おっかさんって普通だったの?💛【連続テレビ小説】風、薫る(82)第17週「脈動」
おっかさんって普通だったの?
こんにちは
猫好き父さんです
教会で育って
鹿鳴館にも出入りしたこともあって
最先端看護婦の直美さんが
おっかさん
というのは
なんか違和感があったんですけど
そういう呼び方が
普通だったんですねえ
画像は公式からの引用ですあらすじ
直美(上坂樹里)は、寛太(藤原季節)から文(内田慈)が母親で間違いないという報告を受ける。ある日、直美のもとへ吉江(原田泰造)がやってくる。吉江は寛太から話を聞いていて…。
出演者
【出演】上坂樹里,内田慈,藤原季節,前野朋哉,原田泰造,坂東彌十郎
原作・脚本
【脚本】吉澤智子,【原案】田中ひかる
音楽
【音楽】野見祐二
いつも和やかな空気に包まれる上坂樹里さんと原田泰造さんのシーン。
— 朝ドラ「風、薫る」公式 (@asadora_nhk) July 21, 2026
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吉江先生が直美を訪ねて一ノ瀬家に。
縁側で本音を話せた直美。
やっぱり吉江先生は直美の“おとう”的な存在ですね。#朝ドラ #風薫る#風薫るオフショットhttps://t.co/yG9NcBsW89 pic.twitter.com/NjpdMOPUQI
明治時代における子どもから母親への呼び方は、現代のように全国で「おかあさん」と一律に呼ばれていたわけではありません。「地域」「社会階層(身分・職業)」「明治のどの時期か」によって実に多様でした。
しかし、この明治時代こそが、現代私たちが使っている「お母さん(おかあさん)」という言葉が誕生し、全国へ広まった激動の時代でもあります。
当時の主な呼び方のバリエーションと、その歴史的背景をご紹介します。
1. 階層や地域によるさまざまな呼び方
明治初期から中期にかけては、江戸時代の名残や地域ごとの方言(話し言葉)がそのまま使われていました。
① 上流階級・武家系(士族)の家
「おたあさま」「おかあさま」「おっかさま」
「おははさま」「はは様」
旧武士階級や裕福な家庭では、敬意を込めた「さま」付きの呼び方が一般的でした。特に「おたあさま」や「おっかさま」は、明治の上流階級の家庭劇や小説などにも頻繁に登場します。
② 都市部の庶民(町人・農民など)
「おっかさん」「おっかあ」
「おたあさん」「おっか」
江戸(東京)やその周辺の一般庶民の間で最も広く親しまれていたのが「おっかさん」です。明治時代を描いた落語や小説(樋口一葉の作品など)でも、子どもたちが母親を呼ぶ声として最も多く使われています。
③ 関西(上方)や地方の呼び方
「おかん」「おからん」「おんも」(関西・西日本)
「おすず」「おんば」「あや」「あじゃ」(各地の方言)
地方や農村部では、それぞれの土地特有の伝統的な方言で呼ばれており、明治時代を通じて全国でバラバラの呼び方が存在していました。
2. 現代の「おかあさん」は明治時代に生まれた!
実は、現在当たり前に使われている「おかあさん」という標準語は、明治時代末期に政府(文部省)によって人工的に作られ、広められた言葉です。
「国語教科書(教科書)」による統一
明治30年代(1900年代初頭)に入ると、明治政府は日本全国の言葉を統一するための「標準語政策」を進めました。
その一環として、明治36年(1903年)に発行された第1期『尋常小学読本』(国定教科書)の中で、初めて「オカアサン」「オトウサン」という表記が使用されました。
なぜ「おかあさん」だったのか?
それまで使われていた東京の上流階級の「おたあさま・おかあさま」や、庶民の「おっかさん」などをベースにしつつ、全国どこでも品良く、発音しやすい言葉として「おかあさん」が採用されたと言われています。
3. 「おかあさん」への変化に対する当時の反応
教科書によって「おかあさん」が導入された当初、人々からは戸惑いの声もありました。
「気取っていて恥ずかしい」
それまで「おっかさん」と呼んでいた下町の庶民からは、「なんだか気取っていて気持ち悪い」「気障(きざ)だ」と不評を買うこともありました。
学校と家庭での使い分け
学校で「これからは『おかあさん』と言いましょう」と教わった子どもたちが、家で実践しようとして照れたり、親から「そんな呼び方はやめろ」と言われたりするような過渡期のドラマも各地で生まれました。
しかし、小学校教育(義務教育)の普及とともに、明治末期から大正時代にかけて「おかあさん」という呼び方は急速に全国の子どもたちの間に浸透し、かつての方言や階層による呼び方を上書きしていくことになりました。
まとめ
明治時代の子どもたちが母親を呼ぶ声は、時代や場所によって大きく異なっていました。
明治前半: 「おっかさん」「おたあさま」「おかん」など、階層や地方ごとにバラバラ
明治後半: 国定教科書の登場により「おかあさん」という標準語が誕生し、全国へ広がり始めた
明治時代は、日本の「家族の言葉」が近代化・統一されていく大きな変化の時代だったと言えます。


















