らしゃめん(羅紗緬)はヨーロッパからの舶来品👻【連続テレビ小説】ばけばけ第5週 ワタシ、ヘブン。マツエ、モ、ヘブン。 21
らしゃめん(羅紗緬)はヨーロッパからの舶来品
こんにちは
猫好き父さんです
いよいよ
ですね
海を越えて
天狗様がやってきました
恋の初まりです
あらすじ
銀二郎(寛一郎)との別れから4年。トキ(髙石あかり)はいまだ貧乏借金暮らしから抜け出せずにいた。シジミ売りで生計をたてるトキは、お得意様である花田旅館の花田平太(生瀬勝久)、ツル(池谷のぶえ)夫妻から松江に外国人英語教師がやってくることを知らされる。それから数日、ついにその日がやってくる。松江初の外国人を一目見ようとサワ(円井わん)と船着き場を訪れたトキは、そこで錦織(吉沢亮)と再会する。
出演
【出演】髙石あかり,トミー・バストウ,吉沢亮,小日向文世,生瀬勝久,佐野史郎,池脇千鶴,池谷のぶえ,岡部たかし,さとうほなみ,円井わん,岩崎う大,渡辺江里子,木村美穂,松木賢三,要冷蔵,立野空侑ほか
【作】ふじきみつ彦
【音楽】牛尾憲輔
らしゃめん(羅紗緬)の語源と意味
「羅紗緬」という言葉は、江戸時代後期から使われ始め、以下の二つの語が組み合わさってできたとされています。
羅紗(ラシャ)
ポルトガル語の raxa(またはスペイン語の raso)に由来し、毛織物を意味します。
当時の長崎で、羅紗がヨーロッパからの舶来品の代表格であったため、ヨーロッパとの関わりを示す言葉として転用されました。
緬(めん)
「緬」という漢字には、**「遠い(場所から来た)」「異質な」**といった意味合いや、「南蛮人・紅毛人」を指す隠語として使われた歴史があります。
💍 明治期に「らしゃめん」と呼ばれた女性たち
明治時代に外国人男性と結婚した日本人女性を「らしゃめん(羅紗緬)」と呼ぶ俗語がありました。
これは本来の「布地」の意味から転じた隠喩的・皮肉的な言い方です。
🧵 言葉の由来(比喩の構造)
もともとの「羅紗緬(らしゃめん)」は:
- 外国から入ってきた(舶来)
- 高価で珍しい
- 「洋風」なもの
というイメージを持つ言葉でした。
そこから転じて、明治の人々は——
外国人(特に西洋人)と関係を持つ女性
=「外国風の女」「舶来のものをまとう女」
という意味合いで揶揄・好奇・差別的なニュアンスをこめて「らしゃめん」と呼んだのです。
🗣️ 社会的背景
明治初期(1870〜1890年代)は、開国・条約港の時代で、
横浜・神戸・長崎などには外国人居留地がありました。
そこでは、
- 外国商人・外交官・軍人と親しくなる日本人女性
- 実際に結婚して「ハーフ」の子を持つ女性
などが現れました。
当時の社会では「西洋かぶれ」「国を裏切る」などの偏見も強く、
そのような女性を好奇と蔑視のまなざしで呼んだ言葉が「らしゃめん」だったのです。
💬 関連語
同時代の俗語で、似たニュアンスを持つものに:
- 「ヨコハマおんな」:横浜で外国人と交際する女性
- 「カフェー女給」:のちの時代に洋風の店で働く女性
- 「モダンガール(モガ)」:大正以降、洋風ファッションをまとう女性
などもあります。いずれも「西洋化した女性」への視線を映しています。
🧭 まとめ
| 用語 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| 羅紗緬(らしゃめん・原義) | 外国製の毛織物 | 舶来・高級 |
| 羅紗緬(俗語) | 外国人男性と結婚・交際する日本人女性 | 軽蔑・好奇・風刺的 |
天狗(てんぐ)は、日本の民間信仰や神話に登場する伝説的な生き物で、山岳信仰と結びついた妖怪または神格化された存在です。👺
長いくちばしや高い鼻を持つ異形の姿で知られ、神通力を持ち、山中に住んで人々を惑わしたり、仏法を守護したりすると信じられてきました。
👺 天狗の姿と種類
天狗のイメージは時代とともに変化してきましたが、主に以下の2種類に分けられます。
1. 鼻高天狗(はなだかてんぐ)
最も一般的に知られる天狗の姿です。
特徴: 赤ら顔で、高く長い鼻を持ちます。山伏(やまぶし)のような服装をしており、大きな羽団扇(はうちわ)を持ち、背中に羽が生えているとされることもあります。
役割: 天狗の長(おさ)や指導者的な存在とされ、強力な神通力を持つとされます。
2. 烏天狗(からすてんぐ)
鼻高天狗の従者や下級の天狗とされます。
特徴: カラスのような姿をしており、くちばしを持ちます。俊敏で、飛行能力に優れているとされます。
役割: 鼻高天狗の命令に従い、雑務や偵察を行うことが多いとされます。
⛰️ 天狗の起源と信仰
天狗の信仰は、主に以下の要素が複雑に融合して成立しました。
1. 中国の「天狗」
古代中国では「天狗」は流れ星や彗星を指し、不吉な前兆、または犬の姿をした怪物を意味していました。これが日本に伝わり、日本の独自の信仰と結びつきました。
2. 山岳信仰と修験道
日本では、山は神聖な場所であり、修行を行う山伏の活動の場でした。
天狗は、山に住む強力な霊力を持つ存在や、修行の末に神格化された山伏のなれの果て(もしくは彼らが用いる霊力そのもの)と見なされるようになりました。
多くの天狗伝説は、修験道の霊山(比叡山、鞍馬山、大山など)に残されています。
3. 仏教との関わり
仏教が広まるにつれて、天狗は傲慢な僧侶や慢心の末に地獄に落ちることを免れ、天界にも行けない存在、仏法を妨害する魔物としても描かれるようになりました。
🎭 天狗の持つ力と伝説
天狗は、人智を超えたさまざまな能力を持つとされます。
神通力(じんつうりき): 人を自在に神隠しに遭わせたり、山中に迷わせたりする力。
剣術: 天狗は優れた剣術を操るとされ、特に鞍馬山の大天狗は、幼少期の**源義経(牛若丸)**に剣術を教えたという伝説が有名です。
風雨を操る: 羽団扇を用いて風雨や火を起こし、災害を引き起こす能力を持つとされます。
天狗は、悪戯好きで人を惑わす一方で、人間に知恵や武術を授ける、あるいは森や山を支配する守護神としての一面も持っています。
📷#ばけばけオフショット
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) October 27, 2025
天国町でがむしゃらに生きるトキ、なみ、サワ。
それぞれの生き方を、引き続き見守ってください。
ドラマに出てきた「らしゃめん」とは、日本に来ている西洋人の妾になった日本女性のことです。世間の拒否感が伺えます。#髙石あかり #さとうほなみ #円井わん#ばけばけ pic.twitter.com/RxGov0aSKl
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