アナザーストーリーズ▽ミニスカートがやってきた!~ツイッギー旋風とその時代~
画像は公式からの引用です
NHK「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」で放送された「ミニスカートがやってきた!~ツイッギー旋風とその時代~」は、1960年代に世界中を席巻したミニスカートブームと、その象徴であるモデル・ツイッギーが日本にもたらした衝撃、そしてそれが社会や女性の生き方に与えた影響を多角的に描いた番組です。
具体的な番組内容としては、以下の要素が盛り込まれていました。
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ツイッギーの来日とミニスカートブームの到来:
- 1967年、イギリスからファッションモデルのツイッギーが来日し、日本中でミニスカートブームを巻き起こした様子が描かれます。
- 来日のきっかけは、当時の女性誌編集長が発した「ツイッギーヲサガセ」という電報だったという、裏話も紹介されます。
- 彼女のショートカットと細身の体型、そして膝上丈のミニスカートは、当時の日本の常識を覆すものであり、多くの人々を驚かせ、熱狂させました。
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ファッション界の変革:
- ミニスカートは、単なるファッションアイテムに留まらず、それまでの保守的だった日本のファッション界に大きな変化をもたらします。
- 世界的デザイナーの森英恵氏が、日本航空の客室乗務員の制服をミニ丈でデザインしたエピソードなど、ミニスカートが日本のデザインにも与えた影響が紹介されます。
- ロンドンでミニスカートを発信し、既存の価値観を打ち破ったデザイナーたちの挑戦も語られます。
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女性たちの生き方への影響:
- ミニスカートは、女性の身体を解放し、自立や自由を象徴するものでした。
- 当時、ミニスカートを着用することで、女性たちがどのように社会と向き合い、生き方を変えていったのかが描かれます。
- 番組では、山本リンダさんやコシノジュンコさんといった、当時ミニスカートの象徴的存在だった著名人の証言や、当時の一般女性たちの声が紹介され、ミニスカートがもたらした衝撃と共感を伝えます。
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社会の保守的な価値観との衝突:
- ミニスカートの登場は、社会の保守的な価値観との間に摩擦も生み出しました。
- 「みだらだ」「はしたない」といった批判も浴びる中で、どのようにしてミニスカートが社会に受け入れられていったのか、その道のりが描かれます。
この番組は、ファッションという視点から、当時の日本の社会、文化、そして女性の意識の変化を浮き彫りにする、興味深い内容となっています。ツイッギーが単なる流行のアイコンにとどまらず、社会の転換点における重要な存在であったことを再認識させる構成です。
NHK 総合 17日(金) 午後10:00
— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) March 16, 2023
アナザーストーリーズ▽ミニスカートがやってきた!~ツイッギー旋風とその時代~
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