東京大学に国宝を観に行きたい!😎ブラタモリ 東京大学の宝▼安田講堂&国宝!東大にしかない“宝”とは?
東京大学に国宝を観に行きたい!
こんにちは
猫好き父さんです
東京大学
なかなか面白いところのようです
気軽に行けるのかな?
この時期に国宝をだすのは
にかけてる?
ブラ東京大学
今回の舞台は東京大学▼東大にしかない“宝”を探ります。スタートは正門の先にある安田講堂から。今年で100周年を迎える安田講堂が崖下に建つ理由とは?学生運動を象徴するあの場所にタモリが立つ!史料編纂所では国宝も登場。信長の自筆書から、書いた当時の感情も読み解く驚異の技にタモリ大興奮!博物館が所蔵する無数の標本から紹介された意外な“宝”とは?東大の研究者たちの飽くなき好奇心が生み出す“宝”に迫ります!
出演
【出演】タモリ,【アナウンサー】佐藤茉那,【語り】あいみょん
安田講堂
東京大学の安田講堂は、正式名称を「東京大学大講堂」といい、東京大学のシンボルとして広く知られています。
歴史と建築
名前の由来: 安田財閥の創設者である安田善次郎からの寄付によって建設されました。しかし、安田が寄付直後に暗殺されたため、息子の安田善兵衛が父の遺志を継いで寄付を行いました。
建築家と様式: 内田祥三(うちだ よしかず)によって設計され、1925年に完成しました。ゴシック様式とロマネスク様式が融合した、重厚で美しい外観が特徴です。
東大紛争
1968年から1969年にかけて起こった「東大紛争」では、安田講堂が全学闘争の中心となり、学生たちが立てこもった場所として歴史に名を残しました。機動隊との衝突の舞台となり、講堂の壁にはその時の痕跡が今も残されています。
現在
現在、安田講堂は東京大学の入学式や卒業式、講演会など、重要な式典や行事の場として利用されています。その歴史的な重みと美しい建築様式から、単なる建物としてだけでなく、東大の精神と歴史を象徴する存在となっています。
東大紛争
東大紛争は、1968年から1969年にかけて東京大学で起こった、学生運動による一連の騒動です。
発端
医学部生の処分: 1968年、東京大学医学部で学生の処分を巡る問題が起こりました。これがきっかけとなり、学生と大学当局との間で対立が深まります。
全学共闘会議(全共闘): この対立は医学部内にとどまらず、他学部の学生も巻き込み、やがて全学的な学生運動へと発展しました。「全共闘」と呼ばれる学生組織が結成され、大学運営や社会構造そのものへの批判が掲げられました。
紛争の拡大と終結
安田講堂の占拠: 学生たちは大学当局との対話が膠着する中、東大のシンボルである安田講堂を占拠しました。これは、学生運動の象徴的な出来事となりました。
機動隊の導入: 1969年1月、事態の収拾を図るため、警察の機動隊が安田講堂に突入し、立てこもっていた学生たちを排除しました。この事件は、テレビで生中継され、多くの国民がその様子を目にしました。
試験の中止: 紛争の影響で、この年の東京大学の入学試験は中止となりました。
紛争が残したもの
東大紛争は、単なる一大学の騒動にとどまらず、当時の日本の社会、政治、教育システムに対する若者たちの不満が爆発した出来事でした。この紛争を機に、多くの大学で大学のあり方を見直す動きが起こり、大学改革のきっかけとなりました。
また、この時代に活動した学生運動のリーダーたちは、その後の日本の文化や社会に様々な形で影響を与えました。
東京大学史料編纂所(しりょうへんさんじょ)
東京大学史料編纂所(しりょうへんさんじょ)は、日本の歴史に関する資料を収集・研究し、歴史書の編纂を行うことを目的とした、東京大学の附置研究所です。
役割と活動
史料の収集・保存: 日本の古代から近現代に至るまでの古文書、記録、絵図、地図など、多岐にわたる史料を国内外から集め、保存しています。
研究: 収集した史料を基に、日本の歴史に関する専門的な研究を行っています。
編纂事業: 最も重要な活動は、日本の歴史を体系的にまとめた史料集を編纂することです。代表的なものに、日本の古文書を収録した『大日本史料』や『大日本古文書』などがあります。
設立の背景
1869年(明治2年)に設置された「史料編纂掛」がその前身で、日本の歴史を科学的に研究し、国家の歴史を編纂する目的で設立されました。その後、東京帝国大学の付属機関を経て、現在の東京大学史料編纂所となりました。
一般への公開
史料編纂所は、研究者だけでなく、一般の人々にも史料の一部を公開しており、歴史研究の普及にも貢献しています。その活動は、日本の歴史研究の基盤を支える重要な役割を担っています。
大日本史料
東京大学史料編纂所が編纂しているのは、『日本書紀』そのものの続編ではなく、**『大日本史料』**という史料集です。これは『日本書紀』をはじめとする六国史(りっこくし)の編纂事業が途絶えた後、その空白を埋めることを目的としています。
『大日本史料』について
編纂の目的: 『日本書紀』に続く「六国史」の最後の書である『日本三代実録』が対象とする仁和3年(887年)以降の日本史を、江戸時代末期(慶応3年、1867年)までの約980年間にわたり、年代順にまとめることを目的としています。
内容と形式: 事件や出来事を簡潔な文章「綱文(こうぶん)」にまとめ、その根拠となる様々な史料(古文書、日記、記録など)を列挙する形式をとっています。これにより、研究者は特定の出来事に関する史料を網羅的に確認することができます。
編纂状況: 史料編纂所は、この壮大なプロジェクトを継続して行っており、現在も編纂作業が進められています。
正史
正史(せいし)とは、主に中国や日本などの東アジアの歴史において、国家の公的な事業として編纂された歴史書のことです。
正史の定義と特徴
国家事業: 正史は、民間の学者や個人によって書かれた歴史書とは異なり、時の権力者や政府の命を受けて、専門の編纂官が組織的に作成します。
編年体と紀伝体: 記述形式には、出来事を年代順に記す「編年体」と、人物の伝記をまとめる「紀伝体」が主流でした。特に中国では、紀伝体が正史の主要な形式となっています。
信頼性: 権威ある国家事業として編纂されたため、その記述は公的なものと見なされ、後世の歴史家にとって最も重要な史料とされてきました。
日本の「正史」:六国史
日本における正史は、奈良時代から平安時代にかけて編纂された**六国史(りっこくし)**です。これらは、天皇の命によって編纂された漢文の編年体歴史書で、以下の6つを指します。
『日本書紀』: 日本最古の正史。神代から持統天皇の時代までを扱います。
『続日本紀』
『日本後紀』
『続日本後紀』
『日本文徳天皇実録』
『日本三代実録』
これらの歴史書は、日本の古代史を研究する上で不可欠な史料となっています。
影写(ようしゃ)
影写(ようしゃ)とは、手本となる書物を光に透かし、その文字をなぞって書き写すことを指します。
これは、書道や写経、古文書の複製などに用いられる伝統的な技法です。
特徴と目的
正確な複製: 影写は、文字の形や筆遣いを正確に再現するために最も適した方法です。手本と寸分違わぬ写本を作ることを目的としています。
技術の継承: 古い書物や文字の様式を後世に伝えるための重要な手段でした。特に、印刷技術が未発達な時代には、経典や重要な文献を複製する際に広く用いられました。
この技法は、単に文字を書き写すだけでなく、手本を書いた人の筆の勢いや特徴を学ぶための練習法としても活用されていました。
東京大学総合研究博物館
東京大学総合研究博物館は、東京大学の学術標本や研究資料を収集、保管、研究、展示している博物館です。
設立と役割
目的: 東京大学の創設以来、各学部や研究所に蓄積されてきた膨大な学術資料を統合的に管理し、研究と教育に役立てることを目的として1966年に設立されました。
活動: 収蔵資料は自然史、人文・社会科学、技術史など多岐にわたり、その数は400万点を超えると言われています。これらの資料は、科学研究の基礎となるだけでなく、一般の来館者にも公開され、教育普及活動にも利用されています。
建物と展示
本館: 本郷キャンパスにあり、地上7階、地下2階の建物です。常設展や企画展が開催されています。
分館: 小石川分館(旧東京大学理学部植物学教室本館)では、古い建築物の中で、歴史的な標本や資料が展示されています。
博物館は、大学の「研究の成果」を形として見せる場であり、日本の科学史や文化史を知る上でも貴重な場所です。
収蔵物の例
東京大学総合研究博物館で特に有名な展示物としては、**「学術標本」**と、それにまつわる歴史的資料が挙げられます。
博物館は、特定の美術品や国宝を常設展示しているというよりも、学術研究の成果としての標本や資料を広く一般に紹介している点が特徴です。
収蔵物の例
動物や植物の標本: 古くは明治時代に収集されたものなど、日本の生物学研究の歴史を物語る貴重な標本が多数あります。
鉱物や化石: 鉱物学や地球科学の研究に使われた標本が展示され、地球の歴史を学ぶことができます。
人文・社会科学資料: 考古学の発掘資料や、社会学的な調査で収集された資料など、多岐にわたります。
これらの展示物は、大学の知の集積を視覚的に体験できる場となっています。
国宝
国宝は、日本の文化財保護法に基づいて指定された、特に価値の高い重要な文化財です。
国宝の定義と種類
国宝は、建造物や美術工芸品、考古資料、歴史資料など、日本の歴史や文化を象徴するものが選ばれます。文化財の中でも、特に学術的・芸術的価値が極めて高いものが国宝に指定されます。
建造物: 古い寺院や神社、城郭、住宅など
美術工芸品: 絵画、彫刻、書跡、陶磁器、刀剣など
考古資料: 遺跡から出土した土器、埴輪など
歴史資料: 古文書、古記録、歴史的な書物など
国宝と重要文化財
国宝は、まず重要文化財に指定された文化財の中から、さらに**「世界文化の見地から見て価値が高く、国民の宝として特に重要」**と認められたものが選ばれます。つまり、すべての国宝は重要文化財ですが、すべての重要文化財が国宝であるわけではありません。
国宝は、文化庁によって厳重に管理・保護され、その保存と活用が図られています。
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— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) August 29, 2025
東京大学で「ブラタモリ」
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ことしで100周年
安田講堂が崖下に建つ理由とは?
信長の自筆書から
書いた当時の感情も読み解く…?
東大に眠る“歴史と知の宝”を探す旅!
放送は
あす30日(土)夜7時30分【総合】です
詳しくは👇https://t.co/f89EOVDGfy pic.twitter.com/TT2R69w6LQ
【東大文学部の宝物】先日放送された「ブラタモリ」の案内人を務めた堀内秀樹先生をはじめ文学部の先生たちが、放送内容を深掘りし、赤門や赤門近くで発見された遺構について対談で語っています!また、「東大文学部の宝物」では、文学部の各研究室の貴重な宝物を紹介しています。ぜひ、以下の特設サイ… pic.twitter.com/Ga5TSBWAuF
— 東京大学 | UTokyo (@UTokyo_News) August 25, 2025