キャスト - 誰もがスター! (From 『ウィッシュ』) ⛸日本公演40周年記念 ディズニー・オン・アイス “Let’s Party!”
キャスト - 誰もがスター!
誰もがスター!
『誰もがスター!』(原題:I'm A Star)は、映画『ウィッシュ』の中で最も賑やかで多幸感にあふれたミュージカルナンバーです。
主人公アーシャと相棒のヤギ・バレンティノをはじめ、森の動物たちや木々(キャスト全員)が一つになって歌い繋ぐ、とてもハッピーでメッセージ性の強い楽曲です。
🎵 どんなシーンで歌われる?
願い星「スター」が空から森へ舞い降り、その魔法の粉(スターダスト)を振りまいたことで、言葉を話せなかった森の動物たちや植物たちが一斉に話し始め、歌い出すシーンです。
相棒のヤギ・バレンティノ(CV: 山寺宏一さん)が低音の渋い声で喋り始めるのを皮切りに、子鹿やウサギ、キノコや大きな木までもが合唱に参加し、落ち込んでいたアーシャを元気づけるように森全体が大賑わいのミュージカル空間へと変わっていきます。
科学と魔法が融合した奥深いメッセージ
単に「みんな仲良し」という歌ではなく、実は科学的な事実に基づいた深いメッセージが込められているのがこの曲の最大の魅力です。
「私たちはみんな星くずからできている」
天文学の「人間や地球上のあらゆる生命を構成する原子は、かつて超新星爆発を起こした星の欠片(星くず)でできている」という科学的な真実(スターダスト理論)がテーマになっています。
「生き物はみんな同じ星から生まれた兄弟」
「だから、誰しもが生まれながらに輝く『スター』なんだ」
というメッセージが、コミカルな歌詞と明るいスウィングリズムに乗せて歌われます。自分に自信をなくしていたアーシャは、この歌を通じて「自分の中にも輝く星の力(願いの力)があるんだ」と気づかされ、マグニフィコ王に立ち向かう勇気をもらいます。
🎤 日本語吹き替え版の見どころ
タイトルに「キャスト」とついている通り、非常に多くの声優陣・アーティストが歌声を繋いでいきます。
アーシャ: 生田絵梨花さん
バレンティノ: 山寺宏一さん(圧巻のイケボ歌唱)
森の動物たち・合唱: 劇団四季のキャストや実力派ミュージカル俳優陣
豪華なキャスト陣による息の合ったコーラスワークと、どんどんテンポアップしていく楽しさは、聴いているだけで思わず笑顔になってしまう魅力が詰まっています。演出や楽曲のテイストとしては『ライオン・キング』の「ハクナ・マタタ」や『美女と野獣』の「ひとりぼっちの晩餐会」に並ぶ、ディズニーの新たな名群集劇ソングです。
印象的な歌詞のワンフレーズ
「そうさ 誰もがスター!」
「みんな同じ星から生まれた 輝く光なんだ」
自分自身を肯定し、生きていることそのものを祝福してくれる、100周年を迎えたディズニーから観客への最高のおくりもののような1曲です。
『ウィッシュ』パートの後半、二回目の「この願い(This Wish)」から「キャスト - 誰もがスター!(Knowing What I Know Now)」にかけては、物語のクライマックスにあたる部分です。
この場面の魅力は、一言でいえば、
「アーシャ一人の願いが、王国のみんなの願いへと広がる瞬間」
にあります。
二回目の「この願い」の意味
最初の「この願い」は、
アーシャ個人の決意
自分を信じる勇気
未来への第一歩
を描いていました。
しかし、二回目に流れる「この願い」は意味が少し異なります。
この時のアーシャは、
マグニフィコ王に立ち向かう覚悟を決めている
自分だけでなく皆の願いを守ろうとしている
仲間たちとの絆を得ている
状態です。
そのため同じメロディーでも、
「私の願い」から「みんなの願い」へ
とスケールが大きくなっています。
アイスショーならではの見どころ
この場面ではリンクの使い方が非常に重要です。
最初の「この願い」ではアーシャが比較的単独で滑るのに対し、後半では、
仲間たち
ロサス王国の人々
スター
が次々と加わります。
フィギュアスケートでは、
一人の滑走から群舞へ発展することで、
希望が広がっていく様子
を視覚的に表現できます。
光の演出
『ウィッシュ』のテーマは「願い」と「星」。
そのため後半では、
星が広がる映像
金色や青色の照明
リンク全体を包む光
が大きな役割を果たします。
特に会場が暗転した状態から光が増えていく演出は、
映画でスターが人々に希望を与える場面を思わせるでしょう。
「キャスト - 誰もがスター!」の見どころ
映画では終盤に
"Knowing What I Know Now"
が歌われます。
日本語版では
「誰もがスター!」
として知られる楽曲です。
① 一人の歌から合唱へ
ここが最大の見どころです。
「この願い」がアーシャ中心の歌だったのに対し、
「誰もがスター!」は
王国のみんなの歌
です。
つまり、
主人公だけが活躍する物語
↓
みんなが立ち上がる物語
へ変化します。
② 群舞が最も映える場面
ディズニー・オン・アイスでは、
この曲はおそらく『ウィッシュ』パート最大規模の群舞になります。
多数のスケーターが登場し、
円形フォーメーション
放射状の隊形
交差する滑走ライン
などを見せることで、
王国の人々が団結する様子を表現します。
③ 「誰もがスター」というメッセージ
この曲のタイトルは、
『ウィッシュ』全体のテーマそのものです。
マグニフィコ王は
「特別な人だけが力を持つ」
という考え方でした。
しかしアーシャたちは
「誰の願いにも価値がある」
と信じます。
その象徴が
「誰もがスター!」
というタイトルです。
④ 40周年公演との相性
実はこの曲は『Let's Party!』のテーマとも非常によく合っています。
なぜなら40周年公演全体が、
出演者だけでなく
観客も含めて
みんなで祝う
というコンセプトだからです。
そのため、
「誰もがスター!」
というメッセージは、
『ウィッシュ』の登場人物だけでなく、
会場にいる観客にも向けられているように感じられます。
この場面で注目したいポイント
映画のストーリーを知っている方なら、ぜひアーシャだけではなく周囲のスケーターたちの動きにも注目してみてください。
『ウィッシュ』パート後半は、
アーシャ一人の希望
仲間との連帯
王国全体の団結
みんなの願いの解放
という流れを、リンク上の人数やフォーメーションの変化で表現している可能性が高いです。
そのため、二回目の「この願い」から「誰もがスター!」への流れは、『ウィッシュ』パートの感動的な締めくくりであると同時に、40周年公演全体の「みんなで祝うパーティー」という精神を最も象徴する場面の一つと言えるでしょう。

















