ぜひご覧ください🏠miletさんがナレーション🎤Dearにっぽん「“わやな町”に生きて~広島 若き自治会長の奮闘記~」
“わやな町”に生きて~広島 若き自治会長の奮闘記~
こんにちは
猫好き父さんです
世の中には
頑張っていらっしゃる
若い方がいらっしゃるもんですねえ~
内容
被爆地・広島の戦後を映す基町アパート。復興の象徴として半世紀前に建てられ、被爆者や大陸からの引き揚げ者など様々なルーツを持つ人が暮らしてきた。この団地の若き自治会長、板井三那子さん(30)。アーティストでもある彼女は、基町の歴史にひかれてやってきた。混沌とした団地で、面倒なことにもたくましく向き合ってきた板井さん、この夏、取り組んだのは長年放置されてきた地下倉庫の整理。そこで見つけたものとは。
【語り】milet
基町アパート(正式名称:市営基町高層アパート)は、広島市の戦後復興の歴史を象徴する、非常に重要な集合住宅です。原爆投下後の混乱期に形成された**「原爆スラム」**の解消と、都市再開発を目的に建設されました。
基町アパートの歴史と役割
1. 戦後の混乱と「原爆スラム」の発生
原爆投下により、広島市街地は焼け野原となり、広島城跡周辺の基町地区(旧軍用地)も広大な空地となりました。この空地や太田川の河川敷には、戦後の混乱期に家を失った被爆者や戦災者などが集まり、バラック小屋が密集した**不法住宅(通称「原爆スラム」)**が形成されました。この不良住宅地の存在は、復興を目指す広島市にとって大きな課題でした。
2. 大規模な都市再開発
広島市は、この不良住宅を一掃し、住民の生活環境を改善するため、1960年代末から日本初の大規模高層高密度再開発事業として基町アパートの建設に着手しました。
建設期間: 1969年(昭和44年)~1978年(昭和53年)
目的: 不法住宅の除却と、そこに住んでいた住民のための恒久的な住宅の提供。強制執行を伴わずに、約2,600戸の不良住宅を解消しました。
規模: 最終的に約4,500戸以上が完成し、日本最大級の集合住宅群となりました。
3. 「まち」としての計画
設計は建築家大高正人が手がけ、「建築がまちになる」をコンセプトに、単なる住居ではなく、一つの**都市機能を持つ巨大な「まち」**として計画されました。
立地と構成: 広島市中央公園に隣接し、住棟は日照やプライバシーを考慮して屏風のように**「くの字」**に折れ曲がる配置になっています。
多様な機能: 住宅棟の間に、ショッピングセンター、小学校、幼稚園、消防署などの公共施設を配置し、生活に必要な機能が全て揃うように設計されました。
公共空間の整備:
ピロティ: 地上階の一部を柱だけの空間(ピロティ)とし、市民が自由に通り抜けられる歩行者路や遊び場として開放されました。
屋上庭園: 棟を繋ぐ連絡橋の上部などが緑化され、住民の交流スペースとなっています。
現在の課題と再生
建設から半世紀近くが経過し、基町アパートは建物の老朽化と、戦後から住み続ける住民の高齢化という新たな課題に直面しています。
広島市では、地域のコミュニティを維持しつつ団地を再生させるため、若年・子育て世帯に限定した公募を実施するなど、新しい住民を呼び込み、多世代が共生できる「まち」として未来へつなぐための取り組みが進められています。
基町アパートは、被爆後の混乱から立ち上がり、困難な課題を乗り越えて近代都市を築き上げた戦後広島の歩みを象徴する建築物であり、日本の集合住宅史上でも重要な位置を占めています。
基町アパートの若き自治会長、板井三那子(いたい みなこ)さんは、この団地の高齢化や多文化化といった課題に対し、芸術とコミュニティ活動を融合させて取り組んでいる人物です。
板井三那子さんのプロフィールと活動
1. 経歴と立場
専門: 広島市立大学大学院の博士課程で芸術を学ぶ**アーティスト(芸術活動家)**です。
居住: 基町高層アパートの住民で、自身の芸術活動の拠点もアパート内に置いています。
役職: 基町アパートの**自治会長(コア自治会長)**の一人を務めています。基町アパートでは棟を細かく区切った複数の自治会があり、彼女はそのうちの一つを率いています。
2. 自治会長としての役割
基町アパートは戦後の混乱期からの住民が多く、高齢化が進む一方で、近年は外国籍の住民も増え、多文化・多世代が共存する複雑なコミュニティとなっています。
コミュニティの課題: 自治会運営では、多様な文化の違いから回覧板がストップするなど、従来の活動が機能しにくいという困難に直面しています。
日々の活動: 共益費の徴収や建物の修繕管理といった自治会長の基本的な業務に加え、高齢の住民からの生活相談や悩み事に耳を傾けるなど、地域に深く関わっています。
3. アートと地域活動の融合
板井さんの活動の大きな特徴は、芸術の視点を地域コミュニティに持ち込んでいる点です。
地域記録(アーカイブ): 地域の住民しか語り得ない日常の会話や言動を収集・記録し、**「地域をアーカイブすること」**を目標としています。住民の何気ない言葉や暮らしぶりから、地域のリアルな風土を発見しようとしています。
住民交流: アパート内にあるアートギャラリーの運営にも携わり、住民と共同で展覧会を開催するなど、芸術を通じて地域内外との交流を生み出しています。
「基町プロジェクト」: 若い芸術家や学生を巻き込んだプロジェクトにも積極的に参加し、アパートの地下空間に放置された備品や資料の発掘・整理、さらには団地の今後のあり方を考えるワークショップなどを実施しています。
板井さんは、伝統的な団地の自治会活動にアーティストならではの柔軟な発想と行動力を持ち込み、基町アパートという戦後を象徴する団地の再生と、新たな文化の創造に貢献しています。
【基町アパート】29歳自治会長が「変わる基町」でめざす街の https://www.youtube.com/watch?v=JncZgZHw6D4
この動画は、基町アパートに住む彼女の自治会長としての日常と、新サッカースタジアムの建設などで「変わる基町」への思いを映し出しています。
NHK 総合 12日(日) 午前8:25
— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) October 11, 2025
Dearにっぽん「“わやな町”に生きて~広島 若き自治会長の奮闘記~」
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