東京ディズニーリゾートの広大なゲストパーキングに、期間限定で突如現れる「コーンアート」
東京ディズニーリゾートの広大なゲストパーキングに、期間限定で突如現れる「コーンアート」
東京ディズニーリゾートの広大なゲストパーキングに、期間限定で突如現れる「コーンアート」。
道路工事などで使われるお馴染みの赤い三角形のカラーコーン(パイロン)を並べて、巨大なディズニーキャラクターを描き出すこのアートは、SNSなどでもたびたび大きな話題となる知る人ぞ知る名物演出です。その魅力や歴史、驚きの作成方法についてご紹介します。
1. コーンアートの魅力
- 「日常の道具」が魅せる圧倒的な非日常のクオリティ単体では無機質な工業製品であるカラーコーンが、絶妙な配置と配色(赤や白、時には反射材部分の工夫など)によって、遠目から見ると驚くほど滑らかな曲線を持つミッキーマウスやダッフィーなどの巨大アートに変貌します。そのギャップと芸術性の高さが見る人を惹きつけます。
- リゾートラインの車内からだけ出会える「サプライズ」このアートは主に、東京ディズニーリゾートラインの車内(特に「ベイサイド・ステーション」のホーム付近など)から見下ろすことを想定して作られています。移動中のモノレールの中からふと窓の外を見たとき、突然巨大なキャラクターが現れるため、ゲストに最高の驚きと「ハピネス」を届けてくれます。
2. 歴史と誕生の背景
- キャストの「おもてなしの心」からスタートこのコーンアートは、パークの運営会社から上意下達で始まったものではなく、駐車場の誘導などを担当するパーキングキャストたちの自発的な想いから生まれました。
- 「ゲストにハピネスを届けたい」という一心で、パークの駐車場に比較的余裕が生まれる時期(閑散期や周年イベントのタイミングなど)を狙い、キャストたちが自主的にアイデアを出し合って作り始めたのがルーツです。今ではTDRの隠れた名物イベントとして、多くのファンや利用客の楽しみの一つとなっています。
3. 驚きの作成方法と裏側
これほど巨大なアートは、一見すると何日もかけて測量しながら作っているように思われますが、実は驚くほど効率的かつチームワーク抜群の工程で作られています。
- 使用するコーンの数と所要時間例えばミッキーマウスの巨大な横顔を描く場合、約700個もの三角コーンを使用しますが、ベテランキャストたちによるチーム制により、わずか約90分ほどという短時間でスピーディーに完成させます。
- 「無線」を駆使した神ワザの分業体制
- エリア分けと担当:デザインの下絵や過去の完成写真を参考に、キャラクターの顔全体をいくつかの区画(グリッド)に分割し、それぞれの担当チームが地上でコーンを並べていきます。
- 上空からのリモート指示:全体のバランスや輪郭のズレを確認するため、一段高い位置にある「ベイサイド・ステーション」のホームなどにチェック役のキャストが待機します。
- 地上のキャストたちと無線で連絡を取り合い、「もう少し右」「ここのカーブをなだらかに」と微調整を繰り返すことで、地上からは全貌が見えにくい巨大アートを完璧なバランスで描き上げます。
まとめ
東京ディズニーリゾートのコーンアートは、ただの誘導用資材を魔法のように使いこなし、ゲストを喜ばせたいというキャストたちの情愛と遊び心が詰まった最高のアートです。
時期や駐車場の混雑状況によって見られるタイミングが限られる「レアな演出」ですが、もしリゾートラインに乗る機会があれば、ぜひ窓の外(駐車場エリア)を注意深く覗いてみてくださいね!





















