日本における少子化問題につながる良質なドラマでした

こんにちは

猫好き父さんです

改めて

子育てとか

家事の分担とか

家庭のありかたとか

考えさせられましたね

ある意味重い内容でしたが

子供たちの演技に救われたところがありました

佳恋ちゃん、最終回で覚醒してましたね

可愛さ１００倍！

やっと撮影に慣れたのでしょうか（笑）

画像は公式からの引用です

あらすじ

父・純也（緒形直人）も時代に囚われていたのではと考えた詩穂（多部未華子）は父に会い行くことを決意。同じころ、中谷（ディーン・フジオカ）のもとに、母・理恵（長野里美）が訪れていた。一方、礼子（江口のりこ）は、今井（松本怜生）からある言葉を投げかけられ、心を揺るがされる。そんな中、礼子のサプライズ送別会も兼ねてみんなでパーティーをすることに！三家族が大集結、それぞれの家族が選び取る未来とは…？

出演

多部未華子　江口のりこ　ディーン・フジオカ　/　一ノ瀬ワタル　・　島袋寛子　田辺桃子　織田梨沙　松本怜生　川西賢志郎　中井友望 /　緒形直人　田中美佐子

音楽
音楽阪井一生（flumpool) 主題歌離婚伝説

少子化問題

日本の少子化は、深刻な社会問題であり、その要因は複合的で根深く、一朝一夕に解決できるものではありません。主な理由を以下にまとめます。

1. 未婚化・晩婚化の進行¹

結婚しない、結婚できない若者の増加: 経済的な不安（非正規雇用の増加、賃金の伸び悩み）、異性との出会いの機会の減少、結婚観の多様化などが挙げられます。結婚や恋愛に魅力を感じない、または経済的に余裕がないため踏み切れない人が増えています。²
晩婚化: 結婚する年齢が上昇しており、結果として出産可能な期間が短くなっています。³
価値観の多様化: 個人の生き方を重視する傾向が強まり、結婚や出産を「当たり前」とは捉えなくなる人が増えています。⁴

2. 経済的負担の増大⁵

子育て費用の高騰: 出産費用、教育費（特に大学進学や塾、習い事）、食費、衣料費など、子どもを一人育てるのにかかる費用は非常に大きく、多子世帯ほどその負担は重くなります。⁶
若年層の所得の伸び悩み: 非正規雇用の増加や賃金水準の低迷により、結婚や子育てに必要な経済的基盤を築けない若者が増えています。
住宅費用の高騰: 都市部を中心に住宅費が高く、子育てに適した広い住居を確保することが困難な場合も多いです。

3. 仕事と子育ての両立の難しさ

女性への負担の偏り: 依然として、出産・育児は女性が担うものという意識や社会システムが根強く、女性が仕事と子育てを両立させるのが難しい環境です。育児休業制度は整備されつつあるものの、男性の育休取得率はまだ低く、女性がキャリアを中断せざるを得ないケースが多いです。
長時間労働の常態化: 男性だけでなく女性も長時間労働を強いられる企業が多く、子育てに十分な時間を割くことが難しい状況です。
保育園問題: 待機児童問題は改善傾向にある地域もありますが、依然として希望する質の保育施設が見つからない、または遠方で利用しにくいといった課題が残っています。
企業文化: 育児中の社員への理解や支援体制が不十分な企業も存在し、職場復帰後のキャリア形成に不安を感じる人も多いです。⁷

4. ライフスタイルの変化と価値観の多様化

多様な生き方の選択: 結婚や出産にとらわれず、仕事や趣味、自己実現を追求する生き方を選ぶ人が増えています。これは個人の自由な選択であり、尊重されるべきですが、結果として出生数減少に繋がっています。
「子どもを持たない」選択: 経済的な理由だけでなく、子育ての大変さ、社会の閉塞感、地球環境への配慮など、様々な理由からあえて子どもを持たない選択をする夫婦もいます。

5. 少子化の自己増殖（負のスパイラル）

出産期年齢の女性の減少: そもそも出生数が減少しているため、将来的に出産を担う若い女性の絶対数が減少し続けています。これは、仮に合計特殊出生率が回復したとしても、出生数そのものが増えにくい構造的な問題を生み出しています。
社会の高齢化: 少子化と並行して高齢化が進むことで、社会保障費の現役世代負担が増大し、経済的な不安がさらに増すという悪循環に陥っています。⁸

対策と課題

日本政府は「異次元の少子化対策」と称して、児童手当の拡充、高等教育費の無償化、育児休業制度の改善、保育サービスの拡充、結婚支援など、多岐にわたる施策を打ち出しています。

しかし、これらの対策が少子化を止めるには至っていません。その理由としては、以下のような課題が指摘されています。

即効性のなさ: 少子化対策は、効果が出るまでに時間がかかるものが多く、すぐに結果が出るとは限りません。
既存制度の限界: これまでの対策が、若者の経済的・精神的負担感を完全に解消するには至っていない点。
根深い意識改革の必要性: 社会全体に根付く性別役割分業意識や長時間労働文化など、制度面だけでなく意識の変革が不可欠です。
財源の確保: 少子化対策には巨額の財源が必要であり、その確保方法や国民の合意形成も大きな課題です。

一部の自治体（例：兵庫県明石市、岡山県奈義町、千葉県松戸市など）では、子ども医療費の無料化、保育料の完全無料化、出産祝い金の増額など、独自の手厚い子育て支援策によって出生率の改善や転入者の増加に成功している例もあります。これらの事例から、経済的支援と子育て環境の整備が複合的に行われることが重要であると示唆されています。

総じて、日本の少子化は、経済、社会、文化、そして個人の価値観が複雑に絡み合った結果であり、その解決には多角的かつ長期的な視点での取り組みが求められています。

日本における家事分担の課題

日本の家庭における家事の男女分担は、共働き世帯が多数派となった現代においても、依然として女性に偏っているのが現状です。理想と現実のギャップ、そしてそれに伴う夫婦間の不満も多く見られます。

1. 日本における家事分担の現状

共働き世帯が多数派: 現代の日本では、共働き世帯が全体の約6割を占めており、主流となっています。
女性への負担の偏り: 多くの調査で、共働き世帯であっても、家事の分担割合は「女性7割、男性3割」が最も多いとされています。女性の約68%が家事の7割以上を担当しているという調査結果もあります。
「ゴミ出し」以外は女性がメイン: 男性が主に担当している家事として最も多いのは「ゴミ出し」ですが、料理、洗濯、掃除といった主要な家事の約8割は女性が主に担当しているのが実態です。
見えない家事の偏り: 献立を考える、トイレットペーパーの補充、洗剤の詰め替えなど、日々の細々とした「名もなき家事」や「マネジメント家事」も、多くの場合女性が担っています。
夫婦間の認識のずれ: 夫は自分の家事分担割合を高く見積もりがちであるのに対し、妻は夫の家事分担割合を低く見積もる傾向があり、夫婦間で認識のずれが生じやすいです。

2. 家事分担における課題と不満

女性が家事分担に関して感じる不満の上位は、以下のようなものです。

「私の負担が多い」: 最も多くの女性が感じる不満であり、共働きなのに家事の量に不公平感があると感じています。
「言わないとやらない」「手伝ってくれない」: 夫が家事を「手伝うもの」と捉えており、自発的に行動しないことへの不満が大きいです。妻は、夫に指示待ちではなく、当事者意識を持って行動してほしいと望んでいます。
「きちんと家事ができない」「雑なこと」: やり方が雑であったり、妻のこだわりと合わないことへの不満も挙げられます。
「見えない家事はほぼ私」: 名もなき家事や精神的負担が大きいマネジメント家事への不満も大きいです。
時間的な不公平感: 女性は休日でも男性の1.6倍の時間を家事に費やしているという調査結果もあり、時間的な不公平感が不満につながっています。

3. 家事分担が進まない背景

性別役割分業意識: 依然として「家事は女性がするもの」という意識が社会や個人の無意識の中に根強く残っています。特に50代以上の男性には、この意識を持つ人が多い傾向が見られます。
家事スキルと経験の差: 男性が家事を行う機会が少なかったため、スキルが低く、何から手をつけて良いかわからない、あるいは完璧にこなそうとして疲弊するといったケースもあります。
コミュニケーション不足: 夫婦間で家事の総量やそれぞれの負担状況、期待値を十分に話し合えていないことが、不満の蓄積につながります。
長時間労働: 共働きであっても、男性の長時間労働が常態化していると、物理的に家事に参加する時間が限られてしまいます。
男性育休取得の課題: 男性育休の取得率は増加傾向にありますが、取得しても家事・育児に費やす時間が少ない（1日2時間以下）男性も少なくなく、妻の家事・育児の納得度が低いという課題も指摘されています。

4. 円満な家事分担のためのポイント

夫婦で円満に家事を分担し、負担を軽減するためには、以下の点が重要とされます。

家事の「見える化」:
- 家事のリストアップ：全ての家事をリストアップし、それぞれの家事にどれくらいの時間や労力がかかっているかを夫婦で共有します。
- 役割分担の明確化：誰が何をどれくらい担当するのか、具体的なルールを決めます。「できる人がやる」では偏りが生じやすいです。
定期的な話し合い:
- 労働状況や体調、家事スキルの変化に合わせて、定期的に分担を見直します。
- ストレスレベルを伝え合うなど、お互いの状況を共有する場を設けます。
感謝の気持ちを伝える:
- 相手が家事を行ったことに対して、具体的な言葉で感謝を伝えます。感謝されることで、家事のモチベーションが向上します。
- 改善してほしい点がある場合も、感謝を伝えた上で具体的に依頼します。
得意不得意を活かす:
- 夫婦それぞれの得意な家事を担当し、苦手な家事は得意な方が多めに担当するなど、適材適所を意識します。
- どうしても苦手な家事や、夫婦ともに負担が大きい家事は、外部サービス（家事代行など）や便利な家電（食洗機、ロボット掃除機など）の導入を検討します。
完璧を求めない:
- 家事のすべてを完璧にこなそうとせず、手抜きできるところは抜く、外食や作り置きを活用するなど、夫婦で協力して家事の総量を減らす工夫も大切です。

家事分担は、夫婦間のコミュニケーションと理解、そして互いへの感謝に基づいて築かれるものです。画一的な「理想の割合」ではなく、夫婦それぞれの状況やライフスタイルに合わせて、柔軟に調整していくことが円満な関係につながります。

最終回𝟞月𝟛日(火)よる𝟙𝟘時放送🍓
『 #対岸の家事～これが、私の生きる道！～』

⋱ 🧽 『対岸の家事』クランクアップ 🫧 ⋰
⁰キャストたちがクランクアップを迎えました💐

クランクアップの様子は、
順次公式SNSで紹介していきますので、
ぜひチェックしてくださいね🙌🏻… pic.twitter.com/YF7db0czYY
— 「対岸の家事〜これが、私の生きる道！〜」4月期火ドラ【公式】 (@taigan_tbs) May 29, 2025