員サポート: 救出された負傷者に対し、救難員(メディック)が行う応急手当や救護活動をサポートします。
- クルー間の意思疎通: パイロットや救難員の表情、声色から状況や体調を読み取り、クルー全体の意思疎通がスムーズに行われるよう常に努める、まさに「クルーの架け橋」的存在です。
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地上での整備作業:
- 飛行の前後には、航空機の点検や軽易な整備作業を行うこともあります。
FEに求められる資質
FEは、単なる整備士や運航補助員ではなく、航空機システムから捜索救助活動に関わる幅広い知識、過酷な環境において各種救助作業を行う技術、そして体力と精神力、さらには高いコミュニケーション能力が求められます。
FEになるための道のり
- まず航空自衛隊のヘリコプター整備員として1年以上の経験を積みます。
- その後、選抜試験に合格する必要があります。
- 選抜試験に合格した隊員は、愛知県にある救難教育隊で「機上整備(回転翼)員課程」において約5か月間の専門教育を受けます。
- 教育課程を修了後、全国各地の救難隊に配属され、さらに訓練を積んで任務に就きます。
航空救難団のFEは、人命救助という極めて重要な任務において、パイロットと救難員を結びつけ、航空機の安全運航を支える、まさに「最後の砦」を支える重要な存在です。
航空救難団のメンタルヘルスケア
航空自衛隊の航空救難団の隊員は、人命救助という極めて過酷で精神的負担の大きい任務に従事するため、メンタルヘルスケアは非常に重要視されています。自衛隊全体として、隊員のメンタルヘルスを維持・向上させるための様々な取り組みが行われており、航空救難団もその対象となります。
主なメンタルヘルス対策は以下の通りです。
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多層的な相談体制の構築:
- 上司・同僚によるピアサポート: 日常的に隊員同士がお互いを気遣い、変化に気づいたら声をかけ、相談しやすい職場環境を整備しています。上司や先輩は、部下のメンタルヘルスに関する知識を学び、適切な対応ができるよう教育を受けています。
- 部隊内相談員: 各部隊には、隊員が気軽に相談できる部隊相談員が配置されています。
- 「心の相談窓口」の設置: 各方面隊や主要な基地・駐屯地には、「心の相談窓口」が設けられており、臨床心理士などの専門家がカウンセリングに対応しています。電話相談や面接相談が可能です。
- 部外カウンセラーの活用: 隊員が部内に相談しにくい場合や、より専門的なケアが必要な場合のために、外部の専門カウンセラーと契約し、利用できる体制を整えています。カウンセリングへの抵抗感を減らすため、「カウンセリング体験」なども推進されています。
- ホットライン・SNS相談: 気軽に相談できる窓口として、電話やSNSによる相談窓口の充実も図られています。
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予防教育と啓発:
- 全隊員対象のメンタルヘルス教育: メンタルヘルスに関する正しい知識を身につけ、ストレスへの対処法(セルフケア)を学ぶための教育が全隊員を対象に行われています。
- 管理職向け教育: 部隊長や中隊長など、部下を管理する立場にある隊員には、部下のメンタルヘルスを適切に管理し、相談しやすい環境を作るためのスキルや、話を聴く際のポイントなどを学ぶ教育が実施されています。
- 偏見(スティグマ)の解消: メンタルヘルス問題に対する偏見を取り除き、悩みを抱えた際に助けを求める行動を促進するための啓発活動が行われています。
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惨事ストレス対策(PTSD予防):
- 航空救難団の任務は、災害派遣や事故現場での救助活動など、悲惨な状況に直面する「惨事ストレス」を受ける可能性が高いです。そのため、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患を予防するための対策が強化されています。
- デブリーフィング: 任務終了後、経験したことをグループで話し合い、感情を表現し、認識を共有することでストレスを軽減し、PTSDを予防する取り組みが行われます。
- 早期発見と介入: ストレスチェックや面談などを通じて、ストレス反応の早期発見に努め、必要に応じて早期のカウンセリングや医療機関での受診を促します。
- アフターケア: 自殺事故や殉職など、特に大きなショックを伴う事案が発生した場合は、専門家から成るアフターケアチームが派遣され、関係隊員や家族へのケアが行われます。
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医療機関との連携:
- メンタルヘルス不調の隊員に対しては、自衛隊病院内の精神科やメンタルヘルスセンター、または外部の医療機関と連携し、適切な医療的治療を積極的に活用しています。
- 長期休養後の職場復帰支援も行われています。
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「働きがい」のある環境整備:
- ハラスメント対策の徹底、適切な業務量の配分、休息の確保など、隊員が心身ともに健康で、働きがいを感じられる職場環境を整備することも、メンタルヘルスケアの重要な側面として認識されています。
航空救難団の隊員は、極限状態での判断や行動が求められるため、常に精神的な負荷にさらされています。そのため、平時からの予防教育、いつでも相談できる窓口、そして必要に応じた専門的な介入という、重層的で継続的なメンタルヘルスケアが実施されています。
航空救難団で教官になるには
航空自衛隊の航空救難団で教官になるには、まず救難員(パイロット、フライトエンジニア、救難員(PJ)など)として豊富な実務経験を積み、その分野で卓越した知識と技術、そして高い指導力を持つことが不可欠です。
教官の主な役割は、これから救難のプロを目指す若手隊員を育成することにあるため、自らが第一線で培った経験と知識を伝えることが求められます。
具体的なステップやポイントは以下のようになります。
1. まずは航空救難団の隊員になる
教官になるためには、まず航空救難団に所属し、いずれかの専門職種で実績を積む必要があります。
- パイロット: 航空学生や一般幹部候補生として入隊し、操縦訓練を経て救難ヘリ(UH-60Jなど)や救難捜索機(U-125Aなど)のパイロットになります。
- フライトエンジニア(FE/機上整備員): 整備員として入隊後、航空救難団の選抜試験と専門教育を経てFEになります。
- 救難員(PJ/パラレスキュージャンパー): 航空自衛隊の空曹または空士長として入隊後、厳しい選抜試験と救難教育隊での約1年間の専門課程を修了してPJになります。
2. 各職種での豊富な実務経験と実績
それぞれの職種で、長年にわたり実際の救難任務に従事し、多様な現場を経験することが重要です。
- 多くの任務を成功させ、困難な状況にも対応できる能力を身につける。
- 新しい技術や知識を常に習得し、自己研鑽を続ける。
- 部隊内で信頼される存在となり、リーダーシップを発揮する。
3. 指導力・教育能力の習得
教官には、自身の知識や技術を正確かつ効果的に伝える能力が求められます。
- 部下や後輩への指導を通じて、教育者としてのスキルを磨く。
- 座学や実技訓練において、適切な指導法やカリキュラムを理解する。
- 厳しい訓練の中で、訓練生の精神面を支え、モチベーションを維持させる能力も重要です。
4. 教官への選抜・任命
- 航空自衛隊内での人事異動や、**救難教育隊(小牧基地)**などの教育機関からの要請に基づいて、教官として選抜されることになります。
- 所属部隊からの推薦や、過去の勤務評価、教育経験などが考慮されます。
- 主任教官のようなポジションは、特に実績と指導経験が豊富なベテラン隊員が務めることになります。
まとめ
航空救難団の教官は、単に技術が高いだけでなく、「人命救助最後の砦」を担う次世代の隊員を育成するという、非常に重く、かつやりがいのある責任を負います。そのためには、長年の実務経験、卓越した専門知識、そして何よりも隊員の成長を促す指導力と人間性が求められる、選ばれし隊員であると言えるでしょう。
今夜🌠9時
— テレビ朝日宣伝部 (@tv_asahi_PR) June 12, 2025
『PJ 〜航空救難団〜』🚁第8話
物語はいよいよ最終章❗
今夜、沢井(#神尾楓珠)の運命を変えた
12年前の真実が明らかに🔍
あの時、沢井を救った宇佐美(#内野聖陽)に何が…!?
さらに救難員課程を辞退した
藤木さやか(#石井杏奈)が再び基地にきて…!?#ドラマPJ
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