いいおっさんの日に「#有毒な男らしさ」について考える💛NHK おはよう日本

11/03/2020

いいおっさんの日に「#有毒な男らしさ」について考える💛NHK おはよう日本

こんにちは、猫好き父さんです。

今日、１１月３日はいいおっさんの日らしいです。

そのうえ「#有毒な男らしさ」ってのが流行ってるらしい

「いいおっさんの日」は、11月5日です。これは、日付の語呂合わせによる記念日で、特定の歴史的背景や公的な認定があるものではありません。

📅 「いいおっさんの日」の由来

日付の「11」と「03」を語呂合わせで読んだことに由来します。

11（いい）
03（おっさん）

🎁 記念日の目的と活動

この記念日は、一般的に特定の団体によって制定・推進されているわけではありませんが、インターネットやSNS上では以下のような目的で使われることがあります。

称賛と感謝: 日頃頑張っている中高年の男性、特に家族や職場を支える**「おっさん」**世代に感謝やエールを送る日として用いられます。
自己肯定: 中高年の男性自身が、年齢を重ねたことによる渋さや経験値を肯定的に捉え、自虐的ではなくポジティブな意味で「おっさん」を楽しむ日とされます。
雑談のきっかけ: ユーモラスな記念日として、SNSなどで話題提供やコミュニケーションのきっかけとして使われます。

この日は、特定の世代をユーモラスに祝福し、ポジティブに捉え直すための機会として楽しまれています。

「有毒な男らしさ」または「毒性のある男らしさ（Toxic Masculinity）」とは、社会的に支配的で抑圧的な男性の規範を指す社会学や心理学の用語です。

これは、「男らしさ」そのものが悪いわけではなく、特定の有害な行動や態度を奨励し、男性自身の精神的・身体的な健康や、周囲の人々との関係性に悪影響を与える側面を批判的に捉える概念です。

😠 有毒な男らしさの主な特徴と規範

有毒な男らしさの規範は、男性に対し、特定の感情や行動を抑圧・禁止し、別の特定の行動を強制します。

1. 感情の抑圧と弱さの否定

感情の非表出: 「男は泣くな」「弱音を吐くな」といった考え方に基づき、悲しみ、恐怖、不安などの感情を表に出すことを弱さの象徴とみなし、抑圧します。
自己解決の強要: 精神的な問題や困難を一人で解決することを強要し、助けを求めることを恥とします。これが、男性の**メンタルヘルス問題（特に自殺率の高さ）**に繋がる一因と指摘されています。

2. 攻撃性・支配性の強調

暴力の正当化: 紛争解決や自己主張の手段として、攻撃性や暴力を正当化したり、黙認したりします。
支配と競争: 常に他者（特に他の男性や女性）を支配しようとする態度や、勝ち負けに極度にこだわる競争心を強調します。
危険な行動: 無謀な運転、過度の飲酒、無防備な性行動など、リスクの高い行動をとることを「勇敢さ」として奨励する傾向があります。

3. 性別役割の固定化

女性性の忌避: 家事や育児といった従来の女性的な役割や、共感性、優しさといった性質を**「男らしくない」**ものとして遠ざけます。
異性愛の強制: 感情的な交流や愛情表現が異性愛の枠内に限定されるべきだという強い規範を持ちます。

💔 社会的・個人的な悪影響

1. 男性自身への影響

メンタルヘルス: 感情の抑圧により、うつ病や不安障害などの精神疾患を発症しやすい、あるいは早期に相談しにくい環境が生まれます。
身体的健康: 助けを求めることを避けるため、病気の早期発見が遅れたり、健康診断などの予防行動を軽視したりする傾向があります。

2. 周囲の人々への影響

ハラスメント・DV: 支配性と攻撃性の強調は、職場や家庭でのハラスメント、ドメスティック・バイオレンス（DV）、性暴力などの加害行為に繋がります。
性差別: 女性を常に下に置くべき対象、または単なる性的対象として見る傾向が強くなり、ジェンダー間の平等や尊重を妨げます。

重要な点は、「有毒な男らしさ」は男性全体を非難するものではなく、社会が男性に押し付けてきた**「固定化された有害な規範」を問題視し、「より健康で多様な男らしさ」**を許容していくべきだという考え方に基づいています。

今こそ、ジェンダーをこえて考えよう。

【３日（火）放送予定🐓】

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✅ 今こそ、ジェンダーをこえて考えよう #BeyondGender
コロナで注目「#有毒な男らしさ」とは
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— NHK おはよう日本公式 (@nhk_ohayou) November 2, 2020