アナザーストーリーズ▽アントニオ猪木vs.モハメド・アリ“世紀の一戦”の真実📺7/7 (金) 22:00 ~ 22:45
NHKの『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』で放送された「アントニオ猪木vs.モハメド・アリ“世紀の一戦”の真実」は、1976年6月26日に日本武道館で行われた異種格闘技戦の、試合裏側と、当時の報道では伝わらなかった真実に迫ったドキュメンタリーです。
世間では「世紀の凡戦」と酷評されたこの試合が、いかにして**「真剣勝負」**へと変貌し、後の格闘技史に大きな影響を与えたのかを、関係者の証言や貴重な映像・肉声から明らかにしました。
📺 放送で明かされた主な真実
1. 「世紀の凡戦」とされた理由
試合は、猪木がほとんどの時間をリングに寝そべってローキックを繰り出し、アリはロープ際で挑発するだけで、プロレスのような派手な展開がほとんどありませんでした。このため、多くの観客やメディアから「世紀の凡戦」として失望の声が上がりました。
2. 真剣勝負への「分岐点」
番組では、この試合が当初の筋書き(プロレス的なショー)から真剣勝負へと変わっていった経緯に焦点を当てました。
アリ側のプロモーターの証言: アリ側のプロモーターであったボブ・アラム氏などが登場し、試合の舞台裏が語られました。当初は「アリが猪木を追い込み、猪木がカミソリで額を切り、アリがレフリーに中止を求め、その隙に猪木が逆転する」というような、プロレス的な筋書きが検討されていたことが示唆されました。(ただし、この筋書きがどこまで真実かは議論があります。)
契約問題の勃発: 試合直前に、アリ側が「勝利者総取り」の契約条項に抗議するなど、両陣営の関係が極度に悪化し、結果としてアリ側が態度の硬化を招きました。
ルールの厳格化: この関係悪化に伴い、アリ側が「猪木は立ったままの状態での攻撃しか認めない」「寝た状態からのキックは禁止」など、プロレスラーとしての猪木の戦い方を極度に制限するルールを要求。これにより、試合はショーではなく、互いの得意技を封じ合う、極めて現実的かつシビアな「真剣勝負」の様相を呈することになりました。
3. 猪木の戦略と代償
猪木の選択: 猪木は、ルールの制約上、アリのボクシング技術(パンチ)を避けるため、リングに寝そべってのアリの足へのローキック(レッグキック)という、極めて地味ながらボクサーにとって最も有効な戦略を選択せざるを得ませんでした。
アリのダメージ: 試合後、アリはローキックのダメージにより、脚を大きく負傷しました。このダメージは予想以上に深刻で、アリの選手生命に影響を与えたとさえ言われています。
4. 遺された遺産
「世紀の一戦」は評価こそ分かれましたが、
格闘技史への影響: プロレスとボクシングという異なる格闘技が、真剣なルール下で対決するという概念を世界に提示しました。これは、後の総合格闘技(MMA)やキックボクシングの隆盛に繋がる、格闘技史における「運命の分岐点」となったと番組は指摘しています。
真の敬意: 試合後、酷評とは裏腹に、両者は互いに深い敬意を払い、長年にわたる友情が生まれたことも、この一戦の重要な「真実」として紹介されました。
NHK 総合 7日(金) 午後10:00
— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) July 6, 2023
アナザーストーリーズ▽アントニオ猪木vs.モハメド・アリ“世紀の一戦”の真実
📱NHKプラスで配信予定💻#アナザーストーリーズhttps://t.co/8UQDkK1VWw
























