miletさんがナレーション🎤Dearにっぽん 片足で挑む山嶺📺10/22 (日) 8:25 ~ 8:50
初回放送日:2023年10月22日
2本の杖を操り、片足で山道を行く人がいる。この夏、向かったのは北アルプスの名峰・鹿島槍ヶ岳と五竜岳。なぜ険しい山に挑もうとするのか、その先に見えた景色とは?
片足で日本百名山すべての登頂を目指す桑村雅治さん、60歳。骨肉腫のため8歳のときに左足を切断。片足で何かを成し遂げることを天命と思い、生きてきた。この夏、挑んだのは、鹿島槍ヶ岳から五竜岳を縦走する国内屈指の難関ルート。険しい岩稜が続く道に、過去2回登頂を断念した経験がある。挑戦を支えていたのは、側で見守る妻とのある約束、そして、明治生まれの先駆者の存在だった。3度目の挑戦は果たしてどうなる?
明日 8:25〜 放送
— milet(ミレイ) (@milet_music) October 21, 2023
NHK総合『#Dearにっぽん 』
「片足で挑む山嶺」
ナレーションをさせていただきました。
片足で日本百名山すべての登頂を目指す方のおはなしです。声を入れながら思わず「わぁ…!」と言って感動してしまうような景色がありました。
ぜひごらんください⛰️ https://t.co/xS9nN1cTww
片足で日本百名山すべての登頂を目指す桑村雅治さんについて
桑村雅治さんは、「片足のアルピニスト」として、日本百名山すべての登頂を目指す、前人未到の挑戦を続けている登山家でありエッセイストです。
壮絶な過去と挑戦への道のり
桑村さんは、8歳の時に骨肉腫(骨の癌)を患い、左足を大腿部から切断するという経験をされました。当時は命に関わる病気で、「助かる確率は10パーセント」とまで言われたそうです。幼い頃に足を失った衝撃は大きかったものの、その後は「人生を全うするのに、障害の有無は関係ない」という強い信念のもと、様々なスポーツに挑戦してきました。
スポーツへの挑戦: 高校卒業後も、仕事の傍らバドミントン、水泳、スキー、自転車など多岐にわたる競技スポーツを経験。23歳の時には、インドネシアで開催されたフェスピック(現在のアジアパラ競技大会)のバドミントンで、日本人初のメダル(銅メダル)を獲得しました。
トライアスロン: 30代からはトライアスロンにも挑戦し、日本での大腿切断者として初の完走者となるなど、その飽くなき挑戦心を示しました。
登山との出会いと日本百名山への挑戦
トライアスロンを引退した後、2013年に友人に誘われて富士山に登ったことが、桑村さんの人生に新たな転機をもたらしました。それまで登山に興味はなかったそうですが、山頂から見た景色に心を奪われ、本格的に登山を始めることになります。
そして、新たな目標として掲げたのが、深田久弥の著書で知られる「日本百名山」すべての登頂です。片足での百名山全登頂は過去に例がなく、達成すればまさに前人未到の偉業となります。
主な登頂実績: 2017年には剱岳、2018年には大キレットを通って槍ヶ岳に登頂するなど、難易度の高い山々にも果敢に挑んでいます。現在までに、日本百名山のうち約70座の登頂に成功しているとされています(2024年8月29日時点の情報)。
「なぜ片足で山に登るのか」: 桑村さんは、著書『片足で挑む山嶺』(幻冬舎)の中で、この挑戦への思いや、障害に対する考え方、山に対する真摯な姿勢について語っています。「片足を切断して良かった」とまで語る彼の言葉は、多くの人に勇気を与えています。
メディアでの注目
桑村さんの挑戦は、様々なメディアでも取り上げられています。
NHK総合のドキュメンタリー番組「ディアにっぽん『片足で挑む山嶺』」(NHK-BSでも放送)で特集されました。
読売テレビの「大阪マラソン2024 踏み出せ〝虹色の想い〟」や、ラジオ関西の番組にも出演。
雑誌「岳人」の特集記事でインタビューが掲載されるなど、その活動が広く注目を集めています。
桑村雅治さんは、「人生を全うするのに、障害の有無は関係ない」というメッセージを体現し、私たちに生きる力と挑戦する勇気を与え続けています。彼の日本百名山全登頂という偉業達成が期待されます。
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