さあここから立て直すよ、気持ちをしっかり持って!🌠【夜ドラ】いつか、無重力の宙で(15)
さあここから立て直すよ、気持ちをしっかり持って!
こんにちは
猫好き父さんです
夢は夢として
実現するためには
結構真面目にやらないと
片手間にできるものじゃないですよね
開発期間はひかりの病気との
トレードオフになりそう
これを逃したらという焦りが出てきてるし
リソース的にはお金も足りないけど
開発要員が一番のボトルネック
白馬の騎士は
彗(奥平大兼)
なんだろうな
お金は大学との共同とかなるといいけど
予算があるとは思えないし
しかし
まずはコアメンバー4人の
気持ちをしっかりと合わせることだね
あらすじ
飛鳥(木竜麻生)はひかり(森田望智)から、人工衛星開発の出資をしてくれそうな企業を見つけたと聞き、企業へのプレゼンを自分が担うと約束する。一方、周(片山友希)はひかりが大学生を巻き込んで開発を進めようとすることに不満をいだき、あまり顔を出さなくなってしまう。晴子(伊藤万理華)も子育てと両立しながら開発を進めるが、資金や時間の不安が尽きない。そんな中、ひかりは大学の研究室で彗(奥平大兼)と出会う。
出演
【出演】木竜麻生,森田望智,片山友希,伊藤万理華,奥平大兼,【語り】柄本佑
【脚本】武田雄樹
開発リソース
標準的な1U(10cm 10cm
10cm)キューブサットに限定することで、開発リソースの概算をより具体的に絞り込むことができます。
1Uは最も小さく、コストも抑えやすいサイズですが、ペイロード(ミッション機器)の搭載量や電源に制約が大きくなります。
1Uキューブサットの開発リソース(概算)
1. 金 (Cost) 💰
1Uの場合、費用を抑えることが可能ですが、最も高額なのはやはり打ち上げ費用です。
費用の内訳 | 概算費用(1Uサット) | 備考 |
1. 打ち上げ費用 | 2,000万円〜5,000万円 | 🚀 ロケットの相乗りやISSからの放出(J-SSOD)の場合。軌道や事業者によって変動。 |
2. ハードウェア費用 | 400万円〜1,000万円 | 構造体、市販のOBC、通信機、電源系キットなど。 |
3. ペイロード開発費 | 100万円〜500万円 | シンプルな実験や教育ミッションの場合。高性能カメラなどは高額に。 |
4. 試験・インテグレーション費 | 300万円〜800万円 | 外部環境試験(振動、熱真空)費用。 |
5. 地上局・運用費 | 100万円〜300万円 | アンテナ、機器、無線免許等。既存設備を利用できれば低減可能。 |
合計(概算) | 3,000万円〜7,500万円 | 開発チームの人件費は除く。 |
💡 削減ポイント: 打ち上げ機会を大学・研究機関向けの共同ミッションとして獲得したり、機材を教育用・簡素なものにすることで、最低限2,000万円台に抑えることが可能になる場合もあります。
2. 人 (Manpower) 🧑🔬
1Uサットは構造が比較的シンプルであるため、少人数で兼任することが多いです。
リソース | 役割の重点 | 必要な人数(目安) |
コアチーム(SE/PM/HW) | システム設計、コンポーネントの選定・統合、試験計画。 | 3〜5名 |
ソフトウェア/ペイロード | ソフトウェア開発、ミッションデータの処理。 | 2〜3名 |
合計 | 5〜8名程度 |
💡 役割: 学生プロジェクトの場合、指導教員1名と、プロジェクトリーダー(システムエンジニア兼任)1名、各サブシステム(電源、通信、構造、ソフト)担当の学生数名で構成されるのが一般的です。重要なのは、全員がプロジェクトの全体像を理解し、コミュニケーションを密に取ることです。
3. モノ (Materials & Equipment) 🛠️
1Uは利用できる体積が限られるため、**市販のCubeSat規格品(COTS部品)**の選定が開発の鍵となります。
構造体: 1U専用のフレームキットを使用。
電源: 太陽電池パネルも側面に1Uサイズで貼り付けられ、バッテリーも小型・軽量なものが選定されます。
ミッション機器: 搭載できるペイロードのサイズと電力に強い制約があるため、小型カメラや単機能のセンサーなど、特定の目的(教育、技術実証など)に特化したシンプルな機器を選ぶ必要があります。
厳しい制約(電源・通信): 1Uは表面積が小さく太陽電池の発電量が限られるため、高頻度な通信や大規模なデータ処理は難しく、ミッション運用に大きな制約が生じます。この電力制約が、部品選定や運用設計の複雑さを高める要因となります。
タイムマネジメント
納期を守るためのタイムマネジメントにおいて最も重要なのは、「作業を始める前」の計画と**「作業中」の進捗の可視化**です。
ここでは、プロジェクトやタスクの納期を確実に守るための、具体的なタイムマネジメントのステップを説明します。
1. 計画フェーズ:納期から逆算する
納期遅延のほとんどは、初期の計画段階での見積もりの甘さが原因です。最初のステップで、現実的かつ詳細な計画を立てることが重要です。
1-1. タスクの分解と見積もり
大きなタスクは、**「今日中に終わらせられる最小単位」**にまで分解します。
「やるべきこと」を洗い出す: まず、納期までに必要な作業すべて(調査、資料作成、レビュー、修正、提出など)をリストアップします。
時間を厳しく見積もる: 各タスクにかかる時間を予測します。このとき、「バッファ(予備時間)」を必ず含めるようにします。特に、不慣れな作業や他者との連携が必要な作業には、見積もりの1.5倍〜2倍の時間を見ておくのが安全です。
1-2. 逆算スケジューリングの徹底
最終納期を起点にして、すべての作業完了日を逆算して設定します。
最終提出日: 納期。
最終チェック/レビュー完了日: 納期より2〜3日前。
初稿完了日: チェック期間を考慮して設定。
核となる作業の完了日: 優先度の高いタスクから順に完了日を設定。
この逆算により、「いつまでに何を終えていないといけないか」という**中間目標(マイルストーン)**が明確になります。
2. 実行フェーズ:集中とバッファの確保
計画通りに作業を進め、予期せぬトラブルに対応できるようにすることが目標です。
2-1. 優先順位付けと集中(ポモドーロ・テクニックなど)
すべてのタスクを等しく扱うのではなく、重要度と緊急度で優先順位をつけ、集中力を高めて取り組みます。
**緊急かつ重要なタスク(A)**を最優先で片付けます。
ポモドーロ・テクニック: 25分集中して作業し、5分休憩を挟むサイクルを繰り返すことで、集中力を持続させ、だらだら作業することを防ぎます。
「カエルを食べる」: 最も面倒で気の進まないタスクを、一日の早い時間に終わらせる(マーク・トウェインの言葉)ことで、心理的な負担を減らし、後の作業をスムーズにします。
2-2. 予備時間(バッファ)の死守
計画段階で設けたバッファを、**「余裕」ではなく「必須のタスク」**として扱います。
計画の3割は空けておく: 予期せぬ会議、システムトラブル、体調不良、レビュー時の大幅な手戻りなど、トラブル対応のために、予定の3割程度の時間を意図的に空けておきます。
バッファを使い果たしたら、すぐにアラートを上げるか、他のタスクの優先度を下げるなどして対応を検討します。
3. 確認フェーズ:進捗の見える化と調整
計画は途中で見直してこそ意味があります。進捗を定期的にチェックし、必要に応じて修正します。
3-1. 進捗の定期チェック
毎日、または週の始まりと終わりに、計画と実際の進捗を比較します。
ストップウォッチ/タイマーの活用: 実際にタスクに費やした時間を記録し、見積もり時間とのズレを確認します。この記録は、次回の計画精度向上に役立ちます。
「完了」の定義を明確に: タスクが「終わった」というのは、次の工程に渡せる状態になったことを指します。曖昧な「もうすぐ」ではなく、完了したタスクの割合を明確に把握します。
3-2. スケジュールの調整
遅延が発生した場合、諦めるのではなく、どこで遅れを取り戻すかをすぐに判断します。
遅延の許容と伝達: 遅延の可能性があると分かった時点で、関係者(上司、クライアントなど)にすぐさま報告し、新しい納期を提案します。問題が小さいうちに共有することが、信頼を守る鍵です。
スコープの調整: 納期厳守が絶対であれば、タスクの質や範囲(スコープ)を一時的に下げる選択肢も考慮します(例:オプション機能の削除、レビュー項目の削減など)。
これらのステップを踏むことで、突発的な事態にも対応できる堅牢なスケジュール管理が可能になり、納期を守る確率を大幅に高めることができます。
チームマネジメント
実現困難なプロジェクト(難易度が高く、不確実性が高いプロジェクト)のチームマネジメントにおいて、通常のプロジェクト管理以上に重要となるのは、**「人の心理」と「情報の流れ」**を徹底的に管理することです。
困難なプロジェクトでは、失敗や遅延が日常茶飯事となり、チームの士気が下がりやすいため、以下に挙げる戦略が鍵となります。
1. 「心理的安全性」の確保と維持(マインドセット管理)
メンバーが失敗や困難を正直に報告できる環境が、プロジェクトの崩壊を防ぎます。
A. 失敗を学習の機会として歓迎する
非難しない文化の徹底: ミスや課題が発生した際、犯人捜しや個人攻撃をせず、「何が起きたか」「なぜ起きたか」に焦点を当て、チーム全体での改善点として扱います。
「失敗事例の共有会」の実施: 定期的に、うまくいかなかったことや、予測外の出来事を共有する場を設けます。マネージャー自身が、自身の判断ミスや弱みを率先して開示することで、メンバーも発言しやすくなります。
B. 高い透明性と共通認識の維持
目標の「存在意義(パーパス)」を再確認: プロジェクトの目的がなぜ重要で、この困難を乗り越える意義がどこにあるのかを、繰り返し、具体的な言葉で伝えます。
対話と傾聴: メンバー一人ひとりの意見を尊重し、リーダーは傾聴の姿勢を徹底します。特に不安や懸念を抱えているメンバーとは、1on1などを通じて積極的に向き合います。
2. 計画とスコープの「柔軟性」と「明確化」(計画管理)
不確実性が高いからこそ、計画は頻繁に見直せる柔軟性と、同時に目指すべき範囲の明確さが必要です。
A. スコープ(範囲)とゴールを厳格に定義する
「やらないこと」を明確にする: 困難なプロジェクトでは「あれもこれも」と手を出したくなりますが、成功に必要な**最小限の成果物(スコープ)**を厳しく定義し、それ以外の要求はきっぱりと断るか、フェーズ2へ回します(スコープクリープの防止)。
マイルストーンを短く、頻繁に設定: 長期目標だけでなく、週単位、日単位で「何を達成したか」が測れる小さな中間目標を多く設定し、達成感を積み重ねます。
B. リスクとバッファを厚く設定する
既知・未知のリスクの可視化: 起こりうるリスクをすべて洗い出し(技術的、人的、予算的)、特に**「誰もやったことのない部分」には、計画の段階で十分な時間的・予算的バッファ(予備)**を組み込みます。
計画の柔軟な変更を前提とする: 「この計画は変更されるものだ」という共通認識を持ち、状況に応じて迅速に計画を調整する権限をチームに与えます。
3. コミュニケーションと進捗の「高密度化」(実行管理)
困難な状況では、情報の鮮度と共有スピードが生命線となります。
A. デイリー・スクラムの徹底
短時間で高頻度の進捗共有: 毎朝10〜15分程度のスタンドアップミーティングを実施し、「昨日やったこと」「今日やること」「困っていること(ボトルネック)」を簡潔に共有します。
「ボトルネック」の報告を最優先: メンバーからの「困っていること」の報告に対して、マネージャーは直ちにリソースを割り当て、問題解決を最優先で行います。ボトルネックの放置は、チーム全体の士気を下げます。
B. 権限委譲と自律性の促進
裁量権の付与: 細かい指示を出すのではなく、目標と制約条件だけを明確にし、現場のメンバーに「どうやるか」の裁量権を与えます。困難なタスクほど、自律性がモチベーションにつながります。
専門家としての尊重: メンバーの専門性を信頼し、「この分野の判断はあなたに任せる」という姿勢を見せることで、責任感と当事者意識を高めます。
これらの要素は、単に管理手法であるだけでなく、困難なプロジェクトを乗り越えるための「チームの文化」を作り上げることにつながります。
市販のCubeSat規格品
市販のCubeSat規格品(COTS部品:Commercial Off-The-Shelf)は、キューブサット開発のコストと期間を大幅に短縮するために不可欠です。
COTS部品は、規格化されたインターフェースを持ち、あらかじめ宇宙環境への耐性がある程度考慮されているため、独自の開発を行う必要がありません。
以下に、主要なCOTS部品の具体的な内容と実例を分野別に示します。
1. 構造・筐体 (Structure)
キューブサットの最も基本的な規格品です。
部品名 | 内容 | 実例(メーカー例) |
CubeSat筐体キット | 1U、1.5U、2U、3Uなどの規格に合ったアルミニウム合金製のフレーム。**デプロイヤー(展開装置)**に搭載するためのレールや固定機構が含まれます。 | CubeSat Kit (ISISpace), CubeSat Structures (Pumpkin Space), EnduroSat Structure (EnduroSat) |
2. コア・電子機器 (Core Electronics)
衛星の頭脳と電力管理を担う中心的な部品です。
部品名 | 内容 | 実例(メーカー例) |
OBC (On-Board Computer) | 衛星のミッション実行、コマンド処理、データ管理を行うメインコンピューター。低消費電力で宇宙耐性のあるプロセッサを使用。 | iEPS (ISISpace), NanoMind (GomSpace), Maestro (EnduroSat) |
EPS (Electrical Power System) | 太陽電池からの発電制御、バッテリーの充放電管理、各機器への電力供給・保護を行うシステム。 | NanoPower P31u/P110 (GomSpace), ePDU (ISISpace) |
バッテリー | 宇宙用のリチウムイオンバッテリーパック。EPSと統合されていることが多い。 | (多くのメーカーがEPSと統合して提供) |
3. 通信機器 (Communication)
地上局とのデータのやり取りを行うための送受信機です。
部品名 | 内容 | 実例(メーカー例) |
トランシーバー (UHF/VHF) | 低速のコマンド・テレメトリ通信に使われる送受信機。 | NanoCom C880/C3200 (GomSpace), TRXVU (ISISpace) |
S/Xバンド送信機 | 大容量のミッションデータ(画像など)を高速で地上に送るための高周波送信機。 | NanoCom S-Band Transmitter (GomSpace), X-Band Transmitter (Pumpkin Space) |
アンテナ | 展開機構付きのモノポールやダイポールアンテナ(多くは通信機メーカーが提供)。 | (各社トランシーバーに対応した展開アンテナ) |
4. 姿勢制御 (ADCS: Attitude Determination and Control System)
衛星の向きを検知・制御するためのシステムです。
部品名 | 内容 | 実例(メーカー例) |
ADCSユニット | センサー(太陽センサー、磁気センサーなど)とアクチュエーター(リアクションホイール、マグネトトルカなど)を統合したモジュール。 | NanoAvionics ADCS, CubeSense/CubeControl (CubeSpace) |
リアクションホイール | 衛星の姿勢を精密に回転させるために用いられるモーターとフライホイール。 | RW-0.04M (Blue Canyon Technologies) |
マグネトトルカ | 地磁気を利用して衛星の回転を止めたり、粗い姿勢制御を行ったりするコイル。 | (各社ADCSユニットに内蔵) |
5. ペイロード (Payload)
ミッション固有の機器ですが、汎用的なものもCOTSとして提供されています。
部品名 | 内容 | 実例(メーカー例) |
CubeSatカメラ | 地球観測や技術実証用の小型カメラ。可視光や赤外線など。 | NanoCam C1U/C3U (Clyde Space), Earth Observation Camera (ISISpace) |
GPS受信機 | 衛星の正確な軌道情報(位置・時刻)を取得するためのモジュール。 | GPS-RX (GomSpace) |
デプロイヤー | 宇宙機からキューブサットを安全に軌道へ放出するための装置。P-POD(初期の標準)、NRCSDなどが有名。 | ISIS Deployer (ISISpace), QuadPack (Innovative Solutions in Space) |
COTS部品の利点と限界
利点 | 限界 |
コスト削減 | 独自の高性能化・カスタマイズが難しい。 |
開発期間短縮 | 性能が市販品の水準に限定される。 |
規格との互換性 | 稀にメーカー間のインターフェースの互換性に問題が生じる場合がある。 |
信頼性の担保 | 宇宙での実績がある部品を選べる。 |
#夜ドラ【いつか、無重力の宙(そら)で】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) July 17, 2025
新出演者発表!
金澤彗 役/#奥平大兼 さん
飛鳥たちが行くファミレスでバイトをしている大学生。宇宙工学の研究室に所属。#いつか無重力の宙で #いつそら
9/8開始 毎週月~木 総合 夜10:45#木竜麻生 #森田望智 #片山友希 #伊藤万理華https://t.co/28Ri0jZaV8
前回までのいつか、無重力の宙で
もしかして実際の打ち上げとリンクしてるの!🚀【夜ドラ】いつか、無重力の宙で(14)
段々と難しくなってきましたね🌠【夜ドラ】いつか、無重力の宙で(13)
安全な皆既日食の観測法🌠【夜ドラ】いつか、無重力の宙で(12)
5年後生存率50%の血液がんってなに?🌠【夜ドラ】いつか、無重力の宙で(11)
確かに魚のうんこみたいだ(笑)🌠【夜ドラ】いつか、無重力の宙で(9)
女30でシングルマザー生きていくので精一杯🌠【夜ドラ】いつか、無重力の宙で(6)
天文部は常に廃部の危機にさらされているのか?🌠【夜ドラ】いつか、無重力の宙で(4)
なんで「さよなら人類」なんだ?🌎【夜ドラ】いつか、無重力の宙で [新](1)