防人の歌なのかな?😎ブラタモリ「国境の島・対馬～日本史最前線！国境の島が果たした役割とは？」📺10/22 (土) 19:30 ～ 20:15

10/22/2022

防人の歌なのかな?😎ブラタモリ「国境の島・対馬～日本史最前線！国境の島が果たした役割とは？」📺10/22 (土) 19:30 ～ 20:15

こんにちは、猫好き父さんです。

以前、さだまさしさんの歌で#防人の歌というのがありましたが

万葉集を題材にしてるようで、今回の放送と関連性があるんですかねえ。

画像は公式からの引用です。

対馬（つしま）

対馬（つしま）は、日本の九州と朝鮮半島の中間に位置する島で、長崎県に属しています。地理的に重要な位置にあることから、「国境の島」として古くから歴史の舞台となってきました。島全体が対馬市として行政区分されており、沖縄本島、佐渡島、奄美大島に次ぐ日本の主要な島のひとつです。

以下に、対馬の概要、地理、歴史、文化、観光について詳しく解説します。

1. 位置と地理

位置:

対馬は、九州北部の玄界灘に浮かび、福岡県の博多港から約138km、一方で韓国の釜山からはわずか約49.5kmの距離にあります。晴れた日には、対馬の西側から朝鮮半島の建物や山々を望むことができます。

地理的特徴:

対馬は南北に細長い形状をしており、面積は約708平方キロメートルです。島の大部分は低山に覆われ、平地は非常に少ないのが特徴です。その地形の約9割が山林であり、古くから焼き畑農法（木庭作）など、限られた平地を活用した生活が営まれてきました。

海岸線は、沈降と隆起によって形成された複雑なリアス式海岸となっており、特に島の中心部にある浅茅湾（あそうわん）は、入り組んだ美しい多島海の景観で知られています。この地形は、壱岐対馬国定公園の一部に指定されています。

2. 歴史

対馬は、古代から現代に至るまで、日本と大陸との交流や防衛の最前線として重要な役割を担ってきました。

古代から中世:

国防の要衝: 7世紀の白村江の戦い以降、対馬は国防の拠点として重視され、天智天皇によって金田城（かねだじょう）が築かれ、東国から防人（さきもり）が配置されました。
元寇（文永の役）: 13世紀の元寇では、元・高麗軍が対馬に来襲。島の守護代であった宗資国（そうすけくに）らが奮戦しましたが、壊滅的な被害を受けました。
宗氏の支配と外交: 鎌倉時代以降、対馬は宗氏の支配下に置かれました。宗氏は、室町時代から江戸時代にかけて朝鮮との貿易を独占し、特に江戸時代には朝鮮通信使の来日を実現させるなど、日朝外交において重要な役割を果たしました。

近代以降:

要塞化: 明治時代には、欧米列強の接近に対する危機感から、対馬は要塞化が進められました。島内には多くの砲台が建設されました。
日露戦争: 1905年の日露戦争末期、対馬沖で日本海海戦（日本艦隊とロシア艦隊の海戦）が行われ、対馬は再び戦略的な要衝となりました。

3. 文化と特徴

対馬の文化は、地理的に近い朝鮮半島の文化や、国境の島としての歴史に深く影響を受けています。

交流の歴史: 古くから仏教やそばなど、大陸からの文化や産物が伝来しました。特に朝鮮半島との交易を通じて、独自の文化が形成されました。
石の文化: 対馬は、島の地形を活かした独自の石文化が特徴です。急峻な山々に囲まれた環境の中で、家屋や畑の石垣、さらには「石屋根倉庫」など、石を用いた知恵が生活の随所に見られます。
地域文化: ニホンミツバチの養蜂や、在来種のそば、豆の栽培など、自然と調和した伝統的な生業が残されています。また、亀卜（きぼく）や天道信仰など、古来の信仰文化も色濃く残っています。

4. 観光スポット

対馬には、自然の景観、歴史的な遺跡、異文化交流の足跡など、多様な魅力があります。

和多都美神社（わたつみじんじゃ）: 浅茅湾の海岸沿いにあり、海中に立つ鳥居が神秘的な景観を作り出しています。海宮（わたつみ）伝説に由来する神社です。
万松院（ばんしょういん）: 対馬藩主宗家の菩提寺で、国の史跡に指定されています。広大な敷地には、宗家歴代の墓所や樹齢1200年を超える大スギがそびえ、威厳ある雰囲気を漂わせています。
金田城跡（かねだじょうあと）: 667年に築かれた古代山城の跡で、防衛の最前線として機能しました。
烏帽子岳（えぼしだけ）展望台: 浅茅湾を一望できる絶景スポットとして知られ、複雑なリアス式海岸の美しさを堪能できます。
韓国展望所: 対馬北部にある展望台で、韓国釜山方面を望むことができます。日韓の地理的な近さを実感できる場所です。

5. アクセスと特産品

アクセス:

福岡県の博多港からフェリーや高速船（ジェットフォイル）、または福岡空港・長崎空港から対馬やまねこ空港への飛行機を利用してアクセスできます。

特産品:

対州そば（たいしゅうそば）: 大陸から伝来した原種に近い品種で、風味が非常に良いことで知られています。
ニホンミツバチのはちみつ: 対馬に古くから伝わる養蜂によって採れた、希少なはちみつです。
対馬しいたけ: 島の豊かな自然環境で育った、肉厚で香りの良いしいたけです。

防人（さきもり）

防人（さきもり）は、古代日本において、主に北九州の辺境を防衛するために配置された兵士を指します。

以下に、防人に関する詳細をまとめます。

防人とは

防人（さきもり）は、日本の律令制度下で行われた軍事制度の一つです。その役割は、対外的な脅威から国境を守ることにありました。

配置場所: 主に筑紫（現在の福岡県周辺）、壱岐（いき）、対馬（つしま）など、九州北部の沿岸地域に配備されました。
語源: 「さきもり」という読みは、「崎守（さきもり）」、すなわち「岬や辺境を守る人」に由来すると考えられています。

制度の背景と歴史

防人制度は、7世紀（飛鳥時代）に確立されました。

白村江の戦い: 663年に日本が朝鮮半島の白村江（はくすきのえ）の戦いで唐・新羅の連合軍に大敗したことが、制度確立の大きな契機となりました。唐からの侵攻に備え、北九州の防衛体制を強化する必要が生じたためです。
天智天皇による設置: 白村江の戦いの後、664年に天智天皇によって対馬、壱岐、筑紫に防人が配置されました。
律令制下の運用: 律令制が整備されると、防人制度は軍防令に規定されました。兵士は諸国から徴発され、3年交代で任務にあたりました。

徴発と役割

防人は、日本の防衛において重要な役割を担いました。

徴発地: 初めは全国から徴発されましたが、軍事経験が豊富で、より強健な兵士が多いとされた東国（現在の関東地方）出身者が多く選ばれるようになりました。彼らは、遠く離れた故郷から九州まで派遣され、3年間、辺境の警備にあたったとされています。
役割: 主に、異国の船の監視、沿岸警備、烽火（のろし）による情報伝達など、国境の防衛にあたりました。

制度の終焉

防人制度は、平安時代初期の795年（延暦14年）に廃止されました。これは、唐や新羅からの侵攻の脅威が薄れたことや、防人として派遣される兵士の負担が大きかったことなどが背景にあるとされています。

参考情報:

古代山城金田城と防人～対馬・万葉の旅その1～ | エヌの世界　対馬のマニアック情報サイトコースの概要　万葉集（まんようしゅう）は、天皇・貴族から庶民・防人までさまざまな人々が詠んだ4500首以上の歌を集めた日本最古の和歌集です。万葉集全20巻のうち、巻20の防人（...

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昭和54年8月万葉集で詠まれた対馬の旅 (対馬) - 旅行のクチコミサイトフォートラベル対馬でのノスタルジアさんの旅行記です。

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22日(土)になりました。#ブラタモリ
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国境の島が果たした役割とは？#対馬後編。蒙古襲来の戦場はいずこ？外交問題を乗り切る奇想天外な知恵とは？美しく壮麗な城下町、石の秘密！#タモリさんが歩いて解き明かす

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