10/31/2025

宙からひかりのメッセージ🌠【夜ドラ】いつか、無重力の宙で　[終]（３２）

宙からひかりのメッセージ

画像は公式からの引用です

こんにちは

猫好き父さんです

まさか

ひかりからこんなメッセージが託されていたとは

彗（奥平大兼）が打ち上げとミッションにこだわっていたのは

これがあったからなんですね

タクシーの運転手さんは

宇宙飛行士候補者選抜試験に応募したということは

その素養はあったということ？（笑）

飛鳥（木竜麻生）も宇宙に関わる仕事をやりそうだし

いい終わり方だったなあ

リアルの方も１０月２６日に打ち上げているから

ある意味きちんとリンクしたんですね

新型宇宙ステーション補給機1号機（HTV-X1）の H3ロケット分離後の状況

あらすじ

飛鳥（木竜麻生）たちが完成させた人工衛星は、無事に宇宙へと旅立ち、いよいよひかり（森田望智）の思い付きである「宇宙から地球を見た時の名言」を発するミッションに挑戦することに。宇宙から地球へと届くその声に、思いを馳せる飛鳥・周（片山友希）・晴子（伊藤万理華）。そんな中、彗（奥平大兼）から思いもよらぬ一言が。大人になるにつれ、この世界の重力は少しずつ大きくなる。そんな大人たちが目指した夢のその先は…。

出演

【出演】木竜麻生，片山友希，伊藤万理華，奥平大兼，田牧そら，上坂樹里，白倉碧空，山下桐里，生瀬勝久，【語り】柄本佑

【脚本】武田雄樹

キューブサット（CubeSat）からあらかじめ録音されたメッセージ（音声）を受信する方法

キューブサット（CubeSat）からあらかじめ録音されたメッセージ（音声）を受信する方法、およびその伝送方式については、主にアマチュア無線の技術と規格が利用されます。

これは、多くのキューブサットがアマチュア無線家を含む一般の人々による受信を想定して設計されているためです。

📡 伝送方式（ダウンリンク）の主な種類

録音されたメッセージや音声を送信するための主要な伝送方式は以下の通りです。

1. デジトーカ（Digi-Talker）

特徴:
- 宇宙機（衛星）からあらかじめ録音された音声メッセージを送信するための専用機器・方式です。
- 人間の声や短いメロディなどをデジタル化して保存・再生し、これを無線電波に乗せて送信します。
- メッセージは、衛星が特定の場所を通過する際や、コマンドに応じて繰り返し送信されることが多いです。
受信方法:
- **アマチュア無線機（VHF/UHF帯対応）**と適切なアンテナ（八木アンテナなど）が必要です。
- 受信した無線信号（FM変調が多い）をスピーカーで再生するだけで、音声メッセージとして聞くことができます。
- 多くの教育用・アマチュア無線衛星で、宇宙からのメッセージを届けるために使われています。

2. SSTV (Slow Scan Television)

特徴:
- 静止画像を無線でゆっくり送信するための方式ですが、画像内に文字情報や簡単なメッセージを埋め込んだり、画像を送信する前後の音声メッセージを併用したりすることがあります。
- 衛星からの挨拶や記念画像などを送る際によく利用されます。
受信方法:
- アマチュア無線機で信号を受信し、それをPCやスマートフォンに取り込みます。
- 専用のSSTVデコードソフトウェア（MMSSTVなど）を使用して音声を画像データに変換（デコード）することで、メッセージ画像を確認できます。

3. デジタルデータ通信（テレメトリ内）

特徴:
- メッセージが純粋なデジタルデータとして、衛星の健康状態を示すテレメトリデータ（温度、電圧など）と一緒に送信される場合です。
受信方法:
- 受信した無線信号（FSKやGMSKなどのデジタル変調）をPCに取り込みます。
- 専用のデコードソフトウェア（衛星ごとに異なることが多い）を使用してデジタル信号を解析し、データファイルの中からテキストメッセージや音声ファイルを取り出す必要があります。

💡 受信に必要な機材（アマチュア無線による場合）

一般的に、これらのメッセージをご自身の設備で受信するためには、以下の機材が必要になります。

アンテナ: 衛星が使用する周波数帯（例：430MHz帯）に対応した指向性アンテナ（八木アンテナなど）。衛星を追尾する必要があるため、手動または自動で方向を変えられるものが望ましいです。
受信機: アマチュア無線用VHF/UHF帯の無線機または広帯域受信機。
インターフェース: 受信機とPC/スマホを接続するためのオーディオケーブルやインターフェース。
ソフトウェア: 受信した信号を音声として聞くためのソフトウェアや、SSTV/デジタルデータをデコードするための専用ソフトウェア。

多くのキューブサットは、これらの情報（周波数、伝送方式、デコードソフトウェア）をウェブサイトなどで公開しています。

現在（2025年10月）、「デジトーカ」などを用いてあらかじめ録音されたメッセージを一般の人向けに発信している（ダウンリンクしている）キューブサットは複数存在します。

多くの教育機関やアマチュア無線団体が打ち上げるキューブサットは、アマチュア無線周波数帯を使用し、一般の受信機で音声やデータをキャッチできるように設計されています。

ただし、衛星の運用状況は常に変化するため、最新かつ正確な情報は各プロジェクトやアマチュア無線衛星団体（AMSATやJAMSATなど）の公式サイトで確認する必要があります。

🔊 音声メッセージを発信するキューブサットの例

「デジトーカ」などの音声送信機能を搭載していることが知られている、または計画されているプロジェクトの例として、以下のようなものがあります。

衛星名（プロジェクト）	特徴的な送信内容	主な伝送モード	備考
日本の大学・団体による衛星	開発チームメンバーや著名人の音声メッセージなど、教育・広報目的の音声。	デジトーカ（FM音声）、CWビーコン	日本のアマチュア無線衛星プロジェクトでは、教育目的でデジトーカ搭載機が多数打ち上げられています。
BIRDSプロジェクト関連 (例: DRAGONFLY, RSP-03など)	CWビーコン、テレメトリデータ（デジタル）のほか、デジトーカ音声やSSTVの送信機能を搭載している機体があります。	FMデジトーカ、SSTV、GMSK、CW	国際共同開発のプロジェクトで、世界中のアマチュア無線家が受信・協力しています。
アマチュア無線団体の衛星 (例: AMSAT系)	FM音声（リピーター経由での交信が多い）や、デジタルデータ（FSKテレメトリ）が中心ですが、一部の衛星は録音メッセージを発信することもあります。	FMボイス（中継器）、CW、各種デジタルモード	SO-124 (HADES-R) のようにFMボイス（中継器）が主なミッションである衛星もあります。

🔍 受信するための確認手順

実際にメッセージを受信するためには、以下の情報を確認してください。

衛星の最新ステータスを確認する:
- 衛星は故障や運用スケジュールの変更により、ダウンリンクを停止することがあります。AMSATやJAMSATのウェブサイトで**「Active（運用中）」**であることを確認してください。
周波数とモードを確認する:
- どの周波数（例：437.090 MHz）で、どの変調モード（例：FMデジトーカ、CW）で送信しているかを確認します。
通過予報（Pass Prediction）を確認する:
- 衛星は地球を高速で周回しているため、アンテナを向けるべき時刻と方角を知る必要があります。「N2YO」や「Heavens-Above」などのウェブサイトで通過予報を調べてください。

現在、**「デジトーカ・ボイス」**の発信を行うキューブサットはいくつか運用されており、アマチュア無線家でなくても、適切な機材と情報があれば受信にチャレンジすることが可能です。

キューブサットからのメッセージ受信を疑似体験できるサイト

機器を持たないユーザーがキューブサットからのメッセージ受信を疑似体験できるサイトとして、**WebSDR（ウェブ・ソフトウェア無線）**が最も有力です。

WebSDRは、インターネットに接続された高性能なアマチュア無線受信機（SDR）をブラウザ経由でリモート操作し、リアルタイムで無線信号を聞くことができるシステムです。

💻 WebSDRを利用した疑似体験

1. WebSDRの仕組み

WebSDRは、世界各地に設置されており、その中にはVHF/UHF帯（キューブサットがよく利用する周波数帯）を受信できるものもあります。ユーザーは自宅のPCやスマートフォンからWebSDRのサイトにアクセスし、周波数を入力して衛星からの信号を待ちます。

2. メッセージ受信の疑似体験

周波数設定: 運用中の衛星のダウンリンク周波数（例：437MHz帯）をWebSDRのインターフェースに入力します。
衛星の通過を待つ: 衛星がWebSDRが設置されている場所の上空を通過するタイミング（パス）を待ちます。
信号の確認: パスが始まると、ウォーターフォール表示に信号（ノイズの中から立ち上がる特徴的な線）が現れ、音声モードに設定していれば、デジトーカからの音声メッセージや、モールス信号（CWビーコン）、あるいはデータ送信音（ピーピーというデジタル音）が聞こえてくることがあります。

3. 利用時の注意点

サーバーの場所: 衛星は地球を高速で移動しているため、日本の衛星を聴きたい場合でも、衛星が通過する経路にある海外のWebSDRを利用する必要があります。特にヨーロッパや北米には、衛星受信に適したWebSDRが公開されていることが多いです。
ユーザー制限: WebSDRやKiwiSDRのサーバーは、同時に接続できるユーザー数に制限があることが多いため、時間帯によってはアクセスできない場合があります。
ドップラー効果: 衛星からの電波は、高速移動によるドップラー効果で周波数が変動します。WebSDRでこの周波数変動に追従し、信号をクリアに受信するのは、熟練した技術が必要になる場合があります。

特定の衛星の音声メッセージが聞けるかどうかは、そのWebSDRがその衛星の通過エリアにあり、かつVHF/UHF帯の受信に対応しているかによります。

オランダにあるWebSDRがアマチュア無線通信人工衛星を受信している様子を紹介している動画です。 WebSDRを利用したFO29の受信の様子

2008年（平成20年度）の宇宙飛行士候補者選抜試験

JAXAが実施した2008年（平成20年度）の宇宙飛行士候補者選抜試験は、国際宇宙ステーション（ISS）での長期滞在ミッションに向けて、日本人宇宙飛行士を選抜するために行われました。

この選抜試験で選ばれたのは、以下の3名です。

🧑‍🚀 合格者（宇宙飛行士候補者）

2009年2月に宇宙飛行士候補者として選抜され、NASAでの基礎訓練を経て認定されたのは、以下の3名です。

大西卓哉（おおにしたくや）
油井亀美也（ゆいきみや）
金井宣茂（かないのりしげ）

この3名は、2011年7月にJAXAの宇宙飛行士として正式に認定され、それぞれISS長期滞在ミッションを経験しています。

📝 選抜試験の概要

2008年選抜試験は、約10年ぶりに行われ、多くの応募がありました。

募集人数: 若干名（最終的に3名が選抜）
応募者数: 約963名
選抜期間: 2008年4月から2009年2月にかけて行われました。

主な応募条件（抜粋）

当時の募集要項には、以下のような条件が含まれていました。

専門分野: 自然科学系分野（理学、工学、医学、歯学、薬学など）を大学で専攻し、卒業していること。
実務経験: 自然科学系の分野における3年以上の実務経験があること。
年齢: 応募時点で38歳未満であること。（ただし、優れた能力や実績を持つ場合はこの限りではない、という柔軟な表現も一部で見られました）
身体条件: 宇宙飛行士としての任務に支障をきたさない、良好な身体及び精神状態であること。
語学力: 英語による十分なコミュニケーション能力を有すること。

この選抜は、その後の日本の宇宙開発、特に「きぼう」での科学利用とISS長期滞在の充実を支える重要な一歩となりました。

【最新話配信中】#夜ドラいつか、無重力の宙で
≪超小型人工衛星≫で宇宙を目指す！30代女性たちの2度目の青春物語。

月～木夜10:45～[NHK総合]
▼配信はこちらhttps://t.co/yJp5McNfZh

＜出演＞#木竜麻生 #森田望智 #片山友希 #伊藤万理華 #奥平大兼ほか
— NHK大阪放送局 11/1,11/2 BK大感謝祭2025 (@nhk_osaka_JOBK) October 30, 2025