劇団蔦重が総出演でお送りする仇討物語🌸べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~29 江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)
劇団蔦重が総出演でお送りする仇討物語
こんにちは
猫好き父さんです
皆さん
熱演でしたね
とても面白い物語で
良い仇討にも
供養にも
なったことでしょう
なにより
誰袖に笑顔が戻ったのが
最高の収穫だったと思います
あらすじ
蔦重(横浜流星)は政演(古川雄大)が持ち込んだ“手拭いの男”の絵を使った黄表紙を作りたいと戯作者や絵師たちに提案する。そこに鶴屋(風間俊介)が現れ、大当たりを出すなら、京伝先生(政演)を貸すと申し出る。政演は草稿を考え始めるが…。一方、意次(渡辺謙)は、東作(木村了)が手に入れた松前家の裏の勘定帳によって、蝦夷地で松前家が公儀に秘密裏で財を蓄えていた証拠を掴み、上知を願い出る準備を始める。
【出演】横浜流星,染谷将太,橋本愛,福原遥,桐谷健太,宮沢氷魚,高岡早紀,生田斗真,原田泰造,渡辺謙,眞島秀和,井上祐貴,中村隼人,井之脇海,小野花梨,木村了,柳俊太郎,【語り】綾瀬はるかほか
【作】森下佳子
【音楽】ジョン・グラム
江東区木場
江東区木場は、江戸時代から続く歴史と現代的な街並みが共存するユニークなエリアです。かつては江戸の木材供給地として栄え、その名残が今の街の個性となっています。
歴史と地名の由来
「木場」の名の由来: 江戸時代、たび重なる大火を防ぐため、幕府は市中の材木置場(貯木場)を深川の埋立地へ移転させました。この「材木を置く場所」が、そのまま「木場」という地名になりました。
新木場への移転: 昭和44年(1969年)、貯木場としての役割は新木場へ譲られ、跡地の一部が木場公園として整備されました。
街の雰囲気と住みやすさ
自然と都市の調和: 巨大な「木場公園」を中心に、運河や親水公園が点在しており、緑豊かな環境が魅力です。一方、駅周辺にはオフィスビルやマンション、大型商業施設が立ち並び、利便性も高いです。
交通アクセス: 東京メトロ東西線「木場駅」は、大手町や日本橋といった都心ビジネス街へのアクセスが良好です。また、バス路線も充実しており、錦糸町駅や豊洲方面への移動も便利です。
買い物: 駅前には大型ショッピング施設(イトーヨーカドーなど)や商店街があり、日常の買い物に困ることはありません。
主なスポット
木場公園: かつて貯木場だった広大な土地に整備された都立公園です。テニスコートやバーベキュー広場、ドッグラン、植物園など多様な施設があり、都心にいながら自然を満喫できる憩いの場となっています。
東京都現代美術館: 木場公園内にあり、現代美術専門の美術館として国内外の作品を紹介しています。アート好きには見逃せないスポットです。
深川ギャザリア: ショッピングやグルメ、アメニティ施設が充実した複合商業施設で、地元住民の生活を支える拠点となっています。
木場は、江戸時代からの歴史を感じさせる街並みと、再開発によって生まれた近代的な機能が融合し、静かで落ち着いた住環境と利便性の高さを兼ね備えた魅力的な街です。
山東京伝
山東京伝(さんとう きょうでん、1761年 - 1816年)は、江戸時代後期の戯作者であり、浮世絵師でもありました。本名を岩瀬醒(いわせ さむる)といい、通称は京屋伝蔵でした。
生涯と作風
浮世絵師としての活躍:
当初は「北尾政演(きたお まさのぶ)」という画号で浮世絵師として活動していました。美人画などを描き、好評を博します。
戯作者としての成功:
浮世絵師としての活動と並行して、黄表紙(きびょうし)や洒落本(しゃれぼん)といった通俗小説を執筆するようになります。黄表紙『江戸生艶気樺焼』(えどうまれうわきのかばやき)や洒落本『通言総籬』(つうげんそうまがき)といった作品が大ヒットし、当時の人気作家となります。
寛政の改革と手鎖の刑:
しかし、松平定信が主導する寛政の改革において、風紀を乱す書物として洒落本が取り締まりの対象となります。京伝の作品『娼妓絹籭』(しょうぎきぬぶるい)などが摘発され、彼は手鎖(てぐさり)50日の刑に処されました。これは当時の人気作家に対する見せしめと見なされました。
晩年:
この事件以降、洒落本や黄表紙から離れ、読本(よみほん)と呼ばれる文学性の高い作品や、考証学的な研究に力を注ぐようになります。また、商才にも長けており、自らデザインした煙草入れなどを売る店「京屋」を営み、これも大成功を収めました。
評価と影響
山東京伝は、江戸の町人文化を代表する人物であり、「粋」や「通」を体現した人物として知られています。彼の作品は、後世の文学や文化にも大きな影響を与えました。特に、遊郭の様子を写実的に描きながら、そこにユーモアや風刺を盛り込む作風は、江戸の文学を語る上で欠かせないものです。
また、仲間内で飲食代を均等に支払う「割り勘」を提唱した人物としても知られており、この勘定方法は「京伝勘定」と呼ばれました。
北尾重政
北尾重政(きたお しげまさ、1739年 - 1820年)は、江戸時代中期の浮世絵師で、「北尾派」の祖として知られています。
生涯と作風
北尾派の祖:
彼は多くの弟子を育て、浮世絵界に「北尾派」を形成しました。弟子の山東京伝(北尾政演)や、後に狩野派に転向した鍬形蕙斎(くわがた けいさい/北尾政美)など、後世に名を残す優れた才能を輩出しています。
多様な画業:
生涯を通じて、美人画、役者絵、風景画、花鳥画など、さまざまなテーマの作品を手掛けました。特に、美人画では鈴木春信や勝川春章らと並んで、安永から天明期にかけての浮世絵美人画の流行を牽引しました。
絵本・挿絵での活躍:
一枚絵だけでなく、絵本や黄表紙といった読物の挿絵も数多く手掛けました。彼自身が書物を出版・販売する書肆(しょし)の家庭に生まれたこともあり、本に関わる仕事に生きがいを見出していたと言われています。新興の版元であった蔦屋重三郎の最初のヒット作に挿絵を描くなど、出版事業にも深く関わりました。
代表作:
『青楼美人合姿鏡』(せいろうびじんあわせすがたかがみ): 勝川春章との合作で、吉原の遊女の姿を描いた美人画の絵本です。当時の人気を博し、彼の名を一躍高めました。
『摘み草図』: 肉筆画の代表作の一つで、春の野で草花を摘む女性たちを生き生きと描いています。
北尾重政は、錦絵の黎明期を支えた重要な画家の一人であり、その流麗な筆致と教養豊かな作風は、多くの人々に愛されました。また、多くの優れた弟子を育てたことから、浮世絵史において欠かせない人物として評価されています。
江戸生艶気樺焼
『江戸生艶気樺焼』(えどうまれうわきのかばやき)は、山東京伝が作・画を手がけ、天明5年(1785年)に刊行された黄表紙(きびょうし)の代表作です。
作品の概要
ジャンル: 黄表紙。大人の読者を対象とした、絵と文章が一体となった滑稽な物語です。
作者: 山東京伝(当時24歳)。画号は北尾政演(きたお まさのぶ)を用いていました。
版元: 当時新興の版元で、後に京伝のベストパートナーとなる蔦屋重三郎です。
題名の由来: 江戸名物の「江戸前鰻の蒲焼」をもじったもので、洒落が通じる江戸っ子の気風を表しています。
あらすじ
主人公は、百万長者の息子である19歳の**艶二郎(えんじろう)**です。醜い容姿にもかかわらず、自分は色男だと自惚れています。
世間に「浮気者」として有名になりたいと考えた彼は、悪友たちにそそのかされ、さまざまな馬鹿げた計画を実行します。
架空の恋人の名を彫る: 恋人の名を腕に彫るのが色男の証だと信じ、架空の女性たちの名を刺青で彫ります。
芸者を雇って駆け落ち騒動: 芸者を雇って自分の家に駆け込ませ、周囲に「若旦那に惚れた女が身分を捨てて駆け落ちしてきた」と思わせようとします。
心中騒動: 最終的には、遊女と心中しようとまで計画しますが、それは父親が仕組んだ狂言でした。
この騒動を通して、艶二郎は自身の愚かさを悟り、改心して真人間になるという筋書きです。
作品の評価と影響
『江戸生艶気樺焼』は、当時の大ベストセラーとなり、山東京伝の作家としての名声を不動のものにしました。
風刺とユーモア: 醜男なのにうぬぼれている艶二郎の姿を徹底的に滑稽に描くことで、当時の「粋」や「通」を気取る町人たちを風刺しています。
キャラクターの影響: 主人公の艶二郎は、当時の「うぬぼれ屋」の代名詞となり、彼の鼻は「京伝鼻」と呼ばれるほど、社会に浸透しました。
黄表紙の金字塔: この作品のヒットにより、黄表紙というジャンルは確立され、その後の戯作文学に大きな影響を与えました。
この作品は、江戸の町人文化の面白さや人間模様を、絵と文章で巧みに表現した傑作として、現在も高く評価されています。
#大河べらぼう ダイジェスト🦊
— 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日曜夜8時 (@berabou_nhk) August 4, 2025
第29回の見どころを2分に凝縮してお届けします⏱
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