8/18/2025

いつかブラタモリとコラボしてほしい🗻サンドウィッチマン＆芦田愛菜の博士ちゃん世界遺産“富士山”6大ミステリーSP！

いつかブラタモリとコラボしてほしい

こんにちは

猫好き父さんです

企画が結構近いですね

いつか

コラボレーションして欲しいな

画像は公式からの引用です

本日の博士ちゃんはこちら！
富士山は信仰の対象として、長きにわたって崇められてきたが
実は、知られざる多くの伝説や謎が残されている…！

①富士山の麓にあるという“胎内洞窟”と呼ばれる謎の洞窟
　神社の拝殿奥に入り口がある不思議な洞窟…
　中に入るとあばら骨のように見える岩肌が!?
　その謎に迫るべく、博士ちゃんがチャンカワイさんとともに巡る！

胎内洞窟

富士山の麓に複数存在する「胎内洞窟」は、富士山の噴火によって形成された貴重な溶岩洞穴です。中でも、信仰の対象として知られている代表的なものに、山梨県にある**「船津胎内樹型」と「吉田胎内樹型」、そして静岡県にある「御胎内」**があります。

これらの洞窟は、その形態が人体の内臓、特に母親の胎内に似ていることから「胎内」と名付けられ、古くから富士山信仰において重要な巡礼の場となってきました。

溶岩樹型としての成り立ち

これらの洞窟は「溶岩樹型」と呼ばれる、世界的にも珍しい地質学的特徴を持っています。

形成プロセス: 富士山が噴火した際、溶岩流が森林を飲み込みました。このとき、樹木の周りを溶岩が固まり、内部の樹木が燃え尽きたり朽ちたりすることで、樹木の形をした空洞が残されました。
世界的にも珍しい: このような大規模な溶岩樹型の密集地は、富士山の麓とハワイ島にしか存在しないと言われています。

信仰と「胎内巡り」

富士山信仰において、これらの胎内洞窟は「生まれ変わり」や「身を清める」ための場所として、多くの信者に重んじられてきました。

胎内巡り: 洞窟内に入ることは、母親の胎内に入り、再び生まれ変わることを意味すると考えられました。
安産や子授けの祈願: 洞窟の形態が母胎に似ていることから、安産祈願や子授けの対象としても信仰されています。
富士講: 江戸時代に盛んになった富士山信仰の民間信仰組織「富士講」の信者たちは、富士山登拝の前にこれらの洞窟を訪れ、身を清めていました。

主要な胎内洞窟

1. 船津胎内樹型（山梨県富士河口湖町）

特徴: 国の天然記念物であり、世界文化遺産「富士山」の構成資産の一つです。
信仰: 洞窟の入り口には「無戸室浅間神社」が建ち、富士山の祭神である木花咲耶姫命（このはなさくやひめのみこと）を祀っています。洞窟内は「父の胎内」と「母の胎内」に分かれており、それぞれに神像が祀られています。
観光: 胎内巡りが可能で、洞窟内の壁には肋骨状の模様が見られ、その神秘的な雰囲気を感じることができます。

2. 吉田胎内樹型（山梨県富士吉田市）

特徴: こちらも世界文化遺産の構成資産です。
観光: 普段は非公開ですが、毎年4月29日に行われる「吉田胎内祭」の時のみ、一般公開され内部を見学することができます。

3. 御胎内（静岡県御殿場市）

特徴: 1707年の宝永噴火によって形成された溶岩洞窟です。
観光: 「御胎内清宏園」という公園内にあり、胎内洞窟以外にも自然を楽しむことができます。

これらの洞窟は、富士山の自然の神秘と、それが育んだ人々の信仰の歴史を同時に感じられる貴重な場所です。訪れる際は、ヘルメットやライトの貸し出しがある場合が多いため、安全に注意して見学することをおすすめします。

②富士山には川がないのに滝があるのはなぜ？
　麓には巨大な湖や「白糸ノ滝」などがあるが、山の上には
川が1つもない！この水は一体どこから来ているのか…

白糸ノ滝

富士山の麓にある白糸ノ滝は、静岡県富士宮市に位置する、国の名勝および天然記念物に指定されている滝です。その美しい景観と、独特な成り立ちから、日本の滝百選にも選ばれており、世界文化遺産「富士山」の構成資産の一つにもなっています。

白糸ノ滝の概要

景観: 幅約150メートルにわたる緩やかに湾曲した絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちています。その様子が、まるで白い絹糸を垂らしたように見えることから、「白糸ノ滝」と名付けられました。
女性的な美しさ: 隣接する雄大な「音止の滝」と対照的に、白糸ノ滝は穏やかで優美な姿が特徴とされています。
歴史と信仰: 江戸時代には、富士山信仰の民間信仰組織「富士講」の信者たちが、富士山登拝の前に身を清める修行の場として、この滝を訪れていました。

白糸ノ滝の水はどこから来るのか？

白糸ノ滝の最も大きな特徴は、その水源にあります。一般的な滝のように川の流れが源流になっているのではなく、**富士山の地下水（伏流水）**が直接岩盤から湧き出して滝となっています。

具体的には、以下の地質的な仕組みによって水が湧き出ています。

地層構造: 富士山の山体は、水をよく通す上部の新富士火山層と、水を通しにくい下部の古富士火山層という、異なる性質の地層でできています。
水の流れ: 富士山の山頂付近に降った雨や雪解け水は、長い時間をかけてこの地層の中をゆっくりと浸透していきます。
湧出: 水を通さない古富士火山層にぶつかると、水はそれ以上下へ進むことができず、地層の境目にある絶壁から、何箇所もに分かれて湧き出してきます。

このため、白糸ノ滝は一年を通して水量が安定しており、真夏でも冷たく澄んだ水が流れ続けています。このユニークな成り立ちが、白く美しい絹糸のような景観を生み出しているのです。

③樹海にそびえる謎の石垣
　およそ1200年前の噴火により、奇跡的に誕生した“青木ヶ原樹海”
　その樹海の中に2キロにも渡り石垣が作られている!?

謎の石垣

富士山の北西麓に広がる青木ヶ原樹海には、一部の場所に「謎の石垣」が存在することが知られています。この石垣は、自然にできた溶岩の塊とは異なり、人為的に積み上げられた構造物です。

謎の石垣の正体と目的

樹海の石垣の正体については、様々な説が唱えられてきましたが、現在最も有力視されているのは、戦国時代の軍事的な関所や防御施設としての役割です。

武田氏の防御施設説: 富士河口湖町観光情報サイトなどの情報によると、この石垣は武田氏が本栖の城山（現在の本栖湖の近くにあった山城）の防御のため、軍事的な関所として構築したものと考えられています。
- 中道往還（甲駿間の主要街道）の防御: 当時、甲斐国（現在の山梨県）と駿河国（現在の静岡県）を結ぶ主要な街道であった「中道往還」が樹海内を通っていました。この石垣は、街道を通過する軍勢や物資を監視し、防衛するための関門として機能していたのではないかと推測されています。
- 長さ約2キロ: 一部の石垣は、長さが約2キロメートルにも及ぶ長大なものであり、その規模からも軍事的な意味合いが強いと考えられます。

その他の説

上記の説が最も有力ですが、他にもいくつかの説が存在します。

養蚕業の遺構: 明治時代、樹海の洞窟（風穴）は、一年を通じて気温が安定しているため、蚕の卵の貯蔵庫として利用されていました。一部の石垣は、この養蚕業に関連して、風穴の入り口を囲むように作られたものという説もあります。
信仰的な目的: 富士山信仰に関連して、何らかの宗教的、精神的な目的で積まれたのではないかという説もわずかにあります。しかし、石垣の規模や立地から、軍事的な用途が主流と考えられています。

まとめ

樹海にそびえる謎の石垣は、一見すると自然の造形物のように見えますが、その多くは戦国時代に武田氏によって築かれた軍事的な遺構である可能性が高いです。富士山の自然の神秘と、その麓で繰り広げられた歴史的な出来事を物語る、興味深い史跡と言えるでしょう。

④5合目にある謎の巨大斧
　天狗を御神体として祀っている神社にその謎を解く鍵が…！

謎の巨大な斧

富士山の5合目に「謎の巨大な斧」があるという話は、富士スバルラインの5合目にある**富士山小御嶽神社（ふじさんこみたけじんじゃ）**の境内に置かれている、重さ約375kgの大きな斧のことです。

巨大な斧の正体と伝説

この巨大な斧は、以下のような伝説や信仰にまつわるものです。

天狗の斧: 富士山5合目周辺は、古くから天狗が住む場所と信じられており、「天狗の庭」と呼ばれていました。伝説によると、この巨大な斧は天狗が神社に贈ったものとされています。
信仰の象徴: この斧は、信仰の対象であり、力試しの道具でもあります。参拝者は自由にこの斧を持ち上げることができますが、非常に重いため、力士のような力自慢の人を除いて、持ち上げられる人はほとんどいないと言われています。

信仰とご利益

この巨大な斧には、いくつかの信仰的な意味合いが込められています。

天狗の力を授かる: 斧を持ち上げることができれば、天狗のように強大な力を得られるという言い伝えがあります。
縁結び・健康長寿: 斧が置かれている小御嶽神社には、縁結びや健康長寿のご利益があるとされており、巨大な斧もその信仰の一部となっています。

この巨大な斧は、富士山に古くから伝わる天狗信仰と、登拝者が安全を祈願する場所としての小御嶽神社の役割を象徴する、興味深い存在です。

⑤富士山から富士山が見える!?
　富士山に登ってしまうと富士山は見ることはできないはずだが
　一体どういうことなのか…

影富士（かげふじ）

富士山の影が雲海に写る現象は、**影富士（かげふじ）**と呼ばれ、日の出や日没時に見られる、富士山の巨大な影が雲や霧、あるいは地表に投影される現象です。

影富士のメカニズム

この現象は、太陽と富士山と観察者が一直線に並ぶときに発生します。

日の出時: 太陽が富士山の東側から昇るとき、その光が富士山の西側に影を落とします。この影が、富士山の西側に広がる雲海や霧、地表に映し出されます。
日没時: 太陽が富士山の西側に沈むとき、その光が富士山の東側に影を落とします。この影が、東側に広がる雲海や地表に映し出されます。

影の形は、太陽の位置や雲の高さによって刻々と変化し、非常に幻想的な光景を作り出します。

どこで見られるか

影富士を見るには、以下の条件が重要です。

雲海があること: 影が映し出されるスクリーンとなる雲や霧が、富士山の標高よりも低い場所に広がっている必要があります。
晴れた日の早朝か夕方: 影がはっきりと見えるためには、太陽の光が富士山を遮るものがなく、空気が澄んでいる必要があります。
高い場所から見る: 富士山の山頂付近や、高山から見下ろすことで、影全体を捉えやすくなります。例えば、富士山5合目や、南アルプス、箱根などの山々から観測されることが多いです。

この現象は、自然が織りなす神秘的な絶景として、多くの登山家や写真家を魅了しています。

⑥開山日に山頂で行われる謎の儀式！
　富士宮ルート山頂までの開山日に密着！謎の儀式とは一体…

神事

富士山で「開山日」に行われる「謎の儀式」とは、主に富士山の開山を祝い、登山者の安全を祈願する神事のことです。これは、富士山信仰と深く結びついた伝統的な行事であり、複数の場所で行われます。

儀式が行われる場所と内容

「謎の儀式」と言われる神事は、主に以下の場所で行われます。

富士山本宮浅間大社（静岡県）
- 富士山の主祭神である**木花咲耶姫命（このはなさくやひめのみこと）**を祀る、全国の浅間神社の総本社です。
- 7月上旬の開山日に、「お山開き」と称して神事が行われます。
- 山伏（修験者）による入山式や、護摩焚き神事など、富士山信仰に根差した神秘的な儀式が執り行われます。
北口本宮冨士浅間神社（山梨県）
- 吉田口登山道の起点に位置する神社で、富士登山の安全を祈願する重要な場所です。
- 毎年7月1日に「富士山開山祭」が開催されます。
- 「お道開き」という神事では、登山道入口に張られたしめ縄を、神話に登場する**手力男命（たぢからおのみこと）**が木槌で断ち切る儀式が行われます。これは、富士山への道が開かれたことを告げる意味を持ちます。
富士山5合目の小御嶽神社（山梨県）
- 富士スバルライン5合目に位置し、古くから天狗が住む場所として信仰されていました。
- ここでも開山祭が行われ、大天狗・小天狗がしめ縄を断ち切る儀式が行われます。これは、富士山の守り神である天狗に登山の安全を祈願するものです。