ＮＨＫスペシャル「ビルマ　絶望の戦場」📺8/15 (月) 22:00 ～ 23:00

8/14/2022

ＮＨＫスペシャル「ビルマ　絶望の戦場」📺8/15 (月) 22:00 ～ 23:00

こんにちは、猫好き父さんです。

兵士の証言、それも生々しい証言には力がありますね。

前後して、発端となったインパール作戦、

ＮＨＫスペシャル　選「戦慄の記録　インパール」📺8/15 (月) 2:43 ～ 4:00

の再放送のありますね。

画像は公式からの引用です。

初回放送日：2022年8月15日

１９４４年７月、太平洋戦争で“最も無謀”といわれたインパール作戦は３万もの戦死者を出し、惨憺たる結果に終わった。しかし、その後、終戦までの１年間で、それをはるかに上回る将兵の命が失われていた事実はほとんど伝えられてこなかった。今回、国内外で入手した一次資料や証言からその実態が浮かび上がった。太平洋戦争の形勢がほぼ決した中で、失われ続けた命。証言と新資料から明らかになった“絶望の戦場”の実態とは。

第二次世界大戦中のビルマ（現在のミャンマー）における戦闘は、1941年から1945年の終戦まで続きました。この戦いは、日本軍、イギリス軍、アメリカ軍、中国軍、そしてビルマ独立軍などが入り乱れて戦った、複雑で過酷な戦場となりました。

戦いの背景

日本軍は、太平洋戦争の開戦後、東南アジアの資源地帯を確保するため、また、中国の蒋介石政権への物資補給路である**「援蒋ルート」**を遮断するために、イギリス領だったビルマへの侵攻を開始しました。

戦いの主要な段階

1. 日本軍によるビルマ占領（1941年-1942年）

1941年末、日本軍はタイ王国に平和的に進駐した後、ビルマ国境を越えて進攻を開始。
ビルマの独立を目指すアウンサン将軍率いるビルマ独立義勇軍の協力を得て、日本軍は短期間でイギリス軍を駆逐し、1942年5月にはビルマのほぼ全域を占領しました。
この結果、援蒋ルートの主要な陸路が遮断されました。

2. 対峙と連合軍の反攻準備（1943年）

日本軍がビルマを占領した後、戦線は膠着状態となりました。
この間、イギリス軍はインド東部を拠点に反攻の準備を進め、特殊部隊（チンディット）を組織して、日本軍の補給路を攪乱する作戦を開始しました。

3. インパール作戦（1944年）

日本軍は、ビルマ防衛と援蒋ルートの完全遮断を目的として、ビルマからインドのインパールを目指す大規模な攻勢作戦を決行しました。
しかし、インパール作戦は補給の失敗とイギリス軍の反撃により、日本軍が一方的な大敗を喫し、多くの死者（特に飢餓や病気による）を出して失敗に終わりました。

4. 連合軍によるビルマ奪還（1944年-1945年）

インパール作戦の失敗後、日本軍のビルマ防衛体制は完全に崩壊しました。
イギリス軍はインドから、アメリカ軍の支援を受けた中国軍はビルマ北部から、それぞれ大規模な反攻を開始しました。
連合軍は空からの補給や強力な装甲部隊を駆使し、日本の守備隊を次々と撃破。日本軍はビルマ各地で抵抗を試みましたが、戦局を覆すことはできず、終戦までにビルマ全土を失いました。

ビルマにおける戦闘の意義と影響

過酷な戦場: ビルマの戦場は、熱帯のジャングルや山岳地帯という過酷な自然環境に加え、マラリアなどの熱帯病が蔓延する場所でした。日本兵の多くは、戦闘ではなく飢餓や病気で命を落としました。
戦略的な重要性: ビルマの戦いは、援蒋ルートの遮断・回復を巡る戦いであり、アジアにおける連合国の戦略に大きな影響を与えました。
脱植民地化への影響: 終戦後、ビルマはイギリスから独立を達成しました。この戦いは、ビルマ国民の民族意識を高め、後の独立運動へとつながる重要な出来事となりました。

「戦慄の記録インパール」制作チームが挑む第２弾。

太平洋戦争で“最も無謀”と言われたインパール作戦。しかし、その後にさらなる“地獄”が待っていた。99歳元兵士の衝撃証言とは。#NHKスペシャル　
「ビルマ絶望の戦場」
15(月)夜10時〜[総合]https://t.co/WdzaoS916u #太平洋戦争80年 pic.twitter.com/4llx0X797Y
— ＮＨＫスペシャル公式 (@nhk_n_sp) August 13, 2022