出た!ツダケン🍶【連続テレビ小説】あんぱん 第13週「サラバ 涙」(64)
出た!ツダケン
こんんちは
猫好き父さんです
遂にでました
ツダケン
お昼から闇市で酒飲んで
豪勢なことです
あらすじ
速記の本を参考に次郎(中島歩)の速記を読み解いたのぶは、彼からのメッセージに胸が熱くなる。その日から、速記の猛勉強が始まる。同じころ、柳井家には健太郎(高橋文哉)が訪ねてきて、嵩(北村匠海)を唖然とさせていた。そんなある日、闇市で客と行商のやり取りをこっそり速記でメモしていたのぶは、近くで酒を飲んでいた男たちに声をかけられて…。
出演
【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,原菜乃華,高橋文哉,中島歩,神野三鈴,倉悠貴,瞳水ひまり,戸田菜穂
【作】中園ミホ
🏃♀️#あんぱんオフショット🖌
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) June 26, 2025
屋台で一枚📷
この2人との出会いが、のぶの運命を大きく動かします!#今田美桜 #津田健次郎 #倉悠貴#朝ドラあんぱん 見逃し配信中📱https://t.co/2pjU6EE2BQ pic.twitter.com/J6fBB05LL3
闇市の相場
太平洋戦争終戦時、日本の経済は壊滅的な状況にあり、深刻な物資不足とハイパーインフレーションに見舞われました。政府による公定価格(統制価格)が存在していましたが、生産や流通が麻痺していたため、市場にはほとんど物資が出回らず、多くの人々は闇市に頼って食料や生活必需品を入手せざるを得ませんでした。
闇市の物価の特徴
闇市の物価は、公定価格とは比較にならないほど法外な高値がついていました。これは、需要に対して供給が圧倒的に不足していたこと、そして通貨の価値が急速に下落していたことが主な原因です。
具体的な例をいくつか挙げます(時期や地域によって変動はありますが、概ね終戦直後から1946年頃の状況です)。
- 米:
- 公定価格が1升(約1.5kg)数十銭(例:約0.53円)であったのに対し、闇市では70円に跳ね上がったという記録があります。これは130倍以上の価格差に相当します。
- 別の記録では、仕入れ価格が65円~70円で、販売価格は90円~110円だった時期もあります(昭和22年5月調査)。
- 砂糖:
- 公定価格の267倍、あるいは500倍といった異常な高値で取引されていた記録が残っています。例えば、1貫目(約3.75kg)が公定価格で3.79円のところ、闇市では1,000円にも達しました。
- その他の食料品:
- みそ1貫目: 公定価格2円が闇市で40円
- 醤油2リットル: 公定価格1.32円が闇市で60円
- 鶏卵100匁(約375g): 公定価格1.82円が闇市で21円
- さつまいも1貫目: 公定価格1.20円が闇市で50円
- コッペパン1個: 月給100円の時代に10円で売れたという証言もあります。
- 酒類:
- 清酒2級1升: 公定価格8円が闇市で350円
- ビール大瓶1本: 公定価格2.85円が闇市で20円
高騰の背景
- 物資の絶対的不足: 戦争による生産設備の破壊、農業生産の低迷、海外からの輸入途絶により、食料や生活必需品が壊滅的に不足していました。
- インフレーションの進行: 軍事費の膨張、戦後の臨時軍事費の支出、通貨の過剰発行により、通貨の価値が急落しました。人々は現金を手元に置いておくよりも、現物資産(食料など)を手に入れることを優先したため、物価の更なる上昇を招きました。
- 配給制度の麻痺: 政府による配給制度は機能不全に陥り、配給される物資だけでは生活を維持することが不可能でした。このため、多くの国民が非合法と知りつつも闇市に頼らざるを得ませんでした。
- 「担ぎ屋」の出現: 都市部の住民は、電車を乗り継いで農村部へ食料を買い出しに行き、それを闇市で売る「担ぎ屋」として生計を立てる者も多くいました。彼らが運んでくる物資が闇市の供給源となりましたが、その過程で輸送費や危険手当が上乗せされ、価格が高騰しました。
- 公定価格との乖離: 公定価格は実態経済とかけ離れており、非現実的な低価格に設定されていました。これにより、正規ルートでは物資がほとんど流通せず、闇市場が拡大する要因となりました。
国民生活への影響
闇市の高騰した物価は、当時の国民生活に極めて深刻な影響を与えました。
- 生活苦の増大: 賃金だけでは最低限の生活も送れず、多くの人々が家財や着物を売って糊口をしのいだり、自ら闇屋になったりせざるを得ませんでした。
- 餓死者の発生: 公定価格を守り、闇市を利用しなかったために餓死した裁判官・山口良忠の例は、当時の食糧難と物価高騰の深刻さを象徴する出来事として語り継がれています。
- 社会秩序の混乱: 非合法な取引が横行し、社会の倫理観や秩序が揺らぎました。
このように、太平洋戦争終戦時の闇市の物価は、日本の壊滅的な経済状況と人々の生存への渇望を映し出すものであり、当時の極限的な暮らしを物語る重要な側面でした。
太平洋戦争終戦時(1945年)の日本の女性記者の数
太平洋戦争終戦時(1945年)の日本の女性記者の数を正確に把握することは非常に困難です。当時の統計データが整備されていなかったことや、戦後の混乱期であったため、詳細な記録が残っていないことが主な理由です。
しかし、当時の社会状況とジャーナリズムの状況から、以下のことが推測できます。
戦前の女性とジャーナリズム
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「職業婦人」としての女性記者:
戦前、特に大正から昭和初期にかけては、一部の女性が「職業婦人」として社会に進出し、記者の職に就くケースも存在しました。新聞社では、1914年(大正3年)に読売新聞が「よみうり婦人附録」を新設するなど、女性読者を意識した紙面づくりが行われ、女性記者や女性の視点を取り入れる動きも見られました。市川房枝のように、女性運動家として活動しながら新聞記者を務めた人物もいました。
しかし、その数は非常に限られており、男性が圧倒的多数を占めるジャーナリズムの世界では、ごく一部の存在でした。
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戦時中の状況:
太平洋戦争が激化すると、男性の多くが徴兵され戦地へ赴いたため、女性がそれまで男性が担っていた労働力として軍需産業をはじめ、様々な分野で動員されました。ジャーナリズムの分野でも、人手不足を補うために女性が一時的に活躍する機会は増えた可能性はありますが、国家総動員体制下では報道は厳しく統制され、ジャーナリズムの自由度は極めて低いものでした。
終戦直後の混乱と女性記者
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GHQによる民主化政策と女性の地位向上:
終戦後、GHQ(連合国軍総司令部)による占領政策のもと、日本の民主化が推進されました。この中で、女性の解放が重要な政策の一つとして掲げられ、婦人参政権の付与など、女性の法的・社会的な地位が大きく向上しました。
報道機関に対しても、言論統制の撤廃や自由な報道の推奨といった指示が出され、ジャーナリズムの環境は大きく変化しました。
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女性雑誌の復刊・創刊:
戦時下で統廃合された女性雑誌の復刊や、新しい女性雑誌の創刊が相次ぎました。これにより、女性の視点から情報を発信するメディアが増え、女性が執筆や編集に携わる機会は増加したと考えられます。
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明確な統計の欠如:
しかし、終戦直後の混乱期においては、新聞・通信社における女性記者の数を正確に把握した公的な統計はほとんど残っていません。当時の職業安定状況に関する資料でも、特定の職業に就く女性の数が詳細に記録されているものは稀です。
その後の女性記者の増加
参考までに、日本新聞協会が調査している「新聞・通信社従業員数と記者数の推移」を見ると、女性記者の比率がデータとして現れるのは比較的後の年代からです。
- 1980年代以降のデータ: 日本新聞協会の統計データでは、最も古い女性記者の比率が確認できるのは1980年代後半ごろからのようです。例えば、2001年(平成13年)のデータで、新聞・通信社の記者総数約2万3000人のうち、女性記者は約2500人、比率で約11%だったという記録があります(日本新聞協会調べ、2001年4月時点)。
このことから、終戦直後には、ジャーナリズムの世界で女性が活躍する素地は作られ始めましたが、その数はごく少数にとどまり、本格的に増加していくのは戦後の高度経済成長期以降、特に女性の社会進出が進んだ時代になってからであると推測されます。
終戦直後の女性記者は、極めてパイオニア的な存在であり、混乱と変革の時代の中で、新たな社会のあり方を模索する中で、女性の視点から報道に携わった人々だったと言えるでしょう。
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