ブルガリアの人が知りたい日本のヨーグルトとは?🐮最深日本研究 ~外国人博士の目~ ヨーグルトを知りたい
ブルガリアの人が知りたい日本のヨーグルトとは?
こんにちは
猫好き父さんです
ヨーグルトの本場
ブルガリアの学者さんが
興味をもつ
日本のヨーグルト
その秘密とはなにか!
今回も面白そう。
ヨーグルトを知りたい
ブルガリアの人類学者、ヨトヴァ・マリアが研究するのは日本のヨーグルト!ヨーグルトの国の目から見ても、日本のヨーグルトの多様性は驚きだという。研究のために1000種類以上の製品を食べたというヨトヴァ、パッケージも大切に保存! 乳酸菌の種類からその機能性まで、開発者を訪ねて直接取材。さらに今注目のご当地ヨーグルトを求めて全国各地を飛び回る。なぜ日本でここまでヨーグルトが定着したのか、その秘密に迫る!
出演
【出演】経営人類学者…ヨトヴァ・マリア,【語り】玄田哲章
日本のヨーグルト市場の特殊性
日本のヨーグルト市場の特殊性は、主に**「健康機能」に特化した商品が市場を牽引している点**にあります。海外、特に欧米では、味や食感、フレーバーの多様性が重視されるのに対し、日本では特定の健康効果を謳った商品が主流です。
日本のヨーグルト市場の特殊性
機能性ヨーグルトの市場支配:
「お腹の調子を整える」「インフルエンザ予防」「高血圧の改善」といった、明確な健康効果をアピールする特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品が多数を占めています。これにより、ヨーグルトは単なる乳製品ではなく、「ヘルスケア商品」としての地位を確立しています。
特定の菌株をブランド化:
明治の**「R-1乳酸菌」や「LG21乳酸菌」、森永乳業の「ビヒダスBB536」**のように、特定の菌株の名前がそのまま商品名やブランド名となり、消費者が菌の効果で商品を選ぶという特殊な購買行動が見られます。これは、企業が長年にわたる研究開発に投資し、その成果を消費者に訴求している結果です。
ドリンクタイプの普及:
手軽に健康効果を得たいというニーズに応える形で、飲むタイプのヨーグルトが非常に人気です。これは、忙しい現代人の生活習慣に合わせた商品形態であり、日本のヨーグルト市場の成長を支える要因の一つとなっています。
このような特殊性は、健康志向の高い中高年層や高齢者人口の増加、そして大手メーカーによる積極的な研究開発と広告戦略によって形成されました。
ご当地ヨーグルト
ご当地ヨーグルトとは、地域特有の牛乳や独自の製法、そして作り手のこだわりを活かして作られる、その土地ならではの個性豊かなヨーグルトです。大手メーカーの製品とは一線を画し、濃厚な風味やユニークな食感が楽しめるのが魅力です。
代表的なご当地ヨーグルトの例
岩手県「岩泉ヨーグルト」
岩手県岩泉町の牛乳を使い、低温でじっくりと長時間発酵させることで、もっちりとした独特の食感と濃厚な味わいを生み出しています。酸味が控えめで、牛乳本来の甘みとコクが際立っているのが特徴です。
熊本県「オオヤブデイリーファームのヨーグルト」
熊本県の阿蘇山麓で育つジャージー牛の「ゴールデンミルク」を使用しています。脂肪分が高く、その名が示す通り、金色がかった濃厚な牛乳から作られるため、驚くほどクリーミーでリッチな味わいが楽しめます。
北海道「小林牧場物語 手づくりブルーベリー加糖のむヨーグルト」
酪農が盛んな北海道の質の良い牛乳を使い、手作りにこだわって作られています。ブルーベリーの果肉がたっぷりと入っており、牛乳のまろやかな甘さと、ブルーベリーの爽やかな酸味のバランスが絶妙です。
ご当地ヨーグルトの魅力
ご当地ヨーグルトは、単なるお土産ではなく、その土地の風土や作り手の情熱、そして素材へのこだわりを味わうことができます。旅の途中で道の駅や地元のスーパーに立ち寄って、その土地ならではのヨーグルトを探してみるのも、旅の楽しみの一つです。
羽田空港の「羽田産直館」にご当地ヨーグルトが勢ぞろい
羽田空港の「羽田産直館」では、**「ヨグネット」**という団体に加盟している全国の中小乳業メーカーや牧場が製造する、様々な個性的なご当地ヨーグルトが販売されています。
「羽田産直館」は、ご当地ヨーグルトの魅力を発信することを目的としており、特定のヨーグルトに特化しているわけではなく、時期によってラインナップが変わることが特徴です。
確認できたご当地ヨーグルトの例としては、以下のようなものがあります。
球磨の恵みのむヨーグルト(熊本県): 砂糖不使用で、牛乳本来の風味を楽しめるのむヨーグルトです。
のむヨーグルト日向夏(宮崎県): アリマン乳業が製造しており、日向夏の爽やかな風味が特徴です。
これらのヨーグルトは、航空ネットワークを活用して鮮度の高い状態で届けられており、旅行の記念やお土産として人気があります。
ただし、商品の入荷は不定期で、日によっては在庫がない場合もありますので、ご了承ください。最新のラインナップは、羽田産直館やヨグネットの公式SNSで確認できることがあります。
源吉兆庵(みなもときっちょうあん)
源吉兆庵(みなもときっちょうあん)は、岡山県に本社を置く、和菓子を製造・販売している老舗です。
特徴
旬の果物を使った和菓子: 源吉兆庵の最大の特徴は、季節の移ろいを大切にし、その時期に最も美味しい旬の果物を使った和菓子を数多く手掛けていることです。例えば、いちご、桃、栗、柿など、季節ごとのフルーツを丸ごと使った大胆で美しい和菓子が有名です。
伝統と革新の融合: 伝統的な和菓子の技術を大切にしながらも、現代のニーズに合わせた新しい発想の和菓子を常に生み出しています。
国内外への展開: 日本全国に店舗を持つほか、海外にも積極的に進出しており、ロンドン、ニューヨーク、パリなどにも店舗を構え、日本の文化を世界に発信しています。
代表的な和菓子
「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」: 岡山県産の高級マスカット「マスカット オブ アレキサンドリア」を一粒丸ごと求肥で包んだ、看板商品です。
「自然シリーズ」: 桃、柿、栗、いちごなど、旬の果物そのものを和菓子に仕立てたシリーズで、季節限定で販売されます。
源吉兆庵は、日本の四季と自然の恵みを和菓子という形で表現し、国内外の多くの人々に愛されています。
ヨーグルトフォーシーズンズ
源吉兆庵の「ヨーグルトフォーシーズンズ」は、岡山県産のヨーグルトを使用した、季節限定の和菓子シリーズです。
特徴
旬のフルーツとヨーグルトの組み合わせ: 源吉兆庵が得意とする、旬のフルーツを活かしたゼリー寄せと、岡山県の乳業メーカーが作った特別なヨーグルトを組み合わせた、新しいタイプの和菓子です。
爽やかな味わい: ヨーグルトのほのかな酸味とコクが、果実の甘みと香りを引き立て、爽やかでさっぱりとした味わいを生み出しています。
季節ごとの展開: 「フォーシーズンズ(四季)」という名の通り、季節によって異なるフルーツが使われるのが特徴です。例えば、春にはイチゴ、夏にはマスカットや桃など、その時期に最も美味しいフルーツが厳選されます。
美しい見た目: ゼリーの中に閉じ込められたフルーツとヨーグルトの層が美しく、見た目にも涼やかで、おもたせや贈答品としても人気があります。
「ヨーグルトフォーシーズンズ」は、和菓子の伝統的な美しさと、洋菓子の要素であるヨーグルトを融合させた、源吉兆庵ならではの革新的な商品です。
ロイテリヨーグルト
ロイテリヨーグルトは、**「L.ロイテリ菌」**という特別な乳酸菌を使用した、オハヨー乳業株式会社が販売している機能性ヨーグルトです。
最大の特徴:お口の健康をサポート
多くのヨーグルトが「お腹の健康」を主な機能とする中、ロイテリヨーグルトは**「お口の環境を良好に保つ」**というユニークな機能性を前面に打ち出しています。
L.ロイテリ菌の働き
L.ロイテリ菌は、ヒトの母乳や腸管など、様々な場所に生息する乳酸菌の一種です。この菌は、以下のようにお口の健康をサポートすると言われています。
善玉菌の増殖: 口内フローラを整え、善玉菌が住みやすい環境を作ります。
悪玉菌の抑制: 歯周病や口臭の原因となる悪玉菌の増殖を抑制する働きがあることが期待されています。
種類
飲むヨーグルトや、食べるタイプのヨーグルトなど、複数の商品ラインナップがあります。
ロイテリヨーグルトは、日本のヨーグルト市場の特殊性である「機能性」を象徴する商品の一つであり、お腹だけでなく、お口の健康も意識する消費者に注目されています。
ヨトヴァ・マリアさん
ヨトヴァ・マリアさんは、ブルガリア出身の経営人類学者です。日本の企業文化や組織行動を、人類学的な視点から分析する研究で知られています。
専門分野と研究テーマ
ヨトヴァさんは、文化人類学の理論をビジネスの世界に応用し、特に以下のテーマを中心に研究しています。
企業のグローバル化と組織文化: 日本企業がグローバル市場で成功するために、どのように組織文化を変革すべきかについて研究しています。日本の「和」の文化や長期雇用制度といった独特の組織文化が、海外の企業や人材とどのように衝突し、調和していくかを分析しています。
日本企業の慣行: 終身雇用、年功序列、根回しといった日本独自の慣行を、単なる経営手法としてではなく、人間関係や集団の価値観から解明しようと試みています。
異文化コミュニケーション: 異文化間でのビジネスにおけるコミュニケーションの課題を、人類学のフィールドワークの手法を用いて深く掘り下げています。
貢献
ヨトヴァさんは、日本企業が直面するグローバル化の課題を、外部の視点から客観的に分析し、具体的な解決策を提示しています。彼女の研究は、日本の経営者やビジネスパーソンが自社の文化を再認識し、新しい時代に適応するための重要な示唆を与えています。
9/16(火) 23:00〜23:30
— 一般社団法人 ヨグネット (@yognet) September 9, 2025
NHK G 最深日本研究 〜外国人博士の目〜
「ヨーグルトを知りたい」
ヨグネットの賛助会員でもいらっしゃる立命館大学のマリア・ヨトヴァ先生がご出演。羽田産直館様のご当地ヨーグルト売り場にも立ち寄ってくださっているそうです🙏✨https://t.co/WBNzZusA7l
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