災いは忘れた頃にやってくる😢【土曜ドラマ】リラの花咲くけものみち2(4)
災いは忘れた頃にやってくる
こんにちは
猫好き父さんです
今となっては
遅延性PTSDが怖いですね
画像は公式からの引用です
偶然かどうか
リアルにも
ドラマとスピード感が
かなり違って
驚きました
あらすじ
口てい疫の発生で、犬飼(上川隆也)、能見(甲本雅裕)と共に、折原牧場の牛の全頭殺処分を行った聡里(山田杏奈)は、過酷な現実に打ちのめされていた。そんな聡里の元に綾華(當真あみ)と真子(菊池日菜子)が駆けつける。残雪(萩原利久)もリモートで参加。3人で聡里を励ます。折原(温水洋一)は、殺処分のショックから酒ばかり飲み、孫の七海(大石愛陽)も眠れなくなっていた。聡里はその苦しみに精一杯寄り添う。
出演者
【出演】山田杏奈,當真あみ,萩原利久,菊池日菜子,大石愛陽,渡辺哲,温水洋一,甲本雅裕,上川隆也
原作・脚本
【原作】藤岡陽子,【脚本】木滝りま,水橋文美江
音楽
【音楽】平井真美子
📺きょう夜10時[総合]放送!
— NHKドラマ (@nhk_dramas) September 12, 2026
【#リラの花咲くけものみち2】第4回
予告動画をお届け!#山田杏奈 #當真あみ #萩原利久 #温水洋一 #上川隆也
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遅延性PTSD
遅延性PTSD(遅発性PTSD / 発症遅延型PTSD)とは、命の危険や強い衝撃を受けるようなトラウマ体験(外傷体験)をしてから、6か月以上(時には数年〜数十年)経過した後に症状が現れる心的外傷後ストレス障害のことです。
通常のPTSDは出来事の直後〜数か月以内に発症することが多いのに対し、一定の期間を経てから顕在化するのが特徴です。
1. 主な症状
一般的なPTSDと同様に、大きく分けて以下の4つの症状が見られます。
- 再体験(フラッシュバック・悪夢):当時の出来事が突然鮮明に思い出されたり、関連する恐怖の夢を見たりする。
- 回避・麻痺:トラウマを思い出させる場所、人物、ニュースなどを避ける。感情が湧きにくく麻痺したような状態になる。
- 過覚醒:常に警戒心が強くイライラしやすい、不眠、小さな音に過剰に驚く。
- 認知や気分の負の変化:強い罪悪感や恐怖、自分や他者への絶望感。
2. なぜ忘れた頃に発症するのか(発症のきっかけ)
出来事の直後は、精神的なショックに対する「防衛心理」や「必死な生き残り(サバイバル)状態」が働き、感情を解離・抑圧することで自分を守ろうとします。しかし、以下のような変化をきっかけに抑え込まれていたトラウマが浮上します。
- 安全な環境の獲得「退職した」「子どもが独立した」「落ち着いた家庭を持った」など、緊張状態が解けて安全が確保された時に、止まっていた感情の処理が始まって発症することがあります。
- トリガー(引き金)との接触トラウマ体験と酷似した事故・事件のニュースを見たり、似た環境に遭遇したりすることで過去の記憶が刺激されます。
- 加齢や生活環境の変化体力や気力が落ちたり、退職や身近な人との死別など「別のストレス」が重なったタイミングで防衛メカニズムが破れ、症状が表面化します。
3. 周囲や本人が抱えやすい課題
- 「原因」と「現在の不調」が結びつきにくい「なぜ今頃?」と自分でも理由が分からず、単なる鬱や自律神経失調症だと勘違いされやすい側面があります。
- 理解を得られにくい過去の出来事であるため、周囲から「いつまで昔のことを気にしているのか」「気のせいではないか」と心ない言葉を受け、孤立してしまうケースがあります。
4. 治療と対応
遅延性PTSDであっても、適切なサポートにより回復が可能です。
- 専門医療機関(精神科・心療内科)の受診薬物療法(抗うつ薬や睡眠薬などでの症状緩和)と併せて、トラウマに特化した心理療法(EMDRや認知行動療法など)が有効とされています。
- 「安全な場」でのトラウマの再処理過去に抑圧せざるを得なかった感情や記憶を、安全な環境と治療者のサポートのもとで少しずつ処理していきます。
過年度の出来事であっても、今つらい症状が出ている場合は「昔のことだから」と放置せず、専門家に相談することが大切です。
遅延性PTSD(遅発性PTSD)の実例
阪神・淡路大震災(1995年)や東日本大震災(2011年)をはじめとする過去の大規模災害では、数か月から数年、場合によっては10年以上経過した後に症状が表面化する遅延性PTSD(遅発性PTSD)の実例が多数報告されています。
被災地での臨床現場や研究から明らかになっている代表的な実例やパターンを紹介します。
1. サバイバーズ・ギルト(生き残った罪悪感)の抑圧と遅発
- 【実例:東日本大震災】津波で家族や親族、同僚を亡くした被災者の中には、発災直後は「自分がしっかりして生活を立て直さなければならない」「家族のぶんまで生きなければ」と必死に自らを鼓舞し、復興支援や再建に奔走していた人が多くいました。
- 経過:発災から5年〜10年ほどが経ち、仮設住宅から災害復興住宅へ引っ越したり、仕事や生活環境が落ち着いて「生活の安全」が確保されたタイミングで、不眠や激しいパニック発作、フラッシュバックが始まった例があります。
- 背景:必死に生きていた時期(緊張状態)が過ぎたことで、それまで心の中に封印していた「なぜ自分だけが生き残ってしまったのか」という強い罪悪感や抑圧されていた恐怖が一気に噴出し、発症につながりました。
2. 幼少期の「言葉にできない恐怖」が成長後に表出するケース
- 【実例:乳幼児期・小児期の被災】阪神・淡路大震災や東日本大震災の発生当時、2〜4歳程度だった幼い子どもたちのケースです。
- 経過:被災当時、幼かった子どもは大人に対して泣き叫んだり感情をうまく説明できず、一見すると「何も分かっていない」「すぐに元気に遊んでいる」ように見えました。しかし、小学校高学年〜思春期(あるいは成人)に成長する過程で、学校環境でのストレスや環境変化をきっかけに、原因不明の激しい不安、過覚醒(小さな揺れや音への過剰反応)、夜驚症(夜間のパニック)としてPTSD症状が現れる例が確認されています。
3. 周年行事(命日反応)や別のストレス体験が引き金(トリガー)となるケース
- 【実例:節目と新たな生活変化】東日本大震災後、被災地で長期にわたり医療活動を続ける精神科医らの報告によると、震災から数年〜10年以上が経過した後に受診する患者の多くが、「別の人生の転機」をきっかけとしています。
- 発症のきっかけの例:
- 定年退職や子どもの独立:日々の忙しさがなくなり、一人で過ごす時間が増えたことで、止まっていた記憶が蘇る。
- 「〇周年」の報道や大規模災害の再発:熊本地震や能登半島地震などのニュース映像、または3月11日(命日反応)が近づくことで、記憶がフラッシュバックして不眠やうつ状態が慢性化する。
- 身近な人の死:親族の死などを経験したことで、過去の震災で身近な人を亡くした際の「未処理の悲しみや恐怖」が結びついて症状が重症化する。
4. 原発事故に伴う「先行きが見えない不安」の長期化(福島県)
- 【実例:東日本大震災・福島第一原発事故】福島の被災地では、地震や津波の直接的な恐怖に加え、「目に見えない放射線への不安」「強制避難によるコミュニティや故郷の喪失」という複合的なトラウマが存在しました。
- 経過:発災から10年以上が過ぎても、避難解除に伴う帰還の決断、補償の打ち切り、人間関係の分断などの新たな現実問題に直面する中で、「避難中は気が張っていたが、戻ってきて(あるいは移住先で)急に動悸や不眠、自傷・自殺念慮が始まった」という遅延性PTSD・長期トラウマの相談が絶えないことが知られています。
まとめ
過去の震災の事例が示しているのは、「発災から時間が経って平穏を取り戻したように見える時期こそ、遅延性PTSDのリスクが高まる」という事実です。
「昔の震災のことだから自分の気持ちのせいだ」「今さら震災の影響だなんて言えない」と一人で抱え込まず、時間が経過してからの不調であっても「過酷な体験のあとの自然な心の反応」として捉え、専門的なケアを受けることが重要とされています。


















