9/16/2025

お使いは受けてはいけないという教訓🌠僕達はまだその星の校則を知らない　さようなら、スクールロイヤー　＃１０

お使いは受けてはいけないという教訓

こんにちは

猫好き父さんです

弁護士として

正しいことをしたまで

学校も救ったので

利益相反していない

警察とか司法機関の

対応がずさんで

初めから無実を信じていないというか

犯罪者を作り出そうとしている

受ける弁護士側にも問題があって

楽な落としどころを

探そうとしている

こういうことだから

誤認逮捕が無くならない

君子危うきに近寄らず

人からお使いを頼まれても

安易に受けてはいけない

画像は公式からの引用です

あらすじ

希望する大学への推薦が決まった斎藤瑞穂（南琴奈）が、数日にわたり学校を休んでいると知った鷹野良則（日高由起刀）は、心配になり斎藤に連絡するが、応答がない。同じ頃、白鳥健治（磯村勇斗）は山田美郷（平岩紙）から、教師の負担は増える一方なのに、学校は改善するどころか賞与を減額しようとしていると相談を受けていた。そこで、待遇改善のために組合を通して学校側と労使交渉するようアドバイスするが、

これが再び尾碕美佐雄（稲垣吾郎）の怒りを買うことになり、尾碕は健治を解雇して別のスクールロイヤーを雇うと言い出す。するとそこへ、斎藤が大麻所持の容疑で警察に逮捕されたという、信じがたい知らせが飛び込んでくる。少年鑑別所で観護措置を受け、家庭裁判所での審判を控える斎藤は、幼なじみの冬馬（本島純政）から預かったものを代理で女子中学生に渡したものの、中身が大麻だとは知らなかったと主張。

担任の山田をはじめ、健治も斎藤の言葉を信じるが、学校としてできることはなく、斎藤の母が選任した弁護士に任せるしかない。話を聞いた久留島かおる（市川実和子）は、利益相反になるため、くれぐれも自分が斎藤の付添人弁護士になりたいなどと言い出さないよう健治にくぎを刺す。健治は斎藤に話を聞くため、山田とともに少年鑑別所へ。斎藤の家族や鷹野から、斎藤の弁護をお願いされた健治は、自らの決意を固めて…。

出演

磯村勇斗　堀田真由　平岩紙　市川実和子　日高由起刀　南琴奈　日向亘　中野有紗　月島琉衣　近藤華　越山敬達　菊地姫奈　のせりん　北里琉　栄莉弥　淵上泰史　許豊凡（ＩＮＩ）　・　坂井真紀　尾美としのり　・　木野花　光石研　稲垣吾郎　ほか

主題歌
ヨルシカ「修羅」（Polydor Records）

お使いはやってはいけないという教訓

違法薬物とは知らずに、他者から頼まれて大麻や覚醒剤を運んだ場合でも、法的には罪に問われる可能性があります。

法的責任について

日本の法律では、大麻や覚醒剤の所持・運搬は「故意」をもって行われる場合に罰せられるのが原則です。しかし、「知らなかった」という主張が必ずしも認められるわけではありません。

裁判では、その行為に「故意があったかどうか」が慎重に判断されます。例えば、以下のような状況は、たとえ本人が「知らなかった」と主張しても、故意があったと見なされる可能性があります。

不審な状況:
依頼主や状況が不審で、違法なものである可能性を十分に疑うことができた場合。
報酬の不自然さ:
運ぶものの量や危険性に見合わない高額な報酬を受け取っていた場合。
危険を避けるための行動:
違法薬物であることに気づきながらも、その危険を避けるために運搬を続けた場合。

専門家への相談

もし、このような状況に置かれてしまった場合は、速やかに弁護士などの専門家に相談することが最も重要です。

弁護士は、状況を正確に把握し、法的な観点からアドバイスを提供してくれます。「知らなかった」という主張が認められるための証拠を収集したり、今後の対応について検討したりすることが可能になります。

違法薬物に関わる事件は、本人の意図にかかわらず、厳しい刑罰が科されることがあります。安易な気持ちで他者の依頼を引き受けたり、不審な物に関わったりしないよう、注意することが大切です。

利益相反（りえきそうはん、Conflict of Interest）

利益相反（りえきそうはん、Conflict of Interest）とは、ある個人や組織が、自分の利益のために、本来優先すべき義務や責任を損なうような状況に置かれることを指します。

これは、公正さや中立性が求められる場面で特に問題となります。

具体的な例

医師と製薬会社: ある医師が、特定の製薬会社から多額の講演料を受け取っている場合、その医師が患者に、その製薬会社の薬を過剰に推奨する可能性があります。この時、医師の「患者の健康を第一に考える」という義務と、「製薬会社から報酬を得る」という個人の利益が衝突しています。
企業の役員と株主: 企業の役員が、自身の個人的な投資先である他社と、自社が取引をしようとする場合、役員は自身の利益を優先して、自社に不利な契約を結んでしまう可能性があります。
弁護士と依頼人: 弁護士が複数の依頼人を同時に担当し、その依頼人同士が対立する利益を持っている場合、どちらかの利益を優先すれば、もう一方の利益を損なうことになります。

利益相反が問題となる理由

信頼の喪失: 利益相反の状況は、専門家や組織に対する信頼を失わせる原因になります。
不公正な決定: 個人の利益が優先されることで、公正な判断や決定が妨げられ、他者に不利益をもたらす可能性があります。
倫理的問題: 専門家としての倫理や義務に反する行為につながることがあります。

利益相反を防ぐための対策

多くの組織や専門家団体では、以下のような対策を講じています。

情報開示: 利益相反の可能性がある状況を公に開示することで、透明性を確保します。
第三者による審査: 意思決定のプロセスに、利害関係のない第三者が関与することで、公平性を保ちます。
活動の制限: 利益相反が生じる可能性のある行為そのものを制限したり、禁止したりします。

利益相反は、個人の倫理だけでなく、組織全体のガバナンス（統治）の問題としても、厳しく管理されるべき課題です。

少年鑑別所

少年鑑別所は、非行や犯罪を犯した少年・少女が、なぜそのような行為に至ったのかを科学的に分析し、その後の処遇を決定するための助言を行う施設です。

少年鑑別所の主な役割

少年鑑別所は、主に以下の3つの役割を担っています。

鑑別:
少年院や保護観察といった最終的な処分を決める前に、少年鑑別所は少年を一定期間（原則として4週間以内）収容し、専門家が様々な角度から調査・分析を行います。心理テストや面接、行動観察などを通して、性格や行動特性、非行の原因、再非行の可能性などを詳しく調べます。
鑑別結果の通知:
鑑別で得られた分析結果は、「鑑別結果通知書」として家庭裁判所に提出されます。この通知書には、少年の資質や非行の原因、そして今後の改善に最も適した**「処遇勧告」**が盛り込まれています。家庭裁判所は、この勧告を参考に最終的な処分を決定します。
社会貢献・地域支援:
少年鑑別所は、在所中の少年の鑑別だけでなく、地域の非行や犯罪を未然に防ぐための活動も行っています。非行に関する相談に応じたり、地域の子どもや保護者、関係機関に対して、心理学的な専門知識に基づいた助言や支援を提供したりしています。

少年鑑別所は、少年をただ罰するのではなく、非行の根本的な原因を理解し、その少年にとって最も適切な更生の方法を探るという、重要な役割を担っています。

少年審判における家庭裁判所（家裁）の役割

少年審判における家庭裁判所（家裁）の最も重要な役割は、非行を犯した少年・少女に対して、その健全な育成を目的とした処分を決定することです。

これは、罪を罰することを目的とする刑事裁判とは根本的に異なります。

家庭裁判所の主な役割と手続き

送致の受理と調査:
警察や検察などから非行を犯した少年が送致されると、家庭裁判所はまず、その事件を受理します。その後、家庭裁判所調査官が、少年の生育歴、家庭環境、学校生活、非行の原因などを多角的に調査します。この調査は、少年の背景を深く理解し、適切な処分を検討するために非常に重要です。
鑑別書の活用:
必要に応じて、少年を少年鑑別所に送致し、専門的な鑑別を受けさせます。少年鑑別所から提出される「鑑別結果通知書」は、家庭裁判所が処分を決定する際の重要な判断材料となります。
審判の実施と処分の決定:
裁判官が、少年、保護者、付添人（弁護士など）、そして調査官の意見を聴取し、審判を開きます。最終的な審判では、少年の立ち直りを最も効果的に促すと判断される処分が決定されます。

決定される主な処分

家庭裁判所が決定する処分には、以下のようなものがあります。

不処分:
非行の事実が軽微である場合や、すでに反省が見られる場合など、処分を必要としないと判断される場合。
保護観察:
少年が社会の中で更生できるよう、保護司が指導や助言を行います。
少年院送致:
より専門的な教育や指導が必要と判断された場合、少年院に収容されます。
検察官送致（逆送）:
非常に重い罪を犯した場合など、刑事裁判にゆだねることが適切だと判断された場合、検察官に送致されます。

家庭裁判所は、単に法律を適用するだけでなく、個々の少年の状況に応じて、未来を見据えた教育的な視点をもって判断を下すという、極めて専門的かつ倫理的な役割を担っています。

【コラム】『ぼくほし』健治の決断を後押ししたもの　優しさと自己犠牲に込められたメッセージhttps://t.co/OsCxZfX3Mc #磯村勇斗 #堀田真由 #稲垣吾郎 #南琴奈 #日高由起刀 #僕達はまだその星の校則を知らない #ぼくほし
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) September 15, 2025