miletさんがナレーション🎤Dearにっぽん“棚田じじい”と“祭りばか”~佐渡島 実りのふるさと~📺11/5 (日) 8:25 ~ 8:50
Dearにっぽん“棚田じじい”と“祭りばか”~佐渡島 実りのふるさと~
こんにちは
猫好き父さんです
mietさんの
ナレーションが
増えてきたような
気がしませんか?
画像は公式からの引用です
初回放送日:2023年11月5日
400年以上続く新潟・佐渡島の「岩首昇竜棚田」。担い手不足などで存続が危ぶまれている。棚田を守るため奔走する男と五穀豊穣を願う秋祭りに賭ける男、ふたりの物語。
新潟の佐渡島に220枚の田んぼが織りなす絶景がある。竜が空へと昇るように水田が連なる岩首昇竜棚田だ。そこに関わる2人の住民が。美しい景観を観光資源として活用し、棚田の保全に人生を捧げてきた70代の“棚田じじい”。一方、「棚田の荒廃は時代の流れ」と身の丈にあった米作りを実践しながら、五穀豊穣を願う秋祭りに熱中する40代の“祭りばか”。実りの秋、ふだん交わることのない2人のふるさとへの思いの行方は?
明日 11/5(日) 8:25〜 放送
— milet(ミレイ) (@milet_music) November 4, 2023
NHK総合『#Dearにっぽん 』
「“棚田じじい”と“祭りばか”〜佐渡島 実りのふるさと〜」
ナレーションさせていただきました。
幼い頃訪れた、あの佐渡島の景色に声を重ねられて嬉しかったです。
お祭りのシーンもかっこよかったな…。
ぜひご覧ください🌾 https://t.co/zkxLR4ufAt
佐渡島について:世界遺産の金山と豊かな自然、独自の文化が息づく島
佐渡島は、新潟県の西方約45kmの日本海に位置する、日本海側最大の離島です。東京23区の約1.5倍もの広大な面積を持ち、海洋性の気候が四季折々の豊かな自然と、独自の歴史・文化を育んできました。特に、佐渡金山が2024年に世界文化遺産に登録されたことで、世界からの注目も集めています。
地理と気候
地理: 佐渡島は、大きく分けて北部に広がる「大佐渡山地」と、南部の「小佐渡山地」、そしてその間に広がる「国中平野」の3つの地形から成り立っています。大佐渡山地は、海岸線まで山が迫り、断崖絶壁と無数の岩礁が続く景勝地が多く、特に尖閣湾などが有名です。
気候: 海洋性気候で四季の変化に富んでいます。冬は新潟県の「雪国」のイメージから寒いと思われがちですが、佐渡沖を流れる対馬暖流の影響を受けるため、本土よりも積雪は少ない傾向にあります。
歴史
佐渡の歴史は非常に古く、1万年前の縄文時代から人が住んでいた痕跡があります。
流刑の島: 古くから都の政争に敗れた人々が流刑された地としても知られ、鎌倉時代の順徳天皇や日蓮聖人、室町時代の能の大成者・世阿弥など、多くの文化人や知識人が佐渡に渡りました。彼らがもたらした文化は、現代の佐渡芸能にも色濃く残っています。
佐渡金山と幕府財政: 江戸時代に入ると、徳川家康が佐渡の金銀山に注目し、幕府直轄地(天領)として開発を本格化させました。佐渡金山は、江戸幕府の財政を260年以上にわたって支える重要な役割を担いました。日本各地から山師や技術者が集まり、鉱山町として大いに栄えました。1989年に採掘を休止するまで、約400年近くにわたって金銀を産出し続け、その坑道の総延長はなんと約400km(佐渡と東京間の距離に相当)にも及びます。
近代化と世界遺産登録: 明治時代以降も近代的な採掘が試みられましたが、採掘量と費用が見合わなくなり、最終的に閉山しました。現在、その壮大な産業遺産群が「佐渡島の金山」として2024年7月27日に世界文化遺産に登録され、その歴史的価値が世界的に認められました。
主な特徴・文化・芸能
佐渡島は、その歴史と地理的背景から育まれた、独自の文化と芸能が今も息づいています。
佐渡金山: 2024年に世界文化遺産に登録された「佐渡島の金山」は、佐渡観光の最大の目玉です。当時の採掘作業を再現した人形展示や、最新のMRグラスを使ったアトラクションで、400年の歴史を学ぶことができます。
たらい舟: 狭く入り組んだ海岸で、サザエやアワビなどを効率よく採るために考案された佐渡名物の小型舟です。小木海岸などで体験でき、そのユニークな形と小回りの良さが特徴です。
トキの森公園: 国の特別天然記念物であるトキを間近で見ることができる施設です。絶滅の危機に瀕したトキの保護・繁殖活動が行われており、自然に放たれたトキが舞う姿を見ることもできます。
能楽: 佐渡は「能楽の島」とも呼ばれるほど能が盛んな地域です。流刑された世阿弥や、江戸時代に能楽師を連れてきた佐渡代官の影響で、能が庶民の暮らしに深く根付きました。島内には今も30以上の能舞台が現存し、日本の能舞台の約3分の1を占めると言われています。
佐渡おけさ: 日本を代表する民謡の一つで、元々は九州のハイヤ節が船乗りによって佐渡に伝わり、金山で働く鉱夫たちの間で歌い継がれて発展しました。哀調を帯びた節回しと優雅な踊りが特徴です。
鬼太鼓(おんでこ): 佐渡に伝わる伝統芸能で、太鼓の音に合わせて鬼が舞い踊り、悪霊を祓い、豊作や豊漁を祈願します。地域によって様々な流派があり、鬼の面や衣装、踊り方が異なります。
食文化
豊かな自然と海に囲まれた佐渡島は、美味しい食材の宝庫でもあります。
新鮮な海の幸: ブリ、イカ、カニ、アワビ、サザエなど、日本海の新鮮な魚介類が豊富です。特に佐渡沖で獲れる「南蛮エビ(甘エビ)」や、白身のトロと呼ばれる「のどぐろ」は絶品です。
米と酒: 新潟県産のコシヒカリは言わずと知れたブランド米であり、佐渡島でも美味しい米が作られています。これらを使った日本酒も特産品です。
カキ: 加茂湖や真野湾は全国有数のカキの名産地であり、冬には美味しいカキを味わえます。
ご当地グルメ: 「いももち」や「車麩(くるまぶ)」など、郷土料理も多様です。
アクセス
佐渡島へのアクセスは、新潟県本土からの船が主な手段です。
新潟港〜両津港:
ジェットフォイル(高速船)で約65分。
カーフェリーで約2時間30分。
直江津港〜小木港:
カーフェリーで約2時間40分。
島内は、車での移動が便利ですが、路線バスも運行しています。
佐渡島は、歴史、文化、自然、食の全てを満喫できる、魅力あふれる島です。
佐渡島・岩首昇竜棚田について:天空に昇る龍のような棚田
「岩首昇竜棚田(いわくびしょうりゅうたなだ)」は、新潟県佐渡市岩首地区に広がる、その名の通り「天空に昇る龍」のように見える美しい棚田です。佐渡島の代表的な景観の一つであり、2011年に「トキと共生する佐渡の里山」として日本で初めて世界農業遺産に登録された佐渡の棚田群を代表する存在でもあります。
概要と特徴
地理的特徴と景観:
岩首地区の標高350mを超える急峻な山間に位置し、大小約460枚もの棚田が広がっています。
山の麓から見上げると、斜面に作られた棚田がまるで大きな滝のように見え、山頂に向かって連なる様子は、まさに龍が空に昇っていくような壮大な景観を創り出しています。このことから「昇竜棚田」の愛称がつけられました。
特に、春先の田んぼに水が張られた時期は、水面が空や周囲の景色を映し出し、朝日が差し込むと棚田全体がキラキラと輝き、その美しさに多くの人々が魅了されます。秋には稲穂が黄金色に染まり、豊かな実りの風景が広がります。
「岩首棚田展望小屋(通称・空のまめらか家)」からの眺望は特に素晴らしく、晴れた日には眼下に棚田、その先に海、そして遠く本州の山々まで見渡すことができます。
歴史的背景:
この棚田は、江戸時代頃から開田が進められ、現在まで約400年もの長きにわたり、地域の人々の手によって受け継がれてきました。
地すべり地帯という厳しい自然条件の中で、先人たちの並々ならぬ努力によって築かれ、維持されてきた「人々の努力の結晶」とも言えます。
農業と米作りのこだわり:
標高が高いため昼夜の寒暖差が大きく、山の清らかな清水と海からの潮風を受けて育ったお米は、香り豊かで冷めても美味しいと評判です。「お達者米」というブランド名で、消費者にも親しまれています。
機械作業が難しい変形田が多く、また高い土手の草刈り作業など、多くの手間をかけて丁寧に米作りが行われています。一部では、刈り取った稲を昔ながらの方法で「ハゼ(稲架)」に掛けて天日干しをする光景も見られます。
保全活動と地域の取り組み
美しい棚田の風景と、そこで営まれる農業文化は、過疎化や高齢化、後継者不足といった現代の課題に直面しています。岩首昇竜棚田でも同様に、その維持に苦労が伴っています。
しかし、地元の人々や「佐渡棚田協議会」が中心となり、棚田の保全と活用に向けた様々な活動が行われています。
地域おこし協力隊の活躍: 佐渡市では地域おこし協力隊が棚田の保全管理や農作業体験の受け入れ業務に携わり、棚田の現状や魅力を多くの人に伝える活動を行っています。
農作業体験: 学生や一般の参加者が棚田での田植えや稲刈りなどの農作業体験に参加することができ、棚田の維持に貢献するとともに、地域との交流を深める機会となっています。
交流人口の拡大: 棚田を活用したイベントの実施や、デジタル村民プロジェクトとの連携など、棚田を次世代に継承するための新たな取り組みも模索されています。
アクセス
岩首昇竜棚田へは、佐渡島の玄関口である両津港から車で約45分ほどかかります。棚田への道は急峻で細い箇所もあるため、運転には十分な注意が必要です。駐車場は整備されています。路線バスの便は限られているため、事前に時刻表を確認することをおすすめします。
岩首昇竜棚田は、佐渡の豊かな自然と、それを守り育んできた人々の営み、そして未来への希望を感じられる、特別な場所です。
“棚田じじい”と“祭りばか”〜佐渡島 実りのふるさと〜について
この番組は、新潟県佐渡市にある世界農業遺産「岩首昇竜棚田」を舞台に、地域の美しい景観と伝統文化を守り継ぐ二人のキーパーソン、「棚田じじい」こと大石惣一郎(おおいし そういちろう)さんと、祭りへの情熱を燃やす「祭りばか」に焦点を当てたドキュメンタリーです。
番組の概要とテーマ
『Dearにっぽん “棚田じじい”と“祭りばか”〜佐渡島 実りのふるさと〜』は、以下のテーマを中心に佐渡島の魅力を伝えています。
棚田の保全と継承: 400年以上続く岩首昇竜棚田の美しい景観を、どのように次世代に引き継いでいくのかという課題と、それに取り組む人々の姿が描かれています。特に、過疎化や高齢化、後継者不足が深刻な中山間地域において、棚田を維持していくことの難しさや、そのための創意工夫が紹介されます。
地域文化とコミュニティ: 伝統的な祭りや行事を通じて、地域の人々がどのように繋がり、協力し合い、ふるさとを守り、盛り上げていこうとしているのかが描かれます。祭りは、地域コミュニティの絆を深める重要な役割を担っています。
自然との共生: 佐渡島が世界農業遺産に登録された「トキと共生する里山」の象徴でもある棚田の自然環境と、そこで育まれる命、そして人々が自然とどのように共生しているのかが描かれています。
人々の情熱と人生: 「棚田じじい」や「祭りばか」と呼ばれる人々が、それぞれの立場で地域への深い愛情と情熱を持ち、困難に直面しながらも前向きに活動を続ける姿が、視聴者に感動を与えます。
登場人物とその役割(主な焦点)
番組のタイトルにもなっているキーパーソンは以下の通りです。
「棚田じじい」こと 大石惣一郎さん:
佐渡棚田協議会の会長を務めるお米農家さんで、「棚田じじい」の愛称で親しまれています。
一度は棚田での農業を嫌って東京に出ますが、30代で佐渡に戻り、荒れ始めた棚田の現状を見て、その保全活動に人生を捧げることを決意します。
生産性だけでは測れない棚田の価値を伝え、多くの人にこの愛おしい棚田空間を知ってもらうべく、若者や学生の農作業体験の受け入れ、メディアへの発信など、精力的に活動を展開しています。そのおちゃめで明るい人柄も魅力です。
「祭りばか」:
番組では、祭りの準備や運営に情熱を注ぐ、地域を代表するような「祭りばか」ともいえる人物が描かれていると考えられます。
祭りは、単なる行事ではなく、地域の人々が世代を超えて集い、協力し、絆を深める重要な機会です。特に、岩首地区の祭りは、大石さんの活動とも連携し、地域の活力を生み出す源となっています。
岩首昇竜棚田との関連
この番組の舞台である岩首昇竜棚田は、その美しい景観と、それを守り継ぐ人々の物語が相まって、佐渡島の魅力を象徴する場所として、より一層注目されるようになりました。番組を通じて、棚田が単なる農業の場ではなく、歴史、文化、そして人々の心の拠り所となっていることが深く伝わってきます。
「“棚田じじい”と“祭りばか”〜佐渡島 実りのふるさと〜」は、日本の地方が抱える課題と、それに立ち向かう人々の温かい姿を描いた、心温まるドキュメンタリーと言えるでしょう。
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