緊張の一瞬👻【連続テレビ小説】ばけばけ 第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」(8)
緊張の一瞬
こんにちは
猫好き父さんです
あ~あ
良い男だったのに
朝ドラ名物ダメ親父と
未来人がねえ
あらすじ
ついに貧乏脱出のチャンス!はじめてのお見合いに挑む、トキ(髙石あかり)。司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)、勘右衛門(小日向文世)、仲人の傳(堤真一)とタエ(北川景子)に見守られ、お見合い相手である元士族の商人・中村守道(酒井大成)と対面。2人はいい雰囲気に。帰宅後、夕食の場で感慨にふける松野家一同。そして告げられる、お見合いの結果はどうなるのか?
出演
【出演】髙石あかり,北川景子,堤真一,小日向文世,池脇千鶴,岡部たかし,板垣李光人,円井わん,渡辺江里子,木村美穂,酒井大成,菰池剛史
【作】ふじきみつ彦
【音楽】牛尾憲輔
明治時代のお見合い(見合い婚)において、現代のような形で男女が対等に話し合い、同席することは稀でした。特に明治時代の結婚は「家と家を結ぶ契約」という側面が非常に強かったため、女性は主に**「お披露目」や「観察される対象」**としての役割が中心でした。
「ごく短い時間、間接的に姿を見せる形だった」ようです。
明治時代のお見合いの主な形式
1. お茶出しなどで「ちらっと見る」形
最も一般的な形式は、女性の自宅で行われるもので、女性はメインの席に同席せず、男性側は間接的に女性の様子を観察しました。
儀式の性質: お見合いは、既に両家の間で話がまとまりかけている状態で行われる、一種の儀式のようなものでした。
女性の役割: 仲人に連れられて男性が家の「オモテの間」に通された際、女性はお茶を運ぶ役目などで部屋に入ります。このお茶出しの瞬間に、男性側は女性の容姿や立ち居振る舞いを「ちらっと見る」ことが、実質的なお見合いでした。
観察のポイント: 男性側は、女性がお茶を運ぶ姿や手足を見て、働き者かどうかを判断したといわれています。
結果: この短い瞬間だけで、お互いの顔をはっきり見ないまま結婚式を迎えるケースも多かったとされています。
2. 「見合い」が名ばかりのケース
地域によっては、さらに形式的なものでした。
例: 世話人(仲人)と一緒に「牛を見に行く」といった名目で娘方の家を訪問し、そっと娘の様子を観察して帰る、といった形もありました。
交際: 結婚前に本人同士が交際したり、自由に意思を伝え合ったりすることは、ほとんど考えられない時代でした。
3. 特殊な見合いの場(上流階級)
上流階級(華族など)では、公の場が事実上の「お見合いの場」として機能していました。
学習院女子部(華族女学校): 嫁探しの親や有力者に授業参観が認められており、生徒たちは「嫁候補」として容姿や立ち居振る舞いを観察されました。ここでは、女性が選ばれる側であり、自由な同席や会話は前提とされていませんでした。
背景にある「家制度」と女性の地位
明治時代には**「家制度」が社会の基本構造であり、結婚は個人の感情よりも家の存続や社会的地位**が最優先されました。
女性の地位: 明治民法(1898年施行)の下では、女性の地位は非常に低く、「女は婚姻によって無能力者となる」とまでされ、結婚後は夫に従うことが求められていました。
選択権: 誰と結婚するかは、基本的に親や戸主が決めることであり、本人、特に女性に相手を選ぶ自由意志はほとんどありませんでした。
したがって、明治時代のお見合いは、「家」が認めた相手の情報を女性に伝える儀式、または**「嫁候補」の様子を男性側が確認する場**という側面が強かったため、現代のように男女が同席して会話を交わすスタイルではありませんでした。
一目お顔を見ただけで決まってしまう、昔のお見合い。
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) October 7, 2025
緊張の一瞬でした。
トキには二人の結婚生活が見えた気がしたのですが…。#髙石あかり #酒井大成 #菰池剛史#ばけばけ pic.twitter.com/k57GW563pf
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