アナザーストーリーズ「“上を向いて歩こう”全米NO1の衝撃」📺12/9 (金) 22:00 ~ 22:45
「上を向いて歩こう」がSukiyakiになった理由
こんにちは
猫好き父さんです
なんで
この歌
Sukiyaki
なんでしょうねえ
坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」が海外で**「SUKIYAKI(スキヤキ)」**というタイトルになったのは、主に以下の理由が挙げられます。
1. タイトルが長すぎたため
「上を向いて歩こう」という日本語のタイトルは、当時の欧米のレコード会社やリスナーにとって長すぎて覚えにくかったため、別のタイトルが必要でした。
2. 当時、海外で「スキヤキ」が最も有名な日本語・日本文化だったから
1960年代当時、海外、特にアメリカでは「スキヤキ」が日本料理として広く知られていました。そのため、耳馴染みがあり、日本を象徴する言葉として「スキヤキ」が選ばれました。
いくつかの説があり、正確な経緯は複雑ですが、主な説は以下の通りです。
- イギリスでの器楽曲化がきっかけ: 1962年、イギリスのジャズバンド、ケニー・ボール&ヒズ・ジャズメンがこの曲を器楽曲にアレンジして発売する際、「上を向いて歩こう」というタイトルが難しかったため、スタジオで誰かが「SUKIYAKI」と提案したのが始まりとされています。このバージョンはイギリスでヒットしました。
- アメリカでの普及: その後、アメリカで坂本九さん自身の歌唱バージョンが発売される際にも、そのイギリスでの成功と「スキヤキ」という分かりやすい言葉が採用され、全米チャートで1位を獲得する大ヒットとなりました。
3. タイトル候補からの選択
当時、海外で知られていた日本語として「サヨナラ」も候補に挙がったそうですが、「サヨナラ」は別れを意味するため暗い印象があり、よりポジティブな響きを持つ「スキヤキ」が選ばれたという説もあります。
4. 韻を踏ませる試み(未遂)
アメリカでの発売時、レコード会社のキャピトル・レコードは当初、坂本九の「KYU SAKAMOTO」と韻を踏ませて「SUKIYAKA」というタイトルにしようとしたそうです。しかし、これはさすがに日本側が説得し、元の「SUKIYAKI」に戻されたという逸話もあります。
このように、「上を向いて歩こう」の歌詞とは全く関係なく、当時の海外における日本文化の認知度や、タイトルとしての覚えやすさ、響きの良さから「SUキヤキ」というユニークなタイトルが付けられ、世界的な大ヒットへと繋がったのです。
NHK「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」で放送された「“上を向いて歩こう”全米NO1の衝撃」は、坂本九さんの「上を向いて歩こう」(スキヤキ)がなぜ海を越え、全米チャートの頂点に立つという驚異的な快挙を成し遂げたのか、その知られざる物語を多角的に掘り下げたドキュメンタリー番組です。
具体的な番組内容としては、以下のような点が挙げられます。
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奇跡のヒット誕生の背景:
- 1963年、日本語の歌がなぜアメリカで受け入れられたのか、その背景に迫ります。
- 当初、英語圏で親しまれていた器楽曲バージョン「Sukiyaki」が先にイギリスでヒットし、それがアメリカに伝わる経緯が描かれます。
- アメリカのラジオ局のDJがどのようにしてこの曲を見出し、火をつけたのか、そのエピソードが紹介されます。
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「Sukiyaki」というタイトルの謎:
- 歌詞の内容とは全く関係ない「Sukiyaki」というタイトルがつけられた理由について、前述の「タイトルが長すぎたこと」「当時の有名日本文化」などの背景が解説されます。
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坂本九の魅力と素顔:
- 歌手としての坂本九の魅力や、彼がこの曲に込めた思い、そして彼の人柄に迫ります。
- 彼の代表曲である「上を向いて歩こう」が、どのようにして生まれたのか、作詞の永六輔氏、作曲の中村八大氏の関わりなども描かれることがあります。
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日系アメリカ人への影響:
- この曲が全米で大ヒットした際に、特に日系アメリカ人社会にどのような影響を与えたのかに焦点を当てます。差別や偏見に苦しんでいた日系人にとって、この日本語の歌が全米1位になったことは、どれほどの誇りと希望を与えたか、当時の日系人の証言などを通して語られます。
- 「はじめて誇らしい日本語の歌として記憶された」という、日系一世の老人の証言なども紹介されたようです。
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時代を超えたメッセージ:
- 半世紀以上経った今もなお、世界中で愛され続けるこの曲が、阪神・淡路大震災や東日本大震災など、困難な状況に直面した人々にどのように寄り添い、勇気を与えてきたかについても触れられます。
- アメリカのアーティストによるカバーバージョンが再びヒットし、そのアーティストが坂本九の歌に勇気づけられたエピソードなども紹介されることがあります。
ナビゲーターは岡田准一さん(初回放送時は松嶋菜々子さんの場合もあり)、語りは濱田岳さんが務めています。
この番組は、単なるヒット曲の裏話に留まらず、音楽が持つ力、文化の交流、そして人々の心に深く響く普遍的なメッセージを描いた感動的な内容となっています。
【上を向いて歩こう】
— NHK広報局 (@NHK_PR) December 8, 2022
昨日、満島ひかりさんと三浦大知さんが(他局で)歌ってましたよね(小声)。
ずっと愛される歌。日本語の歌が全米で大ヒット。1963年には全米チャート1位…曲と坂本九さんの物語。アナザーストーリーズでご紹介します。
9(金)夜10:00[総合]https://t.co/6GBYP8ADub pic.twitter.com/YWVhPBVLJi



















