久宇舞弥(くう まいや)の息子、傭兵シグマ🏆Fate/strange Fake 第5話「スターパフォーマー《真打ち》達の宴」
久宇舞弥(くう まいや)の息子、傭兵シグマ
こんにちは
猫好き父さんです
ますます
訳がわからない
展開になってきたなあ
あらすじ
渓谷での戦闘より幾ばくか時計の針を戻した頃。沼地の洋館で、一人の傭兵がサーヴァントの召喚を行おうとしていた。彼のコードネームはシグマ。世界への願望も、何かを残すつもりもない──がらんどうの彼に偽りの聖杯が選んだサーヴァントは、通常の聖杯戦争では召喚し得ない、あまりに特異な英霊だった。魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。 かつて、日本で行われた第五次聖杯戦争の終結から幾年。新たな聖杯の予兆がアメリカ合衆国西部の都市・スノーフィールドにおいて観測される。そして集う、魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉達――
欠けたクラス。選ばれるはずのないサーヴァント。 暗躍する国家。戦争の為に造られた街。 ――数多のイレギュラーにより、「聖杯戦争」は混迷し、捻じれていく。 偽りの聖杯の壇上で踊る、人間と英霊〈サーヴァント〉達の饗宴が幕を開ける――。
花澤香菜,小野友樹,諸星すみれ,関智一,小林ゆう,古賀葵,羽多野渉,森久保祥太郎,橘龍丸,Lynn,松岡禎丞,堀内賢雄,内田真礼,榎木淳弥,梶原岳人,小西克幸,浪川大輔,咲野俊介
【原作】成田良悟/TYPE-MOON 『Fate/strange Fake』(電撃文庫刊) 【キャラクター原案】森井しづき 【監督】榎戸駿,坂詰嵩仁 【シリーズ構成】大東大介 【キャラクターデザイン】山田有慶 【サブキャラクターデザイン】滝山真哲,相音光,浜友里恵,おかざきおか 【プロップデザイン】田中一真 【モンスターデザイン】楫野裕翔,和田慎平
【音響制作】INSPION エッジ 【音楽】澤野弘之 【制作】A-1 Pictures
傭兵シグマが召喚したもの
『Fate/strange Fake』において、傭兵シグマが召喚したのは、通常の聖杯戦争の枠組みには当てはまらない特殊なエクストラクラス、**「ウォッチャー(番人)」**です。
このサーヴァントは「英霊」というよりも、一つの**「現象」**に近い存在で、シグマに試練を与えて彼を英雄へと導くために現れました。
ウォッチャーの特徴
ウォッチャー自身は直接戦闘を行わず、複数の**「影法師(シャドウズ)」**をシグマの周囲に出現させて対話や助言を行います。これまでの物語(原作小説・漫画・アニメ)で確認されている主な影法師の正体(あるいはモデル)は以下の通りです。
片足の船長: エイハブ(小説『白鯨』の登場人物)
蝋の翼を持つ少年: イカロス(ギリシャ神話)
蛇が巻き付いた杖を持つ少年: アスクレピオス(ギリシャ神話の医神)
その他: 騎士のような姿や、自由奔放な男の姿なども現れます。
また、コミカライズ版などでは、ウォッチャーの本体と思わしき巨大な**「クジラ」**のような影も描かれています。
シグマと「ランサー」の関係
ここが面白いところですが、シグマは本来「真の聖杯戦争」においてランサーを召喚するはずでした。しかし、触媒を使わず「空っぽの自分」として召喚を行った結果、このウォッチャーが呼び出されました。
ウォッチャーはシグマに対し、**「お前を、生きたまま英霊(ランサー)へと至らせる」**と宣言しています。つまり、シグマ自身が後に「ランサー」というクラスそのものへと変貌していくことが、この物語の大きな見どころとなっています。
💡 補足:シグマの出自
シグマの正体は、『Fate/Zero』で衛宮切嗣の助手だった久宇舞弥(くう まいや)の息子です。感情が希薄で「自分は道具である」と考えている彼が、個性の強いウォッチャーたちに振り回されながらも成長していく姿は、まさに「なんでもない風景」が特別な物語に変わっていく過程そのものですね。
シグマ深掘り
『Fate/strange Fake』は、偽りの聖杯戦争が本物の聖杯戦争へと変貌していく物語。その中心にいるシグマと、彼を取り巻く規格外のサーヴァントたちについて深掘りしましょう。
1. ウォッチャーがシグマに与えた「試練」の真意
ウォッチャーはシグマを「英雄(ランサー)」へと至らせるために現れましたが、その方法は一般的な修行とは全く異なります。
「観測」による強制的な成長: ウォッチャー(番人)というクラス名の通り、彼らの役割はシグマを**「観測し続けること」**です。シグマが窮地に陥っても直接は助けず、影法師たちが皮肉を言ったり、ヒントを小出しにしたりして、シグマ自身に「英雄としての選択」を迫ります。
「空っぽ」からの脱却:
シグマは自分を「感情のない道具」だと思い込んでいます。しかし、ウォッチャーの影法師(イカロスやエイハブなど)との対話を通じて、彼自身の内面にある微かな執着や意思を暴き出し、それを「英雄の資質」へと書き換えていくプロセスそのものが試練となっています。
生きながらの英霊化:
通常、英霊は死後に魂が昇華されるものですが、シグマはこの聖杯戦争の終わりまでに**「生きながらにしてランサーとしての格」**を得ることを課せられています。
2. スノーフィールドの「規格外」なサーヴァントたち
この物語が「Fake」と呼ばれる理由は、召喚されるサーヴァントたちが通常の聖杯戦争の枠を大きく踏み越えているからです。
| クラス | 真のサーヴァント(True) | 特徴・異常性 |
| 真バーサーカー | フワワ(フンババ) | ギルガメッシュとエンキドゥがかつて倒した神獣。機械仕掛けの巨大な「現象」のような姿で顕現。 |
| 真アーチャー | アルケイデス | 真のヘラクレスが「人の業」を注がれ、神性を捨て復讐者となった姿。複数の宝具を奪い取る。 |
| 真ライダー | ヒッポリュテ | アマゾネスの女王。真アーチャー(ヘラクレス)との因縁があり、神の帯を用いた超絶的な身体能力を持つ。 |
| 真キャスター | フランソワ・プレラーティ | ジル・ド・レェを狂わせた魔術師。現実と幻覚を入れ替える「本物の魔術」を操る。 |
3. 「真バーサーカー」という圧倒的な絶望
特に**真バーサーカー(フワワ)**は、もはや「個」としてのサーヴァントではありません。
自然の化身: その正体は「森の守護者」であり、都市そのものを飲み込むほどの巨大な霊基を持ちます。
理性の不在: バーサーカーとしての狂気ではなく、**「神の獣としての本能」**で動くため、魔術師による制御がほぼ不可能です。
『Fate/strange Fake』の物語の核となる、シグマの**「血の因縁」と、「偽(False)」と「真(True)」**が入り乱れる陣営の対比について深掘りしましょう。
1. 「切嗣の影」と「舞弥の写し鏡」:シグマの血脈
シグマが自分を「空っぽの道具」と定義している理由は、彼の両親の生き様に深く根ざしています。
母・久宇舞弥(くう まいや)の遺産:
舞弥は少年兵として過酷な戦場を生き抜き、感情を殺して衛宮切嗣の「機械」として仕えました。シグマもまた、舞弥が戦場で産み落とした子供であり、組織によって「使い捨ての兵士」として育てられました。彼が無機質で自己犠牲を厭わないのは、母と同じ**「徹底した自己消滅」**の教育を受けてきたからです。
衛宮切嗣の「不完全な継承」:
シグマは切嗣と血の繋がりはありませんが、切嗣が舞弥に与えた「効率主義」と「目的のための冷徹さ」を、最も純粋に(かつ残酷に)受け継いでしまった存在です。しかし、シグマは切嗣のように「正義の味方」という理想すら持たず、ただ「指示されたから動く」という、さらに空虚な状態で物語に放り込まれました。
2. 「偽(False)」と「真(True)」の鮮やかな対比
スノーフィールドの聖杯戦争は、意図的に用意された「偽」と、そこに乱入した「真」が衝突する歪な構造をしています。
| 比較軸 | 偽(False)陣営の傾向 | 真(True)陣営の傾向 |
| サーヴァントの性質 | 「概念」や「逸話」の具現化が多い。 (例:正体不明のジャック、疫病の騎士) | **「神話そのもの」や「最強の個」が多い。 (例:ヘラクレス、ギルガメッシュ) |
| マスターの目的 | 政治的思惑や、聖杯戦争のシステム実験**。 | 個人的な執念、復讐、あるいは純粋な闘争。 |
| シグマの立ち位置 | 「偽のランサー」枠として参加。 | ウォッチャーに導かれ、**「真の英雄」**へと成ろうとする。 |
3. なぜシグマだけが「変化」できるのか?
他の陣営の多くは、最初から「完成された英雄」を召喚し、その力で勝利を目指します。しかし、シグマだけは**「未完成の自分」**をウォッチャーにさらけ出し、現在進行形で書き換えられています。
「空っぽ」だからこそ「英雄」が宿る:
ウォッチャーがシグマを選んだのは、彼が特定の英雄の触媒を持たず、内面が空っぽだったからです。その空白に、イカロスやエイハブといった「極限の生を生きた者たち」の観測が注ぎ込まれることで、シグマは特定の誰かではない、新しいタイプの英霊へと羽化しようとしています。
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